仕事のモチベーションが上がらない人が選ぶ最悪の行動
こんにちは!Jimmyです。
今回は、仕事のモチベーションが上がらないときに取るべき行動について紹介します。
私の失敗談と反省に基づいて書いています。
日々仕事をしているとモチベーションが上がらない、維持できないと感じることは誰しもあることです。
そんなとき、皆さんはどのように対処されていますか?
原因を考えてみることも多いでしょう。
奥さん・旦那さんや彼女・彼氏と喧嘩した、連日飲みすぎて疲れている、お客さんからクレームを言われて落ち込んでいる。
このような、一時的な要因であれば、すぐにモチベーションを取り戻すことができるかと思います。
しかし、慢性的にモチベーションが上がらないケース、
例えば、職場の人間関係や、仕事そのものの内容がつまらないなどの原因による場合は、抜本的な対策を考える必要があります。
そんなときに、日本人にもっとも多い対処の方法が、実はよくありません。
意外に聞こえるかもしれませんが、慢性的にモチベーションが低下している人にとって、避けるべき状態です。
ひたすら我慢してなんとか一日、一週間を乗り切るという人も少なくないと思います。
これが一番よくない方法であると考えます。
日本人は責任感が強く、真面目な人が多いと感じます。
会社に所属して給料をもらっている以上、モチベーションが上がらなくても、責任感だけでしっかりと仕事をこなす人が多くいます。
または、しっかりと定職について、家族を養わなければならないという意味での責任感もあるでしょう。
朝起きた時は、憂鬱な気分で体が重く、会社に行きたくありません。
重たい足を引きずりながら会社につけば、責任感のスイッチが入ります。
仕事がいっぱい押し寄せてくるため、必死に対処しているうちに1日があっという間に過ぎていきます。
仕事に追われているうちは、ため息をついている暇もありません。
そもそも、”やる気の無いものは去れ!”の集団が多いわけですから、うかうか「モチベーションが上がりません」と発言することもできないでしょう。
夜仕事が終わって帰れば、束の間の休息となりますが、朝にはまた憂鬱な気分が襲ってきます。
なんとか一週間を乗り越えると金曜日、いわゆる花金にたどり着きます。
週末にストレスを発散しますが、日曜日の夕方からは、また憂鬱な気分に苛まれます。
いわゆるサザエさん症候群です。
短期的には目の前の一週間を、中期的には長めの連休を楽しみに、なんとか仕事をこなします。
この繰り返しで、時間は残酷なほどにあっという間に過ぎていきます。
私の場合、この状態で5年間以上もの時間が過ぎていました。
このような状態を繰り返していると、頻繁に思考停止状態に陥ります。
モチベーションが上がらないことに対する改善策、行動を考えることすらできなくなる時がありました。
目の前の急場をしのぐこと、次の休暇や楽しみを考えることばかりでした。
仕事もプライベートも、もっと有意義に過ごせたはずと大変後悔していますが、過ぎたことを悔やんでも仕方ありません。
実感として、思考停止状態で、なんとか乗り切るパターンは、行動としてはもっともよくなかったと思います。
この後にも書きますが、そんな状態で我慢していても、誰も得をしません。
モチベーションが上がらないときに、責任感だけで突っ走って、思考停止状態になることは絶対に避けたい状態です。
重症:根本的な原因があるなら、早急に環境を変えるべし
仕事のモチベーションが上がらない、維持できない原因は人それぞれだと思います。
もし、自分と向き合い考え、たどり着いた結論が、
仕事の内容がどうしても自分に合わない、今の組織にいたままでは、大きく改善することはないと感じた場合、環境を変えるべく動く必要があります。
いつか慣れるかもしれない、いつか好きになるかもしれないと考えていても、多くの場合よいことはありません。
先ほども触れたように、あっという間に時間だけが過ぎていきます。
「時は金なり!」です。
自分で行動を起こせる人は、早く転職や独立の方向を明確に決めて、動き始めるべきです。
「そんなに簡単に仕事や会社を変えるなんてできない」という人は、自分の感情を受け入れることからスタートすると良いと思います。
モチベーションがなく、本当は仕事に身が入らない、やる気が出ない自分を否定せずに受け入れることです。
無理やり、元気を出して、やる気があるように振舞わなければと思うと、
先ほどの「なんとか乗り切る方向」へと流れてしまいます。
繰り返しますが、「なんとか乗り切る」を選ぶことが一番避けてほしい選択です。
モチベーションが上がらず、気分も滅入っている状態が続いて簡単に改善されないのなら、
「いっそのこと、とことん落ちてもいいじゃないか」と思って構いません。
できれば、自分で分析したモチベーションが上がらない理由を、周りの人や上司にはっきりと話すとよいでしょう。
話さなくても、明らかに気分が滅入っている人には、周りの人が気づいて問題提起してくれるかもしれませんが、自分で行動することが最良です。
