後輩・若い人から学ぶという意識が当たり前に大切な理由

変化の時代の学び

こんにちは!Jimmyです。

勉強でもスポーツでも仕事でも、私たちは多くの人から学びながら成長してきました。

指導してくれる人は、大人であったり、先輩であったり、その道の経験が長い人であったと思います。

ほとんどの場合年長者であり、先輩が後輩を指導するという形が一般的でした。

 

しかし、変化の激しい現代においては、その当たり前の構図だけでは対応できないことが増えています。

既存の概念ややり方が大きく変わる、競争のルールが変わるということが昔よりも頻繁に起きる世の中だからです。

 

一昔前のように、ある程度決まった軸の中で機能していた先輩・後輩の関係では学びきれない部分も出てきています。

そんなときに必要なのが、後輩・若い人から学ぶという姿勢です。

 

もちろん、長い人生により培われた経験や勘、人格などは、若者に真似できない部分も多々あると思います。

そこにおける上下関係、人間関係のあり方を否定するものではありません。

一方、若い人から自分が学ぶことなど何もないという態度でいると、そこに大きな弊害が潜んでいます。

フラットな、双方向の学びを意識することが、これから益々重要になっていくでしょう。

 

若い人から学ぶことを推進した事例

コロナ危機において、上手に対応して初期の蔓延を抑え込んだと言われているのが台湾です。

そして、その対応をリードし、注目を集めた人物こそ、オードリー・タン氏です。

この人の力なくして、台湾のコロナ対策成功はなかったと言っても過言ではないでしょう。

 

タン氏は、35歳でデジタル担当大臣に就任し、国のデジタル化を推進してきました。

その結果、コロナ禍において、デジタル技術を活かした、素早い対策を講じることができたと言われています。

異例の経歴と若さで大臣に就任したタン氏自身、天才であることは疑いようもありません。

簡単に真似できるものではないと言えます。

 

一方、タン氏を大臣として採用することができた台湾政府にも注目すべきでしょう。

当初、タン氏に注目したのは、当時のデジタル大臣であった蔡玉玲氏でした。

2014年に、蔡玉玲氏は、タン氏をメンターに指名したようです。

以下の記事に詳細がありますが、若い人が年配の人にアドバイスをする役割ということで「逆メンター」と表現されています。

参考記事:東洋経済オンライン 日本にオードリー・タンが誕生しない納得の訳

 

年齢差は、20歳以上です。

蔡玉玲氏は、タン氏の能力を借りて、当時のデジタル国策を推進していきました。

その成果があったからこそ、スムーズに、デジタル大臣に就任する流れができたと言えます。

台湾政府としても、学生運動の盛り上がりなどを背景に、若者の意見を重視する考え方を認識していました。

 

この考え方に、大きな影響を与えたのが、GEのジャック・ウェルチ会長だそうです。

「35歳以下の頭がいいメンターを探す」ことを推奨し、GE関連各社に逆メンター制度を導入したという経緯があるそうです。

デジタル化をはじめとする最新技術分野では、若い才能を活かす価値は大いにあると言えそうです。

後輩・若い人から学ぶべき当たり前の理由

新しいことに対処する、つまり変化に対応するべきことが多い時代です。

旧きを知ることも大切ですが、新しいことに対応することも必須です。

大きな変化を前提とすると、一方向ではない、双方向で学ぶスタンスが大切になることがわかります。

 

吸収力・柔軟性が違う

年齢を重ねるごとに、頭がかたくなっていくのはある程度致し方ないことです。

例外もあるかもしれませんが、新しいことをどんどん吸収できる力という意味では、若い人ほど優れています。

学びのスピードも早く、体力もあります。

そういう人からは、学ぶべきことが多くなるのは当然です。

先程の台湾の成功例を見れば明らかですが、デジタル化において、年配者だけでの対応は難しいのです。

若い頃に、そのような概念がなかったのですから、これは仕方のないことです。

 

流行なども、若者から発信されていきますが、そこには、変化に対しての敏感さ、受け入れられるだけの感性があります。

自分から変わっていける、考え方や意見も変えられるのが強みです。

年配世代ほど、新しい価値感を受け入れにくく、シフトは進みにくいものです。

 

それを自覚すれば、周りで起きている変化に対して若い人から学ぶ、意見を聞くという姿勢がいかに効果的であるかがわかります。

 

上下関係ではなくフラットな関係

年長者に一日の長があることも事実です。

人生経験、人脈、思想などにおいては、やはり先輩にアドバイスを求めたいものです。

今までは、この点においても、そして技術的な、職能的な観点からも上下関係が明確にされていました。

しかし、双方向の学びが必要な時代では、フラットな関係を作るという意識が大切になります。

 

年齢による上下関係という固定観念があると、フラットな双方向コミュニケーションの邪魔になります。

私たちの多くは、年齢による厳格な上下関係のもとで育ってきたはずです。

口で言うほど、フラットな関係を築くのは簡単ではないと思われます。

どうしても、年齢が離れた相手に対しては、自分が上(あるいは下)という意識が強くなります。

相手の年齢が下であれば、プライドが顔を覗かせることも増えるものです。

その分だけ、学びのチャンスを逸していると考えるべきでしょう。

 

そんな時こそ、過去の軸で判斷するべきではないという点、そして双方向の学びを意識する必要があります。

後輩・若い人からも学ばせてもらうという立ち位置は、一層大事なポイントとなるはずです。

そういう年長者に対して、若い人は器の大きさを感じているのではないでしょうか。

ここも、大きな価値感の転換点です。

 

以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

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