「幸せな人生」と「成功した人生」は全く別ものである理由

幸せな人生を送るのは義務

こんにちは!Jimmyです。

幸せな人生とは何か、そもそも本当の幸せとは何か、ネットの掲示板などを見ていると、このような題材が大変多く見られます。

今回は、誰もが望んでいる「幸せな人生」とは何なのかについて書いていきます。

 

結論は、幸せな人生とは、「一部の人に限られた特権」ではなく、「全ての人が持つべきもの」であるということです。

 

実業家で、数多くの執筆活動でも有名な斎藤一人さんの著書を読んでいたとき、

「生まれてきた全ての人が幸せになるのは、権利じゃなくて義務である」という趣旨のことが書いてありました。

幸せになるのを「義務」という言葉で表すのは斬新だという印象はありましたが、考えてみれば、その通りだと思います。

 

生まれてきて、成長してこられたのは、ひとえに親のおかげです。

一生懸命、苦労も顧みず、大変な思いもしながら、無償の愛情で育ててくれたはずです。

このことを考えたら、全ての人が幸せな人生を送る義務があるというのは至極まっとうな考え方です。

 

幸せな人生を歩んでほしいという願いで、長い間育ててくれたのではないでしょうか。

 

そんな願いと愛情を受けてきた人は、幸せな人生を送るべきなのです。

よって、誰もが幸せを感じて生きていくことについて、真剣に考えていくことが必要であると感じます。

成功した人生にはリスクテイクが必要だが幸せな人生は?

幸せな人生を送ることと、成功を手にすること(何か大きなことを成し遂げること)は必ずしも一致しません。

成功するためには、リスクをとる必要があります。

過去に成功をおさめてきた人たちを考えれば、皆大きなリスクを背負いながら挑戦してきたことがわかります。

 

また、当然ながら、人一倍の努力をすることも必要になってくるでしょう。

知識やリーダーシップ、先見性、創造性、コミュニケーション能力などたくさんの資質を磨く必要もあります。

 

つまり、大半の人と同じようなことをしているだけでは、大きな成功は手にすることができないということです。

努力した人、リスクをとった人にのみ、成功する資格がある、チャンスがあると言えるでしょう。

一部の人しか成功できないというのは、このような理由があります。

 

この点において、幸せになることと、成功を手にすることは同義に考えるべきではありません。

全く異なったアプローチが必要になってきます。

成功と幸せを混同してはいけない

世の中には、努力した結果、もしくは才能があることで成功をおさめた人、競争を勝ち抜いた一部の人のみが幸せになれるという認識を持っている人も少なくありません。

 

才能もなく、平凡なことしかできないのに、幸せになるなんて無理だと思っていませんか?

成功した人、お金持ちの人を見て、自分よりも幸せな人生を歩んでいると羨ましく思っていませんか?

 

成功と幸せを混同している証拠です。

 

成功と幸せを混同した結果、「幸せになる資格がない」という考えに至る人もいるかもしれません。

 

しかし、先ほども述べたとおり、幸せな人生は誰もが手にするべきであり、今この瞬間からも幸せになるための一歩を踏み出すことはできるのです。

 

成功と幸せには直接的な関係はありません。

成功した人は皆幸せな人生を歩んでいて、幸せな人は皆成功しているかというとそんなことはありません。

 

成功した人でも、その人にしかわからない悩みもあれば、喜びを感じることができないケースもたくさんあります。

 

身近な例で言えば、有名アーティストや芸能人、映画のスターなどを思い浮かべてみると良いでしょう。

世間では成功を手にしたとされる人です。

庶民では味わえないような暮らしをしていて、「人生楽しいだろう」と想像できると思います。

 

しかし、そのような人たちでも、自殺する人、薬物に手を出す人、精神疾患を患うような人もいます。

人間関係の中で悩み、ひどい恨みや妬みといった感情に振り回されている人も大勢います。

 

リスクをとって行動し、大成功をおさめたような人でも、欲望は尽きることがなく、現状に幸福感を感じられず、いつしか道を踏み外し、自ら破滅の道へ進んでいく人もいます。

 

成功すれば、幸せな人生は一緒にやってきて、自動的に手にすることができるという考えは間違っています。

 

