今しかできないことをする【過去と未来に振り回されないための意識】

今に集中できない人へ

こんにちは!Jimmyです。

今を生きる、今を楽しむ、今やるべきことに集中する。

古今東西、このような格言は多く聞かれます。

それだけ重要であると認識されているからでしょう。

一方、これらを実践することは、それほど簡単なことではないようです。

今回は、今しかできないことをするというテーマです。

今、この時しかできないことを考え、その重要性を認識し、実行に移すという考え方です。

今悩んで考えていることとは?

今に集中するべきとわかっていながら集中できない。

それは、不安や心配事などを考えているときが多いかと思います。

しかも、具体的ではない、漠然とした不安であることも少くありません。

 

不安や心配事は、「過去」のことか「未来」のことを考えている証拠です。

既に過ぎ去ってしまったことは、変えられないからこそ心配し後悔するものです。

未来のことは、わからないからこそ不安になります。

 

考えてみると、今という時間にいながら、驚くほど今に集中していない時間が多いことに気づきます。

朝起きれば、日が迫ったプレゼンのことが心配になる。

自分がした昨日の発言のことが気になって考え始める。

楽しみにしていた休みのはずなのに、もうすでに週明けの仕事のことが気になり始めている。

将来が不安になり、何年、何十年後のことを想像することもあるかもしれません。

 

このように、過去や未来のことを考えていると、今していることの効率は当然ながら落ちます。

過ぎ去ったことを心配しながら作業をしていると、ミスも増えるでしょう。

先のことを心配しながらでは、会話も上の空になりがちです。

 

私自身、過去と未来のことばかりを考えながら過ごしてきた経験があります。

振り返って思うのは、何より、今の出来事に喜びや楽しみを見出すことができないという弊害です。

そのような状況では、創造的な発想からも遠ざかります。

 

当たり前ですが、私たちは、今しか生きることはできません。

その今を、いつもないがしろにして、過去と未来のことを考えることに費やしていたわけです。

心配事は増えても、幸福感が増えることはありませんでした。

今しかできないことを考える

一日のうち、多くを何らかの心配事を考えながら過ごしているとすれば、今しかできないことを考えるべきでしょう。

心配している時間は、今を犠牲にしていると言えます。

「今、あれこれ心配していること、考えていることは、今しかできないことなのか?」

このように自問してみます。

 

多くの場合、喫緊にするべきことではないはずです。

単に、湧き出てくる感情に任せて、考え始めていたというケースが多いかと思います。

 

仕事をしていれば、日中にしかできないことがほとんどのはずです。

相手あっての仕事ですから、相手が活動しているときにコンタクトする必要があるはずです。

電話をかけるのであれば、早朝や夜、昼食時などは避けるべきです。

朝9時を回れば、あれこれ心配ごとを考えているよりも、今やるべきこと、行動するべきことが格段に増えてくるはずです。

 

仕事でなくても同様です。

友人と会っているのであれば、その時間にやるべきことは、他のことを心配しながら話すことではありません。

 

今しかできないことを考えると、日中に心配事ばかりを考えていることのデメリットがよくわかると思います。

 

もちろん、不安や心配事がなくなるはずはありません。

それらの感情と向き合うことも確かに必要です。

具体的ではなくても、将来に思いを馳せる時間も必要。

今日一日の自分を振り返ることも必要。

心配していることに対して、原因を考え、気持ちを整理することも必要でしょう。

 

それらを考えるための時間は確保するべきですが、一日のうち頻繁に、そのことが頭から離れないのは問題です。

夜の落ち着いた時間や、休みのまとまった時間などに、過去と未来のことを考える時間をはっきりと決めておくとよいでしょう。

 

そうしないと、都度都度、気合を入れ直したり、切り替えをしたり、余計に大変になります。

例えば私の場合、顧客訪問をしている車中で、将来のことや、プライベートの悩みを延々と考えることがありました。

そのままの気持ちで顧客面談をするわけにはいきません。

直前で、なんとか気持ちを奮い立たせ、切り替えられる必要があります。

そこでエネルギーを使うことになります。

 

切り替えがうまくできればまだよいのですが、毎回毎回希望通りに切り替えられるとは限りません。

このように、一日の気持ちの向きが乱高下していては、コントロールも難しくなります。

 

10時のアポイントで今は9時35分。

顧客の訪問前の車中であれば、今しかできないことは、その顧客との商談の成功イメージを作ることでしょう。

商談が終わってからイメージしても、商談には何の意味もありません。

都度都度、今しかできないことは何かを考える習慣が大切です。

人はあれこれ心配、不安になることに事欠きません。

意識的に考える必要があります。

今しかできないことをする

今しかできないことを考え、実行することが、不安や心配事を減らし前向きになるための最良の方法です。

今しかできないことを考え実行していると、それが積み重なります。

 

今を確実に積み重ねることでしか、良い未来は開けません。

每日心配事ばかりで、今やるべきことが手につかない人と、每日今に集中できた人。

両者の積み重ねの違いが、将来に影響することは明らかです。

 

さらに、今しかできないことに集中していると心配や不安は出てきません。

その分、感謝の気持ちが出てきやすくなるように思います。

 

目の前の当たり前のことを、一生懸命にする。

これも昔からよく言われることです。

 

ご飯を食べることも、掃除をすることも、今しかできないことの一つです。

1年分の必要な栄養素を、まとめて補充することはできません。

1年分の掃除をまとめてやれば、1年間きれいな状態が続くはずもありません。

日々するしかないのです。

だからこそ、生きていくことができ、きれいな状態を保てるというものです。

 

もちろん、これらを完璧に意識し、実行することは簡単ではありません。

このように仰り、着実に実行されているのは、厳しい修行をされてきたお坊さんのような人くらいかと思います。

完璧ではなくても、少しずつでも、今しかできないことを実行する時間を増やす意識が大切でではないでしょうか。

 

最後に

今に集中するために、今しかできないことを考え実行する習慣は、心配事や不安に苛まれる時間を減らすのに役立ちます。

人間ですから、不安も心配事もたくさんあるのですが、一日中それらが頭から離れないのでは、幸福感もありません。

今に集中していると、心配事や不安が入り込む余地がなくなります。

心配する時間は夜などの落ち着いた時間に設け、日中は前向きな意識で進むことが、よりよい未来に繋がるはずです。

「今しかできないことは何か?」

それを考え、今を全力で生きている人たちは、輝いて見えます。

成功している人が多いのは偶然ではないはずです。

 

以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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