こんにちは!Jimmyです。
初めてWordPressのブログを立ち上げて3ヶ月が経ちました。
振り返って結果と反省点などを記載します。
2019年2月、本を1冊買って、それをもとに登録してスタートしました。
本のおかげで、最低限の準備はできたかと思っていましたが、
3ヶ月経ち、他の本やブログ運営に関する記事を見たり、あとで試したりして気づいたこともたくさんありました。
どの本も丁寧に書いてあり、わかりやすいでのすが、わかりやすさを優先するため、削られる内容もあるのだろうと思います。
3ヶ月、実際に運営してみて、これは最初から知っていたらよかった、やっていればよかったと思うことを記載していきたいと思います。
予想よりもはるかに少ないアクセス数に意気消沈
まずは、記事を毎日更新することが大切だと聞いていたので、3ヶ月間毎日更新をしました。
文字数は1つの記事につき、最低2000文字としました。
ほとんどの記事が、2000~5000文字くらいです。
タイトル選びは、Google広告のキーワードプランナーとSEOキーワード難易度チェックツールを使用して、需要がありそうなワードをタイトルに盛り込みました。
月間検索数が100~1000もしくは1000か~1万、SEO難易度は40以下を中心に選びました。
(0から100までの数値でSEO難易度が表示される。数値が少ないほどSEO難易度は低い。)
自分の書きたいことと、検索されやすいワードを組み合わせるのが大変でした。
それでも、まずは見られないことには始まりません。
需要がある程度見込まれるキーワードを、タイトルに入れることを優先しました。
しかし、ちょうど3ヶ月経過した時点で、全くと言ってよいほどアクセスが集まりませんでした。
ごくわずかに増えてはいるものの、1日のPV数は、よくて10前後です。
確かに、検索結果の4ページ、5ページ目まで追いかけていく人は非常に少ないと思います。
検索だけでPVを集めるのは、ブログ開設当初では難易度が高いのかもしれません。
PVを増やすには、SNSでどんどん発信していくことも必要であるとよく言われますが、確かにその通りだと実感するところです。
一方で、ブログ開設のためのドメイン取得から期間が長いほど、つまりサイト運営期間が長いほどSEOには有利ということがわかりました。
また、検索ワードの難易度チェックツールで、難易度20程度の検索ワードを選んだとしても、検索結果表示画面の上位表示には3ヶ月以上の時間がかかるようです。
ある程度待つ時間も必要だということです。
焦らず、記事を書くことに集中するのが良さそうです。
読んでほしい記事ほど読まれない原因を考える
毎日記事を投稿するのは意外と大変でした。
私が一番書きたいことは、仕事や生き方に悩んでいる人に対して、考え方を紹介することです。
当然それに関連したカテゴリーの記事が多いのですが、気合を入れるほど労力もかかります。
そこで、少し気分転換にと、趣味の相撲について、思ったことを書いてみたりもしました。
思いの強さは前者のほうが圧倒的に強いのですが、3ヶ月間で一番PVを集めた記事は、趣味程度に書いた相撲の記事だったのです。
ちなみに2位も相撲の記事でした。
一番気合を入れて書いた記事は、何日間も誰にも読まれないという事態が頻発しています。
(※追伸:なお、諦めずに、書くべき内容をぶらさず続け、今では気合を入れた記事が上位に来るようになっています)
3ヶ月しか経っていませんが、色々考えてみた結果、以下の仮説を立てました。
もちろん、記事の質が良くないという原因もあると思いますが、それを言っていても仕方がないので、それ以外の原因を探ります。
①キーワードプランナーでの検索予想よりも需要ははるかに少なかった。
②SEO難易度チェックでは競合が少ないと判定されるワードでも、実は関連する記事がたくさんあって上位表示が難しかった。
③私が書きたい「生き方」に関する記事は、検索する側もワードを絞りにくいテーマだった。
それぞれについて詳しく見ていきます。
①キーワードプランナーでの検索予想よりも需要ははるかに少なかった。
キーワードを絞りきれていなかったことが考えられます。
例えば、私が書いた記事に、以下のようなタイトルの記事があります。
政治のニュースに関心を持ってもらいたいという目的で、注目しなければならない理由を書いています。
キーワードプランナーで、「政治 ニュース」で検索したところ月間1万~10万です。かなり需要があるワードであることがわかります。
しかし、検索する側のことを考えれば、「政治 ニュース」と検索する人は、
ほとんどが、今日の政治のニュース、どんなことが今日起こったかを知りたい人です。
もしくは、政治のニュースをまとめてあるサイトを探しているのかもしれません。
この二つが、月間1万~10万のほとんどを占めているのでしょう。
政治のニュースを見なければならない理由を探している人は、ごく少数派であることが想像できます。
