こんにちは!相撲ファンJimmyです。
長い相撲の歴史の中で、多くの名力士が生まれました。
私自身、昭和、平成、令和と合わせて3つの時代を体験することになり、
順当に行けば、4つの時代を生きることになるかもしれません。
いずれ、昭和生まれと聞いてびっくりする若者に遭遇することになるのかもしれませんが、
各時代に、その時を代表する力士がいて、相撲を盛り上げてきたことを振り返っています。
小さい頃から大相撲を見てきた私が、一つの時代の区切りに妄想をしてみました。
歴代で最強の力士は誰なのか?
他のサイトにもランキング形式で歴代最強を決めるものがありましたが、あまり納得がいかなかったため、自分でも考えてみることにしました。
まず時代を考えると、トレーニングの質や食べるものは、昭和に比べ、平成時代以降、はるかに進化しています。
平均体重も平成に入ってから大幅に増加しています。
相撲では、やはり体重は武器になります。
怪我をしやすくなるというのは事実でしょう。
長く相撲を取るためには、怪我をしない体作りが必要で、むやみに体重を増やすのはよくないという意見には賛成です。
しかし、私が考える「最強」とは、あくまで全盛期のときに相撲を取ったら、誰が一番強かったかです。
長く相撲を取ることは関係ありません。
ということで、思い切って歴代力士のうち千代の富士より昔の力士は全員ランキング外にしました。
私が1984年生まれということで、千代の富士より前の力士の現役の頃の強さを生で見ていない、思い入れが無いという理由も多少あることは認めます。
しかし現実的に昭和以前の力士が、根性のみで平成以降の力士に勝てるとは思えないため、外させていただきます。
例えば、稽古の鬼と呼ばれた初代若乃花は素晴らしい横綱だったと思いますが、体重は100キロを少し超えた程度です。
これでは大型力士相手に、まともには相撲を取れません。
昭和と平成はそれほど違うと考えます。
中には江戸時代の大横綱を候補に入れるようなサイトもありましたが、今の時代で相撲をとったら、幕内すら入れないのではないかと思います。
若干ネタバラシになってしまいますが、千代の富士は強いと思います。
昔の相撲は何度も見てきました。
しかし、どう考えても、全盛期の日馬富士に勝つ姿を想像できません。
圧倒的にスピードが違いますし、立ち合いの鋭さが違います。(同じような体型、体重だったので例に出してみました。)
野球でも歴代最強オーダーを考えて盛り上がることがあります。
テレビ番組でも見たことがあります。
そこには、年配の人に配慮してか、必ず今でも白黒の映像の選手が出てきます。
何百勝投手、ホームラン記録などの伝説はわかりますが、昔に打ち立てた記録です。
全体的なレベルは、昭和より平成の方が進化しているでしょう。
昔の日本プロ野球選抜と、メジャーリーガーの親善試合では、日本は全く歯が立ちませんでした。
今の人たちの方が上手に違いありません(と私は思います)。
昔の良き時代を思い出し、今の選手よりもすごかったのではないかという思いを巡らせることにロマンを感じますし、大スターだったことは疑いようがありません。
人気や名誉、功績を否定するつもりは全くありませんし、今の選手よりも注目を集めていた人も多くいることも事実です。
しかし、現実的に、”技術”は平成以降の選手が上だと思います。
ついつい、前置きが長くなってしまいました。
早速始めたいと思います。
歴代最強の候補となる力士
若干、横綱になった年などの関係で前後しますが、千代の富士以降の横綱というくくりです。
(※更新:鶴竜は2021年3月場所で引退、白鵬の優勝回数は45回、2021年9月場所をもって引退。)
(下表は2019年3月時点)
最強力士を考える前提
・千代の富士以降に引退した横綱、または現役の横綱
・各力士の全盛期に相撲を取ったらを考える。
・生涯の勝率や勝星数は考慮しない。
・各候補がリーグ戦で総当たり、各5番勝負をして勝ち数の最も多い力士を最強とする。
・同一対戦相手で5番組むのは、一回勝負とした時に奇襲作戦が考えられるため。真の実力を考えるために5番勝負とした。
