「人の上に立つ」ために本当に大切なこと ジョン・C・マクスウェル【レビュー・愛読書紹介】

こんにちは!Jimmyです。

今回は、人の上に立つための心得について書かれたおすすめの書籍を紹介します。

タイトル
 
「人の上に立つ」ために本当に大切なこと 2013年発行

著者

 ジョン・C・マクスウェル (弓場隆 訳)

1947年生まれ、リーダーシップの世界的権威。ビジネス、軍、政治、スポーツ、国際協力はじめ、あらゆる分野から絶大な信頼と人気を得ている。

本書の概要

人々を惹きつけ、物事を成し遂げるリーダーになるために必要なこととは何か。

世界一のメンターと呼ばれる著者が、成功者の共通点から導き出されたリーダーが持つ21の人格的資質について書かれた本です。

 

この人についていきたいと心から思われるような、すぐれたリーダーになるための法則を知り、必要な資質を伸ばし、磨くのを手伝うことを目的としています。

 

各章は、過去の成功者や偉人の言葉や実際に実践してきた事例などを紹介しながら、その資質の必要性を説くとともに、身につけるためにするべきことを明記しています。

以下、21のそれぞれの項目(章)について、自分に当てはめ、考えながら読むことを勧めています。

どれも、才能ではなく、努力することで開発できる資質であるとされています。

人の上に立つために本当に大切なこと
目次

1 人格
2 カリスマ性
3 不屈の精神
4 コミュニケーション能力
5 能力
6 勇気
7 洞察力
8 集中力
9 与える力
10 独創性
11 聞くこと
12 情熱
13前向きな姿勢
14 問題解決力
15 対人関係能力
16 責任
17 心の安定
18 自己規律
19 奉仕の精神
20 学ぶ心
21 ビジョン

レビュー

感想とお薦めする理由

21の項目だけ見ると、確かにリーダーについて必要な資質であることに間違いなさそうです。

特に目新しい能力を採り上げているわけではありません。

 

本書でも再三述べられていますが、問題は行動に移せるかどうかです。

読んで、「確かにそうですね」で終わってしまっては意味がありません。

1ヶ月もすれば、内容はほぼ忘れているでしょう。

 

本書は読者の記憶に残りやすく、行動を起こしやすくするような工夫がされている点が大きな特徴です。

まずそれぞれの章では、過去の成功者や偉人、その資質を特に体現している人の事例や名言が簡潔にまとめられており、

読者に納得感と感銘を与えるとともに、やる気を起こさせるような役割になっています。

 

そして、その資質がなぜ必要なのか、どのような場面で役に立つのかについて述べられています。

最後に、資質を身につけるためにあなたが必要な行動や思考するべきことが述べられており、一つ一つ考えることができる構成になっています。

 

やろうと思えば誰でも始められるような行動目標や指針が書かれていますので、自分を変えるための一歩を踏み出すのに役に立つのではないかと思います。

 

例えば13章目の「前向きな姿勢」について少し紹介します。

ここで登場する偉人は、トーマス・エジソンです。

誰もが知っている人なので人物説明は多く要らないと思い、この章を選びました。

そうです、すごい発明家です。

 

エジソンは大変な楽天家であり、前向きな姿勢をいつも絶やさず持っていたと言われています。

本書では、エジソンの発明のための一番重要な研究所が火事で無くなったときのエピソードが書かれています。

 

フットボールコート3つ分くらいの巨大な建物で(私たち日本人はフットボールコートがどれだけ広いかあまり感覚が無いと思いますが、とりあえず超巨大且つ重要な建物だったようです)、いつもここで研究に没頭していました。

製品の製造も行われており、顧客への配送も行なっていた、最も重要な拠点でした。

 

エジソンはこの場所を愛していました。

しかし、悲運の火事でほとんどが燃えてしまいました。

当時エジソンは67歳でした。

エジソンが生きていた当時のアメリカの平均寿命は、60歳ほどでしたので、感覚的にはかなりの高齢です。

 

意気消沈どころか研究人生に終止符を打ってもおかしくない出来事が発生してしまいましたが、エジソンはこう語っています。

「私は67歳だ。しかしもう一度やり直すことができないほど年をとっているわけではない。今までだって何度もこういう目に遭ってきたんだ。」

 

実際に、ここから建て直し、84歳で亡くなるまで生涯研究を続けました。

 

