大きな決断で優先順位がわからなくなった時に知っておくべきこと

人生の大きな決断に際し

こんにちは!Jimmyです。

人生には大きな決断がつきものです。

どの学校を選ぶかといった進路問題から始まり、人生の様々なステージを経て、決断の難易度も上がっていきます。

多くは、正解のない中で決断を迫られることになります。

優先順位がわからなくなること、出口が全く見えないように感じる問題にも直面するかもしれません。

そのようなときに、どう判断し、決断を下して進んでいくべきか。

今回は、人生の大事な局面で直面しやすい問題と、持つべき考え方を示します。

存在する正反対の格言に迷う

何が大切なのか、優先順位がわかならくなったときには、他者に意見を求める人も多いと思います。

普段から読書をして、先人から考え方を学ぶというのも鉄則です。

 

しかし、実際には、学ぶほど様々な教訓に触れることができると同時に、正反対の教えを得ることにもなります。

例えば、今全身全霊で努力していることを、これからも続けるべきかという決断をするケースで考えます。

 

諦めずに、自分を信じて進んでいくことで成功できたとする人は大変多くいます。

おそらく、これについては異論の余地は少ないでしょう。

 

成功するには、成功するまで決して諦めないことだ。

A・カーネギー(鋼鉄王)

成功とは成功するまでやり続けることで、失敗とは成功するまでやり続けないことだ。

松下幸之助

私たちの最大の弱点は諦めることにある。成功するのに最も確実な方法は、常にもう一回だけ試してみることだ。

エジソン

 

しかし、それを実行するとなると、やるべきことはそれほど単純ではありません。

諦めない、続けるという選択肢にも色々あるのです。

闇雲に、今と同じことをして、一心不乱に進み続けることだけがよしとされているわけではありません。

何を成功とし、何を目的とするかによっても変わってきます。

 

撤退ラインを予め決めるということは、多くの成功者や起業塾などでも言われているセオリーです。

成功者の中にも、いくつもの事業を失敗したうえで、ようやく一つの事業に成功できたという人は少なくありません。

ユニクロの柳井正さんも、自身が手がけた事業は1勝9敗で、その1勝がユニクロであると仰っています。

一つの事業内容にこだわっていたわけではないことがわかります。

 

戦略的撤退という言葉もあります。

再起可能なうちに引き上げ、次の新たな挑戦に失敗の教訓を活かすという考え方に繋がります。

徳川家康などは、まさにそのタイプです。

何度も逃げ、耐え忍び、最後に成功した典型的なケースでしょう。

家康の成功とはもちろん、局所的な戦に勝つことではなく、天下を取るということです。

 

今あるものを思い切って捨てることで、局面が大きく開けるという教えもあります。

 

だからこそ、結局今どうすればよいのかわからなくなる、混乱することにもなるわけです。

このように、アドバイスや格言、過去の事例などを参考にしていると、実に多くのパターンがあることがわかります。

その中には、正反対のことを言っているようなものもあるはずです。

三度目で成功すれば、「三度目の正直」と言われ、失敗すれば「二度あることは三度ある」と言われるものです。

結局、自分でアドバイスや過去からの学びを紐解き、自分の状況に当てはめ、じっくり解釈していく必要が出てきます。

完璧はない前提で優先順位を決める

すべてを満たすことは難しい

特に、過去の成功者の事例などは、一見、終始一貫した姿勢で成功を収めているように思えるかもしれません。

しかし、実際に話を伺っていると、それまでの過程には、多くの迷いや葛藤があったことが伺えます。

他人との対立もあれば、大きなものを失う経験もあり、まさに紆余曲折であることのほうが多い印象です。

完璧な筋書きはありません。

100点満点の方法はないという前提で考える必要があります。

 

矛盾もある

大局的な視点で、大きな成功を目指していれば、小さな矛盾が発生することもあるでしょう。

誰にも迷惑をかけずに成功できれば素晴らしいですが、現実的には難しいことです。

大きなことをするほど、他人に迷惑をかけることもあれば、誰かに不快な思いを持たれることは避けられません。

 

向谷匡史氏の「田中角栄の流儀」という本の中に出てくる、田中角栄を指導した裏社会の大物の言葉が印象的です。

人を裏切ることのない人間はノミやシラミと同じだ。

寄生して生きているからじゃ。

もし、そこに夢や意志があるなら、必ず結果として人を裏切ることになる。

これが人間社会の宿命というものだ。

(向谷匡史氏著 『田中角栄の流儀』より)

 

大義を持ち、人として正しくあること、正しく行動することは大切です。

一方、その大義を貫くためには、誰かを裏切ることも当然に出てくるものだという主張です。

田中角栄氏であれば、自身の大義を果たすために、広川弘禅派から佐藤栄作派へ鞍替えすることになったという経緯があります。

 

たしかに、社会構造を考えれば、全てに対して完璧な行動を選択することは不可能であると考えるべきでしょう。

大義のために、小さな矛盾を気にしないというわけではありません。

犠牲を払うこと、迷惑をかけるようなことは最低限になるよう努力すべきですが、どうしても苦しい決断をするときもあるということです。

だからこそ、優先順位をはっきりとさせる必要があります。

そうしないと、どっちつかずになり、苦悩から抜け出せなくなったり、損得に流されたりすることになりかねません。

 

人生の最後を想像する

人生の大きな決断ほど、どちらに進んでも犠牲やマイナス要素も出てくることでしょう。

そのようなときこそ、目先の損得だけではない、長期的な視野で考えることが重要です。

 

アドバイスや過去の事例、格言から得られる人間のあるべき姿を考慮した上で、最終的には自分の最後を想像します。

「人生の終わり、死ぬ前に大きな後悔が残らないだろうか?」

人生を通じて大切にすべきこと、達成するべきことの優先順位をはっきりさせます。

この目線で考えることで、最終的には自信を持って決断し、前に進むことができます。

目先の問題とは全く異なる視野を与えてくれます。

目の前で苦労すること、あるいは遠回りするようなことになっても、人生という長い期間で考えれば、見え方も変わります。

 

最後に

何かを捨てること、失うことも長い人生においては必ずあるはずです。

そこには苦悩もありますが、それでも前に進む必要があります。

その中で、人生を通して絶対に捨ててはいけないこと、これを強く認識することが、人生の決断においては最も大切なことではないでしょうか。

以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

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