そんなことをすれば、仕事の効率も落ちるし、上司や周りの人にも心配をかける、迷惑をかけると思うのが日本人の性なのかもしれません。
しかし、迷惑をかけるのは、せいぜいその時と、その前後の期間だけ、ほんの一瞬です。
正直に他人に話してみることで、何かしらのアクションを起こせるトリガーができやすいと言えます。
他の人からアドバイスをもらえることもあるでしょう。
部署を変えるような提案があるかもしれません。
現状の体制を問題視してくれて、解決に向けて一緒に動いてくれる上司も、もしかしたらいるかもしれません。
環境を変える行動ができれば、それ以降、周りに迷惑をかけることもありません。
一方、ずっとモチベーションが上がらないまま、何とか乗り切ることを続けていると、かえって周りのやる気のある人に迷惑をかけることになります。
モチベーションがない状態を隠しながら仕事をしていると、多くの場合、周りの人や上司から前向きなアドバイスや、指導をしてもらっても心に響きません。
上司も前向きな前提で話をしているため、何とかその人のやり方を変えたり、試したりしながら成果を出せるように導きたいと思って言葉をかけてくれるでしょう。
しかし、言われた方はそんな前向きな状態ではありません。
もしくは、考え方そのものが大きく異なるため、アドバイスを聞いて改善することはありません。
無駄なことを上司や周りの人にさせてしまっている状態です。
これが長期間続くわけです。
自分自身のケースを今振り返っても、私はこの点について、無益な時間を過ごしたと反省すると同時に、周りに対して申し訳なかったと思っています。
自分自身のために、そして本当に人の迷惑を考えるのであれば、早く決断して環境を変えるか、正直に話すことがよい選択です。
軽傷:改善可能な原因である場合の行動
仕事のモチベーションが上がらない原因を考え、改善できそうなものは、以下のように行動することで、よい結果がもたらされることがあるでしょう。
いわゆるモチベーションコントロール、前向きな心の持ち方の領域です。
部署を変えてもらう
長い間、慣れきった仕事を続けているとマンネリ化するようなこともあります。
所属している部署の仕事が、どうしても自分のスキルに合わないと思うこともあるでしょう。
部署が変わると心機一転、今までとは気分も働き方も変わり、意欲が出てくることもよくあります。
成果に集中する
会社に所属している場合、成果とは利益であることが多いかと思います。
数値目標がある人であれば、その数値をクリアすることに集中することで、他のことが気にならなくなる場合があります。
これでモチベーションを維持している人は、少なくないと感じます。
一つの方法です。
目標設定を明確にする
モチベーションが湧くような目標を自分で考えて、期間を決めて設定してみるというのも一つの方法です。
ゲーム感覚を取り入れてもよいと思います。
小さいことでも、ゲーム感覚でクリアしていくと張り合いが出てきます。
思い切って休む
一週間ほどの休みをとれば、かなりリフレッシュできます。
サラリーマンを対象とした調査結果によると、長期休暇によって、休暇前の状態よりも前向きな気持ちで仕事に取り組めるようになると答えた人が大半です。
あれこれ考えるよりも、少し休みを取って、仕事から離れることで、モチベーションが復活することもあります。
簡単に書きましたが、これらの方法は、実際によく言われていることであるため、詳しく書くことは控えさせていただきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
強調しておきたいのは、仕事のモチベーションが長期に渡って下がっている状態の場合、根本的な原因をまずはしっかりと考えることです。
そして、今の組織にいることで改善しないと結論づけたのであれば、とにかく正直に動くことです。
最低限、今の状態を自分の中で否定せず受け入れること。
できれば周りに知らせる、自分から発信することが必要です。
我慢をして責任感だけで乗り切った先にあるものに、大きな価値はありません。
大きな成長も幸福感も得ることはできないでしょう。
そんな状態を続けていても、本人、職場の人、家族、誰も得をしません。
周りからの仕事に対する助言も響かず、自分の能力を発揮することも難しいでしょう。
責任感を頼りに、辛いまま乗り切るのではなく、長期的な発展を考えるのであれば、環境を変えることに向けて動いていくしかありません。
そして、モチベーションを持って前向きに取り組めることを心の底から追い求め、探していくことが幸福感を持って自分の人生を歩くために絶対に不可欠なことなのです。
モチベーションや幸せな人生を送るために必要な考え方を以下の記事にも書いておりますので是非ご覧ください。
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以上、ここまで読んでいただいてありがとうございました。