お金を稼ぐよりも前に大事なやるべきことがある!大多数が知らない考え方

全てはここから!自分の信念と正しい考え方

こんにちは!Jimmyです。

本ブログでは、すでに200記事ほど、様々な視点で記事を書いてきましたが、今回はその核心とも言える考え方を紹介します。

お金を稼ぐよりも前にやるべき大事なことについてお話しします。

 

このブログは折に触れて、自分の中で、絶対的な信念を持つことについて書いています。

理由は簡単で、それが一番大切だからです。

 

巷では、稼ぐための方法や成功のための考え方という話題に事欠きません。

好きなことに集中する、とにかくやってみる、行動することの大切さを主張している本や記事は数多く見かけます。

 

もちろん、好きなことをすること、行動することは大事であり、考える前にやってみることも大事です。

本ブログでも、行動を起こすための考え方を何度も書いてきました。

しかし、もっと大事なことは自分と向き合い続けることです。

 

自分の信念と、自分の行動指針をしっかり持つこと、現時点で考えられることで構いません。

変わっていって当然のものです。

その前提で、まずはきちんとした信念レベルの行動指針を持つことです。

 

何をして、何をしないのか。

何をするために生きているのか。

自分の存在により世界にどう影響を与えるのか。

 

それを本気で考えると、自然と視野は広がります。

自分だけでなく、社会、世界の中で自分が果たすべき役割を考えるようになります。

 

不思議なことに、深く考えれば、必ず正しい考え方に行き着きます。

 

正しい考え方を持つことは、誰もが当たり前としてとらえている次のような概念を、自分の心の中で強く定義することに他なりません。

 

感謝、世の中のためにという利他の心、誠実さ、道徳感、正義感です。

 

自分の人生を幸福感を持って生きることができるかどうか、それはお金ではなく、自分の中にある信念で決まります。

 

この信念が曖昧だと、成功も長続きせず、お金があったとしても満たされない人生になります。

自分という人間が、この社会で絶対にやってはいけないこと、絶対に成し遂げること、

そして、自分が存在している意味を考えること、お金を稼ぐ方法を考える前に、これを何年かけてでも考える必要があります。

 

どれだけ物質的に便利で豊かになっても、幸せな人が増えないのは全てここに起因しています。

自分の信念について、じっくり考えることをもう一度意識する機会になれば幸いです。

惑わされるな!お金を稼ぐ人がこれだけ賞賛される時代はない!

お金を稼ぐよりも大切なこと

お金への執着が異常に強くなったのは最近のこと

産業革命以降、資本主義が世界中に浸透していきました。

東西冷戦の終結は、まさに資本主義の勝利とも言える出来事と認識されています。

そこから世界は、資本、つまりお金を中心に回っていると言えます。

 

そんな世の中に生きていると、お金が何よりも大切で、お金があることこそがステータスであり、権威の象徴であり、自分の価値を確かめるものだという認識が強くなります。

 

今の世の中、高収入=勝者で、低収入=敗者という図式が当たり前のように共通認識として話されています。

 

当然、今の世の中で生きていくためにはお金は必要であり大事です。

稼ぐこと、利益を得ることは必要なことであり、悪いことではありません。

しかし、お金が全てをもたらしてくれるわけでもないということを忘れるべきではありません。

 

つまり、お金が唯一の軸で不変の価値観ではないことを認識すべきということです。

歴史を見れば明らかな通り、お金を持っている人がこれほど尊敬され、賞賛される時代は過去にありません。

日本で言えば、高度経済成長期以降、つまり最近のたった60年ほどに強まった価値観です。

 

明治時代から昭和前半までは、国家主義的な考え方が中心であり、お金持ちが賞賛されたり、発言力が強くなるようなことはありませんでした。

 

江戸時代を考えても、武士道精神が賞賛されることはあっても、豪商が尊敬され、世の中心になることはありませんでした。

 

江戸時代以前でも、資金力を誇示し、豪華な振る舞いをする人はありましたが、

それにより威厳を示し、恐怖心や服従心を強くさせることはあっても、尊敬や賞賛の対象ではありませんでした。

尊敬され注目されるのは、人格者であり、高僧でした。

その人たちの考え方こそが賞賛されていたのです。

 

