「人間関係がめんどくさい」を根本から解決し人生を豊かにする方法

こんにちは!Jimmyです。

めんどくさいと感じる人間関係、誰でも経験があるのではないでしょうか。

今回のテーマは、「人間関係」のめんどくささを解決する方法です。

職場や友人同士の人間関係がめんどくさい、うまくいかないと感じる場合の解決方法について紹介します。

これが全て!信頼と尊敬の土台を自ら作る

めんどくさい人間関係には土台となる軸が無い

めんどくさいと感じる人間関係には信頼と尊敬という軸がありません。

これが無いと、簡単に人間関係は折れてしまいます。

折れてしまった状態とは、人間関係が「嫌になった状態」と言えます。

 

価値観の相違、利害関係の発生、上下関係などの状況によっては、人間関係が重くなり、面倒に感じる可能性が高まります。

完璧な人間などいませんから、どんなに素晴らしい人格者であっても一時的な感情で相手に誤解を与えたり、不愉快な思いをさせてしまったりすることもあります。

反対に、誤解して受け取ってしまうこともあるでしょう。

 

そんな中でも、継続していきたいと思える人間関係には、めんどくさいことを支える軸がしっかりしています。

その軸こそが、信頼と尊敬です。

その軸の上には、相乗効果の花が咲きます。

時に対立があったとしても、軸がしっかりしているので折れることはありません。

(下図にイメージを示します。)

つまり、人間関係がめんどくさい、うまくいかないと感じている場合、信頼と尊敬の軸が細い上に、利害関係、上下関係、価値観の相違といった重りが加わって、人間関係の軸が折れてしまいます。

 

この軸を太くしていくことこそが、「めんどくさい関係」をなくして、人間関係を強固にすることに他なりません。

 

太くすることが難しいのであれば、その関係を維持することはプラスにはなりません。

例えば職場で、どうしても信頼と尊敬の土台が作れないと判断すれば、環境を変えることが必要です。

 

軸が細い事例

軸が細い状況がどんなものか想像しやすいように、例をあげます。

初めて知り合ったセールスマンとは何の信頼関係もありません。

この状態で、いきなり色々な高額商品を勧められても、信じることはないでしょう。

何度も勧誘されれば、めんどくさい人だと思い、関係が折れます。

もう会おうとはしません。

 

同じ職場の上司の場合、肝心な時に逃げるような人であれば、信頼も尊敬もできません。

そのような状態で、仕事の方法を指導されたり、叱責を受けたりしても、到底受け入れられないでしょう。

これも関係が折れた状態です。

関わるのが嫌になります。

 

逆に、肝心な時、自分ではどうしようもない窮地を救ってくれた上司であれば、

ある程度の指導も叱責も苦にはならないはずです。

信頼、尊敬の軸があるため、叱責の重みで折れる関係ではないのです。

 

信頼の軸を太くする

時に無理難題を持ちかけられたり、鬱陶しく思ったりしても、信頼の軸がしっかりしていれば、関係が折れることはありません。

 

まずは信頼の軸を太くすることが大切です。

ここでは同僚との関係や友人関係を例に考えます。

 

信頼の軸を太くするためには、まずは自分を開示することが必要です。

自分の本音や思っていることをある程度正直に伝えないと、上部だけの会話になり、信頼関係の軸は太くなりません。

 

上部だけの関係の代表例は、よく取り上げられるママ友の集まりです。(もちろんそうでない場合もあると思います)

当たり障りのない会話で相手の出方を伺っているだけでは、何回会っていても軸は太くなりません。

ママ友からのメールの返信内容や、着ていく服、振る舞い方など、何から何まで気を使っているうちに面倒になってしまうというのはよくあることのようです。(よく聞くことです)

 

相手に引かれたり、共感されなかったりするのを恐れる前に、

そもそも、しっかりとした関係の軸が築ける人なのか、関係を築くのに値する人なのかを確かめる必要があります。

 

同僚や友人との人間関係がめんどくさいと感じている場合、ほとんどは、上部だけの関係で、信頼関係を築く努力をしていない場合が多いと言えます。

 

気分が良いとき、楽しい話題をするとき、単に打ち上げで話すときなどは、面倒に思うこともありません。

一方、少しでも仕事で利害関係が発生したり、気分が乗らなかったりするときは、その人との関係が面倒に思えてきます。

相手を信頼する軸が無いため、はっきり言えなかったり、疑心暗鬼になったりするからです。

 

通常時から、自分をある程度開示して、同僚や友人と本音で話しておくことが大切です。

意外と、際どい話題や過激な発言をしても、相手も色々と話してくれて、踏み込んだ会話ができることに気づくでしょう。

 

もし、仕事の同僚に対して、何度こちらから働きかけても、相手が引いていくのであれば、無理に太い軸を築こうとする必要はありません。

その代わり、重りになるような「友人としての関係」という意識を絶って、職場だけの関係だけにとどめます。

つまり軸が折れないような「軽い状態」にしておくということです。

 

この意識が大切です。

必要以上に、「どう思われるか」、「嫌われないだろうか」といった考えにとらわれないことです。

なぜなら、軸を太くするに値する相手ではないからです。

 

そうなれば必要以上に相手を嫌ったり、腹を立てたりすることもありません。

軸の太くない相手には、信頼しないのと同時に期待もしないからです。

 

