こんにちは!Jimmyです。
自己肯定感を持って生きるというのは、現代社会では、一つの大事なテーマになります。
というわけで今回は、自己肯定感を無理なく上げる方法を紹介します。
気持ちの持ちようで、人の気分も意欲も大きく変わるものです。
先に結論を言いますと、自分の人生でよかったこと、誇りに思えること、ハイライトシーンなどをストーリー(物語風)にして話せるようになることです。
これから詳しく説明します。
一般的に言われる自己肯定感を上げる方法
自己肯定感を上げることについて、まず先に、一般的に大事だと言われている方法を列挙しておきます。
どれも、大変重要だからです。
- ポジティブ思考の人と接すること
- 自己を認識すること
- ダメな自分も含めて受け入れること
- できることに注目すること
- 自分の軸で生きること
長期的に考えれば、これらは絶対に欠かせない、自己肯定感を上げるためのプロセスです。
一つ一つ見ていくと、膨大な量になってしまいますので、これらの項目については別の記事にて紹介することにします。(以下に記事リンクを貼っておきます。)
今回は、次の項以降で、「ストーリーとしてとらえること」にフォーカスして考えます。
これらの要素すべてに繋がる効果的なアプローチです。
①ポジティブになるために
②③④自己認識と自分を受け入れること
つまらない人間にならないために強烈な自己を持って挑むべき理由
⑤自分の軸で生きる
ここから始める!出来事をストーリーでとらえる
何かを変える、挑戦する場合、まず適切な精神状態になる必要があります。
どんな状態かと言うと、
単純ですが、心がすーっとするような、気分のよい清々しい状態です。
この状態になることで、習慣でも、新たな考え方でも、知識でも取り入れやすくなります。
そのような状態にいざなってくれるのが、自分の過去の出来事をストーリーとしてとらえることです。
ストーリーの題材は評判よりも自分の心地よさ重視
では、何を題材にすればよいのか。
記憶をたどれば、いいことも悪いことも、病めるときも、健やかなるときもあったことでしょう。
もちろん、自分にとって誇りに思えるようなことを思い出すべきです。
ただし、自他ともに認めざるを得ないような、偉業である必要はありません。
少し誇らしく思えること、成功体験、失敗からの巻き返しなど、人によって異なりますが、
自分で振り返って心地よいと思えるエピソードを選びます。
- 自分自身が中心となり動いた出来事
- 大きな出来事である必要はない
- 思い出すと心地よい、誇りに思えるようなエピソード
- 感情の動きがエピソードの中心にくること
考えてみれば、今まで、人に向かって、あるいは自分に独り言のように語りかけるにしても、
ストーリーのように話すことは、ほとんどなかったのではないでしょうか。
成果や事実を武勇伝として話す人はいますが、流れる物語のように話す人は、日常生活でお目にかかることはほぼないでしょう。
就活のときなどに、事実と、そこからもたらされた結果を”簡潔に論理的に”述べるという経験はあるかもしれませんが、それは物語とは正反対の性質になります。
「桃太郎とは、桃から生まれた少年が成長し、鬼退治をするという内容です。」
と話すようなものです。
目的が異なります。
就活や武勇伝では、そのエピソードを通して、どのような実力、考え方、実績を持った人間であるかを伝えることが主眼に置かれます。
結局、桃太郎くんは何を達成したのか、という実績、
つまり鬼退治をした男であるという実績が大事になります。
名ストーリーテラーはパンチ佐藤さん
実際にお手本があったほうがよいかと思い、少し考えてみました。
話すことのプロを除いて考えていたところ、思い出したのが、元プロ野球選手で、タレントのパンチ佐藤さんです。
タレントとしてのイメージが強いかもしれませんが、元オリックスブルーウェーブの選手です。
おそらく、スピーチなどの技術などは学ばれていないはずですが、話すプロよりも上手に、自分のストーリーを展開される印象です。
おそらく、何度も何度も振り返って、考えて、そしていろいろなところで話してこられたのだと思います。
他人のストーリーなら、おそらく、プロの噺家の人が話したほうが面白いはずです。
元チームメイトでロッカーが隣だったイチロー選手のように、名シーンをあげたらきりがない選手ではなく、数少ない活躍シーンだからこそ、一つ一つを大事にしているといったコメントを聞いたことがあります。
昔の動画があるかもしれないと思い、Youtubeで探してみましたが、昔過ぎたのでしょうか、目当てのものは見つかりませんでした。
何度か検索したところ、最近のものがありましたので、こちらをサンプルにします。
昔ほどのキレはない印象ですが、それでも、こんなイメージでという参考になると思います。