いつの世も変わらない、尊敬を集めるのは人格である

今の時代、当たり前のように、事業で大成功を収めてお金を稼いだ人が注目され、賞賛されています。

アメリカなどは、日本よりも顕著です。

お金を稼いで、政治献金をして、慈善活動もする。

影響力と発言力は凄まじいものがあります。

(それを叩く人もいますが、どちらかというと羨ましい、嫉妬心からくるものが多いように感じます)

 

歴史で例えて言えば、広大な領地を治める大名よりも、大商人が影響力を持ち、国を動かすようなものです。

 

成功の秘訣を知りたがり、またおこぼれに預かろうとして人は集まります。

成功者の発言や考え方、生活スタイルに注目し、そして賞賛の言葉を送ります。

お金をたくさん持つことに多くの人が憧れるため、それを持っている人に視線が集まるのです。

 

立ち止まって考えるべきなのは、その賞賛とは何に対して送られているのかということです。

その答えは、大部分はお金なのです。

(もしくはお金を生み出した仕組み)

 

成功者その人自身の人格に尊敬の念を抱いている人はどれほどいるでしょうか。

おそらく、そこには焦点があまり当てられないことが多いはずです。

むしろ、尊敬できないことを言っているけど、お金を稼いでいるから、おこぼれにあずかれるかもしれない、稼ぎ方を学びたいという人も少なくないのではないでしょうか。

 

つまりお金に賞賛を送る時代になっているのです。

大切な正しい考え方を差し置いて、お金を稼ぐ人を教科書にすると、世の中は荒んでいきます。

今の世の中を見れば明らかです。

そこには、人としての信念も、明確な倫理規範もありません。

 

もちろん、お金をたくさん持っている人の中には、素晴らしい考え方で、世の中を動かし、影響を与えている成功者もたくさん存在します。

度々記事のテーマにさせていただいている、京セラの創業者である稲盛和夫さん、松下幸之助さん、土光敏夫さんなどは最たる例でしょう。

 

そうではなく、お金に賞賛を送っていると、「簡単に稼げる方法を教えます!」という怪しげな売り文句について行ってしまう人が続出することになります。

 

お金に賞賛を送るべきではありません。

価値体系が変わり、環境が変わっても、過去から現在まで、いつの世においても、変わらず賞賛を受け続けるのは、正しい考え方を持った人格者です。

稼ぐ話に飛びつく人たち、その先に何がある?

お金を稼ぐよりも大事なこと

低成長が続き、失われた30年などと言われています。

そんな中で働くことは楽ではありません。

 

通信技術の驚異的な進歩もあり、最近では働き方の多様化が進んでいます。

 

脱サラして不労所得を得る話、投資で成功した話、転職して残業は減ったのに給料が増えた話などなど、お金が増える話に飛びつく人がたくさんいることがわかります。

資格にしても同じで、この資格があれば、将来食いっぱぐれることはないという意識で取り組む人が多いと思います。

 

また、自分の経験が役立てばいい、好きなことをして生活できれば幸せだろう、楽しいだろうという憧れを抱いて、

「好きなことをして生きていく(お金を稼ぐ)」という言葉に反応する人が多くなっています。

 

もちろん、時代の流れに乗って、チャンスをタイミングよくとらえて、お金を手にする人もいるでしょう。

自分の信念を持って、新たな人生を切り開いて成功していく人もたくさんいます。

 

しかし、ほとんどの人は、単に楽を求めて動いているだけです。

「行動し続ければ人生は変わる」

「不労所得が人生を豊かにする」

このような言葉を聞いたり、自分で言ったりすることで、いかにも正しい方向に進んでいるような満足感を作ってしまうのです。

 

実際のところ、本質的なところは、楽をして生きていきたいというだけなのです。

それは欲望と呼ぶべきです。

欲望とやりたいことを一緒にしてはいけません。

楽をして儲けたい ⇨  欲望 
信念、使命感   ⇨  やりたいこと、やるべきこと

 