これは少し極端な例ですが、このような理由で、実際は需要が少ないのに、多いと勘違いしていたことが考えられます。
②SEO難易度チェックでは競合が少ないと判定されるワードでも、実は関連する記事がたくさんあって上位表示が難しかった。
記事をいくつも書いていくうちに気づいたのですが、
SEO難易度チェックツールでお宝ワードを見つけ喜んでいても、実際にはそうではない可能性もあるということです。
例えば、以下のようなタイトルです。
行きたくない人が圧倒的多数なのに!不思議と会社の飲み会が成立する理由
会社の飲み会に参加したくないにもかかわらず、参加してしまうサラリーマンが多いと感じていました。
そこで、職場の飲み会の上手な断り方や、会社の飲み会が成立してしまう理由を分析した記事を書こうと思いました。
実際にSEO難易度チェックツールで「会社 飲み会」で検索をすると、難易度は16でした。
ずいぶん難易度が低い。
お宝キーワード発見と思いました。月間検索予測は3000を超えています。
喜び勇んで記事を書いたのですが、投稿以降、PV数は片手で数えられるくらいです。
よくよくSEO難易度チェックツールでもっと詳細を検索してみるとわかったのですが、
「会社 飲み会」では16だったのに、「会社 飲み会 断る」にすると、なんと難易度67になっていたのです。
「会社 飲み会」で16なのだから、これよりキーワードを詳細にした「会社 飲み会 断る」にすればもっと数値は小さくなるに決まってるとたかをくくったのが間違いでした。
実際には難しいワード選定だったようです。
(追伸:その後、時間とともにPVは順調に増えていきました)
③検索する側がワードを絞りにくい内容が多い?
そもそも、検索する側も、どう検索してよいのか、入力しにくいテーマも多くあるように思います。
例えば、「生き方」、「職場」の悩みや不安、憤りは漠然としていることも多いでしょう。
ビッグキーワードとしては需要はありそうですが、詳細にワードを選定するのが難しいのではないかということです。
例えば、こんな記事を書きました。
労働生産性が低い原因を、私が銀行で実際に感じたことをもとに、年功序列や終身雇用が生んだ組織の非効率性に焦点を当てて書いています。
働き方に疑問を持っている人も多くいるので、気になる人もいるのでは、と思いながら書いていましたが、PV数はあまり増えませんでした。
そもそも、職場で、働かない上司に腹を立てていたり、無駄な会議が多かったりしても、
家に帰って、「日本 労働生産性 低い 理由」などという検索ワードで探すことはあまりないのかもしれません。
一方、私が趣味の延長で書いた相撲の記事が、なぜ気合を入れて書いた記事よりもPV数が多いのか。
キーワードを絞って探しやすかったからだと思います。
3ヶ月間に書いた、約90の記事の中で一番成績の良い相撲の記事のタイトルは、
です。
書いてある内容は、白鵬は大変偉大な力士であるにもかかわらず、なぜ嫌われて、叩かれることが多いのかについて、私の考えを述べています。
検索する人も、白鵬に関するニュースを見て、振る舞いに嫌悪感を覚える人や、「なんでこんなに嫌われてるんだっけ?」と気になって探すことを想像できます。
実際に、Googleで、「白鵬 なぜ嫌われる」や「白鵬 嫌われる」で検索すると、私の記事は、なんと1番に表示されています。
「白鵬 叩かれる なぜ」で2位表示、「白鵬 嫌い」で4位でした。(いずれも投稿日時点)
検索する側が検索しやすいワード選定を、もう一度考え直す必要がありそうです。
導入するべきプラグイン
当然、選ぶテーマによって変わってくるのですが、無料のテーマを選んでいれば、基本的なものから導入する必要があります。
意外と1冊の本だけでは、漏れていることが多いと感じます。
私が買ったのは「はじめてのブログをワードプレスで作るための本」という本です。
これだけは最低限導入しましょう、と書いてあるものだけ導入しましたが、後で他の本やサイトを見ると、「これだけは導入しましょう」が他にもあったりします。
何冊か読んでみて、必要なものを以下に記載します。
初めは何のために必要なのかよくわかりませんが、ダウンロード数を見ても相当数の人が必要としていることがわかります。
とりあえず導入しておいて、損は無いと思います。
- Akismet Anti-Spam (アンチスパム) スパム対策は絶対必要です。
- All In One SEO Pack SEO対策のためのプラグイン
- GA Google Analytics 表示ページやユーザーの分析ツール
- Google XML Sitemaps Googleに記事の存在を知らせるためのクローラーの設定
- BackWPup バックアップは週1はとっておくべきだそうです。
- Contact Form 7 お問い合わせフォームが必要な人に便利
テーマは有料がよい!
