「どうせ自分なんて・・」その後に付け足す一つの問で習慣を変える!

こんにちは!Jimmyです。

「どうせ自分なんて・・・」という言葉をよく使う人がいます。

この言葉には、あきらめや消極的な気持ち、無力感が混じっていることが多いでしょう。

端的に言って、使わないほうがよいマイナスの言葉と言えます。

 

「どうせ、おいらは、底抜けバケツ・・・♬」

寅さんが歌えば、哀愁漂う一つのキャラクターにはなりますが、現実問題そういうわけにもいきません。

 

今回は、「どうせ・・」の後に一つ、問を発することで、思考を変える方法を提案します。

「どうせ・・」はマイナス言葉

「どうせ自分なんて」、「どうせうまくいくわけがない」、「どうせ変わらない」など、

「どうせ」が口癖のように出てきてしまうのであれば、マイナスの空気を垂れ流しているようなものです。

 

悪い結果を受け止める前の前置き(クッション)の効果を期待して、ということもあるかもしれません。

あるいは、思うようにならない自分への慰め、そしてあきらめの言葉や皮肉を込めてということも。

 

いずれにせよ、自他ともにプラスに働くことは何もありません。

 

マイナスの効果としては、自分に対して、向上心を削ぐ、無気力にする、愚痴っぽくする、

挙句の果てには、自暴自棄にしてしまうことにも繋がります。

たった一言ではありますが、物事をマイナスの視点で覆い、改善するための思考を奪います。

 

つまり、人を思考停止に追い込み、それ以上そのことを深く考えることをシャットアウトするということです。

 

周りの輝いて見える人、エネルギーに満ち溢れているような人、成功している人で、普段から「どうせ・・」が口癖の人がいるでしょうか。

うまくいかない局面でも、「どうせ」という投げやりな言葉は発しないはずです。

 

というわけで、優先順位を高くして、使わないようにするべき言葉、口癖のように言っているのであれば改善すべき習慣と言えます。

「どうせ」と言ってしまったらこう自問する!

どうせ

「どうせ自分には無理、どうせうまくいかない、どうせ結果はこうなるに決まっている・・」

「どうせ」という言葉を発しないようにしたいところですが、

ついついそんな思考が習慣になって出てしまうときは、急いでそれに待ったをかける問を発するとよいでしょう。

 

思わしくない結果がわかりきっているかのような思考になっているようですが、そうであれば、逆にこう考えます。

どうせ(ダメ)なら、好きにすればよいのでは?

 

この問からスタートして、様々な方向へと自問自答を繰り返してみてください。

または、悩んでいる人がいたら、このように問いかけてあげてもよいかもしれません。

ポイントは、「どうせ・・」(マイナス)で終わらず、都度問を立てることです。

 

どうせ無意味ならやらなければよいのでは?

まず、どうせ自分には無理だ、どうせ変わらない。

そうであれば、好きに選択しても結果は変わらないはずです。

つまり、

そもそも、やらなければいい。

無駄なことをしている今の環境から抜け出せばいいのに。。

ということになります。

 

無意味に思える、やる気もないのであれば、やらなければいい、

さっさと別のことに切り替えたほうがよいはずです。

日常で、客観的に他人を見ていてこう思えることは、意外と少なくないのではないでしょうか。

実際、そのような状況は至るところに存在します。

 

それでも、いやいやながら、それをやる、そこにいる、携わる理由は何でしょうか?

もしかしたら、少しは変えられるかもしれない、達成できるかもしれないという希望を持っているのかもしれません。

そんな思いに少しでも気づいたなら、そちらの気持ちに集中したほうが間違いなくプラスです。

 

ただ、多くの場合、仕事だから、やれと言われていることだから、既定路線だから、自分の都合でやらないとは言えない。

そんな理由が多いように思います。

つまり、組織で動いている以上、”しかたがないのだ”という答えです。

その場合は次の問に移行します。

 

どうせやらなければならないなら納得するやり方をすれば?

組織や様々な事情があって、やらなければならないけれど、結果は見えている、どうせ無理だ。

そんな状況であっても、うまくいかなければ、評価を落としたり、叱責を受けることも予想されるでしょう。

 

どうせ負け戦だと思うのであれば、自分の納得するやり方に徹すればよいのでは?

という問が次に来ます。

 

自分が納得するやり方でやれば、納得感も少しはあるでしょう。

「どうせ」うまくいかないのであれば、自分がよいと思えるやり方を試してみるほうが気持ちがよいものです。

そのプロセスに集中するという考えもできるはずです。

 

自分で考えてやったことであれば次に生かす経験値にもなります。

次からは、無益な行動方針が決定する前に、組織に対して意見を言えるかもしれません。

そう考えれば、思考停止ではなく、何かを得よう、何かを学ぼうという意識が少しずつ芽生えてくるのではないかと思います。

 

それでも、納得するやり方などない、そんな裁量もないということであれば、次の問に移行します。

 

どうせ結果が変わらないなら、せめて正しいことをすれば?

