起業前に準備するもの、ロゴ、名刺、印鑑を素早く決める

どこまでこだわって準備するのか

こんにちは!Jimmyです。

起業の準備をする中で、必要になってくる会社ロゴ、名刺、印鑑。

いずれも、こだわろうと思えばいくらでもこだわることができるものです。

 

ネットを検索してみると、それぞれの重要さについて語られているサイトを簡単に見つけることができます。

 

ロゴは、一番人の目にとまるもの、覚えてもらいやすい、親しみやすい、会社のイメージが伝わるようなデザインが必要だとされています。

 

名刺についても同様に、色々な角度から重要性が喚起されています。

 

印鑑についてはスピリチュアルな角度から語られることもよくあります。

運勢などに関連付けた話も聞きます。

 

起業という人生の大きなチャレンジを前に、私自身も「一つ一つ思いを込めて考えなければならない!」という気分になったのが本音です。

 

考えだすと、一人で盛り上がっていきます。

あたかも、ロゴや印鑑が、成功のための一つの条件のように錯覚してしまうのです。

そして、よいものをしっかり作ろうと燃えます。

 

しかし、一歩引いて冷静に考えてみると、重要性を喚起する言葉に煽られすぎていないかと考えることもできます。

ロゴも、名刺も、印鑑も、あとで変える必要があれば、変更することは可能です。

 

起業前の段階では、出費はできるだけ抑えたいですし、事業の目処がはっきりと立っていないことの方が多いと思います。

私の場合、いきなりデザイナーにロゴ作成を依頼しようと意気込んでいましたが、周りからアドバイスを受けて冷静になりました。

結局、自分で30分ほどで作って、まずはそれを利用するということにしました。

 

力を注ぐべきは、まずは事業の中身ということを忘れないようにしたいものです。

初めてのことで、あれこれ見たり悩んだりしてしまうこともありますが、あまり時間をかける必要もないものだと思います。

これから、私が選定の上で考えたことや、実際に利用したものを紹介していきます。参考になれば幸いです。

ロゴの作成 「canva」利用で30分

起業 ロゴ

まずはロゴの作成です。

そもそも、私は「デザイン」という言葉に苦手意識があります。

 

知り合いのデザイナーの方に、デザインを学ぶ本を勧められ少し読んでみました。

左右に二つの異なったデザインが描かれており、一方がデザイン的に正解、もう片方が不正解となっています。

 

正直、読んでもよくわかりませんでした。

左右で少し構図が違っていますが、どちらも綺麗に見やすく配置しているように見えるのです。

「どっちでもいいような気がする」

手を出せる分野ではないと早々に考えるのを諦めました。

 

一方、ロゴは会社のイメージに直結する大事なものだと色々なサイトに書いてあります。

多くの人が、私の会社のロゴを見てくれている姿を想像し、ニヤニヤしていると勝手に気持ちが盛り上がってしまいます。

 

そこで、当初は、デザイナーに依頼しようと考えたのでした。

「ランサーズ」や「クラウドワークス」などを利用すれば、コンペ形式にもできますし、希望の価格に合ったデザイナーを見つけられるかもしれません。

 

人気や実績のあるデザイナーの場合、ロゴのデザインとなると数万円も必要になりますが、安ければ3千円〜5千円程度でも依頼可能なようです。

予算があり、デザインの重要度が高い場合(店舗型など)は利用してみる価値はあると思います。

 

一方、盛り上がった翌日、冷静に考えてみると、まだ収益見込みもない初期段階で、費用を出してまで依頼する必要があるのか、知らない人が作ったロゴよりも、自分で作ったロゴの方が気持ちよく使えるのではないか、とも考えるようになりました。

 

そこで調べてみると、自分でも簡単にロゴを作れることがわかりました。

イラストレーターのような有料ソフトがなくても、テンプレートを組み合わせてそれらしいロゴが作れる無料サービスがありました。

 

