正しいストレス発散方法の基本
こんにちは!Jimmyです。
日々ストレスをどのように発散しているでしょうか。
ストレスは、目指す目標を達成するために、ある程度は必要なものです。
ストレスがある程度あったほうが、集中できる、ほどよい緊張感があって効率も上がるといったメリットもあります。
筋トレするには、負荷をかけることが必須です。
しかし、過剰なストレスは、心身ともに悪影響を与える要因にもなります。
ストレスを溜めすぎないことが大事なのは言うまでもありません。
人によってストレス発散の方法は違うようですが、明らかによくないストレス発散方法があります。
私も長年、よくない方法でストレスを解消しようと努力をした過去があります。
正しいストレス発散方法を選ばないと、身体にも精神的にもいい影響を発揮してくれることはありません。
小手先のストレス発散方法の前に、自分が向かうべき方向をしっかり見定めることを時間をかけてでもやるべきなのです。
以下に詳しく書いていきます。
ストレスは自分の意向に反したことをすることから
ストレスの原因は実に多様で、人によっても色々なものがありますが、一番大きな原因を一言で言うと、
自分の意向と違ったことをすることです。
逆にストレスを溜め込まないようになるには、自分の意向に沿ったことをしていれば、大きなストレスは溜まりません。
集中しすぎて身体が悲鳴をあげることはあるかもしれませんが、病的な精神ストレスに苦しむことはないでしょう。
嫌なこと、やりたくないこと、一緒にいたくない人、
このようなものが生活に張り付いていると、日々膨大なストレスを抱えることになります。
さらに、最近多いと感じるのは、自分の意向、つまり理想の自分、やりたいことを具体的に持っていないという人です。
目指すべき方向が特定できないため、自分が今やっていることに自信が持てず、不安や焦り、場合によっては絶望感を感じている人もいます。
そういう場合も、日々ストレスを感じながら生きることになるでしょう。
正しい方向へ向かっているか?
まず、必ず最初に解決するべき問題は、自分が進むべき方向性を明確にすることです。
なりたい自分、身に付けたいこと、達成したいこと、やりたいこと、自分がこれから向かうべき目標をしっかりと持つことです。
ただただ、嫌なことが早く過ぎ去ればよいと、嵐が通り過ぎるのを待っているだけではよくありません。
自分が向かうべき方向を定めることは、辛い時に立ち止まって、見直すべき指針となります。
そして、日々、自分の進むべき方向、正しい方向を確認しながら進んでいけば、途中で迷ってしまうことも少なくなるでしょう。
自分の価値観の見つけ方や、人生に楽しさを見出す方法について、以下の記事も参考にしてみてください。
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陥ってはならないパターン
サラリーマンに聞いた、とあるアンケート調査によると、
ストレス発散の方法として多かったベスト3は、
1位 寝ること
2位 食べること
3位 旅行すること
以下、買い物をする、お酒を飲む、テレビを見る、趣味をするなどが挙げられていました。
これらは、心身をリフレッシュさせるために大変効果的ではありますが、あくまでも節度を持って行う必要があります。
逆にいうと、これらの方法は、以下に示す「陥ってはならない行動パターン」になりやすいという危険性を秘めています。
陥ってはならないパターンは、根本的なストレス解消とは言えません。
心身ともに状況が改善することは望めません。
現実逃避のパターン
目の前のことからとりあえず離れたい、忘れたい、逃げたいという思いが強いと、現実逃避のパターンに陥りやすくなります。
目的が、「ストレスの原因となることから逃げること」になります。
好きなことをしよう、リフレッシュしよう、楽しもうという思いが小さくなっていくのです。
先ほどのランキングの例でいうと、必要以上に寝ること、暴飲暴食すること、遠くへ行くことなどでしょうか。
現実を忘れるために1日中寝ていたものの、起きた時に現実に戻されて、1日何もできなかったことに落ち込む。
逃げるために、お酒をたくさん飲んで、記憶をなくした代わりに、何時間という貴重な時間も失ってしまった。
せっかく旅行に出かけたのに、行動的にならず、ひたすらじっとして時間を過ごして思い出があまりなかった。
このようなことになりかねません。
現実逃避したつもりでも、すぐに元に戻されます。
その時に大きく落ち込むことになります。
逃避のための時間は何だったのか、大した効果もなく、無駄な時間をかけたことになりかねません。
私の場合、これらのいずれも経験して、本当によくない方法だったと反省しています。
お金も時間も、よい使い方ではなかったと思います。
ストレスから解放されて、英気を養うといった結果にはならなかったことは身をもって感じています。
身体によくないパターン
健康に悪影響を与えるようなパターンです。
先ほどのランキングの例で言えば、
