休みなのに心が休まらない人が変わるための事前計画の立て方

こんにちは!Jimmyです。

休む時は休む、休むことを楽しむのが理想です。

忙しく過ごす日常を送っていれば、休日や、連休などを前にすると、待ち遠しい気分になると思います。

 

しかし、いざ楽しみにしていた日になると、別の問題が発生しないでしょうか?

なぜか、その先の不安や気になることが頭に浮かんでくる、

思っていたよりも安らかな気持ちにはなれない、楽しめないという経験はないでしょうか。

 

あれだけ楽しみにしていた休みの瞬間だったはずなのに、、、という思いは避けたいものです。

今回は、休む、何も考えない、楽しむ目的を達成するための、事前計画の有効性について示していきます。

 

休日や連休にやりたいことは意外と多い

休日にやりたいこと

忙しい日常を送っている人ほど、休日や大型連休などになると、普段できなかったことをする時間を確保する必要性も増します。

そうしたいという思いも強くなるでしょう。

 

年に一度の長期休暇や、お盆、正月前後にまとまった休暇がある人も多いと思います。

例えば、正月休みで考えます。

 

一年の疲れを癒やしたい、家族でゆっくりしたい、リラックスして過ごしたい、美味しい料理とお酒がほしい。

当然、このようなゆっくり休みたい、その時間を楽しみたいという思いもあることでしょう。

 

休み前に、自分がゆっくり休んでいる姿を想像すると、待ち遠しい気持ちが倍増するものです。

 

一方で、普段できないことをやるべきという思いや、自己投資の時間を確保する目的を持っている人も多いと思われます。

 

新たな一年の計画を考える、自分を変えるために具体的な作戦をとことん考えたいという意気込みもあるかもしれません。

また、休み明けに仕事がスムーズに再開できるよう、仕事のことも考えようと思っている人もいるでしょう。

資格や語学の勉強をすることも考えられます。

 

このように、自分の意志ではあるものの、意識的にやらなければならないこと、先々のためにやるべきことという位置づけのものも存在します。

 

この他、親戚と会ったり、普段会えない人に挨拶したり、掃除をしたりと、意外とやることが多くなっていくというのが現実でしょう。

今この瞬間を安らぐ、楽しむことの難しさ

事前計画

上述した通り、大型連休などでは、大きく2つの方向性でやりたいことがあることがわかります。

すなわち、

①休むこと、楽しむことと

②自分を律して、先のためにやるべきこと

どちらも、自分としては、やりたいこと、やろうと思っている必要なことです。

 

ここで、注目すべきは、やりたいことが反発し合うということです。

構図としては、①の休むこと、楽しむことは、特段意識しなくてもできること、楽な方向です。

一方、②の先の自分のためにやるべきことは、敢えてする取り組み、楽ではない方向です。

 

この2つが、自分の心の中に混在していると、中途半端な気持ちになりやすいと言えます。

 

せっかく、家族団らんの時間を過ごしていても、こたつの中で寝転がっていても、

やらなければならないことがちらつくと、「あーあとで計画も考えなくちゃ、自分と向き合わなければ、本も読まなければ、、、」とマイナスの気持ちになります。

 

休み前は、少しでも有意義に過ごそうと計画し、プラスの気持ちで意気込んでいたことであっても、

いざ休みとなり、寝転がっているオフの状態でそのことが頭にちらつくとどうでしょうか。

なかなか従前のテンションではいられないものです。

途端に嫌な気持ちになるでしょう。

自分の意志の弱さを感じれば、さらにマイナスの気持ちは増すことになります。

 

晴れやかな気持ちでいたいのに、待ちに待った休みなのに。

なぜか、やらなければならないことが重荷になっている、先の不安を考えてしまう。

そして意志の弱さに嫌悪感すら覚える。

これでは休みの効能を半減させてしまうことになりかねません。

 

だからと言って、休みの意識をおさえよう、強い意志で計画や自分と向き合おう、自己啓発の読書をしようとばかり考えていては、リフレッシュできません。

結局うまく休めなかった、家族団らんが少なかった、気持ちの切り替えがうまくできなかったということでは、こちらも望ましい状態とは言えません。

 

つまり、この2種類のやりたいことを、休みの日という一つの箱に”同時に”ぶちこんでしまうから、具合が悪いということになります。

 

正月休みを一括にせず、休むときと、別のやるべきことをするときとを、完全に切り離すことが必要です。

時間で区切るための事前計画

楽しむ

計画を立てない弊害

休むとき、何もしないことを楽しむ時間と、将来の自分のために考える時間。

これらを切り離して考えるためには、事前に細かく時間を区切って計画するしかありません。

 

