子供の頃からアウトプットが必要な理由 

問題意識と出発点

AI時代の幕開けとともに、益々、自ら考え、行動できる人間が必要とされるようになります。

従来型の一方通行の学校教育は、主に大量生産を基礎とした従来型資本主義に適合した教育システムです。

 

その結果、能力や特徴が均一化され、受け身で、指示によく従える人材を多く輩出できるようになりました。

しかし、それではAI時代には不十分です。

 

従来の教育の時間的物理的限界、それはアウトプットの機会が圧倒的に少ないということです。

 

新たな時代を生き抜くために自ら考える力、そしてそれを基に社会を動かすことができる人間を多く世に輩出するためには、アウトプットの習慣を子供のうちからつけておくことが非常に重要になります。

教育改革2020

国内では、「教育改革2020」による大幅な教育方針の変更が実施されます。

ごく簡単に書くと、自ら考え、判断し、行動できる能力を身につけることを目的としています。

 

大学入試のあり方、試験の出題方法も、より思考判断を重視した問題となるようです。

親世代の関心も高まっています。

 

事実、自分の子供への期待に関するアンケートでは、

「自分の意見をハッキリ言えること」がトップにランクイン、という結果があります

今の日本人に足りないことではないでしょうか。

 

変化の時代と兆候

社会が大きく変わろうとしています。

変わるときは混乱が起こるときです。

今私たちが置かれているのはどんな時代で、どんな兆候があるのか、3つ記します。

 

ⅰ) IT革命以降驚異的な速さで私たちの生活に浸透し、今ではなくてはならないインターネット、そしてあっという間に、AI時代の到来。高度経済成長期の大量生産時代とは大きく異なる点は単純労働は次第にAIにとってかわられることが予想されるということです。

 

ⅱ) 産業革命以降続いた資本主義国を中心とした開けたグローバル体制は終わりが近づきつつあります。各主要国を見渡せば、かつてのグローバル自由主義の終焉、すなわち帝国主義、閉じた内向きの世界への逆戻りを予感せずにはいられない出来事が相次いでいます。トランプの大統領就任、習近平、プーチンへの権力集中、イギリスのEU離脱、オーストラリアのビザ承認要件厳格化と枚挙に暇がないほど。根本的な問題は、もうすでに資本主義の前提となるフロンティア(開発余地・成長余地)が存在しないこと、あふれたマネーが金融マーケットに集中し、更なる貧富の差を生むようになっているということです。

 

ⅲ) 幸福度調査からも明らかなとおり、現代日本人の幸福度は低いと言えます。学校、職場でのストレス、将来への絶望から精神疾患、自殺者が後を絶ちません。
2018年度幸福度調査によると、日本は、156ヶ国中54位。
(参考までに、調査基準としては所得、健康と寿命、社会支援、自由、社会の腐敗度、寛容さ等の項目から評価される。日本は、GDP世界3位、寿命世界1位、いわずもがな民主主義国家である)

 

混乱の時代であることは他の国も同じはずですが、日本はどんどん取り残されているように感じています。

Japan as No.1と言われたころの、日本の技術力に対する評価はどこに行ったのでしょうか。

 

他国が国をあげて研究開発費を投じ、新たな時代に勝てる技術を必死に構築する中、

日本は相変わらず旧態依然とした組織体制を貫き、きわどい話題は問題先送り、政治家、官僚たちは派閥間で足の引っ張り合い、気づいたら韓国や中国にも迫られている状況です。

 

では、日本人は昔に比べ、怠けるようになったのか?昔の人の方が能力が高かったのか?今よりもっと高度な教育を受けてきたのか?

いずれも答えは否でしょう。

 

私の考える大きな原因の一つは日本の伝統的な教育における価値観です。

横並びの、個性のない、言われたことを従順にこなすことが求められる指示待ち人間を育成してきたことです。

 

高度経済成長時は需要が供給を上回り、仕事も山ほどありました。

言われたことを確り守れる人間が多くいることで不良品発生の確率を下げ、一糸乱れぬ動きで共同作業を行いました。

 

しかし上記のような、混乱の時代になると、大量生産ではない、新たな価値が求められます。

生き残りの競争も激しくなり、大企業も倒産する時代になります。

 

真面目に言われたことをやってきたのに不景気で、先が見えない、給料は上がらないが、残業はある、何のために仕事をしているのかわからなくなる、これでは幸福度が低いのもうなずけます。

 

幸福度と日本人

日本人の多くは「他人の敷いたレールに乗って他人の人生を生きている、すなわち自分の本当に望む道を自ら考えなかった」と私は考えています。

だから、人のせいにしたり、国のせいにしたり、自分の進んだ道に疑問を持ったり、後悔したりするのです。

 

他国が絶対的に正しいという極端な結論を持ってくるのは強引ですが、幸福度上位国、特に北欧の教育現場で見られることは、圧倒的な職業選択の自由があることです。

そのため自分で考える習慣が出来ています。

 

例えば幸福度世界1位のフィンランドです。

大学まで学費は全て無料、いつでも入学、卒業できます。

年功序列、終身雇用という文化もないため、いつでも学びなおしができる土壌があり、世間のプレッシャーも大きくありません。

そのため真に自分がやりたいことを学生、そして社会人になってからも考え続ける土壌があるといえます。全く畑違いの分野に、30代で大学に入り直し学び直す人も珍しくありません。

 

すなわち自ら幸せな生き方を考え、発見し、選択し、行動することができるのです。

※もちろん、日本やその他先進国のほうが優れている点が多いことも事実です。また幸福度上位の要因は上記理由のみに起因するものではないことも確かです。

 

それと、これはフィンランドに限ったことではないですが、欧米は自分の考えをアウトプットすることを重視しています。

教育現場や大学の試験では、エッセイを書かせることが多いことは知られています。考える力を重視している証拠です。

 

ディベートの機会が多いことも有名です。

授業の途中でも、たびたびディベートタイムになることもあるようです。

よく日本の留学生がディベートになかなか参加できない(意見を言えない)ということを聞きますが、英語の能力だけではなく、自分の考えを構築し、アウトプットする回数が圧倒的に足りないことが一番の要因です。

 

知識があるかないかではありません。考えるか考えないかです。

海外では有名なアスリートや俳優が、自ら政治的な発言をしたり、賛否両論ありますが、会見で本業と関係ないことを(国際問題で自身の国が置かれている立場など)質問されたりします。

 

その際、いつも感心するのは、みんな堂々と自分の考えを躊躇なく話すことです。

 

スーパーアスリートや俳優であれば、当然、専門外のことを学ぶ時間など少ないでしょう。

それでも自分が知っていることだけで、考えを構築し、堂々と伝えることができるのです。

 

<参考:2018年度幸福度ランキング>

1位 フィンランド
2位 ノルウェー
3位 デンマーク
4位 アイスランド
5位 スイス
6位 オランダ

(その他主要国としては、15位ドイツ、18位アメリカ、19位イギリス、26位台湾、日本54位、韓国57位、中国86位。)

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考える力はアウトプットから

アウトプットを子供のころから実行、習慣化することで、考える力、自ら判断する力を養うことができるのではないでしょうか。

 

激動の時代に必要な生き抜く力、幸せになる力。

それを身につけるためにはアウトプットが必要です。

 

もちろん日本の従来の教育にもいい部分がたくさんあります。

それを生かしつつ、アウトプットする機会を子供たちに提供することで、これからの時代に必要な力ができあがっていくはずです。

 

以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

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