中国から見た日本、本当の日本はどんな国?

違和感いっぱい!日本メディアの偏った情報

こんにちは!Jimmyです。

「日本はどんな国ですか?」と聞かれてどう答えますか?

 

欧米は経済も発展しており、文化も洗練されている。

日本は戦後、そんな欧米に追い付け追い越せと努力してきた。

そして今や、経済大国としてアジアで最も住みやすく、生活レベルの高い国になっている!

と思う日本人は少なくないかもしれません。

そのように教えられたり、TV番組で見たりした人もいるでしょう。

 

日本人が持つ中国の印象

では中国についてはどうでしょう。

私は今35歳なので、学校の教科書にあった内容は、おそらく1980年代から1990年代前半の中国です。

中国の現状に関することでいえば、「上海の経済特区」があったりして成長しはじめている、くらいの記憶しかありません。

あとは、来料加工くらいでしょうか。

 

印象としては、依然発展途上にある国だと思っていました。

みんな人民服を着て、自転車に乗っているイメージです。

 

そんな時代から数年間の間に、中国は急激に経済発展を遂げ、GDPで日本を抜き、世界第二位の経済大国となりました。

 

一方、製造業における技術レベルは依然低く、安価な労働力を武器に粗悪品を大量生産して世界に輸出しているという印象をもっている人も多いでしょう。

さらに、餃子に段ボールが入っていた事件や、大気汚染がひどく、真っ白な街の風景を報道されていたのを覚えている人もいると思います。

 

政治の観点からは、日中関係が良くなったり悪くなったりが繰り返し報道されています。

 

数年前からは、中国人観光客による爆買いが注目されました。

その時も、中国人が豊かになっているというよりは、中国製品の品質は悪いので日本の高品質な物に対する需要がある、という趣旨が多かったと記憶しています。

 

総じて、日本人の多くが持っている中国の印象は、あまりよいものではないようです。

 

日本における中国の報道

新聞やニュースを見ても、あまりいいニュースは見ません。

よく見るのは、「中国大減速!」とか「成長鈍化!」、「隠れた不良債権!」といったマイナスのものばかりです。

 

私は2011年から約7年半、仕事で中国に勤務していました。

中国に赴任する前は、非常に不安でした。

食べ物や環境には特に不安を感じていました。

発展途上国へ赴任するような心持でした。

 

しかし、実際に生活してみて感じたことは、「全然思っていたのと違う!」でした。

 

当時、多くの駐在経験者とも話しましたが、実際に中国の経済成長のスピードと勢いはすさまじいものがありました。

また、実際に中国の歴史建造物や文化施設を訪れてみて、日本の歴史教育も偏っていたということがわかりました。

 

これについては以下のページをご覧ください。

あわせて読みたい

歴史教育の問題点、日本の過ちは隠す教科書

 

街も人も活気に満ちており、日本の新聞で書かれている論調と比較して、かなりの違和感を覚えました。

明らかに中国のマイナス面を好んで取り上げているということに気付きました。

 

日本のマスコミ、メディアも確実に情報操作をしていると考えてよいでしょう。

国民に植え付ける情報を意図的に選別しています。

 

中国が好きになったからこう書いているのではありません。

マナーの悪さや文化の違いで嫌な思いをしたこと、腹が立ったこと、けんかになったことは数えきれません。

 

ただ、日本で得られる情報と実際体感した感覚とはずいぶん開きがあったのです。

恐らく中国の現状を勘違いしている日本人は多いと思いますので、実際に起こっていることをできる限り公平な視点で書いていきたいと思います。

 

その上で、日本は本当はどんな国なのか?中国から見た日本という視点で、今の日本の現状について紹介したいと思います。

 

中国から見た日本人の所得 中国人は日本人より金持ち?

突然ですが、中国人の金持ちが激増しています。

みなさんご存知の通り、世界富豪ランキングで最もよく登場するのはアメリカ人です。

ジェフ・ベゾスやビル・ゲイツなどがおなじみです。

 

しかしここ数年で中国人のトップ30入りが増えているのです。

2018年には、トップ30に3人ランクインしています。

ちなみに日本人はゼロです。

中国から見た日本

では、一般的な中間層ではどうなのか?

