当たり前のことに感謝することで人生を変える方法

幸福感を高める近道は当たり前のことへの感謝

こんにちは!Jimmyです。

日常の当たり前のことに感謝すること。

これは、過去に多くの偉人が語る、幸福感を持つための極めてシンプルな方法です。

 

当たり前のことに感謝できる人には人が集まり、それが人の財産となり助けとなります。

当たり前のことに感謝することで、心が正しい方向へと向かい、人生は好転していくという現象は、ある意味この世の真理といってもよいかもしれません。

 

このような話は昔からありますが、最近は特に多く聞くようになりました。

引き寄せの法則、幸福感、マインドフルネス、人生で一番大切なこと、など様々な言葉で語られていますが、

日々の当たり前のことに感謝することの重要性を認識している人は少なくないのではないでしょうか。

心に響く言葉や詩集なども簡単に見つけることができます。

 

しかし、この「当たり前のことに感謝すること」を習慣にすることは、決して簡単なことではありません。

人生が好転することを願いながらも、なかなか身につかないものでもあります。

 

今回は、私が長年身につけられなかった、当たり前のことに感謝する習慣を、何とか自分のものにできた(できつつある)経験を踏まえて、その方法と考え方を紹介します。

当たり前のことに感謝できなかった私の反省

当たり前に感謝

心に余裕が無い状態では感謝もできない

私はこれまで、様々な自己啓発本の類を読んできました。

様々な角度から、人生や仕事についての取り組み方、考え方に触れ、感銘を受けては、実践しようと試みてきました。

 

中でも、「当たり前のことに感謝する」ということは、何度も意識しようとしました。

しかし、これが大変難しかったのです。

 

人間として未熟だ、努力が足りないといった理由で、片付けられるものではありません。

 

もちろん、私にはそういった要因もあるのでしょうが、自分を責めていても良いことは何もありません。

何年もの間、何度も挑戦しましたが、長続きすることはありませんでした。

 

そんな心の状態ではなかったのです。

 

唐突ですが、「コピー.com」というサイトに、素敵な言葉をたくさん発見することができます。

感謝についてのコピーライトを引用します。

当たり前は、お陰様に支えられている

町が綺麗なのは、朝5時からゴミ拾いをしている人のお陰です。

私たちが過ごす“当たり前の日常”は、実は当たり前ではありません。

誰かのお陰様に支えられています。

目に見えない“お陰様”に気づいた人だけが、当たり前に感謝できるのです。

 

問題は、読んで「そうだよな」とは思っても、実際にそんな心境にはなれないということです。

 

仕事が憂鬱で、ストレスも溜まり、お酒を飲んで発散しようとする毎日で、こんなことを繰り返している自分にも嫌気がさしていました。

給与面や生活面で不安があったわけでもなく、どちらかというと恵まれた環境であったと思います。

 

しかし、口では「感謝感謝」と言ってはみるものの、心底、そんな気分にはなれなかったのを覚えています。

それどころか、昔よりも不寛容になり、少しのことでもイライラする自分がいました。

 

一日のほとんどを、このようなマイナスパワーの中で生きていれば、当たり前のことに感謝する心の余裕やプラスのパワーが入り込む余地はありません。

 

退職で予想もしなかった変化

そんな私が、日々の当たり前のことに感謝できるようになったのは、サラリーマンを辞めてから間もないときでした。

 

ちなみに、サラリーマンを辞めてから、私に安定的な収入はなくなりました。

会社を設立したものの、毎日はうまくいかないことだらけでした。

今もそうですが。

 

それでも、毎日当たり前のことに感謝することは毎日の習慣になり、自然とそのような感情が湧いてくるようになりました。

大きな変化です。

 

収入も無くなり、事業も大変です。

サラリーマン時代は、会社のブランドで色々な会社のアポも入りましたが、今では人と会うだけでも大変苦労します。

 

当初、どんどん余裕もなくなるのではないかと想像していましたが、意外にもそんなことはありませんでした。

それどころか、当たり前のことや些細なことに感謝するという、サラリーマン時代に断念した習慣を身につけることができました。

 

自分の人生を歩むことの大切さに気づく

今思えば、ポイントは、自分の人生を歩むということに尽きます。

 

たとえ生活が不安定でも、道筋が見えていなくても、うまくいかないことが多くても、自分でとことん考え、選んだ人生であれば、前を向くことができるものだと感じています。

 

これまでのような、如何ともし難いストレス、憂鬱は感じなくなりました。

もちろん、気持ちの波もありますし、不安になることもありますが、精神的には以前よりも格段に豊かになったと思います。

目の前の安定性やお金のことを最優先に考えると、心の部分がついていかずに、大事な感覚を失ってしまう可能性があるということを認識できた経験でした。

「時は金なり」の落とし穴

当たり前のことに感謝

今の世の中、効率を上げることが求められるケースは多くあります。

時は金なりと言われている通り、いかに限られた時間を有効に使うかが重要であることは、ほとんどの人が認識していることでしょう。

 

しかし、ここにも落とし穴があります。

 

時間を効率的に使うということは、何かしらの効果があるものに対して時間を使うことを意味します。

現代では、お金に関すること、仕事のノルマに関すること、利益につながることを重要視します。

 

