禁煙する方法は楽に緩く!【悲壮な覚悟では続けられない理由】

こんにちは!Jimmyです。

禁煙ブームということなのか、喫煙者は右肩下がりで減り続けています。

喫煙者の約半数は、「できればやめたい」と思っているという調査結果もあるようです。

 

健康によくないことは誰もが知っています。

今後も増税が続き、価格が上がり続けることは、ほぼ間違いないでしょう。

それでも、習慣になっていれば、なかなかやめられないものです。

 

子供が生まれたり、病気になったり、人生の節目にやめる人は多いですが、

そういう節目ではなくても、少し目線を変えて、

「あれ、別になくてもいいんじゃないか?」と思えるような考え方をしてみてはいかがでしょうか。

 

難しく考えるとなかなかやめられません。

「禁煙なんて実は大したことないのではないか」と思うことが大切だと思います。

私の経験をもとに、考え方を示します。

たばこの歴史と喫煙率

たばこの歴史は意外と浅い

世界で見れば7世紀くらいまで遡るそうですが、

日本にたばこが持ち込まれたのは、16世紀と言われています。

ちょうど鉄砲が種子島に持ち込まれたのと同じくらいの時期です。

 

ですから、日本のたばこの歴史は長くても500年くらいのものであることがわかります。

江戸時代にはたびたび禁煙令が出されており、この頃から、浪費の対象とされ、健康に害を及ぼすという説もあったようです。

 

今主流の紙巻たばこが生産されるようになったのは明治時代です。

そこから量産が始まり、喫煙者も増えていったと考えられます。

ちなみに、たばこに税金が課されたのも明治時代ということでした。(1876年)

 

庶民がたばこを当たり前に吸うようになってから、意外と日は浅いのです。

数千年の歴史があるお酒に比べると、大きな違いがあることがわかります。

 

✔️お酒の歴史と違い、たばこの歴史は浅い。

✔️人類はほとんどの期間、たばこなしで生きてきた。

 

喫煙率の昔と今 かなりやめた現実

最近は、年々喫煙者は減少しているようですが、調べてみると、昭和40年以降ずっと減少しているようです。

むしろ、昭和40年台の喫煙率が異常であったのかもしれません。

元々女性の喫煙率は少なかったのですが、男性の喫煙率の減少は顕著です。

 

1965年 男性喫煙率 82.3% 
      女性喫煙率 15.7%2018年 男性喫煙率 27.8%
      女性喫煙率  8.7%

 

禁煙は難しいと言われていますが、これだけ喫煙率は下がっています。

もちろん世代交代により、たばこを生涯吸わない人も増えているのでしょう。

それでも、途中でやめる人も相当数はいるのです。

 

直近の10年間で見ても、喫煙率は10%以上も下がっています。

 

✔️凄まじい勢いで喫煙率は下がっている。

✔️禁煙は難しいと言われているが、やめようと思えばできる。事実、かなりの人がやめている。

始めるきっかけは、やめるきっかけにもなる

昔から、健康への悪影響は認識されていたようですが、なぜ人はそれでも喫煙を始めるのか。

調査結果は様々ありますが、共通して言えることは、周囲の影響を受けてというのがもっとも多いということです。

 

親、友人、知人、同僚など周りの人が吸っていたから自然の流れで、ということもあるでしょう。

 

端的に言って、たばこが「かっこよく見えた」ということが大きいでしょう。

 

周りが吸っていて、面白そう、カッコ良さそう、大人に見える!という思いからスタートする人が多いということです。

 

私も、吸い始めたきっかけは、完全に「かっこいいから」という理由一択であったのを思い出します。

少し悪そうでかっこよく見えたのです。

映画、ドラマ、漫画にも、たばこのシーンがよく描かれていた影響も大きいと思います。

 

しかし、今考えれば、その理由でたばこを始めた自分は、とてもかっこ悪いことを知っています。

 

「気付いたらやめられなくなっていたから吸っている」という人がほとんどでしょう。

今、かっこよくないことに気付いているのであれば、吸う本来の意味はなくなったことになります。

それどころか、今では、かっこ悪い、嫌がられる存在としてみなされることが多くなっています。

 

✔️若気の至りでここまで来ているケースが多い。

✔️吸う理由は、よく考えれば何もない。

確実に取り残されるという現実

今、映画やドラマなどを見ていても、喫煙シーンはほとんどありません。

喫煙がかっこよく映らないように配慮されています。

喫煙する大人が減少していることもあり、今後、喫煙をかっこいいと思って試してみたいと思う若い人も、少なくなるでしょう。

 

実社会でも、喫煙可能な場所自体が減っています。

見通しの良い、広い道であっても禁止地域では吸ってはダメ!