 

記事を見ていると平均年収は100万円未満だとか、はたまた700万円だとか、一人当たりのGDPではいくらだとか・・・たくさん見かけますが、記事によってかなり開きがあります。

どれもデタラメというわけではなく、それなりの根拠はあると思います。

 

強調したいのは、中国において、平均を使うのは本当にナンセンスということです。

格差がありすぎて、平均と言っても、それが大部分の人に当てはまらないからです。

 

5億人以上と推測される農村部に暮らす人たちは、年収で言えば50万円にも満たないでしょう。

中国の人口が13億人ですから(実際はもっといるかもしれませんが)4割もの人がこの層に入ります。

 

ですので、無理やり中間層を定義しようとすれば、都市部に住むサラリーマンとすればよいでしょうか。

もちろん数億人単位でいます。

 

しかし、この場合も、中国では新卒と管理職(だいたい課長職や部長職)の給与の差は歴然としています。

10~20倍以上の場合も珍しくありません。日本であればせいぜい5倍くらいでしょう。

よって統計を見るのが非常に難しいのです。

 

ここは私の肌感覚になってしまいますが、30代~40代では日本人の平均年収と大差ないかと思います。

さらに、中国大手企業の、福利厚生という手段も見逃せません。

 

法律上、基本給を下げるということが難しいため、給与としてではなく、福利厚生を充実させていると私は解釈しています。

例えば、社員食堂を準備し、一日中食べ放題、つまり朝、昼、夜すべてタダになります。

他にも、交通カード(日本でいうSUICAのようなもの)を支給したり、理容施設の利用料を免除したりとバリュエーションも豊富です。

 

インフラ(移動手段や公共料金)も日本に比べると格段に安いため、無理やり定義した中間層で比較すると可処分所得は平均的な日本人よりもかなり多いでしょう。

 

多くの一般的な中国人サラリーマンは、もはや日本で働くことに大きなメリットを感じる人は多くありません。

日本企業は長い時間働かせるし、堅苦しいのに給与は中国と変わらない。

家賃や生活費も高く不便。

中国で暮らした方がよいと考える人も増えているようです。

 

もちろん他の問題のために、外国国籍を取得する中国人は依然多いですが、所得が主な理由ではないという場合が増えているように感じます。

平均的な日本人サラリーマンの豊かさは相対的に下がっているのが現状です。

 

中国から見た日本は便利な国なのか?

次に生活の水準(便利さ)について書きます。

ここでは、都市部を比較します。

 

まずはインフラです。

結論、トイレ事情は断トツで日本がきれい。それ以外はあまり変わらないです。

いや、若干中国の方が便利かもしれません。

 

中国でも、都市部では地下鉄がかなり整備されています。

タクシーも24時間走っています。

今は、バスにせよ地下鉄にせよ全体的に日本の方が若干きれいですが、数年しないうちに変わらなくなると思います。

 

一番の違いは、トイレです。

ニュースにもなっていましたが、日本のウォシュレットが大人気になり家庭での普及がが進んでいます。

 

しかし、公共のトイレはとても汚いままです。

人気の観光地は、本当に汚いです。

中国人の友人も使いたくないと言っています。

一部のホテルや高級ショッピングモールの中はきれいになりましたが、飲食店はじめ大部分のトイレは日本の方が断然きれいです。

 

しかし、その他はあまり変わりません。

都市部では、基本的に車が無くても問題ないほど公共交通機関が発達しています。

 

家電、食材、衣服についても、利便性という観点ではどちらも充実しています。

 

先ほど、中国の方が若干便利と書いたのは、二つ理由があります。

一つは、電子決済、二つ目は、インフラ料金の安さです。

 

電子決済について、日本では各社がしのぎを削っていますが、なかなか店舗加入も進まず、利便性は低いままです。

消費者からしてみても、何を使えばいいのかわかりません。

 

中国では、アリペイ(支付宝)とWechatペイ(微信、日本のLINEに相当)のどちらかをスマホにダウンロードしておけば、本当に一日現金を使わなくても大丈夫です。

 

驚くほど、どのお店に行っても使えます。

個人経営のお店、しかもおじいちゃんおばあちゃんが細々とやっているような極小店舗でも使えます。

使えない店舗を探すほうが大変です。

 

みんなで割り勘するときなんかは、現金を出さずに、Wechatで友人に決済します。

使い方も非常にシンプルなので、幅広い層に使用されています。

ちなみに、私の妻のおじいさん、おばあさん(80代です)も使っています。

 

二つ目のインフラ料金の安さですが、暮らしの上では重要です。

まず、電車、バス、タクシーの交通料金が断然安いです。

 

電車、バスは地域にもよりますが、初乗りは1元(16円くらい)~3元(48円くらい)です。

路線の始発駅から終着駅まで乗っても5元以内で行けます。

 