成功は、努力した結果手に入れるものですが、幸せは、人と違ったことをしなくても、すぐにでも感じることができるものです。

 

それなのに、多くの人が、幸せを感じずに生きているという現状があります。

幸福度ランキングを見ても、日本は裕福かつ長寿国であるのに、いつも真ん中よりも少し上くらいの順位です。

 

人一倍努力して、リスクをとり、独創性を追求することは自分には無理、もしくは、しんどい、怖いからやりたくないと考える人はたくさんいます。

「無難な人生」、「普通の人生」でよいという考え方です。

 

その代わりに、無難な人生を選んだのであれば、大きな幸せを手に入れられないのは仕方ないと諦めているように思います。

 

繰り返しますが、人よりすごいことをして成功をおさめることと、幸せな人生を送ることは違います。

無難な人生であれ、能力が劣っているような場合でさえ、幸せな人生を歩むべきであり、全ての人にそれができる可能性があります。

次に、幸せな人生を手に入れるためにやるべきことと、持つべき考え方を紹介します。

幸せな人生のためにやるべきことと考え方

私自身、幼い頃から、大きなことをしたい、人と違った偉業を達成して成功したいという漠然な思いを持っていました。

そして、それを達成すれば、幸せな人生は勝手についてくるものだと信じて疑いませんでした。

 

ただ、しかし、、

そのためにどうすれば成功できるのかについて考えることはあっても、

どうすれば幸せな人生にすることができるのか、幸せを感じるためにはどんな考え方をすればよいのかについて考えたことは皆無といってよいほどありませんでした。

 

そんな考えを持って生きていたため、学生時代、サラリーマン時代と、自分は幸せな人生を手に入れるための道半ばにいるのだという感覚を持っていました。

 

その時点に立てば、胸を張って、自分は幸せな人生を歩んでいるとは言えない心境でした。

事実、幸福感を感じることも非常に少ない状態で生きていました。

成功と幸せを同義にとらえて、それらを同時に求めていたのです。

 

いつか成功して、そうすれば幸せな人生になると信じて疑わなかったのですが、

世の中で成功をおさめてきた人たちが没落していく様子や、成功しているはずなのに、まったく楽しそうではない人を見ているうちに、疑問が生じました。

 

このままの考え方で、努力して何かしらの成功をおさめたとしても、私は幸福感を感じて生きていくことができるだろうか?

成功と幸せは、一緒にやってくるものではないのかもしれない。

 

そこから、幸せな人生とは何かを真剣に考えるようになり、広く意見を求め、セミナーや、色々な人の体験を記した著書なども参考にして、自分の中で納得のいく答えを探し続けました。

仮に、私があの時の状態のまま、偶然にも成功をおさめていたら、幸福感を感じることなく、満たされない思いがすぐに湧き上がってきたであろうと想像します。

 

成功を夢見て努力をする過程であっても、苦しい修行の最中であっても、理想とかけ離れた状態であっても、今の状況を受け入れ、幸福感を持って日々生きていくことはできることに、ようやく気づいたのでした。

 

今現在でも、理想の自分とはかけ離れていますし、今後達成したいことはたくさんあります。

サラリーマンを辞めたあとは、収入は不安定になり、生活の水準は落ちました。

 

それでも、今は幸せな人生を毎日感じながら生きています。

考え方次第で、誰でも幸福感を持つことができます。

具体的にやるべきことと、身につけるべき考え方を以下に書いていきます。

 

感謝、「有り難い」を増やす

日常の様々なことに感謝でき、事あるごとに「ありがたい」という思いを持つことができれば、幸福感は急上昇します。

「あ〜ありがたい」という気持ちは、無条件で幸福感に直結します。

幸福な人生を送っている人からすれば、当たり前のことだと思われるでしょう。

 

いつも世の中や周りの環境に不満を感じている人は、なかなか「ありがたい」という感覚になれません。

私自身、サラリーマン時代に何度も実践しようとしましたが、失敗しました。

 

「ありがたい、ありがたい」と無理やり言葉に出して見ても、「ありがたい、ありがたい、、、アホくさい」となってしまうのです。

 

心が荒んでいる状態では、このような感謝の気持ちはなかなか生まれてきません。

 

