こんにちは!Jimmyです。
自己投資の必要性を認識する人が増えています。
将来の自分のために、時間やお金を使うというのが自己投資です。
ただし、将来の自分のためにといっても、対象は様々です。
今回は、目的別に、健康(身体)、お金を稼ぐこと、自己確立の三方向に分類します。
本当に意味のある自己投資をするための考え方を紹介します。
ポイントは、自己確立のための自己投資です。
もちろんバランスが大切ということになりますが、多くの場合後回しにされているからこそ、これがある人が強いと言えます。
自分がいくら努力し、考えたところで、お金や商品や他人の考えというものはコントロールできないところで変動し、なくなることもあるものです。自分自身の、経験、知見、考え方の枠組というものは、なくならない、変動しない資産です。
— Jimmy@信念のある自分の人生を! (@JimmyOsuka) March 7, 2021
自己投資によってどの資産を築くか?
冒頭に示した通り、目的別に大きく3つに分類して考えます。
健康(身体)、お金を稼ぐこと、自己確立(考え方の枠組)です。
それぞれ、自己投資によって将来得られるべき資産が異なります。
自己確立(考え方の枠組み)
本記事で最も重要視するため、最初に記載します。
「考え方の枠組み」という資産です。
自分と向き合うこと、自分の考え方を広げるための自己投資が近年注目されています。
大変化の時代を迎え、これまでの常識が通用しないケースも増えています。
成長の鈍化、格差の拡大、さらに価値観の多様化、地球温暖化、環境問題など。
考慮しなければならない問題が多く、生き方に正解のない時代が来たと考えてよいでしょう。
そのような時代に必要なのは、自分で判断する軸と、様々な考え方を受け入れる枠組みです。
これは、見えない資産と言えます。
言い換えれば、本ブログで散々言っている「信念」を持つということになります。
これがなければ、毅然とした判断はできません。
不安になることも増えるでしょう。
自分の軸を持たずして幸福もない、というのがこれからの時代の特徴となるはずです。
自分の軸を持つための自己投資として、代表的な手段は読書です。
自己啓発本、偉人の考え方、歴史、思想、哲学、アートなど様々な分野から、物事の考え方を学ぶことができます。
最近ではセミナーや動画などでも、広く扱われるようになりました。
欧米を中心に、リベラル・アーツに造詣が深い人が多く、一層注目されています。
リベラルというくらいですから、自由になるための学問であると考えてよいと思います。
また、組織の複雑化という背景もあり、多くの人がコーチングを受け、考え方の枠組みを授かっています。
専門スキルだけでは対応できない世の中になっていることがよくわかります。
考え方の枠組みという資産の重要性が増しています。
健康(身体)
いつの時代も身体は資本です。
健康ブームの高まりもあり、多くの人が健康のために自己投資をしています。
コロナ問題が発生するまでは、かつてないほど、トレーニングジムが活況を呈していました。
筋トレ、ランニング、ヨガなどが人気です。
健康食品やサプリ、器具などについても、種類は大変豊富にあります。
自分の外見に関連する美容分野も、大きな産業になっているようです。
年齢を問わず、大きな関心を寄せられているのが、健康、身体に関する自己投資と言えるでしょう。
お金をかけず、食生活を改めたり、気をつけたりすることも、健康への自己投資の一部と考えられます。
健康であり、外見にも自信が持てれば、気力やモチベーションもアップします。
土台として、必要な資産です。
お金(不動産・商品含む)
自己投資をする目的として次に多いのが、金銭的な資産を増やすことを目的にしたものです。
そのための方法論や知識などもこれに当てはまります。
多くの場合、資格などもこの目的で取り組まれるケースが多いでしょう。
転職に有利な資格の勉強をする。
不動産や債券などへの投資方法を勉強する。
お金の稼ぎ方についてセミナーを受講する。
これらは、金銭的な資産を増やすための自己投資です。
また、2000年代に入ったあたりから、盛んに資産運用という言葉を耳にするようになりました。
一生懸命に働いても、将来豊かな生活はできないかもしれないという時代に入ったことは確かでしょう。
分散投資と言われるように、日本円だけではなく、他の通貨、他の資産にして保有しておくことも一般的になりました。
もちろん、金融市場が複雑化している事実もあります。
最近では、暗号資産に関する市場の整備も進んでいます。
専門としていない限り、時間とお金の多くを、ここに費やすべきではありません。
それでも、何が起きているのか、どう変わっているのか理解、判断できるだけの知識を持っておくことは重要です。
その知識がないと、周りからの意見に振り回されたり、不安になったりすることが増えるでしょう。
もっとも変動しない資産とは?