広大な公園であってもダメ!

室内ももちろんダメ!

 

もはや東京などの都市部にいると、喫煙区域難民になった気分になります。

駅前の一角に用意された喫煙エリアや、喫煙室といった、片隅に用意された狭い空間でしか吸えません。

 

人のたばこのにおいなど、好きな人はそうそういません。

一人で(もしくは少人数で)、開放感のある場所で吸うから気持ちが良いはずなのですが、

狭い密室や、区画で固まって煙まみれの中にいるのは気持ちが良いものではありません。

 

✔️開放感のあるところで自由に喫煙できない時代。

✔️わざわざ、狭い、煙だらけの部屋に行く価値があるのか?

今日一日だけというスパンで考える

たばこは依存性が高く、やめると禁断症状が出てきます。

一般的にはやめて8時間後くらいから出てくるのですが、そこから1週間ほどが禁断症状のピークのようです。

いきなりピークが来るため、今後一切吸えないと思うと、なかなか続きません。

 

禁煙して3日後には、ニコチンが体内からなくなり、禁断症状は早くも緩和傾向に向かうとのことです。

まずは3日を目標に禁煙を始めてみると無理がないかもしれません。

 

それでも、喫煙者からすれば、3日という目標でも長すぎるものです。

そこで、

今日1日だけ我慢、無理なら明日に吸ってよい!

くらいの気持ちで、今日1日だけを乗り切るつもりでやってみることです。

 

3日間、あるいは1週間くらいであれば、この方法で騙し騙し、乗り切ることが可能です。

 

1週間経てば、最初に比べて随分楽になります。

もう少し続けてみようかと思いやすくなるでしょう。

さらに、この頃には、ご飯が美味しく感じたり、睡眠の質が上がったり、体の調子がよくなったりと、

身体機能の回復も見られるようになるため、続ける意欲も湧きやすくなる人もいるでしょう。

 

✔️まずは今日1日だけ我慢するという気持ちで3日間!

✔️ピークは1週間、これを過ぎれば我慢も減る。

✔️吸おうと思えばいつでも吸えるというくらいの心構えでよい。

代替品を準備しておく

禁煙は大体、3日以内に断念する人が多いと思います。

理由はそれぞれですが、どうしてもストレスがたまるのでしょう。

イライラしやすくなるということも言えます。

 

そんな状態ですから、仕事やプライベートで、何か嫌なことがあったりすると、

「禁煙なんてやってられるかー!」

と一瞬で脱落となります。

 

ストレスがたまり、イライラする前提で、ストレス緩和のための代替品を用意しておくことが大事だと思います。

 

スイーツでも、ゲームでも睡眠でも、他の娯楽でも、いつもより甘い基準で自分に与えてもよいと思います。

 

普段はカロリーや、食事のバランスに気をつけているのであれば、

禁煙によるストレスを感じれば、深夜でもケーキOKという風に特例措置を出すとしのぎやすくなります。

 

特に最初の1週間は体重の増加など度外視で考えるとよいでしょう。

 

✔️ストレスによって、いとも簡単に禁煙は終わる。

✔️ストレス緩和の代替品を多めに自分に与える。

まとめ

喫煙が身体に悪いこと、百害あって一利なしであることは誰もが知っています。

健康のためにやめよう、家族のためにやめようと決意したとしても、意外と禁煙は続きません。

価格が高くなっているからやめようというのもほとんど効果はないと思います。

私も、そのような失敗は何度もしました。

 

禁煙に悲壮感は似合いません。

もう吸えないと思うほど、続けることが難しくなるからです。

 

禁煙するには、少し冷めた目線で、楽に考えてみることで、最初の一歩と、最初の3日間をクリアしやすくなります。

ピークは最初の1週間ですから、そこをまずはのらりくらり通過することが大事です。

難敵を相手にしていると考えずに、今回示した楽に考えるポイントを思い出しながら、力を入れすぎずに試してみることをお勧めします。

 

以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

考え方を変えるための記事を以下にも記載していますので、こちらも是非ご覧ください。

 

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