結果は変わらない、自分には裁量の余地もない。

そうであれば、

どうせ裁量も少ないのであれば、せめて正しいことをしているかを考えよう。

こんな問も有効です。

 

無気力になりそうなときこそ、人として正しいことをしている、世の中の役に立っているという思いは、大きな支えになり得ます。

そういう思いを持つことができれば、心がマイナスの感情に支配されることなく、思考停止状態からも免れやすくなります。

次こそ、もっと意味のある、自分にもできることに挑戦するチャンスをつかもうと、探すこともできるでしょう。

 

それでも、「正しいこと」だなんて言っている気分にもなれない、そんなことを考えていると虚しくなる。

このように感じる場合は、次の問に移行します。

 

どうせ虚しいなら、大いに悩んだらよいのでは?

どうせ・・という無気力感のもとで行動していると、人としての勢いに陰りが見えてきます。

そして、自分の置かれた状況や環境を虚しく感じてしまうことも増えるでしょう。

 

そんなときは、

どうせ虚しい思いになるなら、とことん抜本的な解決策を見つけるまで悩めばよいのでは?

という問を持つことです。

 

おそらく、思考停止状態になっていても虚しい思いは湧いてくることでしょう。

それなら、納得するまで考えてみればよいではないか、ということです。

考えることから逃げたところで、”どうせ”、虚しい思いはやってきます。

考えることで、今の精神状態から脱するチャンスや考え方に巡り会える可能性も確実に高まります。

 

この段階では、他人の助けがあったほうがよい場合も多いと思われます。

とことん悩み、向き合った結果、最初の問では到底選択肢としては非現実的に思えた、

「環境を変える、そんなことは絶対にできない」という選択ができるようになるかもしれません。

 

繰り返しますが、肝心なことは「どうせ自分なんか、どうせ変わらない、無意味だ」で終わらせないことです。

その時の一つの結果は変わらなくても、その先に向けて、できることはいくらでもあるのです。

自分にある希望に注目する

どうせ

どうせダメだというのであれば、好きにやってみればよいではないか!

この問からスタートして、関係しそうな問をいくつか挙げてみましたが、ここで多くの人が途中で気づくことは、

「どうせ・・・」と言っていても、完全に無気力、諦めの境地にはなっていないということです。

 

本当は、そこまで自分を卑下していないのに、「どうせ・・」という言葉によって、思考を停止するのは大変もったいないことです。

 

どうせダメなら、いっそのこと、やらなければよい、奇天烈なやり方をしてみればよい!

そう言われてもそれができないなら、どこかで投げやりになっていない、希望が少しは残っている証拠と見ることもできます。

 

「どうせ・・」と言うほとんどの人にとって、そう言うほどの悲観する状況ではないということです。

 

ここに注目するべきです。

もっと前を向く素地(動機)もエネルギーも理由も、自分の中にあるということに気づくべきです。

 

自分には、少しでも希望があることがわかれば、「どうせ・・(無理だ)」のまま終わることはなくなります。

結果だけではなく、過程に注目したり、別の意義を見出したり、

今回だけではなく、次に繋げることを考えてみたり、将来的に動くための足がかりと考えたり、

「どうせ」ではなく「それならこうしてみよう」という問を自ら作って動けるはずです。

まとめ

「どうせ・・」は思考停止を招く厄介な言葉です。

それ以上、そのことを前向きに考えなくなります。

「どうせ自分なんて」という言葉は特に使うべきではないマイナスワードと言えるでしょう。

 

肝心なことは、「どうせ(ダメだから・・)」で終わらせないことです。

どうせダメなら、どうせうまくいかないなら、好きなようにやってみればよいではないか、という問を発してみることです。

 

やらなくたって変わらないのだから、わざわざすることはない、潔くやめてしまうという選択肢だってあります。

もしくは、どのやり方をしたところで変わらないなら自分が納得するやり方で挑んだ方が気持ちがいいと考えることもできます。

考えながらやることで、経験値としてプラスだと思うこともできるでしょう。

「どうせ」のあとに、それならこうしてみようという問を持つことで、実はそこまで卑下していない、希望も捨てたわけではない自分に気づくことも多いはずです。

そうであれば、むやみにマイナスワードを発して自分を盛り下げるのではなく、プラスの気持ちの部分に注目したほうが建設的です。

 

世の中にある「どうせ」には、言う必要のない「どうせ」も少なくありません。

つい出てしまったときは、その後に「それならこう考えれば?」の問を出してみることで意外と簡単に解決できます。

モチベーションコントロールの一つの手法です。

 

以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

根本的な、自分の人生への問や悩みについて、「どうせ、、、それならこうしよう」の枠組では手に負えない、

そんなときは以下の記事も参考にしてみてください。

 

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