・取り組みは現役同様、一日一番とする。相撲の長い力士が不利になることを排除する。
結果発表
1位 白鵬 50勝10敗
63連勝中の白鵬をイメージして取り組みをシュミレーションしました。
この顔ぶれで50勝10敗。第一位です。
日本人横綱に勝ってほしいという願いはもちろんありましたが、この結果は仕方ないかなと思います。
その中でも、朝青龍と貴乃花には負け越しという結果です。
朝青龍との対戦シュミレーションでは、基本的に動きが早く、技のキレもパワーも抜群の朝青龍を前に、体制をなかなか作れなかったイメージです。
2勝はがっぷり四つで、動きを止めた時です。
こうなれば白鵬ですが、基本的に、朝青龍の全盛期にこの形にすることはそう簡単ではないだろうと思います。
対貴乃花については、はっきり言って似たようなタイプの力士だと思います。(相撲に対する価値観は違うようですが)どちらもオールラウンダーです。
どんな形でも対応できる貴乃花相手に、白鵬は攻め手を欠きます。
離れても四つでも、相手は弱点がありません。
ほぼ差は無いかと思いますが、相撲のうまさはやはり貴乃花の方が上だったかと思います。
膠着状態の末、最後に巻き返して寄り切られる姿が浮かびました。
そういう理由で、対貴乃花に対しては、わずかに負け越しです。
しかし、それ以外は取りこぼす姿が想像できないくらいの強さを発揮します。
結果的に勝星で頂点を取りました。
2位 朝青龍 49勝11敗
すっかりヒール役の朝青龍ですが、全盛期は恐ろしいほどの強さでした。
まず、スピードです。
これは日馬富士に次ぐ体のキレがあると思います。
それでいてパワーもあり、モンゴル人らしく技の数も豊富です。
体のバランスもいいです。
ここ一番の集中力も見逃せません。
全盛期を過ぎたあたりから、荒っぽさが目立つようになり、取りこぼす勿体無い相撲が目立ちましたが、全盛期の時の朝青龍は死角なしです。
スピードを武器に白鵬にも勝ち越すという結果です。
貴乃花に関しては、基本的に受けてから相撲を取れる相手であるため、体制を崩すのは難しいというシュミレーション結果です。
もつれながらも、最後は貴乃花に寄り切られる相撲が多く、わずかに負け越しという結果です。
白鵬同様、それ以外では、取りこぼしが少なく、負ける画を想像しにくい力士です。
3位 貴乃花 48勝12敗
平成の大横綱貴乃花が3位です。
土俵での振る舞いはまさに横綱の鏡です。
取り口は右四つでも左四つでも十分に相撲を取れます。
受けてから自分の体制を作ることができる強みがあります。
稽古の賜物でしょう。
唯一、全力士に対して勝ち越しです。
しかし、5番勝負をしたときに、5戦全勝するイメージが、朝青龍や白鵬に比べるとどうしても薄かったのです。
日馬富士や北勝海、稀勢の里との相撲シュミレーションでは、実力差からいっても間違いなく貴乃花なのですが、一番くらいは取りこぼす結果となりました。
受けてたった時にそのまま攻め込まれてしまう相撲を想像できました。
白鵬や朝青龍のように引いたりはたくことが少ない力士なので、負けるときは負ける画が出てきたのだと思います。(白鵬や朝青龍は攻められた後の土俵際の身のこなしが他の力士に比べ一段上です。)
残念ながら、総勝星数では3位という結果になりましたが、横綱としての品格、振る舞いは横綱中の横綱でNo.1と言ってよいでしょう。
その後、たくさんの苦労があったことは、相撲ファンのみならずご存知の通りですが、相撲力士としての貴乃花は本当に人を惹きつける大横綱です。
4位 曙 38勝22敗
ご存知、外国人力士初の横綱です。
まともに正面からぶつかって、勝負になるのは武蔵丸くらいでしょう。
立ち合い前の、相手を睨む顔が白目を向いていてとても恐ろしいです。
中には曙と聞いて、ボブサップとのK-1の試合をイメージする人もいるのではないでしょうか。
潰れたカエルのようにサップに殴られて伸びていましたが、相撲ではとんでもない強さです。
どうか相撲を弱いスポーツだと思わないでほしいと、あの試合をみていた時、ただただそう思いました。
