海外勤務の4つの本当のメリット、若いうちに絶対経験した方がいい理由

こんにちは!Jimmyです。

「海外勤務」について、どんな印象をお持ちでしょうか?

最近では以前よりも、日本から出たくないという人が多いという調査結果もあるようです。

 

中には、子供の頃に海外を経験している帰国子女の人もいますが、

ほとんどの人にとって、海外勤務が、初めての海外での生活のチャンスとなるのではないでしょうか。

 

海外勤務のチャンスがある人は、特に若いうちに経験しておいたほうが絶対によいと思います。

語学やお金、人脈の面でのメリットももちろんありますが、日本を客観的に見るということも大きなメリットではないかと考えます。

 

私は、26歳から7年半中国に赴任していましたが、日本を離れることで、日本の良いところ、悪いところをより鮮明に感じることができました。

言葉で言うのは簡単ですが、自分が住んでいるところを客観的に見るということは、大変難しいことだと思います。

 

大学進学などを機に、生まれ故郷を離れて初めて、地元の良さがわかることがあるように、離れてみなければわからないことがあります。

海外勤務は、一度は経験して損は無いと思います。

海外勤務のメリットを簡単に紹介していきます。

海外勤務 メリット

給料は確実に増える 5年間の海外勤務で家が建つ?

一昔前に言われていたことですが、海外に勤務して5年も経てば日本で家が建つと言うことを聞いたことがある人も多いでしょう。

 

多くの会社は、海外現地での給料に加えて、日本で支給される給料もあります。

各種手当や、ボーナス、給与の一部日本円払い制度等

 

日本でお金を使うことが基本的に無いため、日本の口座の残高は月を追うごとに増えていきます。

2000万円くらいの家であれば、5年経てば家が買えると言うのも不可能ではないと思います。

 

一昔前であれば、地域によっては、海外勤務をすることは多くの不便や危険を伴いました。

よって、様々な手当や制度上の優遇がなされていました。

 

そのため、今よりも海外勤務に対する待遇は良かったようです。

金銭面での海外勤務のメリットは、少し薄れているのではないかと思います。

 

今では余程馴染みのない地域でない限り、5年でラクラク家が建つほどではないと思います。

(ほとんどを日本円払いの給与に配分し、現地で派手に使わない生活をすれば可能であるとは思います。)

 

水準としては、日本で勤務していた時の1.5倍くらいの給与になるケースが多いと思います。

更に住宅面の補助や税金面(住民税等)を考慮すれば、手取り計算ではもう少し多いかもしれません。

例 日本での受け取りを 月35万円×12ヶ月×5年 = 2100万円
 (日本への帰国時の買い物や旅行費用はボーナスで充当)

語学力向上は現地での交流が一番

海外勤務 メリット

日本人は外国語が下手だと言われることがあります。

それは、ある意味致し方ないことだと思います。

 

小さい頃から日本語以外を話す機会がほとんど無いため、外国語に対してハードルが高くなっています。

英会話教室で勉強しても、なかなか上達しないのは、教室以外で英語を話さないからです。

 

海外に行けば、現地の人と話す際は、嫌でも外国語を使わなければならず、日本にいる時よりも確実に成長します。

現地で友達を作ることができれば、上達速度は格段に上がります。

 

気をつけるべきは、職場だけ、もしくは日本人だけの交友関係だと、現地にいても思ったより伸びないということです。

例え英語であれ、仕事で使う言葉は、本当に限られています。

 

何年も英語圏に勤務している人でも、仕事と全く関係ない話題になった時に、ついていけないという話はよく聞きます。

語学力の向上を期すのであれば、職場以外で現地の交友関係を作ることが必要になります。

 

実は、これをしない駐在員が非常に多いため、海外勤務を通じて語学力がそれほど伸びなかったというケースも多発しています。

人脈の構築と異文化理解、現地でしかできないこと

 

海外勤務 メリット

海外勤務を通して、現地の人脈を作れるということは大きなメリットです。

今後、ビジネスにせよ、生活にせよ、いかなる場面でも外国人と関わる機会は増えていくことと思います。

 

昨今では、外国人労働者の受け入れが加速していますが、お互いの理解不足のために、うまくいかないケースも多く見られます。

早いうちに、海外の人との人脈を作り、異文化理解を進めておくことは、今後の人生においてプラスになるでしょう。

 

これこそ、できるだけ若いうちに慣れておくことが重要だと思います。

年齢を重ねるごとに、新しいものを受け入れる余力がどんどん失われていくことが多いからです。

 

