高校野球サイン盗み疑惑 星稜の監督だけが悪者になる違和感

違和感だらけの報道

こんにちは!Jimmyです。

高校野球は毎年の楽しみです。

必死のプレイを見ていると心打たれるものがあります。

 

高校野球は、その注目度の高さから、たびたび物議を醸し出す問題が発生します。

有名なのは、読売ジャイアンツやニューヨークヤンキースで活躍された松井秀喜選手(当時石川星稜高校)。

甲子園での、4打席連続敬遠フォアボールは、議論を呼びました。

近年では、ランナーが一塁手の足を故意に蹴ったように見える動画が注目を集めたこともありました。

 

今回は、「サイン盗み疑惑」をきっかけに注目を集めることになりました。

第91回選抜高等学校野球大会第6日(28日、甲子園球場)第3試合の2回戦で、石川県星稜高校の林和成監督が1-3で敗れた試合後、対戦相手の千葉県習志野高校の小林徹監督にサイン盗みがあったとして、相手控え室に乗り込み直接抗議をしました。

https://www.excite.co.jp/news/article/TokyoSports_1326481/

 

この件がメディアに大きく取り上げられましたが、高野連としては、サイン盗み疑惑は確認できなかったとしています。

林監督は試合の翌日、高野連に電話で謝罪、口頭注意を受けました。

その後、星稜高校の校長と野球部の名誉監督が高野連に謝罪をしました。

 

林監督は、後日雑誌の取材に単独で応じたことで、学校からも注意を受け、活動自粛となったようです。

林監督が、軽率な行動を取ったという形で批判を受け、それで事態が収拾しようとしています。

 

これには、違和感を覚えます。

林監督のしたことがそこまで批判されるべきこととは思えません。

高野連、ニュースの反応、星稜側(校長)の対応の方に違和感を覚えます。

「異例」や「前代未聞」が悪いのか?

林監督の行動の何がいけなかったのでしょうか。

私は一連の行動を見ている中で、軽率だったと思えるのは、雑誌の取材に単独で応じてしまったところかと思います。

 

もちろん、学校の規定上、雑誌メディアへ学校の許可なく登場することが禁じられているという前提です。

規定を守らなかったため、学校は規定に従い、活動自粛という罰を施したのであれば致し方ないと思います。

それ以外に、監督が批判されるべきところは見当たりません。

サイン盗み疑惑

関連記事を見ていると、直接習志野高校控え室に乗り込んだことに対して、どの記事にも必ず登場する言葉があります。

「異例」、「前代未聞」という言葉です。

「異例の行動、前代未聞だ!」などと書き立てています。

 

高野連側も、事情聴取が行われる前のコメントで「それが事実であれば前代未聞だ」と発言しています。

前代未聞だと悪いのでしょうか?

異例だから非常識なのでしょうか?

前代未聞なのはわかりますが、なぜ悪いのか。

それをしっかり書いてある記事は見当たりませんでした。

”やっていない”のなら意に介さなければよい

記事読者のコメントなどを見ていると、

相手高校側(習志野高校)の選手に対する精神的ダメージ、疑惑のイメージを植えつけてしまう、次の試合に影響が出る、

などが主な批判理由でした。

 

ただ、やっていないのであれば、やっていないと、監督でも選手でもはっきり言えばよく、堂々と対応すればよいはずです。

やっていないのに、何か精神的ダメージでもあるのでしょうか。

 

控え室に乗り込んできたのがショックを与えるのだとしたら、球児が小学生であれば考えられるかもしれません。

子供とはいえ高校生です。

中年のおじさんが一人乗りこんで、抗議してきたところで、本当にやっていないのであれば、意に介さないでしょう。

 

もし、本当にサインを盗んでいたのであれば、精神的に揺れることはあるでしょうが、それは自業自得です。

 

後日のインタビューで習志野高校の監督は、サイン盗みについて幾度かコメントしていますが、「絶対にやっていない」といった強いコメントはありません。

 

「審判団から注意を受けていない、そのことが全て」

「普段から選手には原則そういうことがないように指導している、当日も、いつも通りの野球をやってきなさい、と言った」

など煮え切らないコメントしかありません。

やっていないのであれば、「うちは絶対にそんなことはしない」と言ってほしかったと強く思います。

大事なのは高野連ではなく星稜の選手

林監督の行動の是非を考える際に、一番考えなければならないのは、星稜の選手たちの気持ちです。

サイン盗みがあったのかはわかりません。

しかし、少なくとも星稜の選手は、盗まれたと思っています。

そうだとすれば、試合のルール違反であり、やるせない気持ちでいっぱいでしょう。

少なくとも事実を明らかにし、高野連に改善策を示してほしいと考えるのが普通です。

 

仮に、後日文書で高野連に抗議したとしても、今までの高野連の対応を知っていれば、うやむやにされることは想像に難くありません

選手たちはどう思うでしょうか。

 

