世の中にある不公平や矛盾を嘆いても意味がない理由

こんにちは!Jimmyです。

不公平や、他人の言動に矛盾を感じることは日常頻繁にあると思います。

法の下の平等、社会の不公平をなくす、世の中の矛盾を是正する、

このような言葉は、選挙演説などでもよく耳にします。

 

もちろん、必要な努力であり、公平さや筋の通った言動が理想的なのは言うまでもありません。

一方で、人間そのものが矛盾と不公平さに満ちているというのも事実です。

必要なのは、そのような本質を認識した上で、少しでもよくなるように努力することです。

 

少なくとも、世の中の不公平や矛盾を嘆いているだけでは何の意味もありません。

それどころか、マイナスの気持ちが心を支配し、悪い方向に向かってしまいます。

今回は、世の中の不公平、矛盾を受け入れ、その上で持つべき指針を紹介します。

世の中不公平や矛盾が当たり前

事実として、人間の世の中は、不公平と矛盾が当たり前にある世界です。

まずは、人間は、常に矛盾の中に生きているということを認識することです。

 

世の中は不公平・矛盾に溢れている

人間は、自分の都合の良いように考えることが普通です。

いくら知能が発達し、法律を整備し、平等や博愛を訴えたところで、完璧な存在にはなり得ません。

「不公平だ!」という言葉は、基本的に自分が不利な立場になったときにだけ使う言葉です。

不公平のおかげで自分が優位な立場にいる時には、「不公平」という概念すら頭にないことが多いものです。

 

矛盾に至っては、さらに複雑です。

環境・エネルギー問題に熱心な人は富裕層にも多いと思います。

しかし、その富裕層が、エアコンの常時きいた豪華なホテルに泊まり、燃費の悪そうな高級車に乗り、毎日ルームサービスを受けて歯ブラシを交換してもらっているのです。

 

富裕層だけではありません。

思いやりのある行動が大事だと誰もが知っていながら、隣の家のめんどくさそうな問題には首をつっこみたくはないのです。

誰でも、一部始終の行動が筒抜けであるなら、偽善者と思われても致し方ない言動もあるものです。

 

資本主義も同じです。

一人一人が利己的な目的のために動いた結果、社会にとって最適な結果になるという危うい矛盾の上に基本は成り立っているのです。

いくら繕っても、利益を上げることと、顧客本位のどちらも優先して追求することは、相反した部分も大いにあるのです。

満足度を上げて喜んでお金を払ってもらう、価格以上の価値を提供すると言えば聞こえはよいですが、矛盾は否定できません。

企業と顧客の利益が相反しているから、両者ともに納得できるギリギリのどこかで落とし所を見出しているに過ぎないのです。

 

宇宙の原則

地球も広い宇宙の中では、点にもならないような小さな存在であることは、よく知られています。

その広い宇宙が生み出したものは全て同一ではなく、環境も様々です。

地球の中の生物も、その中の人間も、同じような能力や容姿にはなっていません。

違うことを前提に創造されていれば、公平を実現することは究極的には不可能です。

そのような前提に立てば、公平な社会を目指そうとすると、どこかで矛盾が生じてしまうのは致し方ないと言えるかもしれません。

 

嘆いて変わるものではない

不公平を指摘し、矛盾に怒ること。

これは、生きていれば誰にでもあることだと思います。

しかし、何もかも公平であるべきと願うのは現実的ではありません。

嘆いても変わるものではありません。

もし、私たちが完璧な公平の先に幸福を求めているのであれば、

それには無理があると認識するべきでしょう。

自分の中にある矛盾や不公平を認めて前を向く

世の中 不公平

自分も大いに矛盾する生き物

言行一致や、筋の通った人間であることは、信頼を勝ち取るためには必要なことです。

本ブログでも、リーダーシップ論を扱う時には、たびたび言行一致、ブレない信念について触れてきました。

 

一方で、人間であれば誰でも多かれ少なかれ、矛盾の中に生きていて、自分も矛盾する言動をするということを認識することも必要です。

そう認識することで、自分が全て正しくて、相手が全て間違っているという考えから少しは解放されるのではないかと思います。

 

人種差別デモなどを見ていても、よく思います。

この人たちは、全く「差別」ということをしないのだろうかと。

あたかも、被害者である自分たちと、差別意識のある人たちという構図で闘っているようですが、その構図自体完璧なものにはなり得ません。

 

デモをすること自体、権利を獲得すること自体悪いこととは思いませんが、暴徒化したり、行き過ぎた感情表現などを見ると、そこに利己的で美化された自己像を感じずにはいられません。