これを聞くと「休みのときくらいは計画に縛られたくない、時間を気にせず過ごしたい」。

このような拒否反応があるかもしれません。

 

しかし、異なった方向性のやりたいことを同じ時期に心の中で同居させるべきではありません。

私自身を振り返れば、何度もこのせいで、中途半端な気持ちで休暇を過ごしてきました。

 

同じ休日という箱に、やりたいことを同時に入れてしまったからです。

 

だから、ゆっくりしているそのときに、やらなければならないことが浮かんできて考え始めたり、あとでやらなければと計画し始めたりするのです。

 

それが嫌になれば、テレビを見るか、お酒を飲んで、酔っ払って寝てしまうかという選択肢に行き着きます。

休みのその瞬間を楽しみたいのに、なぜか休みの日でも現実逃避という悲しい結末。

目覚めはよいものではありませんでした。

 

極端な話、やりたいことだけを考えておくと、得てして以下のような結果になります。

正月にしたいことリストと、実際のある一日の結果例です。

予定結果

 

休みの日も時間で区切って計画を

結局、できるだけ細かい時間に区切って、大体の時間割を決めてしまったほうが、当日余計な思いに駆られずにすみます。

 

休みとなると、基本的には前日の夜には、開放感からか、油断して遅くまで起きているケースが多いと言えます。

そのため、休日のスタート地点が昼近くになるということを私も何度も経験しました。

 

事前に決めておくことで、目安ができるだけでなく、都度迷いながら何をしようか考える必要もなくなります。

時間も効率的に使えます。

経験上、当日迷っていると、基本的には何もやらずに終わるという結果になることが多いように思います。

休みの日の意志というのは、思いのほか脆弱です。

「何かしなければ、いつやろうか・・」、

これを思考すること自体、意外と精神力を使うものです。

 

事前に決めておいて、意思決定は最低限にする。

そして、先のためにやるべき時間はそれに集中。

とにかく休む、楽しむ時間は堂々と休みます。

 

予定結果

 

予め決めておくことで、今は何もしなくてもよい時間、ぼーっとしていてよい時間、休むことを楽しむ時間と考えることができます。

意志が弱くなっているときに、決断をする必要もありません。

少しずれることはあっても、全く計画していないときよりは、当初計画を全うできる確立はぐんと上がるはずです。

 

計画を意識するため、例えば上の時間表のように、起床時間が遅れたら、運動を体操に変えることができます。

長期計画にかかる時間が想定よりも必要だった場合、読書の時間を削って、計画を優先させることも考えられます。

予定よりも少し早く日本酒解禁を許してもよいでしょう。

調整しつつも、計画を意識して取り組めば、はるかに良い結果となるはずです。

 

楽しみにしている休み、思いっきり羽を伸ばしてリラックスしたい時間だからこそ、できるだけ計画をします。

やることを時間ごとに決めておくというのも一つの手であるということを認識いただけたかと思います。

 

考えてみれば、一日中、一つのことだけをしていたいということはほとんどないはずです。

(よほどの趣味でもあれば別ですが)

 

例えば私の場合、リゾート地に行って、ビーチでお酒を飲んで寝ていることばかり想像していたことがあります。

ところが実際は、2、3時間もすれば退屈になって違うことをしたくなります。

夕日が差せば気分も寂しくなってくるものです。

 

先のことを気にしないために、今を十分に休み、そしてそれを楽しむために、事前の計画を細かく立てておくことをお勧めします。

 

たとえ、今回は計画通りにならなくても、何度かやっているうちに、自分の傾向をふまえてより現実的で実行しやすい計画を立てられるようになります。

うまくいかなくても、無計画のときよりはましだったと思って次に生かすことが大切です。

まとめ

楽しみにしていた休日や長期休暇、そしてお盆や正月などの連休。

このようなときだからこそ、休みたい、楽しみたい気持ちと、普段の自分を振り返り、新たな計画を立てたいという思いが共存することも多いと思います。

 

しかし、両者は、全く違う方向を向いているため、一緒の時間帯(箱)に、やりたいこととしてぶちこんでしまうと、反発しあって気分的によくありません。

 

待ちに待った時間のはずなのに、その時間を楽しめずに、先のことや別のことが気になってしまう状況は避けたいものです。

 

せっかくの休日ではあるものの、大事な日であるからこそ、事前にやるべきことを時間ごとに落とし込むこと。

そして、楽しむ休むべき時間と、先のために自分と向き合う時間とを完全に切り離すこと。

一方の時間にもう片方のことが気にならないようにすることが一番です。

 

今を楽しむ、今に集中することが大事であるとよく言われます。

それを全うするためには、時間を細かく区切って事前に計画するという手段が有効に作用します。

 

以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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