成功者に共通点は見つかっていないという事実に注目!
こんにちは!Jimmyです。
今回は、「誰でも自分らしく成功できる」ということについて書いていきます。
堂々と成功を目指して、人生を豊かにするために出発する人が一人でも増えれば幸いです。
成功者の本や法則はたくさんあるが、、、
成功するために何をするべきか?
何を身につける必要があって、誰に学ぶべきなのか?
世の中には、数多くの成功のための法則と呼ばれるものが存在しています。
過去の偉人や成功者から、成功のエッセンスを抽出したり、
何百、何千という人を研究してきたコンサルタントや心理学者が、その法則を示したりと実に多様です。
一方で、成功者の共通点という最も端的な質問に対してはどうでしょう。
その明確な答えは、何千年もの人類の歴史をもってしても未だありません。
もし仮に、そのような法則がある時点で確立されたとしても、そこに多くの人が群がれば、たちどころに陳腐化して、もはや成功の法則とは呼べなくなってしまうでしょう。
共通点がないどころか180度違うことが書いてある
成功者の顔ぶれを見ていると、大変多くの可能性があることを感じずにはいられません。
180度異なることを言っている成功者や成功の法則本があることに注目してみてください。
性格的に明るい成功者もいれば、そうではない成功者もいます。
人と積極的に関わることを推奨する人もいれば、人との関わりを最低限にすることで成功したという人もいます。
オープン戦略で成功した人もいれば、クローズ戦略で成功した人もいます。
リーダーには感情が不可欠だという人もいれば、非情、合理主義に徹するべきとする人もいます。
もちろん、時代背景なども影響してくるとは思いますが、驚くほど、真逆のことを「成功の要因」として挙げられていることに気づきます。
どんな人にも成功のチャンスはある
まずは、共通の成功法則などないということをしっかり念頭に置くことから始めるべきです。
もっと言ってしまえば、
必ず「成功とは何か?」という根本的な疑問に行き着きます。
成功の定義は人によって異なり、その大きさも重要性も千差万別です。
一人として同じ人間はいません。
そうであれば、ある成功者と同じようにしても、同じように成功できるとは限りません。
さらに、同じような結果を得ても、それを成功だと感じる保証もどこにもありません。
自分らしいやり方で成功してこその幸せ
自分の求めるものを超具体的に、はっきりさせよう!
成功の定義は人によって千差万別であるということを先ほど述べました。
それは、一人として同じ人間はいないことからも明らかです。
それなのに、世の中では、一言で「成功」とか「幸せな人生」という言葉で括られてしまいます。
一人として成功や幸せな人生を望まない人などはいません。
しかし、自分が目指すべき「成功」や「幸せな人生」とは何なのか?
これを具体的に話せる人はどれほどいるでしょうか。
お金を稼ぎたいのであれば、稼いだ先にあるものがどんなものなのか、
お金を作って何をしたいのか、何を手に入れたいのか、具体的に考えた先にある答えは人それぞれのはずです。
多くは望まない、「普通」でいることが成功であると思っている人も同じです。
普通とはどういうことで、何があって、どこで、何をしていれば普通なのか、突き詰めれば他の人とは違うゴールになるはずです。
お金であれば、どれくらいの収入や資産があれば成功なのか。
他人からの賞賛を得たいのであれば、どんな評価をどんな人から受けたいのか。
何をして生活しているのか、どこにいるのか、誰といるのか、どんな感情を持っているのか、周りにはどんな人がいて、どんな言葉をかけてもらっているのか。
さらに、その理想の状態に対して、今の自分に欠けていることは何か。
ギャップを埋めるためには何をすればよいのか。
そして、それらの優先順位を考えていく必要があります。
自分だけの成功の定義を定めることから始めないと、参考にするべき人や、やるべき行動も曖昧なものになってしまいます。
180度違う成功の法則が世の中にはあるのですから、まずは自分の中の定義をしっかりしておかないと始まりません。
一人の人をベンチマークすることの重要性と留意点
自分らしい成功の具体的なイメージを持ったら、それに近づくための行動が始まります。
イメージに近い成功者を見つけて真似してみたり、その人の本を読んでみたり、ベンチマークにしたりすることが多いでしょう。
成功者に学ぶ、尊敬する人に学ぶ、教えを請うことは大変効果的なことです。
目指すべき成功を手に入れるためには、自分の考え方や行動パターンを変えなければならない局面も出てくるでしょう。
影響力のある人からの助言、アドバイスや、成功体験などは、行動を変えるきっかけになり得ます。
尊敬する人の言葉には説得力があります。
「効果はわからないけれど、この人が言うのだからやってみよう」と素直にやってみることができます。
一方で、一人の人を完全に真似したとしても、それで自分が目指す成功にたどり着けるとは限りません。
その人の成功と幸せの定義、キャラクターや特性が、自分とは一緒ではないからです。
ある一人の尊敬するベンチマークから学び、真似しながらも、自分の特性と目指すべき姿との違いも念頭に置いておく必要があります。
自分に落とし込んで考えてみよう!
