自分の殻を破りたいと悩む人たちへ
こんにちは!Jimmyです。
今回のテーマは、自分の殻を破る方法です。
自分はこのままではいけない、自分の殻を破りたいと悩みながら、毎日を過ごしていませんか?
私も、長い間、このままではいけないと悩みながらサラリーマン生活を送りました。
気がつけば、悩み始めてから5年以上経っていました。
私の経験上、”いつかは”変わりたいと思っているだけでは、本当に時は残酷なほど早く流れていき、何もしないまま数年が経過してしまいます。
毎日、好きではないのに、目の前の仕事と向き合い、神経をすり減らしていました。
こんな人生ではダメだと思っていながら行動できませんでした。
ひとえに、何をしたらよいのか、具体的な行動がわからなかったからです。
具体的な策が無ければ、当然不安になります。
不安になるから、もっと考えなければと思い、堂々巡りが続いていきます。
私の場合、会社を去り、起業するという行動を取りましたが、組織に残るにせよ、転職するにせよ、何かを変えたいと思っている人に共通することは一緒なのではないかと思います。
これから、自分の殻を破るための方法、特にそのためのきっかけ作りについて書いていきます。
多くの人が陥る恐怖のスパイラルを認識しよう
社会人になると、当然働く時間が長くなります。
その中で、環境を変えるということは、それほど簡単なものではありません。
なぜなら、多くの人は、挑戦を諦め、思考を麻痺させるような負のスパイラルから抜け出せなくなるからです。
この負のスパイラルから抜け出すことが難しいということです。
以下の全てに当てはまらない人もいるかもしれませんが、負のスパイラルにより、気がつけば時間だけが経っていたという結果になってしまいます。
以下に示す9つの要因は、スパイラルでありながら補完関係にあり、強い拘束力を持っています。
私自身、このスパイラルに陥っていた時期がありました。
恐怖のスパイラルだと思っています。
①仕事が忙しい
仕事が忙しいこと自体は悪いことではありませんが、忙しく過ごしていると、目の前のタスクに追われることになりがちです。
困難な仕事であるほど、体力も神経も使うため、余裕がなくなっていきます。
帰った後も、仕事のことが頭から離れないことは私自身もよくありました。
②ストレスが蓄積
ある程度のストレスは成長する上で、また成果をあげる上で重要です。
自分の納得している仕事をしていれば何ら問題は無いのですが、
好きではない仕事を続けていると、どうしても過剰なストレスがたまります。
ある程度納得して続けている仕事であっても、現代ではストレスが増幅する環境には事欠かないケースが多いでしょう。
③本来必要のないことに時間をかける
ストレスを発散するために、お酒を飲む機会や、レジャーなどに没頭する時間を作ろうとします。
仕事の後に、強烈にお酒を飲みたくなることがあるかもしれません。
また、休暇になっても何もできず、ひたすら寝て過ごすことも増えるかもしれません。
仕事以外の時間を、自分のために真に有効に使いたいところですが、それができなくなってしまいます。
④考える時間や自己投資の時間が少なくなる
時間を有効に使えないことは、すなわち自己投資のための時間や、自分の本来あるべき姿について考える時間が少なくなることを意味します。
自己投資は、資格や語学、知識のための勉強はもちろん、
読書、教養、セミナー、体力作り、人間関係作りなど今後の挑戦に必要な時間です。
⑤年齢を重ね、挑戦する意欲が失われていく
気がつけば、あっという間に1年、2年と経過して、はっとする時があるでしょう。
迷っているうちに、あるいは目の前のことに追われているうちに、時間だけが過ぎていたという感覚です。
そして、年齢を重ねるごとに、挑戦する意欲は失われていくものです。
自分や周りのライフスタイルの変化(結婚、出産、マイホーム購入)に伴い、「もうそんな年齢じゃない」と自分にブレーキをかけるようになります。
⑥給料が上がる
一応、今のところ、多くの大企業では年齢とともに給料は上がっていきます。
”無難”に勤め上げていれば新入社員の頃と30代のときの給料は2倍以上違うことも珍しくありません。
給料が上がれば、そこに安住するインセンティブが上昇する可能性があります。
組織でうまく立ち回る術も、身につけている人は多いでしょう。
「いっそのこと、このままでもいいかも」と思えてくるようになるかもしれません。
そして、自分を納得させようとするでしょう。
⑦新しいことを身に着けることに消極的になり迷いが生じる
年齢が上がり、ライフスタイルも変わり、待遇も(新人時代に比べて)よくなってくると、
「そもそも、新しいことを身に着ける必要があるのか?」という消極的な思いが芽生えてきます。
今のポジションや地位を守り、無難に切り抜ける方法を考えることのほうが多くなります。
こうして、挑戦しないうちに、人生守りに入っていきます。
⑧今の組織だけに特化した人材になっていく
長い間、同じ組織にいればいるほど、その組織の特徴に対応していきます。
慣れも出てくるでしょう。
特有の企業文化も体に染み付いています。
部下や後輩も増えるでしょう。
指導することも増えます。
その文化の発信者となり、中にいることに安心感を覚えます。
特定の組織に特化した人材の完成です。
その組織でしか発揮できない能力や、スキルを身につけていても、そこ以外では通用しないことを自覚します。
たとえ通用する部分があったとしても、今よりも好待遇は期待できないと思うようになります。
⑨自分を納得させる要素を作り出す
これまで述べてきたようなことが相まって、様々な言い訳を考えて、変わらない自分への正当性を作り出します。
そうして多くの人は、自分の可能性に挑戦しないまま諦めていきます。
負のスパイラルの終着点です。