自分が好きなこと、楽しいと思えることで人の役に立てれば、それは素晴らしいことです。

しかし、実際は、お金を稼ぐことが何よりも先決で、お金を稼ぐためには、何かしらメリットになることを提供しなければいけないという順番で考えられることがほとんどです。

 

つまり第一にお金を中心に考えている、そして第二に楽をして生きたい。

これが、多くの人の行動原理です。

 

儲け話やノウハウに飛びついてしまうことが、「お金を稼ぐ」意識が最前線にある証拠です。

 

それだけをモチベーションにしている人には、何の信念も倫理規範もありません。

極端に言ってしまえば、楽をして生きたいという希望だけです。

 

強い信念に裏付けされた行動、正しい考え方を持たずにいる人が多い結果、

各個人がお金と楽を求めてさまよい、他人のことに興味を示さず、道徳心が失われていき、住みにくい社会になっていきます。

 

その過程にあるのが今の日本です。

不寛容が蔓延し、ギスギスした社会です。

活気がある日本を取り戻す浮上のきっかけが掴めないのも頷けます。

 

好きなことやる前に、大事な考え方を強く持つこと。

そのためには、自分という人間に向き合い続けて、人生でなすべきことを考えることが不可欠です。

 

これを意識してやらなければ、そもそもピンチのときに耐えるだけの力も出ないでしょう。

結局、好きなことをして稼ぐ話に飛びついて、そのうちうまくいかなくなって、また迷う時が来ます。

 

持つべき考え方、道徳心は学校で教わるだけでは不十分です。

学生時代だけ学んで、簡単に完了してよいものでも、完成するものではありません。

 

大人になってからの研鑽が不可欠であり、長い時間をかけて人格を磨いていくことが大前提です。

「人生は一生勉強」と言われるのはそのためです。

だから迷う、幸せになれない、落ちる

失敗

お金がそれなりにあっても不幸な人がたくさんいる事実

お金はそれなりにあるのに、金銭的な成功を収めたはずなのに、身を滅ぼしていく人がいることは多くの人が知っています。

よく言われることは、「お金は幸せになるための道具に過ぎない」ということです。

これを理解しなければ、お金に振り回される人生になります。

 

しかし、実際には、本当にこれを実践している人は大変少ないのが現状です。

明らかに道具ではない見方、つまり「価値と幸せそのもの」としてとらえている人は少なくありません。

 

そうなれば、多ければ多いだけよい、もっと欲しいという気持ちになるでしょう。

いくらあっても、満足できない心持ちになるはずです。

 

反対に、お金が少なくなること自体、自分の価値や幸せが小さくなっていくという感覚にも繋がります。

だから、多く持っているはずなのに、余裕があるはずなのに、それでも今あるお金が少なくなることに怯え続ける人もいるのです。

 

そのような価値観、思考で生きていれば、周りに集まる人に、本当の「友人」がいないという状況にもなり得ます。

お金を持っていても、これでは幸福感を感じることはできないでしょう。

 

あわせて読みたい

「貧すれば鈍する」は本当か?もっと危ない貧せずして鈍する人たち

 

逆境になったらもう何もないということを認識すべき

お金と楽な生き方を求めているだけの人、信念のない人は、逆境に立ち向かえるだけの精神がありません。

うまくいかないときに、支えるものが何もないということです。

 

何をやっていても、そのうち続かなくなるポイントが必ずあります。

大変困難な局面を迎えると、「好きなこと」というだけでは耐えられません。

ましてや、会社から言われたことをひたすら実行しているだけの人については言うまでもありません。

 

自分の信念と正しい考え方を強く持っていなければ、逆境には耐えられません。

そこで自分の信念を見つけられなければ、潰れるか流されるかのどちらかです。

 

先ほどあげた、好きなことをして楽をしたいと考える人の例で言えば、

たちどころに自信がなくなり、楽しさもなくなり、自分を突き動かすものがなくなり、結果迷います。

そしてまた、何かお金になる方法をひたすら探すようになります。

 

組織に寄生しているだけの人は、自分と向き合うことを捨て、行き過ぎた利益至上主義に流されます。

顧客の状況などを顧みず、とにかく収益をあげれば良いという思考になることで自分を守ります。

会社の方針に従う自分を正当化するのです。

そのうち耐えきれなくなって、精神的に病む人や、後悔をする人が後を絶ちません。

 

