人生を変えるために本の力は絶大である
こんにちは!Jimmyです。
人生を変えるために、自己啓発セミナーや書籍にきっかけを求める人は多いと思います。
私もサラリーマン時代、これらのものに頼りながら自分の人生を考え続けてきました。
その中で、特に勇気付けられ、自分の人生を考える上で指針となった本を厳選して、本記事で紹介します。
おすすめの自己啓発本厳選のポイント
いずれの本にも共通していることは、小手先のハウツー本ではないということです。
人には「人生における希望」があります。
お金持ちになりたいという希望にせよ、こういう生活がしたいという希望にせよ、
誰もが求めている人生は、すなわち「幸福な人生」であるということに間違いありません。
しかし、「幸福な人生」とは、非常に曖昧です。
自分自身でも、うまく定義できないケースが非常に多いのが現実です。
そのため、幸福な人生とは何か、何のために生きているのかというテーマは、誰もが取り組まざるを得ない課題です。
これをしっかり考えないと、曖昧ながらも誰もが求めてやまない「幸福な人生」が実現することはありません。
今回紹介する本は、そのような考えを促すような内容になっており、しかも学術書のような難しさもありません。
読みやすく、誰が読んでも感じるものがあるはずです。
ただし、流し読みをして終わりにしてしまっては、どれだけ素晴らしい本でも効果がありません。
真剣に、自分と照らし合わせながら考えて読むことで、驚くべき影響力を発揮します。
こんな人におすすめ!
- 今のままの自分、今のままの人生でよいのか迷っている人
- 毎日幸福感を感じられずに生きている人
- 人生を変える勇気がない人
- 何が正しいことなのか、考え方における強い指針がほしいという人
- 分野を問わず、成功したいと願っている人
人生100年の絶対的指針となる、稲盛和夫さんの「考え方」
本書の概要
日本を代表する経営者である稲盛和夫さんの著書です。
京セラの創業者であり、第二電電(現KDDI)の創業、JALの再建などが有名ですが、数多くの経営者が稲盛和夫さんの考え方から影響を受け、学んでいます。
稲盛さんが、半世紀以上に及ぶ経営者としての経験から導き出された、人生、仕事に対する考え方について説明されています。
どれも、特定の仕事や狭い範囲だけで適用されるものではなく、普遍的で人生全般に通用する考え方であることが特徴です。
ここがポイント
稲盛さんが本書だけでなく、常々仰られることの一つにこんな言葉があります。
「人間として正しいことを正しいままに貫く」
京セラの創業のときも、JALの再建を任されたときも、過酷な状況や困難は数えきれないほどあった中、それらを乗り越えることができた原動力といってよいでしょう。
正しいことを正しいままに貫く、これは当たり前のように聞こえるかもしれません。
しかし、これをいつも実行できる人がどれほどいるでしょうか。
圧倒的に少ないと思います。
言い換えれば、だからこそ、圧倒的な人生の幸福であったり、圧倒的な仕事の結果を出せない人が大多数であると考えられます。
「当たり前のように聞こえるけれど、ほとんどが出来ていないこと」
これをやるほど難しいことはありません。
そこで、稲盛さんのような成功者の言葉に耳を傾け学ぶことが効果的であり、圧倒的に変わるために必要になってきます。
稲盛さんが実際に経験されてきた困難な状況で、どのように考え、行動してきたのかを学び、そこから考えることが出来ます。
絶対に覚えておきたい、人生と仕事における方程式があります。
熱意と能力は、それぞれ0から100までで表します。
つまり、全くやる気のない人や、あることが全くできない人は0になります。
いつも燃えている人や、能力が優れている人が100となるわけです。
一方、考え方はマイナス100から100までとなります。
なぜなら、考え方にはよい考え方とよくない考え方があるからです。
よくない考え方をしていれば、0どころかマイナスになります。
考え方がよくない、人間として間違った考え方をしている、つまりマイナスであれば、人生や仕事の結果もマイナスとなってしまうのです。
もっと言えば、よくない考え方を持っていた場合、能力や熱意が高ければ高いほど、マイナスの結果も大きくなる、つまり破滅に近づくと言えます。
考えてみれば、能力と行動力のある人が、一瞬大成功をおさめた後、転落していくという事例を私たちはよく耳にします。
それほどまでに、人生や仕事における「考え方」は重要であるというのが稲盛さんの教えです。
では、どのような考え方をしていけばよいのでしょうか。
繰り返しになりますが、どれも目新しいものではなく、人として当たり前のことを当たり前に貫くということが基礎になります。
稲盛さんの言葉に耳を傾け、実際の事例から学び、自分自身の考え方を新たにすることができれば、人生は変わります。
これ以上ない、最高の人生の教科書であり、影響力を感じる本です。
幸福、人生、成功に不可欠な考え方を是非身につけてください!