張り手、突き押しの威力は朝青龍や北勝海の比ではありません。
まともに受けたら、このレジェンド軍団でも土俵の外まで持っていかれるでしょう。
そんな曙が4位に止まったのは、比較的小柄なスピード力士、うまさのある力士に対して若干の苦手意識があることです。
現役時代、優勝争いをする中でも、優勝争いから脱落している若乃花にうまくかわされて敗れる場面がありました。
中に入られて、体制を崩されたり、変化されると脆くなります。
若乃花、日馬富士、千代の富士との対戦では負け越しです。
5位 武蔵丸 36勝24敗
曙と同様、ハワイ出身の横綱武蔵丸が5位に入りました。
圧倒的な怪力、230キロの巨体、そして体が大きい割にバランスがよい力士で、突き押しも得意ですが四つでも強いです。
勝星数で5位に入りました。
貴乃花相手に、丸太のような腕が入り、貴乃花の腕(かいな)を完全に返し、バンザイの状態にしてしまう光景が何度かあり印象に残っています。
性格は優しく、おっとりとした人柄です。
平幕の頃のインタビューで先輩力士にからかわれていたり、西郷隆盛に似ていることから西郷どんとあだ名をつけられたりと、愛されキャラだったと思います。
その反面、土俵上では少し抜けているところがある印象です。
強いのにもったいないと思う相撲も何番もありました。
優勝争いをしている大事な一番で勇み足(相手を土俵から出す前に、勢いで自分の足が先に出てしまうこと)で負けたこともありました。
今や伝説となった、貴乃花との優勝決定戦(膝の怪我をおして強行出場した貴乃花との優勝決定戦、貴乃花が鬼の形相で勝利、当時の小泉首相から「感動した!」の名言が生まれた取り組み)では、明らかに取り組み前から困惑が見えました。
「こんな足の状態の人と相撲とっていいんだろうか」と考えていたのでしょう。
もし武蔵丸が朝青龍の性格だったら、歴代1位の成績を収めていてもおかしくないと思っています。
<番外編:旭富士>
好きな力士なので敢えて書かせていただきます。
私の子供の時のヒーロー旭富士正也さんは11位でした。
子供の時は、「あさひふじ」という響きと、温和な顔つきが子供心を掴んだのでしょうか。
旭富士の取り組み前になると仏壇に走り、木魚を叩いて旭富士の必勝祈願をしたのをよく覚えています。
相撲は右四つを基本とし、差し身のうまさには定評があり、柔らかく、技巧派の印象でした。
4横綱時代、唯一の不知火型の土俵入りをしている旭富士が好きで、よく真似をしていました。(他の3横綱は雲龍型です。)
引退後は、相撲ダイジェストの解説などで毒舌を披露していました。(安治川親方時代)
現役時代とは違い、インテリヤクザのような見た目で、昔の優しそうな顔つきはなくなりましたが、力士の時はメガネもかけていなかったので、とても優しそうに見えました。
二場所連続優勝し、悲願の横綱昇進を達成した時は大変喜びました。
あの時をピークと考えましたが、圧倒的に苦手の千代の富士はじめ、なかなか実力者揃いの大横綱を相手に星を稼ぐ姿は残念ながら想像できませんでした。
下の力士には取りこぼしが少ない横綱だったのですが、、、
最後に
以上、私の中で確立されている力士像を元にシュミレーションをしました。
対戦成績等を見てみると、少し違うとおもわれるところもあるかもしれません。
また、私よりもかなり年配の世代の方からは輪島、大鵬、北の湖を推す声も聞こえてきそうです。
確かにいい勝負になるかもしれません。
北の湖などは上位になりそうですが、トップ5の牙城は崩せないでしょう。
ただ、相撲好きの私にとって、普段からよく架空の対戦シュミレーションをしていたので、それをこの機会に文章化したイメージです。
令和の次の時代が始まるときにも、このような勝手なシュミレーションで楽しみたいと思います。
以上、ここまで読んでいただいてありがとうございました。
⇩相撲の楽しみ方、日本人横綱について紹介した記事も用意しています。是非こちらもご覧になってください。
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