私は、「canva」というサービスを利用しました。

一部有料のものがありますが、無料の範囲内でも十分なものが作成できます。

 

サイトの画面上でテンプレートを選択して文字や色を変更し保存すればすぐに完成します。以下は画面の例です。

起業 ロゴ

 

ダウンロードする際は、JPG、PNG、PDFファイルを選択できました。

最初から商標登録を目指すような場合を除き、まずは自分で無料で作成してみるのもよいと思います。

私のような”デザインアレルギー”がある人間でも手間がかからず、すぐに作成することができました。

名刺・チラシ・パンフレットは「ラクスル」

起業 名刺

次に名刺、チラシ、パンフレットなどの制作です。

ロゴを自分で作成した後、名刺の作成に取りかかりました。

「ラクスル」がおすすめです。ロゴや記載したい内容が決まっていれば、15分〜30分もあれば完了します。

 

名刺、チラシ、パンフレット、カレンダー、ノベルティまであらゆる印刷物に対応可能です。

費用に応じて納期も選択でき、比較的安価に、小ロットでの注文が可能です。(名刺やチラシは100部から可能でした。)

 

名刺は両面カラー印刷100部、5営業日後出荷で700円ほどでした。

急ぎの場合は、料金を上げれば注文の翌営業日に出荷してくれます。

 

操作も、サイトの画面上で完結でき、煩雑なことはありませんでした。

他のサイトに比べて扱いやすかった印象です。

テンプレートから選ぶもよし、自分で一から作るもよし、自由度もある程度確保されています。

会社で必要な印鑑が注文翌日出荷

起業 印鑑

絶対に必要な印鑑は、代表印(実印)と銀行取引印です。

代表印は会社設立手続きの際に印鑑届に捺印します。

銀行取引印はその名の通り、銀行との取引に使用するための印鑑です。

 

実は二種類別々に準備しなければならないというわけではなく、実印と銀行取引印を同じにしても問題ありません。

私が銀行員時代、多くのお客様の書類を見てきましたが、実印を銀行取引印として利用しているケースも少なくありませんでした。

 

もう一つ、角印(認印)というものがあります。

法的な効力はありませんが、領収書などに捺印することで会社が発行したものであることをわかりやすく示すことができます。

何でもかんでも実印を押していると、安全上好ましくありませんので、実印と使い分けるという意味で利用されています。

 

法律的には、わざわざ、複雑な実印、例えば「代表取締役之印」の文字が刻まれていなくても問題ありませんので、数百円で売っている印鑑でもよいのですが、

不正防止などの観点から、やはりある程度しっかりしたものを利用する人がほとんどのようです。

 

私は、「印鑑の匠ドットコム」で実印、銀行取引印、角印のセットを注文しました。

材質はアカネ(柘)が最も安く、印鑑3本、ケース付きで9千円ほどで価格で購入できます。

水牛、チタンなど高級素材もありますが、頻繁に利用するようなものではないため、アカネで十分かと思います。

 

書体や、刻印する文字は、特にこだわりがなければ、当社の「推奨」にしたがって選択すれば間違い無いと思います。

迷わず購入手続きを完了することができました。

 

納品も大変速く注文した翌営業日にはもう出荷の連絡が入りました。

会社設立手続きの直前の注文でも十分対応可能です。

まとめ

一人でやる場合、当たり前ですが、起業するにはたくさんやることがあります。

ロゴ、名刺の作成や印鑑作成などは初めてのことで、よくわからないため、どこまでこだわってやればよいのか不安になることもあると思います。

予算との兼ね合いにはなりますが、

ロゴは無料で自分一人で作成可能、

名刺も自分でデザインし、印刷も100部程度から安価に注文可能、

そして印鑑も、会社名さえ決まれば申し込み翌日には出荷してくれます。

今回紹介したようなサービスを利用して、効率よく起業準備を進めて、本業に集中することが一番かと思います。

 

以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。

起業に関する記事を以下にも書いておりますので、よろしければこちらもご覧ください。

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