万人に平等な「時間」とどう向き合うか
こんにちは!Jimmyです。
社会人になると、時間の使い方をよく考えるようになります。
時間を有効に使わなければ、やるべきことも、やりたいこともできなくなります。
私はサラリーマン時代、時間の使い方について様々な書籍を読んだり、アドバイスを求めたりしながら実践してきました。
うまくいったことも、できなかったこともあります。
むしろ、うまくいかなかったことばかりであり、数多くの反省があります。
社会人といっても、それぞれ置かれている環境が違うため、自分に合った時間の使い方を見つけていくことが必要です。
私もそうでしたが、多くの人が、仕事を効率的にこなして、仕事以外の時間に、自己投資(勉強、読書)、趣味、交流などを充実させたいと考えていると思います。
実際に私が痛感したこと、サラリーマン時代の反省を踏まえて、
効果的でおすすめできる時間の使い方、考え方を紹介します。
1日を、①朝出社前の時間、②昼間(勤務中)、③夜寝るまでの時間に分けて考えています。
朝の時間の使い方 20分でも積み重ねが大事!
樺沢紫苑さんの著書によると、朝起きてからの2〜3時間は脳が最も活発に働くゴールデンタイムだそうです。
朝が苦手な人も得意な人も、この朝の時間を有効に利用することを考えてみる価値はあります。
社会人にとって朝の時間は、出社前の慌ただしい時間でもありますが、少しだけ早く起きて、自分のための時間を確保します。
すると、年間通せばかなりの時間を確保できることになります。
1日20分でも、1年続ければ、120時間になります。
ところが、朝が苦手な人にとっては、1分でも長く布団に入っていたいと思うものです。
実際、私も朝は苦手でした。
これは、習慣づけるまでが大変です。
朝の意志は驚くほど脆弱です。
朝起きてやることを明確にして、起きたらすぐ取りかかることができるように事前に準備しておきます。
10年以上前になりますが、朝が大嫌いだった私は、毎朝起きると、まずタバコを吸い、そしてテレビをつけて、めざましTVの高島彩さんを見て、出社する元気をもらうのが日課でした。
ダラダラとしている時間を有効活用する必要性を感じていました。
そこで、起きる時間を少し早くして、必ず英語の勉強をするように決めました。
毎日30分ほどですが、その日のやるべきページを決め、TOEICの教材に取り組んでいました。
それが終わったら、高島彩さんを見てよいというルールにしました。
TOEICの点数は順調に伸ばすことができ、海外勤務を叶えることができました。(ただし、結果としては中国勤務ということで、英語はその後使いませんでしたが・・)
毎日少しづつですが、ちりも積もれば山となるのだと思います。
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仕事中の時間の使い方 ポイントは社内メールとスケジューリング
仕事中の時間の使い方は、会社により様々であり、自分の意思ではどうにもならないことがたくさんあります。
特に若手社会人の場合は、自分でコントロールできないことがたくさんあることも理解できます。
突然仕事を振られたり、会議が入ったり、やり方を変えるよう指示されたり。
帰りたくても帰れない雰囲気という日もあるでしょう。
段取りを考える、To doリストを作成して優先順位をつけて取りかかる、自分で背負いこまずに人に仕事を振る、、
などなど仕事中の仕事の効率化対策はよく聞きますし、私も試してきました。
その中で、多くの人に共通すると思われ、且つ有効であるものを2つ、以下に示します。
メールの返信時間を極力減らす
社会人になると、メールのやりとりが増えます。
メールは、直接相手と向かい合って会話をしないため、表現には注意が必要です。
特に日本人は、メールの書き方に大変気を使います。
相手がお客さんであれば、相手が失礼だと感じないように心がける必要はありますし、
要件を的確に伝えるよう気を配ることも当然必要です。
後々まで残るものであり、トラブルの元にもなりかねません。
ある程度時間をかけてしまうのは、仕方ない部分もあります。
社内メールは極力減らす意識を!
