近所の神社に参拝することは、最高のマインドフルネス

神社に参拝して、地域の神様に感謝すること

こんにちは!Jimmyです。

最近、マインドフルネスという言葉をよく聞きます。

 

毎日、前向きに、正しい心を保ち続けていたいものです。

 

私のような人間は、放っておくと、正しくない考え方が頭をよぎることがよくあります。

そんな自分をリセットする意味も込めて、年に1回は必ず、先祖のお墓にお参りするようにしています。

(お墓の近くに住んでいるときは、毎週行くようにしています)

 

お寺にあるのですが、お寺の雰囲気と線香のかおりに包まれ、手を合わせることで自分をリセットします。

その時は、自分の心に溜まった煩悩が洗い落とされるような崇高な感覚になります。

 

もっと頻度を上げたいところですが、遠方に暮らしていてはなかなか頻繁に通うことはできません。

そこで、私は、毎週近所の神社に参拝するようにしています。

近所の神社は、すなわち、その土地の神様です。

 

生活させていただいている地域の神様に、参拝し御礼をするようにしています。

鳥居をくぐり、手を清め参拝します。

この時に、日々の無事を感謝し、正々堂々と正しく生きることを誓います。

 

こうすることで、ひとときは気持ちが高い位置で落ち着くことができます。

日常生活では、どうしても思い通りにならずにイライラすることや、焦ること、欲望にかられることなどがたくさんあります。

言ってみれば、強制的に気持ちを高尚な位置に高める場所が、先祖の墓であり、神様の前なのです。

崇高な信仰の対象は一つではない

日本には、多神教の歴史があります。

 

日本人は、ひとつの宗教を信仰することなく、いろいろな宗教行事を意味もわからず取り入れて楽しんでいると、よく言われることがあります。

実家には仏壇があるのに、横には神棚があるという家も多いでしょう。

それにも関わらず、結婚式は教会で賛美歌を歌うことに憧れ、クリスマスやハロウィンを祝うことも忘れません。

 

しかし、このような日本人の文化は、何も最近始まったことではありません。

多神教の国と先ほど書いた通り、信仰の対象は一つに限るものではありません。

 

究極的には、全ての物一つ一つに対しても神が宿ると考えられることもあり、物を大切に使うという価値観が形成されてきました。

 

また仏教のある宗派の教えでは、「山川草木悉有仏性」といって、一本の木や草であっても、全てが仏性を持っているとされています。

 

日本の伝統的な宗教は神道です。

代々、天皇即位の儀式は神道に則って執り行われます。

 

一方、歴史の授業で習った通り、仏様を信仰する仏教も盛んです。

しかも、神道を信仰しているはずの天皇が自ら旗をふって、仏教を奨励したこともありました。

有名なのが、聖武天皇による大仏建立の詔です。(奈良の大仏)

 

当時、飢饉や疫病などで国が壊滅寸前となり、仏教の力で国を救おうと考えたのがきっかけです。

神仏混合は、日本古来の神に対する考え方を表しており、理にかなった日本の文化です。

自分の気持ちをリセットさせる最高の効果

話を元に戻しますが、信仰の対象は一つとは限らないのが日本の伝統です。

参拝という意味でも、場所を一つに定める必要はありません。

 

違う土地に行けば、そこにはその土地の神様が祀られています。

違う国に行けば、呼び方は異なりますが、違う神様がいます。

重要なのは、そのような崇高な対象が近くに存在することです。

 

人間同士の繋がりによって、やる気が出る、元気が出る、気持ちが楽になるということは誰もが経験していることでしょう。

悩みを相談して気持ちが楽になる、いつもやる気に満ち溢れている人の話を聞いて、自分も元気をもらうといった経験です。

 

一方、より一層高い視点に立ち、自分を振り返るためには、人間同士の関わり合いの中では難しい場合があります。

私たちは、人智を超越した存在の前では、心静かに、正直に、謙虚になることが可能です。

 

たとえ短い時間であっても、その一瞬が気持ちをリセットさせる効果を持つと考えています。

神道を信仰していないと思っている人でも効果はあると思います。

 

事実、車からのゴミのポイ捨てが問題になった地域で、頻繁にゴミを捨てられる場所に、小さな鳥居を数本建てたところ、ゴミの量は激減したという話があります。

人が無意識のうちに、神様に対して畏敬の念を持っていることがわかります。

 

社会が便利になった一方で、国際間の経済競争は激しさを増しています。

将来に対して不安を覚える人が増えています。

余裕を無くし、時間に追われ、全体的に息苦しい雰囲気が社会を覆っているように感じます。

 

こんな時は、正しくない考え方、近視眼的な考え方や欲得にまみれた考え方をする人が増えます。

人のせいにする、世の中を恨む、他人を妬む、人を騙す、金銭欲にかられる、寛容さを失うということです。

 

その結果、多くの人が肉体的にも精神的にも疲れています。

だからこそ、一瞬であっても、気持ちを高い位置に落ち着け、自分の心をリセットすることが必要なのだと思います。

 

巷では、ヨガやマインドフルネスという言葉が流行っていますが、背景にはこういった切迫した心の事情があるように感じます。

 

神様に手を合わせたばかりの人が、悪いことをするでしょうか?

近くの神社に参拝し、地元の神様に感謝し、正しく生きる誓いをしてみてください。

 

私自身、神道家ではありませんし、細かい作法を十分に把握しているわけではありません。

それでも、自分の心をリセットさせ、正しい考え方に向かわせてくれる高い効果があると実感しています。

 

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以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

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