30代の世代がやるべきことと役割、変化の時代をリードするべき理由

こんにちは!Jimmyです。

今回は、1980年代生まれを中心とした30代の世代が変化の時代をリードするべき!という話です。

こんなツイートをしました。

その理由とそのためにやるべきことを書いていきます。

時代を変えてきた世代の特徴

マージナルマンという考え方

マージナルマンという言葉をご存知でしょうか。

以下に大辞林より引用します。

互いに異質な二つの社会・文化集団の境界に位置し、その両方の影響を受けながら、いずれにも完全に帰属できない人間のこと。

社会的には被差別者、思想においては創造的人間となりうる。境界人。周辺人。(大辞林より)

 

国境の境に生きる人や、複雑な文化的背景を持っている人たちのことを指すこともありますが、

異なる文化、考え方の境界に位置するという意味では、

異なる特徴的な考え方を持つ世代間に挟まれているような人を指してもいいのではないかと考えます。

 

どちらにも所属できないというネガティブな意味合いもある一方、創造的人間、つまり新しい考え方や価値観をもたらすこともできる存在でもあるという解釈です。

 

明治維新を導いた人たち

時代の変わり目、大きな価値観の転換を伴うような局面といえば、明治維新でしょう。

欧米列強という脅威の中、国をあげて西洋化、近代化へ向かう必要に迫られました。

 

明治維新を引っ張っていった人たちの多くは江戸時代生まれの若い世代でした。

注目すべきは、20代、30代の人たちが中心となって、新しい時代を築いていったという事実です。

 

大久保利通、坂本龍馬、木戸孝允、福沢諭吉など、明治維新の中心人物、活躍した人には1830年代生まれの人たちが多いことがわかります。

つまり、20代前後でペリーの来航があり、時代の変化を感じながら生きてきた世代です。

従来の幕藩体制も理解したうえで、欧米の文化や考え方を若いうちから学び、いずれにも精通した人たちと言えます。

 

世代のマージナルマンという見方ができると思います。

このような人たちが旧識世代も巻き込み、時代は大きく変わっていきました。

 

明治維新とともに栄えた政商たち

政治、思想面で維新を引っ張っていった人たちのみならず、この時代をリードした人を考えると、マージナルマンの存在に行き着きます。

近代化を迫られた政府にとって、切っても切り離せないのがお金です。

 

お金を工面しなければ近代化はあり得ません。

そこで、世に出てきた人たちが「政商」と呼ばれる存在です。

 

三井、住友などは江戸時代からの豪商然り、安田善次郎、岩崎弥太郎、藤田伝三郎などの幕末の豪商然り、いずれも、地理的もしくは、身分の上で、武士とも町人とも繋がり関わりが深い環境に生まれた人たちであることがわかります。(参考文献:政商の誕生 小林正彬氏著)

 

これは、今から考えれば至極当然に思えるかもしれませんが、武士、町人の両方の文化、考え方に精通し、どちらにも関わる土壌があったということが彼らの後の人生に大きく影響を与えたと言えます。

武士階級への商売をするにあたって心得るべきこと、そして商売の要諦に通じた環境に育った彼らは、時代の流れにも乗り、商売を大きくし、幕府もしくは新政府との結びつきを強めていきました。

 

”資金協力と特権による保護”という官民の関係は称賛できませんが、日本の近代資本主義の礎を築いたという意味では大変大きな影響をあたえたと言わざるを得ません。

 

武士と町人のマージナルマンたちが、明治維新を進める政府と提携して、政商として時代をリードしていったというのが事実です。

今の30代の世代こそ時代を切り開いていくべき理由

80年代生まれは世代のマージナルマンである

現代も、時代の大きな転換点にあると言えます。

様々な価値観ややり方にひずみが生じており、日本の将来に暗雲が立ち込めている状態です。

まさに過渡期です。

 

長く続いた、近代資本主義体制のもと、多くの人が会社勤めをしています。

終身雇用制と年功序列主義だけにとどまらず、明治時代、もしくは第二次世界時代から受け継がれている組織体質が未だに息づいているのが現状です。

 

それを当たり前のように受け入れてきた世代が、主に70年代生まれまでの所謂就職氷河期世代までです。

そして、しばらく後に出てくるのが、ゆとり世代、さとり世代です。

 

教育方法はともかくとして、このゆとり世代以降の人たちが、それまでの世代と圧倒的に違うところは、ネットやSNSが当たり前のように周りにあった環境に育ったということです。

SNSネイティブな世代と言ってもよいでしょう。

ここに、感覚の大きな隔たりがあります。

 

就職氷河期世代までとゆとり世代以降との狭間の世代は、個人差もありますが、多くは1980年代に生まれた人たちではないかと思います。

同じ世代の中にも、従来の考え方に大きく影響を受けている人もいれば、SNSネイティブに近い感覚を持っている人、物欲がほとんどなく、従来世代のような貪欲さを持っていない人もいます。