利益追及→トラブル→自己嫌悪。

これは、よくあるおなじみのパターンであり、フリーランスでも会社員でも経営者でも同じです。

 

お金だけを追い求めて、その先に幸せがあると思っていると、ひどい逆境の中では支えるものがなく、惨めに敗北するしかありません。

SNSやテレビでは、いかにも幸せそうで満たされているように振舞っている人がいます。

しかし、心の中では幸福感を持つことができず、怒り、不安、嫉妬などのマイナスの感情を抱えていることも少なくありません。

 

信念の大切さを知っていれば、逆境のときに、自分の信念と向き合って考えることができます。

むしろ逆境のときこそ、自分の内なる意志を強くするチャンスであるとも言えます。

この認識をできるかできないかで、気持ちの持ち方も、考え方も大きく変わります。

 

一部の人だけが知っている、成功者の信念と幸せを受け止める強い軸

成功者たちは、強い信念のもとで努力して成功を収めています。

成功した後も、信念があるためやることは明確です。

自分のためであることはもちろん、もっと広い世界のため、自分以外の人のために使命感を持っているため、迷わず自分を貫けます。

 

好きなことを追求するのは間違いでもなく、むしろ素晴らしいことです。

ただ、どうしても、その前に「やらなければならないこと」があります。

それが、自分とひたすら向き合い、信念と正しい考え方を身につけることです。

 

自分だけではなく、もっと大きな使命感で考えること。

それが、やる気と行動を支える強い軸となること。

そして、強い軸があるからこそ、幸せをがっちり受け止めることができるということ。

現代資本主義の世の中だからこそ、この考え方に気づきにくいとも考えられます。

 

ここで一つ、想像してみてください。

背筋に軸が通っていない、ふにゃふにゃな人が、向こうから飛んでくる大きな物体(幸せ)を受け止めることができるでしょうか。

信念という軸がないと、幸せを上手に受け止めることはできません。

ですから、本当の幸せとは何かということもわかりません。

 

自分の信念が無ければ、判断軸も無く、周りを見て決めるしかありません。

時代や置かれている環境が変われば、簡単に迷いが生じます。

 

成功を収めて、かつ幸せな人生を歩んでいるのは一部の人たちです。

その一部の人たちは、信念と正しい考え方の重要性を知っています。

最後にもう一度、きっと揺らがない信念がある

いかがでしたでしょうか。

色々と書いてきましたが、最後にもう一度まとめます。

 

自分の信念と向き合わずに生きている人の多くは、確固たる行動指針も倫理規範も無く、お金を探し続けているだけです。

 

ひたすら指示を待ち、周りに合わせ、流される人。

楽して生きたいという希望だけで動いている人。

稼ぐことができるなら、手段は選ばないと考えている人。

 

このような人たちは、逆境に置かれたときに、前に進めなくなるか、いつまで経っても幸福感を感じることができないか、どちらかになります。

 

何をして、何をしないのか。

何をするために生きているのか。

自分の存在により世界にどう影響を与えるのか。

 

信念レベルの行動指針を持つことで、世界観は広がります。

自分という狭い範囲だけではなく、世の中に対してどう自分が関わるのかを明確にすることで、大きな意義をもって立ち向かうことができるようになります。

 

これが逆境に置かれたときに負けない力となり、

どんな時でも、幸せを受け止めることができる軸になります。

 

そして更に、社会に対して、素晴らしい影響力を及ぼし続けることが可能になります。

 

お金を持っているから、成功しているから賞賛される時代。

そんな時代に生きているため、お金を稼ぐことが成功と幸せの全てだと思ってしまう人が大変多い世の中です。

 

そんな中でも、一部の成功者と幸せを掴んでいる人は、自分の信念と正しい考え方の大切さを知っています。

 

お金を稼ぐ前にやるべき大切なこと。

それは、自分と向き合い続け、信念を見つけ、正しい考え方を確立すること。

これこそが、幸福感のある自分の人生を歩むために必要なことではないでしょうか。

 

以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

自分の人生について長く悩みが解消されていないという人は、こちらも参考にしてみてください。

 

 

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