視野が狭い人と広い人の違いとは?どちらも一生懸命だけど異なる見方

こんにちは!Jimmyです。

今回のテーマは視野の狭い人と広い人の違いです。

視野が広い人と狭い人は何が違うのか、視野を広く持つにはどうすればよいのかについて解説をします。

結論から言えば、余裕がない、自主性がない、目標がないという「ない」の状態を「ある」に変えることです。

そのためには、考え方を少し変える必要があります。

一生懸命やっているのに結果は違う

まず前提として、一生懸命にやっている状態での違いを検討することにします。

この記事は、ひたむきに仕事や人生に向き合っているのに、思うようにいかないという人のために書いています。

一生懸命にやっていなければ、視野が狭くなって指摘されることも少ないでしょう。

しかし、別の大きな問題があります。

それについては別の記事にて解説します。

 

仕事、趣味、社会活動など、懸命に努力している人であっても、視野が狭いことが原因で、うまく結果が出ないことがあります。

思っていたことと違う反応を他者から引き出してしまったり、勘違いを生んだりすることもあるかもしれません。

 

一方、世の中で成功を収めているような人も、間違いなく凄まじい努力をしています。

そして、一生懸命に物事にあたりながら視野も広く保っています。

同じように一生懸命やっていても、視野が広い人と狭い人とでは、結果が違ってくることがあります。

 

一生懸命取り組んでいればいるほど、うまくいかなかった時の落ち込みや徒労感も大きくなるものです。

「なぜ自分はこんなに努力しているのにうまくいかないのだろう」と思うこともあるかもしれません。

よくないケースでは、他人のせいにしてしまうこともあるでしょう。

 

私自身、視野が狭い状態でもがいていた経験があります。

その徒労感やマイナスの気持ちはよくわかります。

だからこそ、視野を広げるための考え方を身につける必要性も感じているわけです。

視野が狭い人と広い人の大きな違い

視野が狭い人と広い人には、大きく以下の3つの違いがあると思います。

それぞれについて、特徴を示します。

 

余裕がない

一生懸命にやっていればこそなのですが、余裕がなくなると視野は一気に狭くなります。

視野が狭いと言われる人の大半は、この余裕がない状態に当てはまります。

余裕がなければ、色々な弊害が生まれます。

  • 思考パターンが単一になる(様々な考えを受け入れられない)
  • 焦りやすい(パニックになりやすい)
  • チャンスを逃す

 

こうなれば、成果をあげたり、物事を良い方向に向かわせたりすることは難しいでしょう。

人を動かすということになれば、さらに難易度は上がります。

リーダー層であるとしたら、余裕を持てない状態は避けたいところです。

余裕があれば、他人の声に耳を傾け方向修正することも、今のやり方を疑うことも、冷静になることもできます。

 

自主性がない

やらされている仕事、いやいや取り組んでいる勉強、言われたことだけをやるという指示待ちスタイルがこれに該当します。

自主性は0か100かではないため、ある程度与えられた仕組みの中で自主性を発揮している人もいます。

ところが多くの場合、その仕組み自体が強制されている、やらされているという概念で出来上がっていると言えます。

 

よって、自主性を持つということは、その与えられた枠を超えて考えるということでもあり、簡単ではありません。

自主性を発揮していない人が多いのはこのためだと思います。

 

自主性がないということは、自分から考えること、動くこと、すなわち今の仕組みを変えていくことをしないということです。

そうなると、与えられたルールと条件、環境が絶対のものとなり、それが間違っていても疑うことがなくなります。

井の中の蛙という言葉とは本来の意味は異なりますが、劣悪な環境にも疑問を持つことなく、その世界が当たり前のものとして生きていくことになります。

 

目標がない

先に示した2つにも関係しますが、余裕がない状態、自主性がない状態にいると、目標がない状態になりやすいと言えます。

目標がないということは、目指すべき明確なゴールや、推進力がないということです。

そのため、流されることを受け入れてしまいます。

 