 

周りを見渡すと、旧世代に近い人、新世代に近い人、どちらも近くにいるというのが共通して言えることです。

80年代生まれの人は、世代のマージナルマンであるということです。

 

世代を繋いで時代をリードする役割を担える世代

先ほどは、明治維新の例をもとに、時代が大きく変わるときに活躍した中心人物たちの特徴としてのマージナルマンという話をしました。

世代的にも育った環境としても、異なる文化、考え方が交錯し、どちらにも繋がる人たちが、周りの世代をリードして、大変な変化を実現しました。

 

長らく続く停滞した時代、失われた20年が失われた30年になろうとしています。

急速な社会環境の変化に伴い、価値観や働き方、生き方まで大きな方向転換を迫られようとしています。

 

それは、日本だけではなく、世界を見渡しても同様であり、世界的にも大きな過渡期にあることを感じさせられます。

アメリカのトランプ大統領、中国の習近平国家主席、ロシアのプーチン大統領は、明らかにこれまでの路線とは一線を画すタイプのトップです。

権力の集中、開けた自由競争から閉じた自国優先主義へのシフトは、時代の変化を感じさせる大きなシグナルです。

 

さらに周辺国でも、イギリスのEU離脱、中東情勢、北朝鮮情勢などを見れば、明らかに戦後から続いている開けたグローバル時代とは変わってきていると考えるべきです。

資本主義の本丸であるアメリカでも、左派急進派のバーニー・サンダース氏が以前よりも支持を集めています。(接戦の末、民主党の候補者には選ばれませんでしたが。)

 

そんな変化の前兆は、昔の日本でいうところの、外国船の到来に重ねて考えることができるかもしれません。

10代、20代の頃を、閉塞感と変化の前兆を感じてきた世代です。

 

新しい時代に向けて、時代をリードしていくのに最も適した世代を考えれば、当時と同じく、マージナルマンの世代、つまり主に80年代生まれの人たちではないかと思うのです。

 

上下の世代に積極的に交わるべし!

変化の時代に、いたずらに新しいものを学んで、それを推し進めよう、変えていこうと思ってもそれだけではよろしくありません。

うまくいきません。

 

旧来の考え方、やり方をしている人たちを巻き込んでいく必要があります。

福沢諭吉が、変化の時代に出版した有名な著書、「学問のすゝめ」や「文明論之概略」は、新しい世代だけに読まれたものではありません。

抵抗勢力に対しても理解を促し、そしてそれらも巻き込んで変えていくという行動の上に、明治維新と速やかな近代化へのシフトは成り立っています。

 

考えが凝り固まってきた40代からさらにその上の世代にもリーチでき(理解でき)、若い世代と繋がりが持ちやすく、共感もしやすいのが、現在では80年代生まれ世代にあたります。

 

やるべきこと、重要なことは、同じような世代でかたまることなく、前後の世代の考え方をよく理解して、繋がりを持つということです。

 

当たり前のことですが、20代と50代では、飲みに行っても話す内容は全く違います。

仕事への考え方を聞いても、社会への関わり方を聞いても、家族に対する考え方を聞いても、ここに大きな隔たりがあるということに気づきます。

 

そして、80年代生まれの人であれば、そのどちらも自分の今までの人生から考えて、理解できる範囲であることが多いのです。

ここが重要です。

どちらにもリーチできる世代の強みではないかと思います。

 

明治維新のような、大変革ではないにせよ、間の世代、マージナルマンである世代が、変化の時代をリードしていける可能性を十分に念頭に置いて考えるべきではないでしょうか。

まとめ

今回は、80年代生まれ(現在30代の人たち)が変化の時代をリードするべき理由について、マージナルマンの考え方に当てはめて説明してきました。

自分自身、社会人生活を続ける中で、自分の上下の世代の大きな違いについて認識することは少なくありませんでした。

 

40代、50代の人たちと話す機会、そして20代の人たちと話す機会を通して、どちらの考え方にも理解でき、繋がることができるのではないかという感覚は持っていました。

 

明治維新に活躍した人も30代の人が中心であったり、政商として近代化を引っ張ったのも、武士と町人のマージナルマンであったりといった事実を考えていると、この変化の時代に、世代のマージナルマンとしてできる役割があるのではないかと思うようになったのでした。

すなわち、戦後の新人類と呼ばれた世代から就職氷河期世代にまで、深く根付いていた従来型の価値観、考え方とゆとり世代、さとり世代の考え方。

この間に生きているのが80年代生まれの世代にあたります。

 

どちらの世代の考え方にも理解しやすく、リーチできることを強みとして、今後起こるであろう大きな変化に対応し、時代をリードする存在になっていくべく、前後の世代との繋がりをしっかり持っておくことが重要ではないかと感じています。

志を高く持って、変化の時代を前向きに生きていきましょう。

 

以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

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