おみくじは凶でも大吉でもやるべきことは同じ!効果と見るべきポイント

おみくじは「凶」か「吉」かが大事ではない

こんにちは!Jimmyです。

今回は、おみくじを引いたときに見るべきポイントと考え方いついて書いていきます。

大切なことは、おみくじを引いたときに一番大きく示されている「大吉」や「凶」などの結果が重要ではないということです。

 

毎年おみくじを引いて教えてもらったこと

毎年、お正月になると初詣に出かけ、おみくじを引くことが習慣となっている人は多いと思います。

私も小さい頃から習慣になっていました。

 

おみくじを引くと、まず結果である「吉」や「凶」などが目に入ってきます。

重要なのは、運勢の傾向や注意すべきことなどが詳しく書いてある部分なのですが、

多くのおみくじは、難しい古典風の言葉で書いてあるため、小さい子供には理解ができません。

 

大吉が出たら喜んで、凶が出たら落ち込むというわかりやすい少年だったのですが、

毎年、父がその古典風の文章を解説してくれました。

凶が出て、嫌なことがたくさん起きてはたまらないと、父の解説を聞きながらどうすれば運勢が良くなるのかを考えていました。

 

そのうち、自分でも読解できるようになり、毎年その文章に注目するようになったのですが、

30年ほど毎年おみくじを引いていて気づくのは、持つべき考え方は、吉でも凶でも変わらないということです。

 

持つべき考え方と行動指針は、吉でも凶でも変わらない。

 

大吉が出るときもあれば凶が出るときもありましたが、書いてあることをよく考えれば、取るべき行動は変わらないのです。

人として正しい行動を心がけることで運勢が良くなっていくことは、誰にとっても不変の原理なのだと考えるようになりました。

 

おみくじで凶が出ても特別な対応は要らない

特に、おみくじの結果が凶であった場合は、子供心に落ち込んだものです。

一方で、特別に何かしなければならないことがあるかというと、そんなことはありません。

 

凶が出ても、吉が出ても、やるべきこと、持つべき考え方の基本は変わりません。

 

凶が出たときは、必ず注意するべき行動指針が書かれています。

それに従って行動していれば、運勢は良くなっていくと考えるべきです。

それを気づかせてくれるのが、おみくじです。

 

日常で当然のようにしなければいけないこと、人間が普遍的に持つべき考え方を、改めて想起させてくれる役割と考えればよいでしょう。

 

おみくじの効果や見るべきポイントについて、以下に紹介していきます。

おみくじの見るべきポイントと効果

おみくじ 凶

おみくじに書いてあることは大きく2つ!運勢と行動指針

おみくじに書いてあることは、「吉」や「凶」などの結果の他に、重要なことが2つ書かれています。

それは運勢と、持つべき行動指針です。

 

運勢は、その年の運の傾向が示されています。

包括的な運勢の他に、代表的なものは、「願いごと」が叶う、叶わない、「待ち人」が来る、来ない、「商売」の運勢などです。

 

その運勢に対して取るべき行動、持つべき考え方が必ず書かれており、そこが一番重要です。

 

吉や凶といった結果だけではなく、それを踏まえて今年注意するべき大事なこと(しかも当たり前のこと)を想起させてくれます。

 

大吉のおみくじに必ず書いてあることと考え方

大吉のおみくじを引けば嬉しいものです。

基本的に運勢は良く、順調に物事が進む傾向にあることが記されています。

 

願いごとも、商売も、健康も順調であることが書かれていると、大変晴れやかな気分になります。

気分良くおみくじを所定の場所に結んで、帰路につくことが多いのですが、

もっとも重要なのは、そこに書かれている注意事項です。

大吉のおみくじには必ず、注意事項が書かれています。

 

書き方は様々ですが、まとめて言ってしまえば、

人として正しい行いをしていなければ、大きな成功ではなく、災いがもたらされるということです。

良い運勢の分だけ、正しくない行動をすれば、悪い結果も大きくなり災いに転じる可能性があるということです。

 

人を騙すようなことをしたり、欲にまみれたり、不誠実な考え方をしたり、そのような言動を戒めている言葉が必ず大吉みくじの中には入っています。

 

大吉だから、放っておいてもよいことばかりが起きるというわけではありません。

 

大切なのは、物事が順調にいっている時ほど、人間として正しい行動を取っていないと、その反動も大きいということです。

 

それを大吉みくじは強調しており、最も心に刻むべき部分なのです。

どの大吉にも、必ずそのような文言は入っています。

 

凶のおみくじに必ず書いてあることと考え方

凶のおみくじが出ると、「今年はダメだ」と暗い気持ちになりがちです。

しかし、先ほども書いたように、凶が出たからといって、特段行動を変えなければならないということはありません。

 

基本的な運勢としては、よろしくなく、思い通りにならないことが多いとされています。

一方で、行動指針としては、大吉のおみくじと大して変わらないことが書かれています。

 

つまり、人として正しい行動をしていれば、運気は必ず上向くという類のことが書かれているはずです。

 

物事が順調にいかない時でも腐らず、手っ取り早い解決方法に走らない。

辛抱して、慎重に、誠実に物事にあたっていれば、大過なく過ごせるばかりか、運勢は上向いていくということです。

 

勝って驕らず、負けて腐らず、どんな時でも正しい心構えでいることが、結局は運勢を良くしていく秘訣であると言えるでしょう。

どんな凶のおみくじにも、運勢を良くしていくための考え方や行動指針が必ず書かれています。

 

この部分が重要で、正しい行動をしていれば、凶事などは発生せず、いつの間にか運勢が好転していることが多いのです。

凶事が発生しないための戒めの言葉と受け取って、1年の行動指針とするべきでしょう。

 

なぜ100種類程度しかないのか?おみくじの意味と効果とは?

