嫌いな上司との接し方、嫌いなままで無理なく続けられる秘策

無理しなくてもよい!嫌いなものはなかなか変えられない

こんにちは!Jimmyです。

今回は、嫌いな上司との接し方について書いていきます。

 

Twitterや掲示板などを見ていると、嫌いな上司に不満を募らせている人は少なくないように感じます。

どんな人でも許容できる、豊かな心の持ち主であればよいのですが、現実問題、なかなかそのようにはなれません。

 

私も銀行員時代は、お世辞にも、苦手な人、嫌いな上司とうまくやってきたとは言えません。

それでも12年弱、大きな問題もなく(自分自身、組織ともに)何とか過ごすことができたというのも事実です。

 

他社との関わり方となると、自分の考え方を変えたり、相手に気づかせたりする方法を指南されることもあります。

確かに必要なことではありますが、短期間で目覚ましい変化は期待できないでしょう。

長い間、そればかりと葛藤していては、精神的にもよくありません。

 

根本的に嫌いな上司は、どう考えても嫌いなものです。

すぐに変えられるものではありません。

そうであれば、それを受け入れて、嫌いな前提でいた方が自然で無理がありません。

本来考えるべきこと、注力すべきことに集中することができます。

そんな考え方を簡単にご紹介します。

嫌いでも最低限の努力は必要

 

嫌いな上司がいると、仕事の効率を落とすことに繋がります。

幸福感を持って働く時間が少なくなります。

出来れば、嫌いという感情は持たないに越したことはありません。

 

上司を嫌いだと感じていたら、まずは自分に原因が無いかを振り返ってみることは必要です。

例えば、自分のやるべきことをしなくて上司に毎日怒られる、だから上司が嫌いということであれば、自分の能力を上げれば改善するかもしれません。

 

なぜ、上司が嫌いなのか、冷静に考え、克服する方法を一度は考えてみることは必要です。

上司に限らず、職場で苦手な人がいる場合、対処法を3つのステップで解説しています。以下のページをご覧ください。

 

あわせて読みたい

職場の苦手な人との関わり方を改善する3ステップ

人のせいにしない、自分のせいにしない

組織の中で働く以上、他人とうまく協働する能力は必要です。

しかし、「何でも全てうまくやらなければ」、「嫌いだと感じるのは努力が足りない」、「自分の動き方を変える必要がある」と、自分にばかり原因を追求し続けることはやめるべきです。

 

逆に、相手だけが悪く、自分はいつも正常だと考えることもよくありません。

人対人の関係ですから、相性は必ずあります。

 

どれだけ譲歩して、最低限はうまくやったとしても、嫌いなものは嫌いで仕方ありません。

 

一度冷静に振り返り、反省し、改善できそうなことを何度か試して、それでも嫌いであれば、嫌いな上司なのです。

 

合わないという言葉をよく使いますが、合わない人はどんなに歩み寄っても合いません。

不思議とそのような存在は、どちらが悪いわけでもなく、互いに悪意もなく、お互いにとってよくない影響を及ぼし合います。

 

まずは、この上司は嫌いであるという感情を受け入れてしまいましょう。

ただし、それ以上相手に変化を求めたり、自分に改善を求めたりすることはやめるべきです。

 

人間には相性があり、その嫌いな上司とは、とても相性が悪い関係なのだと認めてしまうことです。

大切なのは、自分だけが悪いわけでも、上司だけが悪いわけでもないということです。

嫌いな上司をどう考えるか 実践編

①嫌いな上司は反面教師という学びの機会

嫌いな上司に対して、私が常々心得ていたことは、反面教師としての学びの機会であるということです。

嫌いな上司のことが、なぜ嫌いなのか、

それは自分が大事にしている核となる価値観、信念に反する言動をとっているからではないでしょうか。

 

そうであるなら絶好の反面教師です。

こうなってはいけないというお手本が、すぐ近くにあると思っていました。

 

なぜこの人は(嫌いな上司は)、こんな言動をとるのか、どこに価値観を置いているのか、こうならないためにはどうすれば良いのかを考える材料にしました。

本で読む失敗談もためになりますが、目の前に生きたお手本があるわけですから、学ぶには大変効果的です。

 

②嫌いな上司ではなく学びの機会に感謝する

人生には試練があります。

よいこともあれば悪いこともある、悪いことがあるから、よいことがあった時に幸せに思えるものです

悪いことがあるからこそ、そこから学び、成長の余地が生まれます。

試練が訪れて、それによって個々人が成長するという繰り返しは、「宇宙の法則」なのかもしれません。

 

そのような大きな存在が、嫌いな上司を派遣するという形で、自分に学びと成長のチャンスを与えてくれていると思うようにしていました。

 

嫌いな上司に感謝することは難しいですが、このような大きな存在に対して、機会を与えてくれたことを感謝するのです。

この人(嫌いな上司)は、そういった法則によって私に与えられた成長のためのステップで、そのためにここにいるのだと思うようにしました。

 

③どんなに嫌な人でもその人を必要としている人がいる

 

嫌いな上司に対してど、うしても怒りが収まらない時もあるでしょう。

そんな時は、クールダウンが必要です。

 

こんな人でも、家族がいる。奥さん旦那さん、子供、親がいる。

 

その人たちにとってみれば、この人はかけがえのない存在で、いなくてはならない。

 

自分目線では、どう考えてもそのような優しい視点では見られませんが、

その人の家族のことを思うと、少し怒りの気持ちが和らぎます。

少し冷静になって、また反面教師としての役割に当てはめていけばよいのです。

最後に 

銀行員として働いているとき、「こ○したいリスト」という言葉が、ほぼ共通用語として認識されていました。

会社内でどうしても許せない人を表す時、「こ○したいリスト」に追加すると言います。

 

他の会社でもあるのかもしれませんが、多くの人が交わる組織では、損得、利害、競争、ある意味生き残りをかけたせめぎ合いをしています。

 

「相手のいいところを見つけよう」など生易しい対策だけで片付かない世界だったと、今振り返っても思います。

そんな中で、いかに自分の気持ちを前向きにし、目標に向かって努力していけるかが重要です。

 

他人を変えることよりも、自分の心の持ち方を工夫したほうがずっと簡単です。

接し方も変わってくるはずです。

 

他人との関わりや人間関係について以下の記事も参考にしてみてください。

 

仕事で嫌なことがあった時に気にせず前を向く方法【2段階で考えます】

爽やかな人が絶滅危惧種に!【戦略的に身につかないから価値がある】

本当に信頼できる人とは?最高の成果を出すために目指すべき姿

 

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以上、ここまで読んでいただいてありがとうございました。

 

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