高野連は結局、何も対応してくれなかった。

実際にサイン盗みがあったか無いかが問題ではなく、事を収めることが目的なのだ、と思うでしょう。

 

監督としても文書で抗議してしまえば、選手に対しては、こう話すしかありません。

「高野連には清々と文書で抗議をしておいた」

後日、

「高野連の回答は、そのような事実は確認できなかったと返事がきた、仕方ないから、このことは忘れてしっかり練習しよう!」

もしくは、選手の疑念を払うために敢えて厳しい言葉を投げつけて、選手を鼓舞することしかできないでしょう。

 

自分が星稜選手の立場だったらどう思うでしょうか。

高野連がどういう対応をするか、選手たちはそれを知ってどう思うのかを、一番よく理解しているのが監督です。

このまま無かったことにはさせたくないという思いで、突撃を敢行したのではないでしょうか。

 

事実、批判、処分は覚悟の上であったことを語っています。

この監督の行動の是非に関しての答えは、教え子である星稜の選手たちはどう感じているか次第です。

 

何とか事態を究明しようとしてくれた監督を誇りに思っていれば、監督の行動はしてよかったということです。

監督の「勇気」が子供たちに受け継がれ、将来に良い影響を与えるでしょう。

 

選手たちが、監督の行動のせいで、星稜のブランドに傷がついた、軽率な行動で迷惑していると考えているのであれば、監督個人の感情による独り相撲で、よくなかったということになるでしょう。

 

もし生徒が、監督の行動を肯定的に感じているのであれば、早く復帰されて、胸を張って夏の甲子園に挑んでいただきたいと思います。

それ以上の問題ではありません。

何を謝罪?星稜高校と名誉監督の謝罪

更に残念な出来事が続きます。

星稜高校の校長と、星稜野球部の山下名誉監督が高野連に出向き、謝罪したというのです。

教員、監督として間違った行動だったこと、迷惑をかけたことを謝罪したようです。

 

高野連に何を謝罪するのでしょうか。

謝罪が必要だとすれば、サイン盗みが無かったことが検証された時に、習志野高校に対してすればよいでしょう。

わざわざ学校のトップが直接出向いて謝罪する必要性がわかりません。

 

高野連と学校の関係性はわかりませんが、何か不利益を被ることや、今後の付き合いで困る事情でもあるのではないかと勘ぐってしまいます。

サイン盗み疑惑

私は会社員の経験しかないため、学校関係のことはよくわかりませんが、

どの組織でも、問題が起こったときに、自分の立場を守るために行動する人が多いことに変わりはないのでしょう。

 

まずは、立場の最も強い高野連に対して誠意を見せなければ、という思いに駆られて校長が動いたのだと勝手に想像しています。

「学校を守るため」という理由と言えなくもないのですが、そもそも学校を守らなければならないような、たいそうな事態ではありません。

うやむや体質の高野連はしっかり対応すべき

全体として、この件は、星稜高校の林監督が、独断で軽率な行動をしてしまって周りに迷惑をかけた、というだけで収束している感が否めません。

高野連とすれば、変に注目を集めたことで面倒なことになったと思ったことでしょう。

 

注目されなければ、うやむやにできたのに、と。

今回は、林監督を悪者にすることで、終わらせようとしています。

 

しかし、これだけ問題になった以上、しっかり対応策を考えるのが高野連の役目です。

「試合前に改めて両チームにフェアプレイの原則を訴えるようにする」と言っていましたが、全く意味がありません。

企業で成果が出ずに悩んでいる人に対して、「一生懸命、全力で働くことが大事です!」と言っているようなものです。

 

サイン盗み疑惑を証明することは難しいのは昔から言われています。

明確な罰則が無いことも指摘されています。

そのような声に耳を傾け、どうすればこの問題が無くなるのか、抑止力を持たせるためにするべきことは何か、など改善策を考えることが必要であるはずです。

「証拠があれば提出してください」と言うだけで、自ら動かないところなどは、見ていて消極的な姿勢に映ります。

サイン盗み疑惑

まとめ

日を追うごとに、星稜の林監督だけが悪者になっていくのを見て、大いに違和感を覚えていました。

高校野球は教育の場でもあります。

だからこそ、一番に考えるべきは選手のことです。

星稜の選手たちが、監督の行動を見てどう思っているのか、どう感じているのか、そこが最も大事な問題です。

 

控え室で抗議したくらいで、相手に精神的ダメージだというのは少し大げさです。

習志野高校が本当にやっていないのであれば、気にせず堂々とすればよいですし、「絶対にやっていない」と声を大にして言えばよいはずです。

 

校長や山下名誉監督が直接高野連に謝罪するほどのことではありませんし、何かよくない関係が裏にあるのかと疑ってしまいます。

臭いものには蓋をする、高野連の体質がクローズアップされるきっかけにもなり、監督の行動はあってよかったと思います。

 

星稜の選手たちが望むのであれば、1日も早く復帰されて、夏の甲子園に向けて指導を再開してもらいたいと思います。

 

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以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

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