尊敬の軸を太くする

尊敬の軸を太くするのは、同僚や友人に対しても当てはまりますが、今回は、一番わかりやすいであろう職場の上司・先輩を例に考えます。

 

ポイントは、嫌な面は見ずに、尊敬できるところをとにかく探すことです。

職場の関係であれば、嫌な面もたくさんあると思いますが、尊敬できるところに集中します。

 

尊敬できる部分があるというのは、本当に大事なことです。

「この人が言うのなら仕方ない」と思える人であれば、人間関係のめんどくささは大きく減少します。

 

最たる例は「師弟関係」です。

芸の世界でも、職人の世界でも、師弟関係は、大きな尊敬のもとで成り立っています。

だからこそ、辛く、時に理不尽なことにも弟子は耐えていけるのです。

上下関係と師弟関係は別物です。

尊敬が中心にあるのが師弟関係、年齢や役職、立場が中心にあるのが上下関係です。

 

仮に、嫌な部分が他にあったとしても、尊敬できる部分があれば、尊敬の気持ちは相手に伝わります。

尊敬されて嫌な思いをする人はいません。

相手からも友好的な言動が返ってくることが多いはずです。

 

私の会社員時代の例をあげます。

体育会系の考え方が嫌いな私は、バリバリの体育会系の先輩が苦手であることがほとんどでした。

 

ある先輩も、強固な体育会系思考の持ち主でした。

上下関係や言葉使いに大変厳しく、気が抜けませんでした。

 

「めんどくさい人ナンバー1」だと思い、出来るだけ避けようとも考えましたが、尊敬できる部分を見つけたことで、その思いは随分和らぎました。

お客さんに対して真摯に向き合う姿勢と、義理堅さに惹かれたのでした。

 

そのおかげで、尊敬の念を持って接することができました。

重りはいくつも感じながらも、それに負けない軸を築くことができました。

 

めんどくさい人間関係を切って環境を変える大切さ

めんどくさい人間関係は百害あって一利なし

人間関係がうまくいかないことは、仕事にせよ、私生活にせよ、悪い影響しかありません。

ですから、面倒な人間関係は、何としてでも減らしていく必要があります。

 

相乗効果を生む関係、つまり1+1を3にも4にもできる関係を築いていくことが必要です。

1+1が2にもならない関係は、関わっていて良いことはありません。

 

人間関係が面倒になった状態とは、まさに関わっていて良いことがない状態そのものです。

自分をすり減らす結果になります。

 

相乗効果をもたらすような関係は、人生を豊かにします。

人は一人では生きられないというのは、今も昔も同じです。

大きな偉業を成し遂げてきた成功者も例外なく、良い人間関係に恵まれています。

 

どんな偉業も、人間同士の相乗効果の賜物です。

Appleのスティーブ・ジョブズ氏とスティーブ・ウォズニアッキ氏、Googleのラリー・ペイジ氏とサーゲイ・ブリン氏などは最たる例でしょう。

一人でできる成果は限られますが、相乗効果により想像もできないほどの成果を生むということを強く認識することが肝要です。

 

環境を変える勇気も必要

努力の結果、どうしても改善が難しい関係もあります。

そんな関係ばかりの状態にあるとすれば、環境を変えることが必要です。

 

これまで、人間関係のめんどくささを改善するための方法を紹介してきました。

他人を変えることはできませんが、自分の心の持ち方は変えることができるという視点に立っています。

 

信頼の軸にせよ、尊敬の軸にせよ、まずは自分から働きかけ、改善を図っていくことが重要です。

良好な人間関係を多く築いている人たちは、自己開示を積極的にし、相手の尊敬できるところに注目しています。

 

一方、どうしても関係の軸を作れないこともあります。

完璧な人間などいないと冒頭に書いた通りで、無理なものは無理という結論にもなり得ます。

 

周りの人たち、毎日関わるような人の中で、このような関係が多く存在するのであれば、環境を変えることも一つの手です。

優先順位としては、高くしてよい要素かと思います。

そのような人間関係の中で生きていて、大きな目標を達成することや、幸福感を感じることは難しいからです。

 

幸福感を感じられなければ、生産性も創造性も発揮されることはありません。

情熱も湧いてきません。

心をプラスの状態に保つことができなくなります。

この状況は給料が高い安い、或いは収入が安定しているか不安定かの問題よりもはるかに深刻な問題です。

 

あわせて読みたい

なぜ会社は嫌な奴ばかりなのか?マックスヴェーバーの支配三類型から考える

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、めんどくさい人間関係の根本的な解決方法を紹介しました。

 

人生において、良い人間関係を作るべき理由は、一人ではできない、大きな相乗効果を生み出すことにあります。

仕事の成果といった目に見える効果はもちろん、幸福感、達成感といった精神的な効果も計り知れません。

 

逆に、面倒な人間関係は、相乗効果を生むこともなく、幸福感も奪います。

何よりも優先して解決することが必要です。

 

解決するためには、人間関係の軸となる、「信頼の軸」と「尊敬の軸」を太くすることです。

自分から働きかけ、軸を太くしていけば、逆境のとき、思わぬ対立関係が発生したときでも、人間関係は崩れる(軸が折れる)ことはありません。

 

信頼と尊敬の軸を強固にできた人との関係こそ、人生を豊かにする人間関係です。

 

人間関係や心の持ち方について関連する記事を書いておりますので、以下の記事も参考にしてみてください。

 

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以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

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