笑いは無上の開運剤
こんにちは!Jimmyです。
中村天風さんは、笑いは無上の強壮剤であり開運剤であると仰っています。
楽しいことがあるから、或いは運が良いから笑うのではなく、笑うから楽しくなり運も良くなるという考え方です。
辛い時に、暗い顔をしていると、ため息も出てきて余計にマイナスの気分になります。
不安なことばかり考えていれば、好転するようなイメージは描きにくくなります。
負のスパイラルに陥っている状態です。
一人でいても、今この瞬間に笑顔を作ることはできます。
笑顔を作っている間は、ほんの少しかもしれませんが、不思議と気持ちは軽くなるはずです。
人間、それほど器用にはできていないようで、笑いながらさらに落ち込むということはできないようです。
今日は気持ちが前に向かないと思ったら、まずは笑顔を作ってみることをお勧めします。
笑う回数は減っていくという現実
ところが、現代人は意外と笑わないようです。
未就学の子どもは、一日に400回ほど笑うそうです。
睡眠時間を10時間とすると、起きている時間は、ほぼ2分に1回は笑っているという頻度です。
確かに子どもを見ていると、何が面白いのかわからないようなことでも、大きな声で笑っています。
これが大人になるにつれて、減っていくということです。
あくまで自己申告によるアンケート調査ですが、20代以降では一日に十数回しか笑わないという結果もあるそうです。
笑顔も含めて、普段から表情がほとんどないという光景も珍しくありません。
様々な調査を見ていると、たとえ作り笑いであっても、免疫力を高めたり、ストレスを緩和するような効果があると言われています。
朗報に聞こえますが、この場合の作り笑いとは、何もないフラットな環境での作り笑いのことを言っているのだと思います。
職場における無理な作り笑いなどは、笑顔の効果よりもはるかに大きいストレスを感じることもあるでしょう。
仕事上の必要に迫られて作る笑顔だとすれば、そこに頼るべきではありません。
私も経験上、そのような笑顔で楽になった記憶はありません。
そういうわけで、必要なのは、何気ない会話、何気ない時間、一人でいるときなどに、意識して笑うということではないかと思います。
ご飯を食べるとき、食べ終わったとき、お風呂に入るとき、寝る前、起きたとき、空を見上げたとき、近所の人に会ったときなどが意識しやすいポイントです。
幼少期ほどの頻度は難しいにしても、ことあるごとに笑顔を作れば、今の倍笑うということは不可能ではないはずです。
今の倍開運すると考えて、日々の笑いに注意を払ってみてはいかがでしょうか。
笑う自分を作るためにできること
無理矢理に、今日数回多く笑うことができたとしても、それを続けることは簡単ではありません。
笑いは無上の開運剤ですが、そう思えるような心の状態にすらなっていないというケースも現代では珍しくありません。
私にも経験がありますが、心底気分が優れないようなときには、そのようなアドバイスが響くことはないでしょう。
せめて、やってみようと思える心の状態を作るために、できることを以下に紹介します。
まずは一息、外を歩くという方法
実践してみて、確かな効果を感じる方法の一つは、外を歩くということです。
単純ですがおすすめです。
閉塞感から抜け出し、気持ちを一新することができます。
忙しい中でも、少しの時間、外に出てみることは重要です。
気分が優れない中、部屋の中で無理やりに作業に集中しようとしても、効率が上がることはありません。
そういったときの作業効率は、想像している以上に悲惨です。
すぐにため息を付いて、作業が止まったり、別のことが気になったり、全てが上の空になったり。
たとえ一日中時間を費やしたとしても、本当に集中しているときの2時間にも満たないでしょう。
そうであれば、少しの時間、外を歩いてみるという選択肢は有効です。
天気が良く、視界が広がるような場所があればなおよしです。
空や海や山などを見ていると、不思議と気持ちが和らぎ、笑顔を作りやすくなります。
(広いところにいると、簡単に笑顔を作ることができるという経験則ですが、同じような体験を話してくれる人は少なくありません)
エネルギーのある場所に行く
笑顔倍増計画を継続的に実践するためには、エネルギーのある場所に行くことが鉄則です。
エネルギーのある場所に行くとは、ずばり良いエネルギーを感じる人のところへ行くということです。
エネルギーを他人に分け与えているようなパワフルな人はきっと周りにもいるはずです。
そのような人と会っていると、自然と自分の気持ちも上向くものです。
自分から、笑ってみようと意識しやすくなります。
仕事以外でも、このような人がいるコミュニティを持っておくことは大変効果的です。
最後に
笑うことくらい、大したことではないと思われるかもしれませんが、意外と意識が向きにくいものです。
笑っていないことに気づいたとしても、心底笑えるような状態ではないと思えば、無理やりにでも笑顔を作ることはないでしょう。
笑顔を作ることがバカらしく思えることもあるかもしれません。
現代の日本人(成人)は、一日に十数回、時間にして数十秒しか笑わなくなっているそうです。
意識して笑顔を作ることが難しいときは、外を歩き、広い景色を見ること、エネルギーの溢れる人のところへ近づくという行動もおすすめです。
笑いは無上の開運剤です。
意識して笑う習慣は、早いうちに手にしておきたいものです。
以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。
こちらもおすすめ
中村天風の名言が詰まった推薦図書「幸運をひらく166の言葉」
運が悪いと感じたときの考え方いろいろ【受け取り方次第で行動は変わる】