先にあるゴールを見据えるということがないため、視野も当然狭くなります。

目標がなくても、今は一生懸命にできているという人は、若手の人であれば多いかもしれません。

しかし、目標のない状態が続けば一生懸命にやるということもなくなっていくでしょう。

 

周りに目標のないベテラン社員がいれば、よく見てみることをお勧めします。

一生懸命でしょうか。

流された先にある価値観は、「問題を起こさないようにしよう」、「なんとか楽をして評価されたい」、「会社が安泰であることを祈る」といったものです。

一人の人間としてどうありたいのか、人生で何を達成したいのか。

その答えを持っている人が、視野を広く保ち、最終的に成功にたどり着きます。

どうしたら視野が広くなるのか?

同じように一生懸命にやっている人であっても、大きな成果出す人(成功を収める人)と、思ったように成果があがらない人、その違いは視野の広さにあることが少なくありません。

視野を広くするためには、どうすればよいのか。

上記の3点の「ない」を「ある」に変えればよいのですが、そのための考え方を以下に紹介します。

 

余裕を持つためには

視野を広く保つという目的に立てば、余裕を持たなければなりません。

一生懸命に目の前のことをこなしているという人は、敢えて立ち止まってみることをお勧めします。

そして「できなくたって、なんてことはない!」と言い聞かせることです。

 

なぜ余裕がないのかと言えば、多くの場合、必要以上にプレッシャーや強迫観念にとらわれているからです。

任された仕事であれば、これを仕上げないと「大変なことになる」という恐怖が強くあるはずです。

家事であっても、自分がそれをしなければ大変なことになるという思いがあるのではないかと思います。

 

そのような時はまず、大きな問題ではないということを認識することが必要です。

まずは、その呪縛から解放されることが先決です。

 

「大したことないなんて思えない、周りの人にも迷惑がかかる、実際に重要なことなんだから!」

という答えが返ってくるかもしれませんが、強制的に大したことではないと思うようにしてみてください。

多くの組織では、従業員をサボらせないために、プレッシャーをかける仕組みになっています。

 

「命を奪われるわけではないのだから」という(極端な)考え方もできます。

実際に、その仕事がうまくいかなくても、叱責を受けたとしても、期限に間に合わなかったとしても、最終的には何とかなるものです。

自分が思っているよりもずっと、物事は何とかなるものです。

 

焦っていると、先ほども述べたように、いいことは何もありません。

少し立ち止まって、このように強制的に思うことで、違う方法を発見できることも少なくありません。

  • 他の人に任せよう
  • 重要な部分とそうでない部分を選別してみよう
  • 期限を延ばしてもらおう
  • 挽回できるチャンスはある
  • 解決できない問題はこの世にない

など、色々な選択肢や発想も考えられるかもしれません。

 

どうせ何か言われるのなら、自分が思うようにやって言われた方がよいと気づくかもしれません。

必要以上に怯えていないかについて考えてみると、意外と自分で自分を苦しめていることに気づきます。

一度冷静になって物事を楽観的に考えてから、また一生懸命に進んでいけばよいのではないでしょうか。

自分の考えやスタンスを決めて、場合によっては覚悟を決めて進んでいった方が、迷いなく、より効率的に情熱的に動けるものです。

 

余裕を持つことは、視野を広げるためにも、そして物事をよい方向に向かわせるためにも必要なことです。

 

心に余裕を持つための詳しい記事は以下を参考にしてみてください。

 

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自主性を持つためには

やらされている仕事、やらされている活動をしていては真の意味で自主性を持つことはできません。

何のためにしているのかを十分に理解することが必要です。

もちろん、一つ一つ全ての作業や課題について、何のためにやるのか考えることは不可能です。

やることはたくさんあるという現実的な問題もあるため、重要な部分、ここぞという時に考えます。

重要な部分がわからなければ、定期的に振り返ることでもよいでしょう。

 