タクシーは年々料金が上がっていますが、高いところで初乗りで15元(240円)程度です。

中国の中でも物価の高い上海ではかなり高くなってきていますが、それでも日本に比べれば、気軽に利用できます。

 

ちょっと市内を移動するだけなら、タクシーに乗っても、ほとんどの都市なら日本の電車料金と変わりません。もちろんタクシー手配もアプリですぐにできます。

 

ほんのイメージですが、東京駅から渋谷駅くらいまでの距離をタクシーに乗っても、上海のような高い都市でも1000円くらいかと。

日本だと3000円くらいかかると思います。

 

里帰りなどで大きな荷物を抱えて移動するとき、大変です。

一時帰国のとき、大きな荷物を持って成田に降り立ったときは本当にげんなりします。。。

電車に乗ったり、歩くのが面倒で仕方ないのです。

 

中国では、そんなときは迷わずタクシーを呼びます。

私は、直近は瀋陽という都市(東北地方遼寧省の省都)にいましたが、自宅から空港まで30キロ弱の道のりを高速代込で1000円程で行けます。(高速代も5元(80円)と低料金)

 

日本が最も便利な国かと問われれば、そうではないと答えます。

 

中国から見た日本は暮らしやすい国なのか?

次は暮らしやすさを比較します。

これは、人によるので、何とも言えない!が結論です。

 

先ほどまで、日本と比較した中国の利便性について書いてきました。

しかし、サービスという部分ではやはり日本が優れています。

 

中国も年々急速に、至る所で、サービスの質が向上しており、一部のレストランや銀行などは日本のサービスと同レベルかそれ以上です。

しかし、ひどいサービスもまだ多く残っているのも事実です。

 

「お客様は神様です!」の丁寧すぎるサービス対応に慣れてしまっている人は、中国のサービスをけちょんけちょんに言うでしょう。

かく言う私も、タクシー運転手とはよくけんかしてました、腹が立つことは多かったです。

 

一方、多くの場合、悪気が無いのも事実なので、いちいち気にしない、すぐ慣れるという日本人もけっこう多かったです。

考え方次第ですが、日本のきめ細やかなサービスは、そこで働く従業員の方の苦労の上に成り立っています。

 

過剰とも思えることが多々あります。

言葉遣いなんかは丁寧に丁寧にと意識しすぎていると感じます。

時に慇懃無礼にすら感じることもあります。

 

中国から見た日本

サービスする側の立場、つまりそこで働く人の立場に立てば、息苦しい職場と思う人もいるのではないでしょうか。

集団意識が強く体育会系。

多様性を受け入れないというのも日本の特徴です。

働き方改革がこんなに苦労しているのも納得できます。

 

日本は、生活自体が息苦しいと感じる人も案外いるかもしれません。

休暇が終わり、中国に戻ってきた日本人駐在員が、「中国に戻ってきてちょっとほっとしたと」と言っているのを何度も聞いています。

 

空気が汚くて息苦しく感じる日は冬場に多くありましたが、日本特有の息苦しさはありませんでした。

 

中国から見た日本は安全大国なのか?

ここでも都市部という前提で書きます。

治安という面では日本も中国も基本的に良いと言えます。

 

中国は監視社会です。

監視カメラが至る所に張り巡らされています。

 

そして何より、公安の力、ひいては共産党(政府)の力が絶大なので、よく管理されているという印象です。

 

中国では、外国人観光客目当ての詐欺や、置き引きなどは観光地ではよく起こりますが命の危機を感じることはほぼありません。

 

問題は、環境、健康面です。

 

まず、環境面、思い出すのは大気汚染でしょうか。

こちらも一時期に比べると急激に改善しましたが、一年に数日はとんでもない汚染指数を示すことがあります。

PM2.5が300を超えるような日があります。(PM2.5は日本でも知られる言葉になりました。)

これはさすがに不安でした。

近年質の悪い石炭から天然ガスへの燃料シフトなども進み、汚染の問題は小さくなりつつあるのも事実なので、いつまでも続く問題ではないでしょう。

 

そして、健康面。

これも圧倒的に日本が安全と思います。

専門知識が無いので断言は出来ませんが、中国の食品と医療には、かなり不安を感じました。

 

規定以上の農薬を使った野菜や、成長剤を過剰投与したスイカに食肉、メラニン粉ミルク、汚い油と食品に関しては不安なニュースがたくさん聞こえてきます。

 

中国人の友人からは、屋台で売られているものは食べちゃダメ、安い市場で野菜や肉を買ってはダメと言われていました。

中国人も自国の食品を信用していないのです。

 

