辛い時にどう振る舞うか
こんにちは!Jimmyです。
辛い時というのは誰にでもあります。
それでも、いつも笑顔で元気な人もいます。
一方で、毎日のように不機嫌で笑わない人もいます。
いつも笑顔の人の方が、辛いことは少ないのでしょうか。
おそらくそんなことはありません。
他人の気持ちは究極的にはわかりませんが、辛い時にどう振る舞えるかは一つの重要なテーマです。
今回は、誰もが苦労しながら生きている、そして辛い思いを持ちながらも前を向いているということを再認識する機会とします。
そうすることで、自分自身も前向きになろうとする意識が少し高まるはずです。
自分一人が苦しいという錯覚
辛い時などは、周りの人が自分よりも幸せそうに見えるものです。
問題を抱えているのは、自分だけであるかのように思うものです。
子供の頃などは特にその傾向が強かったはずです。
行きたくない部活に行くというだけで、自分が一番苦労しているかのように思えたものです。
もちろん、後になればそんな苦労は笑い話にすらなりません。
経験を積むにつれて、他の人の苦労話なども知ることになります。
周りの人も辛い経験をしていることがわかってくるのですが、それでも根本的には大人になっても変わりません。
辛い時には、無意識のうちに次のような気持ちになるものです。
「自分は辛いのだから、もっと周りが気を使ってくれたら嬉しいのにな・・」
「辛いのだから今日は集中できなくてしかたないさ・・」
このように、周りの人の状況をあまり考えずに、自分を特別視することを願ったり、自分の態度を正当化することはよく起こります。
やはり、自分一人が辛い状況にあるかのような錯覚に陥っていると言えるでしょう。
意識してこの錯覚に陥らないようにするため、他人がどのように振る舞っているのかを知る必要があります。
辛い時にも前を向く人たち
責任ある立場にいる人、影響力のある人ほど、多くの苦難を抱えながらも、前向きに振る舞っています。
まるで、悩みなどないかのように振る舞うことができています。
自分の言動の影響力を知っているからこそ、前を向く必要性を強く認識できるのでしょう。
普段は気づかないことですが、話してもらうと、いかに当時辛い状況にあったかを知り、驚かされることも多いものです。
むしろ、聞いていると、ほとんどの時点で皆何かしらの心配事や問題を抱えていることがわかります。
自分よりも責任の大きな立場にいる人、影響力の大きな人のことを考えてみるとよいでしょう。
辛い時でも相手のことを考える人
リーダー層であれば、日々多くの人にアドバイスをしたり、相談を聞いたりする機会が多いでしょう。
自分の気分が良く、好調なときであれば、他者への貢献に積極的になる人は多いと思われます。
しかし、自分の仕事が順調でない、家庭が順調ではない、そんな時でも、相手のために考える必要があります。
重大な判断を下すこともあります。
いつも、相手の立場に立ち、話を聞いてくれるような人がいるとすれば、
何かしらの問題を抱えながらも、前向きに振る舞っているのだと考えるべきでしょう。
そうすることで、聞いてもらっていることに対して、感謝の気持ちも持ちやすくなります。
果たして、自分が大きな問題を抱えている時に、同じように振る舞えるのか、そんな目線で考えてみるのもよいでしょう。
辛い時でも貢献を考える人
経営者の方などは、自分の事業以外に、地域や各種団体等で、公の役割を担っているような人がいます。
一見すると、余裕と時間のあるような人が、このような仕事を任せられているのだと思われるかもしれません。
しかし、これも時には大きな負担となるのです。
聞いていると、多くの方が同じようなエピソードを話してくれます。
それは、自分の事業が厳しい時という話です。
自分の会社で大きなトラブルが起きていたり、あるいは存続の危機に瀕していたりする中で、公の仕事にも参加していたという話を聞きます。
気が気でない一方、自社の仕事とは全く関係のない場所で取り乱すわけにはいきません。
その時は、自分の事業を差し置いて、社会貢献をすることになるのです。
公の仕事においては、笑顔で、落ち着いて対応している人が多い印象ですが、その裏には、多くの困難があるものです。
最後に たぶん皆辛い思いを抱えている
普段、人と接していると、多くの人は気持ちよく笑顔で話をしてくれます。
しかし、これまで見てきたように、何かしらの問題を抱えているケースは決して少くありません。
多くの人から見られている立場であれば、影響力も大きいものです。
自分の都合で態度をころころ変えるわけにはいきません。
当たり前に明るくしている人でも、その笑顔の奥には、様々な苦悩があることが多いはずです。
皆、何かしらの問題を抱えながらも、笑顔で前を向いているのだと考えると、自分もそうならなければと思えてくるはずです。
少くとも、皆幸せそう、楽しそうであり、自分一人が辛いのだと思うよりも、幾分かは前向きになることができるでしょう。
きっと何かに悩んでいる、そういう思いをどこかに持って接することで、相手に対して思いやりの態度も自然と出てきます。
そこに、人の素晴らしさを見出すことができるように思います。
以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。
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