一方、社内のメールのやり取りは、できる限り直接伝えるようにした方が、ずっと時間短縮になります。
大事な事案であるのに、メールのやり取りが長くなりそうだと思ったら、直接出向いて話した方がよほどが効率的です。
先輩や上司に送るメールは、一行で済ませると失礼だと感じるような人も少なからずいるため面倒です。
自分なりのテンプレートを作って、3行で返事できるように準備しておくとよいでしょう。
それでも、内容には大変気を使うことが多く、驚くほど時間を費やしている人が多く見受けられます。
重要な話ほど、社内メールはできる限り使わないのが理想です。
そのため、社内ではメールではなくチャット機能を利用している会社も増えています。
ご連絡いただきありがとうございます。
< 要件 >
引き続きよろしくお願い致します。Jimmy
社内行事の連絡などは即答が原則
残業ありきでスケジュールを考えない
仕事は、基本的に無くなりません。
やってもやっても終わりません。
成果が欲しい時などは特に、残業ありきで考えてしまう傾向があります。
今日は忙しいからこの作業は夜にゆっくりやろう、
などと考えていると、どんどん後ろ倒しになり残業が続くことになります。
職場の雰囲気や環境によっては、自分一人ではどうにもならないこともありますが、
基本的には残業せずに終われるように自分のスケジュールを考えるようにしたほうがよいでしょう。
もちろん、成果を最優先に考える人や、残業をしても終わらせなければならないことがあれば、残業ありきで考えてもよいと思います。
実際に、連日連夜の残業を厭わず、成果を出し続けた人も知っています。
その方は、残業に対してこのように仰っていました。
業績の評価にならなくても、自分がやりたいと思う仕事をこなしていたため、連日日付が変わるまで働いておられました。
このような確固たる意思がない限り、残業ありきの考え方は、有効な時間を奪い疲弊するだけです。
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夜の時間の使い方 公認会計士資格が取れるほどの時間がある!
社会人の時間の使い方を考えると、一番差がつくのが夜だと思います。
仕事が終わってから寝るまでの時間をどう使うか、人によって大きく差が出ます。
やるべきことを事前に決めて優先順位を上げる!
夜は、体力的には疲れていることが多いでしょう。
やることを明確に決めていないと、家に帰ってからテレビを見たり、ネットサーフィンしたり、YouTubeを見たりしてあっという間に寝る時間になります。
時間を区切って、やるべきことを明確化しておく必要があります。
私の友人は、夜の時間を資格の勉強に当てていましたが、試験日が決まっているような類のものは、それに向けてスケジューリングしやすいと思います。
やらなければならない理由を作って、優先順位を上げることです。
無意味なお酒が一番の大敵
私の経験上、最もやってはいけない使い方が「酒で酔っ払う」です。
特に職場の飲み会です。
ごくたまに飲みに行く程度であれば、ストレス発散やコミュニケーション円滑化になってよいかもしれません。
一方、毎週のように職場の飲み会に参加することは無意味です。
惰性になって、酔っ払って何を話していたかも覚えていないことがほとんどです。
日本人の飲み会時間は大変長いと思います。
最低2時間からです。
後から遅れて参加する人がいようものなら更に延長、そして二次会というオプションもあります。
1回飲み会に参加すれば、4,5時間はあっという間に吹っ飛びます。
お酒が入れば、よほどお酒に強い人でもない限り、帰ってからは何もできることはありません。
自己投資、趣味、休息の時間(プラスお金)を割いてまで、行く価値のある職場の飲み会はほとんどないと思います。
実際に何度も参加した実感です。
どうせ飲むなら、職場ではなく、外部の人と情報交換したほうがずっと価値があります。
会社に所属していると、驚くほど外部との関わりが無くなります。
飲み会はほどほどにした方がよいですが、定期的に外部の人と会う機会は非常に有効だと感じます。
他の会社、組織での事例や考え方を知って視野を広めるよい機会です。
お酒の誘惑に負けそうな人は、曜日ごとに、夜やることを明確にしておくことをおすすめします。
毎週水曜日はジムに行って鍛錬する、月曜日は趣味にあてるなどなどルーティン化しておくのです。
優先順位を上げてスケジューリングするようになります。
お酒のために無駄にした時間で公認会計士が取れた?
私はサラリーマン時代、お酒のために随分無駄な時間を費やしたことが大きな反省点です。
普段のストレスも大きいことに加え、自分の甘さもあり、飲んだらどんどん飲んでしまい、何時間も棒に振りました。
計算してみると、少なく見積もっても、無駄なお酒のために浪費した時間は10年間で何千時間の単位になります。
この時間は、司法試験や公認会計士試験に合格するために必要な勉強時間よりも長い時間です。
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最後に 心身の健康が大前提
ここまで、朝、昼、夜の時間の使い方の例を紹介してきました。
最後に健康について触れておきたいと思います。
心身の状態を健康に保つべく、ケアすることも忘れないように意識するべきです。
社会人はストレスも多く抱えています。
社会人は時間の使い方が大事だといっても、健康でなければ意味がありません。
体の健康は当然のことながら、心の状態を健康に保つことも絶対に必要なことです。
日本は労働時間も長く、精神的に余裕のない状態にある人が大変多くいます。
志があり、何かを成し遂げたい人でも、仕事だけではない豊かな人生を歩んでいきたい人でも、
誰にも共通して必要なことは、心の健康を保つことが大前提であるということです。
40歳を過ぎたあたりから、大変多くの人は、健康診断の結果が急激に悪化しているように感じます。
勲章みたいに語っている人もいますが、実際に病気になれば、そんなこと言っていられなくなります。
身体の健康を害すれば、気力は湧きません。
心身の健康には、くれぐれも注意してください。
以上、ここまで読んでいただいてありがとうございました。
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