駐在員のころは、どこかで変なものを掴まされているけどどうしようもないという諦めの境地でした。

すぐに人体に影響がでるものではないため、考えてみると確かにに怖いです。

中国から見た日本

医療も不安です。

医療技術については、正直よくわかりませんが、医者の知り合いが言うには、かなり遅れていると言っていました。

技術とは関係ないですが、中国の医療に関して、以下のような不安なエピソードがあります。

 

・出産のとき、病院の部屋が足らなくて廊下で出産させられた。

・中国の病院は、診察時に番号札のようなものを取得する必要があり、売却目的でこれを朝一で取得し、急を要する患者に高額で売りつけるという無慈悲な行為が横行。

・いい先生にみてもらうためには、人脈、時には賄賂が必須。

 

こちらもすごい勢いで改善されているようですが、日本が素晴らしいと改めて感じたのは、「環境」、「食品」、「医療」でした。

 

発展の速さが桁違いな中国

これまで何度も、急激な速さでという表現をしましたが、日本ではありえないくらい超速なのです。

これを可能にしているのが共産党政権です。

中国 上海

もちろん、一党独裁に関してはメリット、デメリットありますが、政策決定、推進力という部分では、圧倒的に強いです。

 

新たな規制を作って、すぐに公布、と思ったら即日施行、もしくは数日遡って施行なんてこともあります。

本当に有無を言わさずという感じです。

 

強制力も、もちろんあります。

以前、道路ではクラクションがよく鳴っていました。

日本の比ではありません。

 

何かあれば鳴らしますが、何もなくても鳴らします。

注意喚起の意味だったりします。

当然気に入らないことがあれば、躊躇なく鳴らします。

とにかくうるさいのです。

 

それが、ある日気づきました、

最近、クラクションが鳴ってない、と。

 

聞いてみると、法律か条例か忘れましたが、クラクションを鳴らす場所を規制するようになったとのことでした。

守らないと、監視カメラで写真を撮られ、罰金の督促状が届くのだそうです。

 

政府の推進力は、当然、経済対策においても力を発揮しています。

政府の為替介入は批判を浴びていますが、実に機動的にコントロールされています。

 

産業規制、政策、不動産規制なども、時機を逸すると大変なことになりますので、速やかに、規制制定や指導などを実施し、経済をコントロールしています。

 

13億人から選ばれた秀才たちが、国費で留学し、最新の経済学、理論に触れ、日本のバブル崩壊含めた歴史を学び、自国の政策に生かしています。

アメリカにとっても脅威になるのは当然です。

 

一長一短はありますが、他党批判ばかりで、実行力の乏しい民主主義国家の日本とは対照的です。

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以上、私の経験をもとに書いてきました。

中国は日本で報道されるような国ではありません。

 

書いた通り、日本がいいところもありますし、中国が優れているところもあります。

優れているところは学べばよいですし、何か自分や自分のまわりで生かせないかと考えるほうが建設的です。

 

事実、経済的、利便性において、日本の優位性はほとんどありません。

一方、医療、食品、環境については、改めて日本が優れているところであると実感しました。

 

最後に、日本人は中国人に対する印象が悪いようです。メディアのせいでもありますが、日本人が中国人に持つ印象は、

9割の人が悪い印象を持っているという結果でした。

中国人=マナーが悪い、うるさい、嘘つき、見栄っ張りというようなステレオタイプがありませんか?

中国から見た日本

前にも触れましたが、中国を語るのに、平均を用いるのはナンセンスです。

いろいろと振れ幅が大きすぎるのです。

 

驚くほど、真逆の中国人もいます。

マナーが良く、物静か、誠実で謙虚な中国人もいます。

 

海外旅行などで傍若無人に振る舞う中国人がニュースになる機会はありますが、謙虚に振る舞う中国人はニュースになりません。

私は妻が中国人なので、「ただ、中国人が好きなだけじゃないのー?」と思われそうですが、

違います。

 

実際、私も数多くのステレオタイプ通りの中国人を見てきましたし、いい感情は持っていません。

一般的な日本人よりも100倍、腹を立ててきたと思います。

 

しかし、日本人よりも、まじめで、誠実な人も少なからず存在します。

その人たちは、自国のみならず、外国での考え方も学んでおり、公平な視点を持っています。

道徳心のある優れた人格を持つ人です。

 

知り合って、自分の成長をもたらしてくれる人です。

今後、海外の人たちと接することが増える人も多くいると思います。

 

自分の成長と見識を広げるチャンスを逃さないよう、頭の片隅にとどめておいていただけたら幸いです。

以上、最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

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