心技体、ビジネスも人生も体が資本

心技体で疎かにされがちな「体」

こんにちは!Jimmyです。

今回は心技体の大切さと、その中でも「体」への関心を高めることの大切さについて書いていきます。

 

スポーツの世界で結果を残し続けるには、心・技・体のバランスが大切だとよく言われます。

3つがバランスよく整っていなければ、目覚しい結果を出すことはできないとされています。

 

これはスポーツに限らず、ビジネス、そして人生全般にも当てはまることだと思います。

長い人生、勝負どころで力を存分に発揮するためには、心技体全てにおいて充実している必要があります。

 

ところが、3つの要素のうち、「体」については、意外とおろそかにしてしまいがちではないでしょうか。

 

最近では、メンタルに関する本が多く出版されています。

いかに心をコントロールするか、強くしていくかについて、熱心に考える人は以前よりも増えてきているようです。

「技」についても同様で、必要なスキルを磨くために自己投資している人は多くいます。

 

一方、「体」については、健康であることが当たり前になっており、意識が他の2つに比べて向けられにくいように感じます。

特に20代のうちは体力があって、病気になるようなこともほとんどありません。

つい体に無理をさせてしまうことが多くなる傾向があると言えます。

”体が資本”でも仕事が忙しいと忘れがち

 

私自身も、サラリーマン時代、「体」に関するケアにあまり意識が向いていなかったことを思い出します。

仕事をしていれば、1日の大半の時間を仕事に費やし、少なからずプレッシャーやストレスが蓄積されることになります。

 

深酒、タバコ、睡眠不足、運動不足、食事の偏り、深夜の飲食

体に悪いとされることをフルコースで実践してしまっていた時期がありました。

 

30歳を過ぎたあたりで、体重は80キロを超えました。

健康診断では、脂肪肝、胆結晶などを指摘されるようになり、他の検査数値もどんどん悪くなっていきました。

 

ほんの数年の間に、一気に不健康が進行しました。

スーツは、お腹まわりが苦しくなり、毎年新しいものを新調する必要がありました。

 

仕事の内容や忙しさにも大きく影響するため、食事の時間が遅くなってしまったり、繁忙期には睡眠不足になったりするのは、多少仕方ない部分はあると思います。

 

しかし、意識的に体をケアする生活をしなければ、際限がなくなります。

運動することはほとんど無くなりましたし、深夜にものを食べることも気にならなくなっていきました。

健康診断結果で不健康自慢はやめましょう

 

健康診断での数値は明らかに悪化していったのですが、特に体調に異変をきたすようなことはありませんでした。

そのため、「健康を意識しなければ」と思いつつ、すぐに忘れていました。

 

健康診断の結果という意味では、周りにも問題のある人はたくさんいました。

総合判定がAやB(特に問題、異常がない人)の人を見つける方が難しかったと思います。

 

健康診断結果の話をしていると、必ず上には上がいます。(数値がもっと悪い人)

「まだまだ甘いな」と強烈な結果を見せてくれるのです。

 

年齢が1回り上の人になると、桁違いの数値を持っています。

γ-GTPで500を超える数値を見せられたときは驚きました。

 

周りも同じようなものなのだから大丈夫だろうと思ったわけではありませんが、危機感が薄れていたことは事実です。

 

健康診断の数値が悪いことは、仕事熱心であることの勲章と思っている人は少ないとは思いますが、

何のプラスにもならないため、不健康自慢はやめたほうがよいでしょう。

今の不摂生は将来の時間も犠牲にしている

会社を辞めて、自分の事業をしようと考えていた私にとって、健康でいることは絶対に必要な条件でした。

心技体をそろえるためにも、今のままでは良くないことは明らかでした。

 

不健康な生活をしていることは、将来の時間も奪っていることに気がつきました。

影響が出るのは、10年後、20年後、あるいはもっと先のことです。

その時に健康を害していては、公私ともにやりたいことができません。

 

今、忙しさやストレスの言い訳として続けている不摂生が、将来の時間を奪う結果になりかねません。

将来本当に大事な時に、全力を出せなかったら、もしくは家族との幸せな生活を奪ってしまったら、後悔してもしきれません。

 

仕事が忙しいと、なかなか生活環境を改めることが難しいため、「強く思う」ことが必要です。

今の仕事にこんなに時間を費やし、同時に将来の時間も奪ってしまっている。

それだけの価値のある仕事を今しているのか?

当時の私の答えは100%、Noでした。

 

それなら健康の優先順位を上げることをしない理由はありません。

そこから、忙しくても健康に対する意識を優先的に考えるようになりました。

 

ちなみに現在の私は、身長175センチ、体重68キロと標準に戻っています。

お酒は、以前はほぼ毎日飲んでいましたが、今では週に1回ほど。

運動の習慣がなくなっていましたが、今では定期的な運動、週2回のランニングをしています。

 

1日3食を守り、深夜のマックやアイスクリームはやめました。

禁煙も続けています。

人生の勝負所は今でしょうか?

 

今やっていることに、全力を傾けることは重要です。

手を抜いて仕事をすることを勧めているわけではありません。

一方で、その分犠牲にしていることがあるということを認識することも必要です。

 

体は資本です。

無理をすれば消耗しますし、ずっと同じペースで使い続けることはできません。

 

今の仕事に命を削ってでも取り組む価値があると腹をくくれれば、それはそれでよいのかもしれません。

後悔せず、納得できるものであればそれが一番だからです。

 

しかし、そうでなければ、今日できる健康のことを真剣に考えることが必要ではないかと思います。

超多忙な経営者でなくても、忙しいサラリーマン生活を送っている人の中にも、将来の時間を削るような不摂生をしている人がいます。

 

それが全ての原因とは言いませんが、若くして病気になったり、亡くなられる人もいます。

「そうなってたまるか!」と思った私は、早めに軌道修正をすることができました。

 

冒頭の言葉に戻りますが、勝負所で成果を出すためには心技体がそろっていることが絶対に必要です。

 

自分の勝負どころは今(だけ)でしょうか?

 

今の不摂生のために、将来来るべき”乾坤一擲”の勝負所を棒に振る可能性は考えていますか?

 

この問いかけが、健康への行動を起こすのに、私の場合は一番効果的だったので、最後に添えさせていただきました。

 

以上、ここまで読んでいただいてありがとうございました。

 

 

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