おみくじを引くと、番号が書いてあり、その番号のくじを渡してくれます。

番号を見ていればわかる通り、多くの場合、100種類程度しかありません。

100人引けば、同じおみくじを引く人が何人かいる確率となります。

 

正月の初詣の時期などでは、多いところでは1日に何万人もの人がおみくじを引きますので、自分と同じ結果の人が100人単位でいることになります。

それを聞くと、おみくじの意味ってあるのだろうかと考える人もいるかもしれません。

しかも、同じ人が二回引いたとしたら、おそらく同じ番号を引くこともないでしょう。

 

解釈としては、冒頭から述べている通り、人が持つべき基本的な考え方は同じであるということに起因します。

人が違えば、推奨されることが変わったり、やっても許されることが変わったりすることは当然ながらありません。

 

おみくじに書いてある行動指針、注意事項とはすなわち、

「人間として正しい行動を心がけなさい」というただ一点に尽きます。

 

しかし、当たり前のようなことばかりだからこそ、日常生活では特段意識することも少なくなることばかりです。

人間として正しい考え方のうち、一つを厳選して、「これを意識してくださいね」と想起させることに意味があります。

なぜなら、一つの正しい考え方を胸に刻んで行動していれば、他の行動にも良い考え方が波及するからです。

 

人によって正しい考え方が全く違うということはありません。

だからこそ、おみくじという形で、意識するべきことを1つだけ示すことで、正しい意識を思い起こさせる役割を果たしているのではないでしょうか。

 

大吉が出ても調子に乗らず、凶が出ても腐らず、

常に正しい行動を心がけることを神聖な場所で再確認すること、それがおみくじの意味であり、効果であるというのが私の考え方です。

 

おみくじを結ぶ前にしっかり読むか、結ばずに持ち帰る

おみくじで凶が出た時などは、所定の場所に結んで手を合わせることで、凶事から免れるということを聞きます。

精神的には一定の効果があるのかもしれませんが、重要なことは、結ぶ前にしっかり読むことです。

 

凶が出たから、結んで手を合わせて助けてもらおう、大吉が出たから、今年はイケイケだと考えるのは理想的ではありません。

 

結ぶ前にしっかり、そこに書いてあることを胸に刻む必要があります。

多くの場合、年初に引いたおみくじの内容を半月もすれば忘れてしまい、残りの11ヶ月を過ごす人も少なくありません。

忘れてしまっては、おみくじの意味はありません。

 

繰り返しになりますが、おみくじに書いてある行動指針は、日常生活では意識することも少ない当たり前のことばかりです。

意識しにくいことですが、大変重要なことです。

だからこそ、おみくじという形にして(他人から言われるアドバイスよりも一段高い格式をもって)、少しでも思い止まらせようとしているのです。

 

私は原則、年初のおみくじは、結ぶことなく持ち帰り、いつも目に留まる場所に貼るか置くようにしています。

 

1年間おみくじの内容を忘れずに覚えている人がどれほどいるでしょうか。

結ぶ前にしっかりと心に刻む、あるいは、持ち帰って行動指針として貼っておくことで意味があるものとなり、本当に運勢を高めていくことができるのではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、おみくじの効果と考え方について紹介しました。

 

大吉が出ても、凶が出ても、おみくじに書いてある、持つべき考え方、行動指針に変わりはないこと。

 

✅大吉を引けば、運勢としては良いことが起こる傾向があるものの、人として正しい考え方をしなければ、逆に災いも大きくなること。

✅凶を引いても、腐らず、諦めず、人として正しい考え方をしていれば、凶事は発生せず、いつの間にか運勢は上向くこと。

✅おみくじに書いてある行動指針、注意事項とはすなわち、「人間として正しい行動を心がけなさい」というただ一点に尽きること。

✅日常生活で改めて心がける機会が少ない当たり前のことだからこそ、新年の神聖な場所で胸に刻む必要があること、それがおみくじの効果であり意味するところであること。

✅おみくじを結んで帰る前に、心がけるポイント1点を胸に刻むこと、もしくは持ち帰っていつでも見られるようにしておくこと。

 

現代社会は、残念ながら、おみくじに書かれているような価値観とは別の価値観軸で動いていると言わざるを得ません。

つまり、複数の価値観軸で生きているのが現代人です。

時代によって、考え方や生きるために必要な価値観も変わってきますが、根底となる人として大事な考え方は何千年も前から変わりません。

それこそが、人が幸せに生きるための根底の考え方であり、失ってはならないものです。

それを思い起こさせる機会が少ない現代だからこそ、おみくじにある短い言葉を忘れることなく過ごし、大切に考えるべきではないでしょうか。

 

以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

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