つまり、いかに効率的に稼げるか、仕事をこなすか、自分の時間を作るか、などです。

 

効率的な行動を考えるあまり、それ以外のことに注意が向かなくなることもあります。

四六時中、何かに追われているような感覚になることもあるでしょう。

 

計画を綿密に立て、その通りに事が進まなければ、イライラし、時に傲慢になることだってあり得ます。

私も今思えば、そのような感覚になっていた期間が長くあったのです。

 

「時は金なり」に異論はありませんが、効率だけを追求すると、心に余裕が無くなります。

かえって、効率を落とす結果にもなりかねません。

 

1分1秒を争うように、走って階段を降りた結果、滑って転んで尾骨を強打し、しばらく動けなかったり、食事の時間を短縮するために急いで食器を運んだ結果、物につまずき、こぼしてしまったり、そんな経験はいくらでもあります。

 

それくらいなら良いのですが、仕事や利益のことばかりを優先させてきた結果、大切な人との時間を犠牲にして、

後になって後悔するということも起こりかねません。

何より柔軟な発想や、創造的な思考は、このような状況では発揮できません。

 

自分の人生を選ばないこと、すなわち明確な人生の目標がない状態だと、

つい目の前の課題や、人から言われたことを効率的にこなすことに気をとられることになります。

重要性も考えずに取り組んで、本当に大切なことに時間をかけられないという状況が生まれてしまいます。

 

このような状態では、当たり前のことに感謝することが習慣づけられることはないでしょう。

感謝できる環境・状態を作る努力の重要性

当たり前のことに感謝

お金では得られない自分の人生を真剣に考える

当たり前のことに感謝する人間になるためには、何よりもまず、

感謝できる環境・状態を作ることが不可欠です。

火事場にあっては、悠長に手を合わせて感謝の言葉を唱えてなんかいられません。

 

先ほども書いた通り、ポイントは「自分の人生」です。

今の自分がいる環境は、本当に自分でとことん考えて選んだ環境でしょうか。

 

妥協を重ねた結果、他人から勧められた結果、もしくは世間一般と比較した結果、今の環境を選択してはいませんか?

 

もしそうであるならば、大きなデメリットがあります。

今ある環境を人のせいにしたり、世の中のせいにしたりする余地が生まれているということです。

 

私自身、会社の方針や環境を批判的に捉えることが多かったのを思い出します。

「何でこんな意味のない方針を出すんだ。」

「なんて官僚的な人たちなんだ。」

「この組織は間違っている。」

自分で決めたはずの環境を嘆き、なかなか前向きな感情を持つことができませんでした。

 

自分の人生を真剣に、とことん考え、

以前の会社を退職し、起業の道を選んだ結果、何年経っても身につけられなかった習慣を手にすることができました。

 

私の場合は起業でしたが、人によって答えはそれぞれあるはずです。

自分の人生を選び、心を前向きにした状態を作る事ができれば、当たり前のことに感謝をするという習慣は、意識すれば簡単に身につけることができます。

 

今現在、当たり前のことに感謝する習慣が、難しい、なかなかできないと感じている人は、まずは自分の環境を振り返り、自分でとことん考えて納得して選んだ人生なのかを考えてみることをおすすめします。

 

安定や、お金といった豊かさも大事ですが、心の豊かさも人生においては大変大事な要素です。

心の豊かさで人格は形成されますが、お金があっても人格を高めることはできません。

 

最後に

本日、私は35歳の誕生日を迎えました。

過去十数年、自分の誕生日を特に意識するようなことはありませんでした。

 

子供の頃なら誕生日プレゼントをもらえたり、ご馳走を食べることができたり、一大イベントだったのですが、仕事で誕生日が役に立つことはありません。

 

サラリーマン時代は、年を重ねるごとに、「もうこんな年になってしまったのに、何も成し遂げられていない自分」を情けなく思うこともよくありました。

目の前の仕事に追われていて、あっという間に1日が終わり、考えることもなく過ぎていったこともありました。

 

今年は誕生日を迎えて、自然と周りに対する感謝が真っ先に思い浮かびました。

そして今の自分を支えてくれている人たちに感謝し、また前向きな気持ちを新たに持つことができました。

 

考えてみれば、昔は当たり前のようにできていたことなのかもしれません。

多くの人からすれば、それこそ当たり前の感覚だと言われるかもしれません。

私が20歳の誕生日を迎えた時にも(当時は学生)、真っ先に親に感謝する気持ちが浮かんだのを思い出します。

 

社会に出て、責任も増え、忙しくなり、お金も稼ぐようになると、効率性の重要さを学び、身につくようになりますが、同時に、心の余裕は、気をつけないと失われていく傾向にあります。

社会の波に飲まれていれば、簡単に心の余裕も流されていきます。

 

自分の人生における目標、価値観をとことん考え選んだ人生は、必ず忘れてはいけない大切な感覚も一緒に連れてきてくれます。

当たり前のことに感謝するためには、当たり前に自分の人生を自分で決めることができる人である必要があります。

 

人生を好転するための考え方として以下の記事も参考にしてみてください。

 

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以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

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