3つの資産を得るための自己投資という視点で紹介してきました。
自己投資の対象となるくらいですから、全て大事です。
お金という資産を形成することも、健康や見た目に力を入れることも、知見を広げることも今の時代に不可欠です。
大事なのはバランスです。
どれかに偏りすぎるよりは、バランスよく自己投資したいものです。
現状を考えれば、もっとも不足している分野は、自己確立に関する自己投資ではないかと思います。
ここで認識すべきは、自分の「考え方の枠組み」という資産の特徴です。
健康という資産は、維持をすることはある程度できたとしても、時とともに劣化することは避けられません。
少しでも健康でいる時間を長くしようとする試みが健康への自己投資です。
金銭的な資産も、大きく変動する可能性があります。
通貨、債券、不動産は常に変動しています。
完全にコントロール外であり、価値が増すこともありますが、減ることもあります。
長期的に考えれば、ほとんど価値がなくなる危険性もあります。
他国では、国の通貨の価値が急落したり、債券が紙くず同然になることが実際に発生しています。
変化の時代であればなおさらですが、数十年後のことを予測することはほぼ不可能です。
一方で、知識・経験からくる考え方の枠組みという武器は、変わらない資産であると言えます。
これは、時間とともに劣化するものでも、市場や他者の影響によって変動するものでもありません。
変動しない、裏切らない、つまり自分のコントロール下にある資産と言えるでしょう。
この枠組みを多く持っていれば、それをもとに金銭的な価値を生み出すことも可能です。
直接お金を増やすための資産ではありませんが、もっとも信頼できる資産です。
お金だけで資産を形成しないことが肝要です。
知識・経験・思考からくる考え方の枠組みを作る
自分の哲学、思想にこそ自己投資を!
自分のコントロール下における資産、それが自己確立(考え方の枠組み)という資産です。
この資産が増えるほど、強い自分を作ることができます。
まずは、本などから知識として吸収します。
次に、それについて考え、議論し、自分の言葉でアウトプットします。
場合によっては、すぐに自分の行動に反映できることもあるかもしれません。
それらの経験をもとに、再度自分と向き合い考えます。
それでこそ、自分を確固たるものとし、他者を受け入れるための武器となります。
この分野の自己投資におすすめなのが、哲学、思想、歴史の類です。
名著と呼ばれる本から学び考えることは、これからの時代に大きな意義を持つことでしょう。
詳しくはこちら
最後に 知識は考え実践してこそ武器になる
哲学などの精神的な自己確立だけではなく、専門知識を自分のものにするためにも、学び、思考、経験、再度思考の繰り返しが有効です。
大学での学びの本来の価値は、卒業した事実を履歴書に書ける権利ではないはずです。
ある意味、形式上の要件としては大切かもしれません。
「すごい」と思われる要素になることもあるでしょう。
しかし、それよりも大切なことは、学び、考え、行動したことから得られた知見でしょう。
その積み重ねが、考え方の枠組みとなり、自分の資産になっていくはずです。
MBA(経営学修士)などは、今でも人気を博しています。
ところが、最近では「MBAホルダーは使えない」と言われることも増えてきているように感じます。
MBAという名前だけでは本当の武器にはなりません。
学びの中で身につけた、考え方の枠組みを発揮するからこそ、役に立つというのが実際です。
知識は大変重要です。
しかし、知識だけを詰め込めばよいというものではない点、注意が必要です。
以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。
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