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軽快な語り口調が心に響く、丸尾孝俊さんの「大富豪アニキの教え」
本書の概要
バリ島で大成功をおさめた大富豪アニキこと丸尾孝俊さんの著書です。
とんでもないほどのエネルギーを持った方で、日本のメディアなどでも多数取り上げられています。
「このままの自分で一生を終えたくない!」
自分を変えるために、そして将来成功をおさめるために、アニキを訪ねた31歳のごく普通のサラリーマン男性が主人公です。
主人公が、大富豪であるアニキに質問して、アニキが「余裕や!」と瞬時に答えるという形式で大切な教えが25の項目に渡り記載されています。
ここがポイント
大成功をおさめるための根本的な考え方、行動について、兄貴ならではの軽快な口調で大変わかりやすく語られています。
バリ島から日本を応援するアニキの目標は、日本の良さを取り戻すことです。
日本の良さとは何か?
人と人との繋がりであり、「相手を自分ごとのように大切にする心」です。
取り戻すとは、昔の日本の良かったところを見直すということでもあります。
「ちょっと待って!」と思う人が多いと思います。
昔を懐かしみ、今を嘆いているような人はたくさん思い浮かびます。
「いまどきの若いもんは・・・」と。
アニキもそのような人なのでしょうか?
全く違います。
古臭さを感じるどころか、むしろ新しい視点を与えてもらっているように感じます。
圧倒的なエネルギーを持ったアニキの背景にはいつも人との繋がりがあります。
相手を自分ごとのように大切にする気持ちを常に持って行動してきたことで、大成功を収めた実績があります。
今でも、毎日人が訪れ、アニキの教えを求めているようです。
寝るときとトイレ以外はいつも人といる、というのがアニキの生活実態だそうです。
バリ島の人々もアニキのことを大変慕っている様子が伺えます。
それもそのはず、何十人も身寄りのない子の里親になったり、寄付をしたり、施設を建設したり、伝統行事を守ったりと、数多くの慈善活動もされている方です。
とんでもないエネルギーと爽やかさ、そして有言実行。
毎朝起きた瞬間からパワー全開だそうです。
このような人の言葉には、自然と力が宿るように感じます。
大富豪になられたのも納得できます。
アニキのパワーや幸福感の源であり、大切にしていること、行動原則、成功のために必要なことは何なのか、
他の自己啓発本とは一線を画した無二の書籍であることは間違いありません。
読んでいてパワーをもらえる本です。
そのパワーこそ、自分を変える第一歩を踏み出すために必要なものなのではないかと思います。
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本当の自分を知るために、「史上最強の人生戦略マニュアル」
本書の概要
心理学などをもとに、長年「戦略的人生設計」について研究してきたフィリップ・マグローという人の著書です。
自分の本当の望みや価値観を見出し、それを実現するための方法がワークシートや課題形式によって示されているという内容になっています。
まず人間の特性を知ること、そして自分の考えや価値観と正直に向き合うことから始まります。
そして、自己認識を完全にした上で、人生の戦略を設計していくという作業に入ります。
人間の本質に則したやり方が採用されていますので、時間をかけてじっくり取り組めば、これ以上ない自己認識を促すための本になります。
ここがポイント
まず本書は短い本ではありません。
400ページ超にも及びますが、それを読んで、課題に取り組むだけの価値はあります。
はっきり言って「くどい!」と思えるくらい、前置きや、それぞれ用意されている課題を実施することの大切さや意義について書かれているためページ数が膨大になったと推測しています。
では、なぜここまでくどく書かれているのか?
それだけ、ほとんどの人が、正確な自己認識ができておらず、人間の特性を理解していないということです。
「幸せ」も「人生」も非常に曖昧な言葉です。
「幸せな人生」となれば、もっと曖昧になるのです。
自分自身の追い求める幸せを本当に理解すること、自分自身でも気づいていない物の見方や価値観、障害などを深く認識しないと、人生設計をしても意味がありません。
曖昧なままで設計しても、自分の本当の目指すところでなければ人生で最高の結果を手にすることはできません。
人生戦略を作るためのスタート地点にも立てないというところが重要な考え方です。
そのため、前半の大部分は、人間の特性を心理学的な視点に立ち見事に説明がなされており、それを理解するところから始まります。
それが「人生の法則」と著者が呼んでいる人生設計をやる前に不可欠な要素になります。
人はいかに、自分が見たくないものを見てこなかったか、都合が良いように解釈しているか、否定的な信念が形成されているかに気づきます。
それらを認識した上で、自分を振り返り、本当に自分が望んでいることを探していくという作業を本書にしたがってすることになります。
”おせっかいな”本である一方、非常に細かく丁寧に書いてあるのも事実です。
本書に沿って時間をかけて自己認識をして、人生設計の作業をすれば、これまでとは比べものにならないくらい質の高い自己分析ができます。
時間はかかりますが、長い人生の指針になると考えれば、微々たる時間で大きな効果が得られると考えられます。
今の自分と目指すべき自分をしっかり理解し、さらに、そのためにやるべきことの優先順位をつけること、そして具体的な戦略の進め方について、後半でしっかりフォローされています。
何冊も自己分析や、将来の人生設計に関する本を読む必要はなく、この一冊で完結できます。
一度は腰を据えて、じっくり取り組む必要があるものです。
この機会に本書で実践してみることをお勧めします。
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以上、今回は人生を変えるために大変役に立つおすすめの本を紹介しました。
幸福感のある自分の人生を歩むきっかけになることを願っています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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