必要以上に寝すぎることは身体にもよくありません。
運動不足の原因にもなります。
暴飲暴食は、言うまでもなく身体によくありません。
ストレスのはけ口を飲食に求めすぎると、すぐにコントロールできなくなります。
私も、記憶がなくなるまで飲んだり、深夜に大好きな甘いものを大量に食べて急激に体重が増えたりと、健康状態をどんどん悪化させていった経験があります。
なかなか歯止めがきかないものです。
「飲まなきゃやってられない、ストレス解消には糖分が必要」などと、適当な理由をつけて、正当化してしまいました。
簡単に逃げ込める方法が、先ほどのランキングのベスト3です。
寝ること、食べること、遠くへ行くこと、これらは現実逃避の手段となりやすく、そして健康を害するようなパターンになりやすいため注意が必要です。
ストレスを解消して、本来の前向きな自分に戻るための手段であるはずが、健康を害するような結果になっては本末転倒も甚だしいと言えるでしょう。
短期的なストレス発散のために
繰り返しますが、一番考えなければならないことが、自分の目指すべき方向性をしっかりと定めることです。
それが指針となり、ストレスと立ち向かうだけの力が生まれてきます。
それがないと、先ほど紹介した陥ってはならないパターンに簡単にはまってしまうでしょう。
寝る、食べる、飲む、旅行するなどは、適度に行えば非常に効果的ですが、やりすぎは禁物なのです。
そして”やりすぎになりやすい”のです。
以下に、日常でできる短期的なストレスの発散方法としておすすめできる方法を紹介します。
長い時間もかからず、いったん気持ちをリセットすることができるのに加え、お金もそれほどかかりません。
時間、費用対効果は優れていると思います。
正しいマインドセット
ストレスが溜まると、考え方が偏屈になりがちです。
不平不満や、妬み嫉み、諦めといったマイナスの感情に支配されがちです。
ストレスを増幅させるのも和らげるのも、結局は気持ちの持ちようなのです。
そんな時、役に立つのが、正しいマインドセットをすることです。
具体的には、自分を落ち着かせてくれるような格言や本などを用います。
私の場合は、偉いお坊さんや過去の偉人が語る人生観などの本を読むようにしています。
ストレスを抱えている問題の本質は、今の自分の環境や行動そのものにあり、飲んでも寝ても解決しないことに気がつきます。
自分が、何をしなければいけないのか、今の状態をよくないと思っているのであれば、どうすれば解決できるのか、根本的な問題を考える手助けとなります。
良い本との出会いは、人生の指針となることもあります。
毎回違う本を読む必要はなく、自分がよいと思える本を何度も繰り返し読むことも大切です。
以下の読書ページにて、前向きな人生を歩むためのおすすめの本を紹介していますので、こちらも参考になさってください。
参考
瞑想で静かな心の状態を作る
読書よりも更に短い時間で誰でもできるのが、瞑想の類です。
近年、マインドフルネスという言葉が流行っている通り、いくつもの瞑想方法が実践されています。
「瞑想なんてして、何か気分が変わるのか?」と私も最初は疑っていましたが、続けていると、何とも言えない心地よさを感じることができるようになりました。
ストレスを和らげる効果として、深呼吸をすることや一旦呼吸を整えることを勧められたことはないでしょうか。
それらの強化版が瞑想であり、心を落ち着けるのに最適です。
自分にできそうな瞑想の方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。
お寺で坐禅するようなものではなく、誰でもできるような方法も多く紹介されています。
静かな心の状態を作り出すという意味では、近くの神社に行ってみたり、先祖のお墓を参ったりすることも大変効果的です。
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ストレス発散よりも溜め込まない状況を作ろう
ストレスを抱える人が大変多いご時世だと感じます。
多くの人が、過剰なストレスを抱えて、病んでいるように見えます。
ストレス発散のためのグッズや、方法などは至る所で目にしますが、
ストレス発散よりも考えるべきことは、ストレスを溜め込まないような状況を作り出すことです。
自分の目指すべき姿をしっかりと決めて、それに向けて動くことです。
その中で感じるストレスであれば、誰もが適切に向かい合い、上手に付き合っていくことができると思います。
ストレスの原因は、自分の意向に沿わないことをしていることです。
私自身、何年もそのような思いをしてきたため断言します。
今回紹介したような方法を取り入れることで、正しい考え方に基づき、自分の人生を見つめて、進むべき方向性を決めるということをまずは実践してみることをおすすめします。
以上、ここまで読んでいただいてありがとうございました。
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