一つ例をあげます。
バリ島の日本人大富豪、通称アニキをご存知でしょうか。
関西弁で、軽快な口調で人々を惹きつける突き抜けた大富豪です。
アニキの考え方を学びに多くの人がバリに訪れます。
私もアニキの本を読んで共感して以来、アニキの動画を毎日チェックしています。
成功のための考え方や今の日本人に不足していることなど、説得力とパワーをもってお話されています。
今まで考えたこともなかったことでも、アニキが言うのであればやってみようと思えたこともたくさんあります。
しかし、そのまま真似しようと思っても、できるものではありません。
成功者はエネルギーが強烈であるという話
普通の人とは、エネルギーが違うという話がありました。
普通の人が水力発電だとしたら、アニキは原発であるとのこと。
朝起きた時から、全力全開。
会社勤めをしていた当時、遅刻しそうになった時などは、着替えの服を全てカバンに放り込んで、ズボンだけ履いて飛び出していったそうです。
周りがくすくす笑っていても気にしない。
電車の中で靴下やシャツを着て、身なりを整え、そして見ず知らずの人に、
アニキ 「どうや、イケてるか?」
他の乗客「え??あ・・はい、イケてます・・」
会社に着いたら、「いやーお客さんが朝一で会いたい言うてきて会うてきたんですわ!」
という具合であったようです。
これを完全にコピーしようと思ってもできません。
エネルギーの問題もさることながら、キャラクターもあります。
言い換えれば、その人らしさや雰囲気のようなものです。
アニキが伝えたかったことは、エネルギー全開になることの重要性です。
朝起きて遅刻だと思ったら諦める、気分が乗らずに布団から出られないことが多い現状を変えようということです。
見習うべきは、周りを気にすることなく電車で着替えることではありません。
朝からエネルギー全開になるためには何が必要なのかを考えなければなりません。
四六時中人と一緒にいるという話
またある時は、アニキは、寝るときとトイレ以外は常に人と一緒にいると話しています。
一人でいる時間は寝るときだけで十分、それ以外の一人でいる時間は無駄である旨仰っていました。
これについても、誰もがそのまま真似できることではありません。
ポイントは、成功するために、人との関係を深めること、相手を自分ごとのように考えること、受け入れること、ご縁を育むことというアニキの根底の考え方に由来していると思われます。
自分なりの人を大切にするやり方、ご縁を育むやり方を地に足つけて考えるべきでしょう。
先ほど示したような、自分が目指すべき姿、あるべき姿を具体的に考えていれば、それに対して何ができるかを考えることができます。
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自分にしかできないやり方、成功法則が必ずある
自分にしかできないやり方、成功法則を考え、確立していくことが一番の近道ではないかと思います。
当然、過去の偉人や成功者から、または尊敬している人から学び、真似をすることで自分に成長と変化をもたらすことは効果的です。
まずは愚直にそのまま真似してみることもよいでしょう。
しかし、これまで述べてきたように、完全に同じ人間はいないわけですから、学んだこと、教わったことの重要なエッセンスを考え、自分のやり方に落とし込んでいくことが最終的には必要になります。
他人を自分ごとのように大切にするにせよ、エネルギー全開で1日をスタートさせるにせよ、自分にぴったりのやり方が必ずあるはずです。
無理にアニキのやっていることをそのまま真似して繰り返してみても、それが本当の自分でなければ、しっくりこないはずです。
少なくとも突き抜けるところまではいかないでしょう。
世の中に成功の法則がこれだけ多く存在している、語られているということは、それだけ成功の方法があるということです。
自分なりの成功の法則を作っていくという気持ちで臨むべきです。
色々学んだことの組み合わせでも問題ありません。
その組み合わせがしっくりくるということは、その人にしかできない組み合わせであるということです。
尊敬できる人を真似して、そこから自分なりにエッセンスを見出し、自分らしいやり方を見つけていくことが幸福感をもたらす成功を実現するために必要なことではないでしょうか。
そのためには、色々とやってみる、試してみる、行動してみるということが必須であることは言うまでもありません。
そしてうまくいかなかったことがあってもそれは失敗ではなく、自分なりの成功法則を見つけるために必要なステップであると考えるべきです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
世の中に成功の法則がこれだけ多く存在している、語られているということは、それだけ成功の方法があるということです。
180度異なる成功法則も存在します。
同じ人間は一人として存在していないことを考えれば、成功の法則が人の数だけあって当然と言えます。
言い換えれば、誰にでも成功するチャンスがあり、自分にあった成功法則があるということです。
成功と一言で言っても、成功の定義や考え方、感じ方はそれこそ千差万別です。
成功という言葉が自分の中で曖昧な言葉になっていることもあるかもしれません。
まずは、自分の成功とは何かを具体的にイメージして、自分の中の成功の定義を確立させることから始める必要があります。
その上で、見習うべき成功者の行動や考え方を学び、真似して、取り入れる中でエッセンスを抽出します。
自分なりのやり方に落とし込んでいくことで、自分なりの成功法則を実現できる可能性が高まります。
自分らしい成功を目指すことが、幸福感を持って生きるためには不可欠です。
以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。
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