一方で、日常に感謝をすることは、環境次第で、習慣にすることもできると思います。

最初は、無理やりにでも繰り返し、言葉に出して、自分に言い聞かせるようにするとよいでしょう。

それでも難しければ、環境を変えることを優先的に考えてみる必要があります。

 

そこまでしてでも、身につけておく習慣です。

 

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世間体に縛られすぎる必要はない

世間の常識は、現代社会においては複雑です。

至る所で私たちの生活に入り込み、時にはストレスの原因にもなります。

 

日本人であれば、特に、昔から周りの人のことを考えるように教育されてきました。

周りと比べてどうかという視点は、ほとんどの日本人が持っている考え方です。

 

「平均はどうなのか?」、「他の人はどうなんだろう」、「周りと比べて恥ずかしくないか?」

 

必要な視点であることも確かですが、これに縛られすぎると、自分を見失うことにもなりかねません。

 

オンリーワンであるはずの自分をさて置き、周りがどうしているのかを重要視すると、

そもそも自分の意思が弱くなり、

自分が本当は何を考え、求めているのかすらわからなくなってしまいます。

 

私は「生き方迷子」と呼んでいますが、自分の軸を持たない人が、現代社会では大変多くいます。

このような状態では、何かを求めて歩き出しても、どこにもたどり着かず、迷い、彷徨い続けるだけになってしまいます。

 

世間や周りの動きや考え方を最優先するのは危険です。

必ず自分を持つということを意識する必要があります。

 

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自分の人生を生きないと幸福はない!

3つ目に書きましたが、これは絶対条件です。

世の中、不満を感じることに事欠きません。

うまくいかないことは山ほどあり、逆に思い通りにいくことの方が稀です。

 

自分の人生を生きていないと、すぐに世の中、他人が悪いという思いに動かされます。

 

そんな状況では、先ほど重要であると示した感謝の感情などは湧き上がりません。

簡単に、世間の常識や流れに飲み込まれ、自分を見失います。

 

自分の人生とは、自分で本気で考えた道を生きるということです。

 

世間や他人から示されて、もしくは、周りの多くの人にあわせて、流されて決めた人生は、他人の人生を生きているようなものです。

 

思いも感覚も人それぞれです。

経験や知見がない多くの人が見れば、踏み込みたくないような場所でも、自分が見ればワクワクする場所かもしれません。

 

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やらないことを決めて、捨てる

先ほど、日常に感謝する習慣がどうしても身につかない場合、環境を変えるべきだという話をしました。

幸福感を持つことができない原因をつきとめ、幸せの一番の阻害要因を捨ててしまうことも必要です。

 

やりたいことを見つけるのは、すぐには見つからないかもしれません。

しかし、絶対にやりたくないこと、絶対になりたくない自分像であれば、今の状況でも時間をかけずに答えることができるのではないでしょうか。

 

自分の人生観として、絶対やりたくないことなのに、今の生活に入り込んでいることは意外と少なくありません。

それを思い切って捨ててしまうと、人生は一気に変わります。

 

お金や世間的な成功という今までの軸では、幸せな人生は探せません。

幸せな人生を送るためには、絶対になりたくない自分像に近づくようなことは、たとえお金を運んできてくれることであっても捨てるべきです。

 

私の場合、絶対になりたくない自分像を考えた時に、まさに当時の自分自身の多くの部分に重なりました。

葛藤はありましたが、当時の会社を辞める選択をするに至りました。

 

幸福感を感じて幸せな人生を歩むための第一歩は、絶対にやらないことをしっかり決めて、それを捨てることではないでしょうか。

 

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

そもそも、大きな成功を成し遂げることと、幸せになることは別の概念です。

成功できるのは一部の人ですが、幸せになることが誰でも可能です。

もっと言えば、幸せになるのは各個人の義務であるとも言えます。

 

なかなか幸せになるためのきっかけや考え方が身につかない人は以下の考え方を強く持つことをおすすめします。

 

✅感謝・有難いを増やす

✅世間体は気にしなくてもよい

✅自分の人生を生きなければ幸福はない

✅絶対にやらないことを決めて、捨てる

 

以上、今回は、「幸せな人生」と「成功した人生」が全く異なる概念であることと、幸せな人生を手に入れるために、やるべきことと、持つべき考え方を紹介しました。

 

人生や幸福、成功者について、以下の記事も参考にしてみてください。

 

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ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

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