↓全体的に上手に話す方ですが、ストーリートークは2分40秒くらいからです。
気持ちが良い以上の効果
一部の、すでに人生で成功をつかんだ人を除いて、好きなように、自分をヒーロー、ヒロインにして、ストーリーを描き、語るという機会はほとんどないはずです。
考えてみると、「他の人から言われて、こう変わりました」とか、「何かしてもらって、感動した」という出来事のほうが多く思い出されるかもしれません。
最初は難しいかもしれませんが、
これは、やってみると、意外と気持ちが良いものです。
そればかりでなく、自分の当時の気持ちや、良くなかった部分や、考えたことまで整理できます。
つまり、自己認識や受け入れという工程にも繋がるということです。
先程のパンチ佐藤さんのストーリーは、語り口調や勢いからして、サヨナラヒットや、満塁ホームランなのだろうと、多くの人が想像したはずです。
ただ、実際はそうではなく、代打で、一塁線をしぶとく抜ける、勝ち越しツーベースヒットです。
それでも、大変ドラマチックに聞こえます。
何より本人が一番楽しそうです。
聞いている方も楽しくなります。
もし、他のスター選手と自らを比較して、決勝点をあげたくらいで騒いでいたら恥ずかしいと、冷めた視点で自主規制してしまえば楽しくありません。
自分のできたこと、誇りに思えることを、素直に受け止め、自信を持って語る。
この方が、自己肯定感が高まることは、想像に難くありません。
何より実際に話す人は幸せそう
パンチ佐藤さんに限らず、有名人や成功者であれば、ストーリーの需要があります。
経験を語ってほしい、それこそサクセスストーリーを聞きたい、作品にしたいという要望が寄せられることでしょう。
もちろん、読者や視聴者に、学びや勇気を届ける意義と効果が大きいからそういう話になるのですが、
ネットで、気になった人物の実績や経歴などを調べることがあると思います。
主な実績や経歴を眺めて、それだけで感動することはまずありませんが、その人のサクセスストーリーなどを見ると一気に感情が動かされることはあり得る話です。
実績などの情報量という観点では、おそらくWikipediaなどを見たほうがはるかに効率的でしょう。
しかし、感情を動かすのに必要な情報は、実績を簡潔にまとめただけでは、もたらされません。
ストーリーにするからこそ、感情が動かされます。
断片的な出来事や、結果だけに注目するのではなく、
ストーリーそのものとして、感情を動かすことが肝要です。
試しに何かのエピソードを思い出してやってみよう!
ほとんどの人にとって、プロに作ってもらうことは未来の話になりますが、
自分の頭の中でストーリーを思い出し、編集することは自由です。
人に話すことまではできないのなら、心のなかで上映するだけでも、効果はあると思います。
自信過剰になるのも、過去の栄光にしがみつくのもよくありませんが、
現代では、不安な人、自分を肯定的に考えられない人のほうが多くて気になります。
そんな人こそ、自分の気分を高めるストーリーを話したり、心のなかで上映したりして、自己肯定感を上げるための精神状態を作ることが必要です。
パンチ佐藤さんのように、一瞬の出来事を広げるもよし、ある程度の期間のストーリーにするもよし、
自分の心地よい経験、記憶からストーリー(物語)を編集し、上映してみてはいかがでしょうか。
まとめ
自己肯定感を高めるための第一歩は、自分の価値観にそって行動できた心地よい、誇りに思える出来事をストーリーとして蘇らせることからです。
数々の成功者や有名人は、他者からの需要がはっきりあるため、自分のストーリーを話したり、本にしたり、場合によっては映像に収めたりする機会に恵まれています。
これによって、自己肯定感がかなり刺激されることと思います。
ストーリーとは、人の感情に訴えかけるものです。
自分のストーリーであれば、自己肯定感は否応なく高まるはずです。
そうであれば、ストーリーとしてとらえることを、一部の人だけに与えられた特権にしておくのはもったいないことです。
さすがに、映画や本にすることは難しくても、自分の頭の中で編集、上映することは自由です。
単なる出来事の一つとして思い出にしまっておくより、何度も掘り起こしながらストーリー仕立てで頭の中で流したほうが、一層自己肯定感は高まります。
そんな状態になってこそ、根本的な取り組み、自己認識や、自己分析、変化への挑戦に移っていけるのではないでしょうか。
以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。
追伸
幸福感のある自分の人生を送るための記事を中心に書いています。
こちらの記事も参考にしてみてください。
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