終着点についた多くの人は、陰険に出る杭を打ち、自分を守り、外部に関心を示さず、狭い世界でのみ生きようとします。
周りを見渡せば、残念ながらいくらでも見つかる光景ではないでしょうか。
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自分の殻を破る方法はきっかけ作りから
いつもと同じような生活を送っていては、自分の殻を破るきっかけはできません。
忙しく、毎日が過ぎていって、あっという間に時間だけが経過していることに気づきます。
まずは、普段の生活と違う場所に身を置くことが大切です。
一つの場所にいるとどうしても、視野が狭くなり、その組織の価値観に支配されるようになります。
そのため物理的にも、時間的にも、まずは今いる組織からできる限り距離を置くことを優先的に考えるべきです。
以下に具体的な「自分の殻を破る方法」を記載します。
休暇を取る、真剣に向かい合う時間を作る
出来るだけまとまった休暇を取ることが望ましいです。
お正月休み、ゴールデンウィークもありますし、1年に1度は夏休み(5連休)を義務にしている会社が多いと思います。
(それすら取れないような組織の場合は、医師に診断を仰ぐというのも一つの手です)
待ちに待った大型休暇、リゾート地に逃避行したり、家の中に閉じこもって何もしなかったり、家族サービスだけに費やしたりするのは考えものです。
とことん自分の目指すべき姿と向き合う時間が必要です。
そのためだけの時間を確保します。
お酒を飲みながら、TVを見ながら、うとうとしながらの状態で考えるのではなく、いっそのことお寺などの静寂の中で集中して考えることを検討するとよいでしょう。
意外と、真剣に自分の人生について、ひたすら考えることを社会人になってからしていない人が多いと思います。
自分がどう考えているのか、どんな価値観をもとに動くのか、人生で大事なことは何か、
自信を持って、誰かに話せるまで、自分一人で考え抜いてみることをおすすめします。
突き抜けている人と会う
自分の理想像に近い人、憧れの人、目指すべき人の中で、とにかく突き抜けているような人と会ってみることは大変効果があります。
普段会っている人は、同じ組織の中の人が多いはずです。
同じ組織で働いていれば、似たような価値観を共有していることでしょう。
知らず知らずのうちに、それらが常識としてこびりついていることに、なかなか自分では気づきません。
そんな、社内だけの常識的な感覚を一気に吹き飛ばしてくれるのが、「突き抜けている人」なのです。
突き抜けている人は、凄まじいエネルギーを持っています。
色々な選択肢があることを気づかせてくれたり、勇気を与えられたり、気分が一新されることも珍しくありません。
近くに会えるような人がいない場合は、共感できる、突き抜けている人の本を読み漁ることもよいと思います。
現代の人でも過去の偉人でもかまいません。
歴史は過去の偉人たちが行動してきた偉業の結果です。
勇気づけられる要素が詰まっていることは間違いありません。
殻を破ろうと思えば、自分の気持ちを前向きにしてくれるものは、どうしても必要になってきます。
実家に帰ってみる
実家を離れて生活している人は、たまには実家に帰ってみるのも効果的です。
生まれ育った町で、昔ながらの風景を眺めていると、自然と昔の自分を振り返ることになります。
努力してきた自分、大きな夢を抱いていた自分、前向きだった自分、楽しかった頃の自分。
今、殻を破れないで悩んでいること自体が少し小さく思えてくることもあります。
地元は、人によっては退屈なところかもしれません。
しかし、たまに帰れば地元は間違いなくパワースポットです。
新たに挑戦する決意と力を育み、リフレッシュすることができます。
また、実家に帰るときは、御墓参りにも行くことをおすすめします。
悩んだり、思いつめたりしている状態のときは、間違った正義や、考え方、煩悩も混ざり合っていることが多くあります。
お墓の前で手を合わせることは、自分の人生の選択以前の、人としてのあるべき姿を思い起こさせてくれる効果があります。
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自分と約束、鉄は熱いうちに打て
普段いる場所から離れてみると、多くの発見があります。
前向きな気持ちを取り戻すことができたのであれば、あとは一気に行動に移すことを考えます。
行動力があるうちに行動しないと、またすぐに元の状態に戻ってしまいます。
動かない理由は驚くほど多く思いついてしまいます。
力がみなぎっているうちに、自分と具体的な行動の約束をしてしまいましょう。
「これだけは絶対にする!」という約束を自分として、すぐに実行に移しましょう。
私の場合、起業することは決めていたものの、具体的な計画も決まることなく、会社を辞めるという決断をしました。
多くのビジネス書や起業ノウハウ本を読むと、事前準備が必要だとか、新規事業に協力してくれる人脈ができてからということが書いてあります。
しかし、当時の会社にいては、負のスパイラルから抜け出せずに、時が過ぎて諦めるという最悪の結果になる可能性が高いと判断しました。
たくさんの困難はあるかもしれないけれど、最悪の状態よりはいいだろうと思うと気が楽になります。
繰り返しますが、自分の気持ちが前を向いている状態の時に決めることが肝要です。
はじめの一歩が最も難しいと言われています。
走り始めるための第一歩を踏み出してしまえば、あとは進むのみという状況を作れます。
この状況が作れずに、何年も悩んでいた自分を思い出し、このように書いています。
自分の殻を破れないまま、人生を過ごす人が少なくなることを願っています。
以上、ここまで読んでいただいてありがとうございました。
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