最初に私が購入した本には、無料のテーマが推奨されていました。
経験がないため、よくわかりませんでしたが、読んでみると、「無料なのにこんなに素晴らしい!」といった趣旨が書かれています。
そういうわけで、無料のテーマで良いのだろうと思い、本に記載してあった無料のテーマを選びました。
しかし、どうにも見た目が良くならないのです。
良くしようと思えば良くできるのでしょうが、作業としては面倒です。
(一応、プログラミング教室に通い、基本的なWebアプリケーションの開発工程、HTML、cssは理解しているつもり)
後でいろいろ調べてみたり、ワードプレスの勉強会で知り合った人たちの話を聞いたりしていると、
テーマは、やはり有料の方が断然良いことがわかりました。
同時期にブログをはじめた人でも、私のブログよりも、かなり見た目で差をつけられた印象でした。
私が、こうなったらいいのになと思う見た目を実現していました。
ボタンや吹き出し、文章の装飾も簡単にできるため、強く勧められました。
SEO対策やアフィリエイト対策もしっかりされているようです。
つまり、少しでも収益化を目指すのであれば、テーマは有料のものを使用した方がよいということがわかりました。
私も今まさにテーマを見比べています、間も無く変更予定です。
(追伸:その後「THE THOR」に決定、変更しました。)
Google アナリティクスとコンソール
途中から登録したのが、GoogleアナリティクスとGoogleコンソールです。
検索結果からクリックに至るまでをコンソールで分析し、
その後表示されたページや、デバイスの種類、滞在時間、ユーザー情報などの分析をアナリティクスでするという感じです。
Googleアナリティクスは、自分のブログを見てくれている人のリアルタイムの情報(閲覧者数、地域、見られているページ、閲覧時間)、時間帯別の閲覧者数、ユーザーが訪れたページなどを見ることができます。
Googleコンソールは、Googleで検索された際に表示された回数やクリックされた回数、検索結果の表示順位などを調べることができます。
また、URLがGoogleの検索結果に掲載されるためのインデックス登録がされているかどうか、リンクがエラーになっていないか、違反を犯していないかなども調べることができます。
分析に大変役立つため、初めから登録して慣れておくとよいと思います。
最後に 素人は情報を取りに行くべし
当初、わからないことがあれば、ネット記事や本を買えば自分で対応できると思っていたため、勉強会などに参加することはありませんでした。
一度、試しに行ってみようというくらいの気持ちで、ワードプレス勉強会に行ってみたのですが、参考になる情報交換ができました。
また、目の前に実在する人が作ったブログを見るのと、顔を知らない人のブログを見るのでは全く違います。
気になったポイントはその場で聞けますし、それを選んだ経緯や困ったことなども聞けます。
特に、ブログをはじめたばかりの人は、どんどん実際の人が集まる場に顔を出し、情報交換することが有効だと思います。
私が初めて参加した勉強会では、大学生から69歳の方までお話する機会があり、いろいろな刺激をもらうことができました。
近くで開催される勉強会などの集まりがあれば参加することをオススメします。
備忘や反省も兼ねて、今後も節目節目で振り返りを行います。
以上、ここまで読んでいただいてありがとうございました。
あわせて読みたい