自分の中にある、不公平性や矛盾に気づかないと、このように暴徒化したり行き過ぎた行動になったり、感情がコントロールできなくなったりする可能性もあるということです。

 

表を見て裏を見て、もう一度表を見られるか

物事は、表裏一体であると言えます。

どちらを見るかで受け取り方は違います。

表を見れば、善良で爽やかな部分を見ることができます。

裏を見れば、汚い部分も見えるものです。

 

汚い部分だけを見て、この人(物事)は汚い、よくないと言うだけでは間違った判断になりやすく、

同様にきれいな部分だけを見て、素晴らしいと解釈すると、あとで大いに幻滅することになるかもしれません。

 

コインに裏表がある通り、物事には必ず裏表があります。

表を見て、裏も見て、それでも表を見ていこう、続けていこうと思えるかどうか、

そのような判断を、人は毎日のように迫られていることになります。

 

さらに、見る人によって、表と裏すら変わります。

見え方も人によって同じではありません。

そうであれば、ある人にとっては正しいことも、違う人にとってはとんでもないことにもなり得ます。

 

エネルギーを失わないために

だからといって、世の中にある矛盾や不公平に幻滅している場合ではありません。

当たり前のことに嘆いていても事態は良くなりません。

確かに、矛盾や不公平を少しでも少なくしようという運動は日夜至る所で発生しています。

多くは真に必要な運動であることも確かです。

しかし、不公平や矛盾が完全になくなることはありません。

それに期待ばかりしていれば、文句ばかりを言って、世の中を恨むような人になりかねません。

 

同様に自分の中に矛盾を見つけ、自己嫌悪に陥って前に進めないというのも避けたい状況です。

真面目な人ほど、自分の中に矛盾を見つけ出し、悩む人が多いと思います。

そのような時も、自信をなくしている場合ではありません。

 

繰り返しますが、人間は矛盾と不公平性を備えた生き物ですので、必ず探せばそのような自分は見つかります。

自分も例外なく矛盾を持った人間なのです。

そこで絶望していては、何かをやり通すエネルギーは生まれてきません。

目指すべき姿に向けて進む中で、何度も矛盾に直面することもあると思います。

そのような時に、より大きな方向性を見据えること、最終的なゴールがブレないようにすることが大切です。

 

矛盾を認識して進む

世の中、そして自分の中にも、不公平性と矛盾が大いにあることを認識した上で、前を向くことが必要です。

矛盾に満ちた世界で、矛盾に満ちた自分をどう輝かせるべきか。

そのために、自分の進むべき方向性、軸を自分でしっかり決めることが重要です。

 

それを貫くにあたり、自分が全て正しい、完璧な言行一致を目指す必要もなければ、それができる可能性もないことを認識しながら前を向くことです。

たまによくない言動をすることがあっても、大きな方向性を見失わないことが肝要です。

 

完璧ではない人間が、少しでも良い方向を目指す。

これが人の営みであり発展の過程であると思います。

 

そう認識していれば、傲慢になることも、卑屈になることも少なくなるでしょう。

自然と謙虚な目線を取り入れることができます。

 

デモなどで、「我こそが不幸を一身に背負った善なる者なり」と思っているような人も、

成功者が慈善活動をしながら、「我こそ正義なり」と思っているのも危険な兆候であると思います。

他人の矛盾や不公平は認識しても、自分の中の矛盾に気づいていない状況です。

 

矛盾を認識して、その上で前を向く。

この姿勢を忘れた人こそ、言行一致や公正から離れていくことになるでしょう。

 

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まとめ

世の中には不公平や矛盾が多く、それを嘆く人も多くいますが、

それは宇宙の法則から考えても当たり前のことで、なくなることはありません。

大切なのは、世の中、そして自分自身も、不公平性と矛盾が当たり前にあることを認識することです。

不公平はなくなるはずだ、矛盾を許せないと思っていては世の中を恨むだけの存在になりかねません。

 

同じように、自分の中に発見した矛盾に嫌気がさして自信を喪失するのもよくありません。

自分の中にある不公平性と矛盾、世の中に蔓延る矛盾、これらを受け入れた上で、前を向くこと、少しでもよくしていこうという姿勢が必要です。

 

もっとよくないのは、自分の中に矛盾を見出せない人です。

これが一番危険であり、自分こそが被害者だ、自分こそが正しいと思い込んでいては、言論が過激になるか、他の意見を受け付けることができなくなります。

 

自他ともに、不公平、矛盾に満ちた中で、少しでも良い社会を作っていこうとする営みの中に私たちは暮らしているという原則を忘れないようにするべきでしょう。

 

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以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

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