通常、全てにおいて意味のある仕事や活動ができるかと言えばそうでもありません。

意味のない仕事もあれば、どうしてもやらなければならない雑務も出てくるでしょう。

それを認識して取り組めるかどうかで、対応は全く違ってきます。

力の入れ方や、さばき方が変わってきます。

そうすれば、力を入れるべきところがわかってきて、そこに工夫する余地が生まれます。

考えて自主的に動く機会も増えるということです。

 

もう一つ、普段から疑う、疑問を持つことを推奨します。

正しいとされているやり方が最良とは限りません。

長く当たり前とされてきた方針でさえ、絶対の正解などはありえないということを認識するべきです。

つまり、会社や大多数の人が正しい、こうあるべきとされるやり方や方針でさえ、正しいという保証はどこにもないということです。

 

通常、組織にいれば、統一した価値観や考え方を押し付けられることは日常茶飯事です。

ただでさえ染まりやすい環境にいることを前提に考えるべきです。

 

これは、歴史を見ても明らかです。

つい数百年前までは奴隷が当たり前でした。

最近(十数年前)までは「24時間働けますか」という言葉に代表されるモーレツ社員があるべき姿でした。

今ではそのような考えを口にすれば、顰蹙を買うどころではすまないかもしれません。

 

そう考えれば、100年後には、サラリーマンという働き方自体が、自己喪失時代の産物として笑われているかもしれません。

 

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さらに言えば、自分のなかで確固たる目標を持つことも自主性を持つために必要な要素ではありますが、それは次に説明します。

 

目標を持つためには

自分が何のためにその仕事や活動に従事しているのか、明確にする必要があります。

注意するべきは、「会社から与えられた目標がある」、「生活のためには働く必要があるではないか」というのは一旦置いて考えることです。

非常に多くの人が、明確な人生の目標を持っていません。

「楽しければそれでよくねー?」と言っている人もいるかもしれませんが、それでよくないから言っています。

 

簡単に自分のやりたいことや、やるべき使命が見つかることはないかもしれません。

それでも考え続けることが重要です。

変わっていく前提でかまいません。

 

今やっている仕事や活動だけにとらわれる必要はありません。

正直に、自分はどうありたいのか、どういう人間であるべきなのかを時間をかけて見つけていくことが必要です。

 

まず初めのステップは自己認識、これがないとどこにもたどり着きません。

そして、自分の信念を見つけ、それに従った人生を歩む決意をすること。

その先にある「やるべきこと」、「あるべき姿」が自然と目標になります。

詳しい内容が知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

 

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まとめ

一生懸命に必死に毎日仕事をしたり活動したりしているのに、思ったように成果が出ない、うまくいかない。

そのような人は、周りから視野が狭いと言われたり、自分でそう感じたりしたことがあるかもしれません。

せっかく一生懸命にできるのであれば、なんとか視野を広げて成功や幸福感に繋げたいものです。

視野が狭い人の特徴は、以下の三点が考えられます。

  1. 余裕がない
  2. 自主性がない
  3. 目標がない

 

そして、視野を広げていくためには、これらの3つの状況を打破することが必要です。

そうすれば、自然と視野は広くなります。

 

ざっくり振り返ると、

余裕を持つためには、敢えて「これができなくても大したことはない」と一旦立ち止まって冷静になってみることです。

強迫観念によって動かされている自分を解放することが重要です。

 

自主性を持つためには、やらされている仕事から抜け出し、やる意味を考えることを繰り返すことです。

力の入れるべきところがわかり、そこに工夫の余地が生まれます。

そして、当たり前のように押し付けられている常識を疑う習慣を持つことです。

 

目標を持つためには、生きていくためには仕事しなければという考え方は一旦置いておきます。

自分は何のために生きているのか、どんな人生を送るべきなのか、自己認識を通じて信念レベルの考えを見つけることです。

 

以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

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