読書をするメリット
こんにちは!Jimmyです。
忙しい大学生、ビジネスマンこそ、読書が必要だと思います。
読書の重要性は、敢えて私が申し上げることでもないですが、大きく分けて以下の通りです。
・自分の意見に自信がもてる、説得力が増す
・語彙力、表現力が伸びる
(横文字ばかり使うより日本語で伝える語彙を持つことが大事)
「そんなことはわかってるよ」という方がほとんどでしょう。
読書をあまりしないという方でも、重要性はわかっているけど、忙しくて時間が無いという方も多いと思います。
しかし、読書は意外と時間が無い中でも出来るものです。
優先順位をあげるだけです。
習慣になるまでは嫌になりますが、気が付けば次の本を手に取っているという状況になれたら理想的です。
その方法を提案します。
私が昔読書をしなかった理由
私は大学生の頃、ほぼ読書をしない人間でした。
学校指定の物(つまり強制的なもの)、マンガ、就活のハウツー本(SPIと自己分析)を除けば4年間の読書量は片手で数えられるくらいだと思います。
読書をしなかった理由はいろいろあります。
今思うと恥ずかしいですが、実際にこんなことを思っていました。
もしかしたら意外と同じような考えを持った方もいるかもしれません。
・このまま読書なんてせずに成功して、本を読めと言う人たちをあっと言わせてやろう!
・本は過去のことだ、未来に目を向けていればよいのだ!
読書のメリットにも何となく気づいてはいましたが、今更読書を習慣にしたところで遅すぎるという気持ちもどこかにあったのだと思います。
このような考えのもと、社会人になるまで読書を習慣にすることはありませんでした。
読書を習慣化する第一歩
先ほども書いた通り、私自身、昔は読書をする人間ではありませんでした。
両親からは読書を勧められることは何度かありましたが、聞き流してしまいました。
推薦図書が送られてくることもありましたが、ほとんど読みませんでした。
当時生意気盛りな高校生、大学生でした。
人から言われても、聞くはずはありません。
しかし、人間は意外と単純なので、自分が心からすごいと思えるような人(身内以外)から言われることは信じて、聞こうとする態度も持ち合わせています。

私の場合、就活のときにお世話になった、会社のある先輩から言われたことで、第一歩を踏み出しました。(根は素直な人間なのかもしれません笑)
驚かされたのは、知識の豊富さもさることながら、話のわかりやすさと説得力です。
話を聞いていると、他の同世代の人とは全く違いうことに気がつきました。
群を抜いてという表現がぴったりでした。
その後も、何度もお話を聞く機会があったのですが、話の内容を今でも覚えているくらいです。
気だるい雰囲気で入ってくるのですが、言葉は、ずばっと来て、的を得ます。
生意気な私も、素直にすごいと思いました。
入社前後だったと思います。
いろいろな方面の話をした挙句、まとめてダメ出しを受けましたが、最後に読書を勧められたのです。
「本読んでないだろう?」と言われたので
「はい、読んでません」と答えたところ、
「本を読んでいる人かどうか、話していればすぐにわかる」
「俺は(入社)1年目の(給料の少ない)ときでも、本だけは躊躇わずに買った。」
「飯は我慢しても、本は読んだ、本を読めればよかった、それでお腹いっぱい」
今覚えば、先輩とはいえ社会人になってまだ3年くらいの若者が、よく偉そうに言ったもんだとも思いますが、当時は感服しました。
それから読書の習慣がどんどんついていったのです。
というわけで、皆さんが読書をはじめる第一歩は、私の言葉からではありません。
あなたの尊敬する先輩で、仕事のできる人、話に説得力のある人に、「本読んでますか?」と聞いてみてください。
人柄がいいとか、顔がいいとかで選ばないでください。
まわりの「できる人」は本当に本を読んでいます。
本から学んでいます。
そのような人から読書を勧めてもらうとよいでしょう。
以前、バリバリのトップ営業マンの先輩と読書の話をしました。
見るからに体育会系で、毎日深夜まで残業することも厭わないほど忙しい人でしたが、私の話の内容に合わせるように、
「それなら、こういう本があるから読んでみなよ、おれのお薦め!」
と、とっさに私に合う本を教えてくれました。
忙しい方でも出来る人間は読書をしているのだなと改めて感じました。
そのお薦めの本は、私の大事な一冊となっています。
習慣になるまで読もう
鉄は熱いうちに打て、といいます。
すぐに熱は冷めます。
冷める前に、習慣にしてしまいましょう。
最初は、興味のある内容のものを選びましょう。
尊敬する先輩からの推薦でもよいと思います。
興味が湧いたことや、なりたい自分を思い浮かべてネットで検索してもよいでしょう。
電子書籍の短いものでもよいと思います。
そこで学びがあれば次の機会にまた本を探してみようという気になります。
いつも同じジャンルでなくても、時には小説など、自分が読みやすいと思うものでもよいと私は教えられました。
一度習慣になってしまえば、あとはどんどん読む量が増えていきます。
気が付くと、本を読むスピードも上がっています。
興味を持つ分野も増えていきます。
私は、経済、金融系の本や、自己啓発系の本が大好きですが、今では、歴史、小説、文学、哲学も好んで読むようになりました。
完全に読書の楽しさを知り、有益性を確信しています。

【重要】最後はアウトプットを忘れずに
読むことは、すなわちインプットです。
インプットしたものについては、必ずアウトプットをすることが肝要です。
記憶の定着にもなりますし、理解が本当にできているか確かめることにもなります。
読んだ本の内容を忘れない読書術、といった類の本が多いですが、
最も効果的なのは、アウトプットすることです。
これは間違いありません。
そして何より、モチベーションになります。
読書を習慣化するうえでも大事なことです。
出来れば、友人やまわりの人に、本の内容、学んだことを話すのがよいでしょう。
要約、レビューをノートに書いたり、SNSで発信するのもよいと思います。
私はいつも妻をつかまえて、話します。
長い時間は聞いてくれないので、要点をできるだけ簡潔にわかりやすく話します。
独身の時は、経済、金融関係の本を読んではお客さんのところで話をしていました。
銀行員だったので、この分野の話は仕事の延長線上でできました。
論理の矛盾をつっこまれたり、理解不足で説明できないところが見つかったりします。
つまらないときは途中で携帯を見始めるので(妻の場合)、面白く話す工夫もします。
人に伝えることができて、人を動かすことができてはじめて、インプットされた知識は活きます。
知識が増えたというだけでは自己満足にすぎません。
読書のメリットはアウトプットしてこそです。
是非アウトプットの習慣もご一緒に!
以上、ここまで読んでいただいてありがとうございました。
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