人脈にしても、若い時に作った人脈の方が、深い絆で結ばれることが多く、相互理解についても、よりフラットな関係で実践することができます。

超重要!日本を客観的に見ること

海外勤務 メリット

当初はあまり考えなかったことですが、大変重要であったと後で感じたことは、日本を客観的に見るという経験です。

日本にいても、海外の情報や外国人から見た日本の感想を聞くこともできますが、それは非常に限られていたり、脚色されたりしています。

客観的なものとは言えません。

日本から離れて初めてわかった海外勤務のメリットでした。

以下は、具体的に日本を客観的に見て理解したことです。

 

①日本が一番便利か?

日本人であれば、日本で暮らすことが一番便利だと思うかもしれません。

事実そのように周りの人も言っているため、私もそう思って生きてきました。

 

確かに日本は、世界でも有数の便利な国ではありますが、不便な点も多くあります。

例えば、タクシー料金、電車料金など移動手段が高いこと。

これは、気軽に移動するという観点で不便さを感じます。

 

また、電子決済が使えるお店も限られており、現金をいつも持ち歩かなければならないという意味でも不便です。

 

日本が一番便利とは思わなくなりましたが、一方で日本はやはり清潔な国であることは改めて感じるところでした。

トイレの綺麗さはダントツで素晴らしいと思います。

あわせて読みたい

中国のタクシー事情、乗り方、料金、注意事項

 

②日本の報道は真実か?

 

日本の報道

日本でも、報道はかなり脚色されていることに気づきます。

実際に現地に行ってみると、報道で知っていたこととは全く違う一面が見えてきます。

 

日本でも、視聴者、購読者の気を引くような記事だけを意図的に選んだり作成したりしていることがわかります。

第二次大戦中などは、国民への報道はかなり歪曲されて伝わっていたことは誰もが知るところですが、

今でも故意的に作成されているという認識を改めて持つようになりました。

 

そういう意味において、日本で聞く話だけを鵜呑みにするのは危険であると感じるようになりました。

国際感覚や、国際理解を進めるためには、日本にずっといるだけでは難しいと言わざるを得ません。

 

あわせて読みたい

歴史教育の問題点 日本の過ちは隠す教科書

 

③若い時こそ現地の人の本音を知るチャンス

 

海外勤務 メリット

「日本に対する印象を外国人に尋ねる」といった趣旨の番組をよく見かけます。

これも、限られた人に対して、しかも意図的に作られているため、日本人は、海外の人は日本のことをよく知っているような印象を持っているかもしれません。

 

しかし実際には、ほとんど日本のことを知らない、或いは注目していない外国人も大勢います。

一人の発言を受けて、国民全体が同じように思っているという錯覚を覚えがちなことにも注意が必要です。

 

実際に海外の人の考え方を理解するためには、現地で多くの人と交流することが一番良い方法です。

 

若いうちであれば、素直な感想を聞き出せる機会も多くあると思います。

職場であれば、年齢も役職も高いステータスで赴任すれば、現地の人も警戒、もしくは遠慮するため、本音を聞き出すことは難しいのです。

 

特に、自分の待遇に影響があると思えば、印象の悪いことは言わないのは当然です。

逆の立場に立てば想像できると思います。

 

外国人の上司から、上司の国の印象を聞かれたら、いいこと、当たり障りのないことしか言わないでしょう。

日本への見方のみならず、根本的な価値観や考え方に触れることは、日本にいてはなかなかできない貴重な機会です。

 

特に、”働くということ”に対しては、日本がいかに特殊な考えを持っているかを考えさせられました。

日本の常識は海外では通用しないという体験は、何度もしてきました。

日本の良さを考える上でも、一度海外から眺めてみることが重要です。

確実に視野が広まります。


 

以上、今回は、海外勤務のメリットについて紹介しました。

これらのメリットは、若いうちに経験するほど効果は大きいと言えます。

人生観が変わることも少なくありません。

 

日本は安全で便利であることは事実ですが、特に現在の日本は非常に閉塞感がある社会になっています。

活気に満ちた国の人たちの考え方に触れることは大変意義があります。

 

挑戦する機会があれば、是非前向きに考えてみてはいかがでしょうか。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

海外勤務について、私の場合は中国での経験になりますが、以下の記事も是非ご覧ください。

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10分でおさらい!毛沢東と文化大革命、大躍進政策

 

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