そして、このようなコメントも残しています。

「人生の失敗者の多くは、もう少しで成功できることに気づかずにやめてしまった人びとだ」

インパクトのある内容です。

 

続いて、前向きな姿勢について重要な示唆が4つほど示されます。

・心の持ち方は自分で選べること

・心の持ち方は行動を決定すること

・あなたの部下はあなたの心の持ち方を映し出す鏡であること

・前向きな姿勢を維持することはそれを取り戻すよりもたやすいこと

 

それぞれについて、成功者が残した言葉を用いながら前向きな姿勢がなぜ重要で、どのような影響を及ぼすかについて興味深い内容が書かれています。

 

章の最後は、いつでもやる気を持ち、前向きでい続けるためにやるべきことが簡潔にまとめられています。

 

そのうちの一部を紹介すると、

前向きな姿勢を維持しにくくなったときは、意欲を高める「燃料」を定期的に補給する必要がある。前向きな姿勢にさせてくれる本を読もう。

その他、

・毎日、目標を達成すること

・やる気を起こさせるメッセージを壁に貼ること

について具体的な取るべき行動が示されています。

 

各章はどれも10ページほどにまとまっています。

難解な言葉や概念も無いためすんなり頭に入ってきます。

 

多くの時間は、それを読んで自分に照らし合わせて考えるために使ってください、という著者のメッセージかと受け取っています。

 

21の資質に分けられた各章は独立していながら、他の資質とも密接に関わり合っていることに気づきます。

1つの章で述べられたことが他の章でも必要な要素になっており、相互補完の関係にあります。

ある章で考えたことを実行することで、他の章で必要とされていることも同時に実行することになります。

 

本書に書いてあることを基に、自分を見つめ、行動を起こすことで、リーダーとしてのレベルアップを図ることができます。

 

繰り返しますが、些細なことでも行動することは難しいことです。

自分に足りない資質を考え、改善していく過程を踏むのに、本書は大変有効であると考えます。

人の上に立つために本当に大切なこと

きっかけと受けた影響

この本を読むきっかけになったのは、会社員の頃ですが、リーダーについてよく考えさせられることがあったからです。

組織に所属していれば必ず多くのリーダーと協働することになります。

 

一言でリーダーといっても、実に様々なタイプのリーダーがいます。

知識や経験に裏付けされた能力で引っ張っていくリーダーもいれば、うまく部下のやる気を引き出し、モチベートすることが上手なリーダーもいました。

 

また、とにかく部下に対して圧力をかけて恐怖政治をするようなリーダーもいましたし、そもそもリーダーであることが不思議なくらい何もできない肩書きだけのリーダーもいました。

 

リーダーによって、組織はよくもなり悪くもなることを体験してきました。

組織にとって、リーダーの資質が担う役割は、計り知れないほど大きなものであると認識するようになりました。

 

大企業であれば、たくさんのリーダーが存在します。

リーダーも組織の一部であり、役割は細分化され、

平時は、いなくても組織は回るようになっています。

 

しかし良いリーダーと悪いリーダーでは組織の中の人の動き方や、発揮できる能力、そして働く人の気持ちが全く違ってきます。

それにも関わらず、リーダーである人間は、大組織という一見安定した座布団の上に胡座をかき、本来研鑽されるべきリーダーとしての資質を疎かにし、上ばかりを気にして自分のポジションを確保しようとする気質の人が大変多く見受けられました。

 

残念に思うのと同時に、このような組織に将来は無いと確信しました。

人の上に立つ人間が必要な能力や資質について、あらゆる本や歴史書物を読むようになり、この本に出会いました。

 

私も、サラリーマン時代の最後の数年は、小さいながらも一つの部署を取りまとめる立場にいましたので、リーダーに求められることを意識しながら、日々試み、失敗し、勉強の連続でした。

 

忙しさや、緊迫した場面、苦しい状況でこそ組織を良い方向に向かわせるようになるにはどうすればよいか、本書を読みながら自分の状況に置き換え考えるようにしています。

本書の中の偉人の言葉にも出てきましたが、行動し経験を積むこと無しに真のリーダーにはなれません。

 

「成功するための唯一の方法は、失敗の数を2倍に増やすことだ。」(IBM創設者 トーマス・ワトソン)

 

真のリーダーになることに興味のある方は是非読んでみてください。

人の上に立つために本当に大切なこと

 

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