「適職」は何度も探して考えてこそわかるもの

こんにちは!Jimmyです。

仕事を辞めることに対して、ネガティブな印象を持っている人は少なくありません。

日本人は特に、その傾向が強いと言えます。

前向きな気持ちで仕事を辞める人の足かせにならないよう、今回は、「適職は何度も探して掴むもの」というテーマで書いていきます。

「近頃の若者は・・」は気にしない

毎年のように、「若者がすぐに仕事を辞める」ことがニュースになり、議論がなされています。

年配の人からは、「近頃の若者は我慢ができない、根性が無い」という言葉を聞くことも多いと思います。

 

しかし、実はそのベテランの人たちも、新人の頃はそのように言われれきました。

いつの時代も、年配者にとって若者は、「根性がなく、礼儀知らずで、考えが甘い」のです。

 

私が社会人になったばかりの十数年前も、そのように言われました。

次に続く言葉は、「自分たちの頃は・・・」です。

 

そして30代も中盤となった今、私の同年入社組もどこかで、

「最近の新人は・・・」、「ゆとり世代は・・・」などと言っているのではないでしょうか。

 

基本的に、新人は悪く言われるものです。

先輩社員たちは、そのように言うことで、自分たちの優位性と正当性を再確認します。

 

最近では、転職する人も増えました。

また、会社に縛られない働き方も注目されるようになりました。

 

会社を離れる、すなわち仕事を辞めるという選択肢が選ばれやすくなったという背景もあります。

頭ごなしに、仕事を辞める若者を批判する声に対しては、”ほどほどに聞き流す”くらいの感覚でよろしいかと思います。

逆の見方をすれば、社内にずっと残っているのは「動けなかった人たち」であるとも言えるのです。

仕事に対する考え方は変わるもの

仕事に対する考え方

仕事を辞めるという決断をするということは、自分の考える理想を実現できないと判断するからでしょう。

会社に入って、すぐそれに気づく人もいますし、会社で働いているうちに、自分の奥深くにある価値観に気づく人、考え方自体が変わっていく人もいます。

多くの場合、仕事をしていれば学生時代とは比べものにならないくらい、自分の働き方について考える機会があります。

働いてみて、自分の本当の価値観に気づくということも少なくありません。

考え方が変わり、新たにやってみたいことが見つかることは不思議なことではありません。

 

それが、全く違う業界であることもあると思いますし、全く違う働き方ということもあると思います。

考え方は千差万別です。

 

むしろ、日本では、今でも新卒で就職した会社にずっととどまっている人がこれほど多いのが不思議なくらいです。

会社側も、それを前提として採用プランを考えているようです。

もちろん、新卒で就いた職場で輝いている人もいますが、自分の可能性や価値観を追い求めること、考えることを諦めた人も多いのではないかと思います。

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終身雇用を前提としないのが自然の流れ

最近では頻繁にニュースになっていますが、終身雇用は前提として考えないほうがよいでしょう。

終身雇用はよい部分もありますが、会社の効率、生産性は間違いなく下がります。

 

なぜなら、終身雇用は必ず「老害」を生むからです。

同じ環境にいると、必ず「慣れ」が発生します。

 

手を抜いたり、ごまかしたりすることがうまくなります。

新しいことを嫌い、自分が築いた既得権益に執着します。

 

もちろん、そういう人ばかりではありませんが、控えめに言っても、一定数は必ずそういう人はいます。

老害

そのようなベテラン社員たちは、給料は高くても生産性は低く、若手の邪魔になることすらあります。

 

自分で手を動かさない、若手の時間を奪う、若手のモチベーションを奪う。

さらに、狭い見識で若手の可能性を奪う、これが老害です。

このような人たちがいる効果としては、「何もない」どころかマイナスなのです。

 

日本経済も岐路に立たされており、今のような終身雇用を維持することは難しくなっています。

自分の生きる道を、会社に任せる時代ではなくなっています。

時流に合っていないと感じれば、仕事を辞めるという選択をすることが必要になってきます。

ほとんどわからないまま入社したという事実

就職活動で得られる情報は、会社のごく一部です。

会社に入って、「聞いていたことと違う」ということは珍しいことではありません。

入ってみて初めてわかることばかりです。

 

「理想と違っても、まずは我慢して少なくとも3年は働くべきだ」と言われることがあります。

これは、自分を認識するための期間として考えるべきでしょう。

そこで考えることは、外から会社を眺めているだけでは絶対にわからないことであり、無駄な時間ではありません。

 

一方、現実としては、「そのうち慣れるかもしれない」という意味で言われているように思います。

我慢しているうちに、仕事に慣れ、会社の雰囲気や考え方にも馴染み、負担に感じなくなることもあります。

確かに、これも一理あるかもしれません。

 

しかし、それは自分の価値観を押し殺して妥協するという道にもなりかねません。

何より、それが原因で将来への希望を失ったり、病んでしまったりすれば意味がありません。

そういう意味では、短期で見切りをつけることも、選択肢の一つです。

 

若いうちに動くことが吉となることもあります。

客観的に見て、明らかに会社の理念や方針と合っていないと思える人もたくさんいます。

そのような人も含めて、何が何でも3年間は同じ会社にとどまり続けるべきだという主張は、いささか強引すぎるのではないかと思います。

仕事を辞めることに対する不安を冷静に考える

今まで述べてきた通り、早期に仕事を辞めることに対しては、ネガティブな反応を持っている人が大勢います。

自分の中では、仕事を辞めるべきだと結論が出ても、仕事を辞めることに対して不安を覚えることもあるかもしれません。

 

不安を覚えたら、必ず不安の原因を掘り下げて考えてみることが大切です。

仕事を辞める=マイナス、ネガティブなことと捉える雰囲気が蔓延しており、不安を煽る役割をしてしまっています。

 

冷静に考えれば、仕事を辞めることが、それほど大したことではないことに気づくかもしれません。

 

以下の記事も参考にしてみてください。

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前向きな一歩はマイナスになり得ない

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仕事を辞めることに対してマイナスなイメージがいまだに多く付きまといますが、新たな門出と思って前向きに捉えていくべきです。

海外では、一度仕事を辞めて、大学で学びなおしたり、ふらっと旅に出てみたり、そしてまた就職したりと、

多くの選択肢が一般的なこととして捉えられています。

 

仕事をする中で、やりたいこと、興味があること、大切にしたいことを発見するのは普通のことです。

このような動きになるのは当然のことであると理解されています。

 

古い考え方に縛られて、無理に何年も不満を抱えたまま一つの職場で過ごすことは、自分にとっても周りの人にとってもよくありません。

 

仕事を辞めた後の、輝かしい自身の姿をイメージして、前向きに取り組むという決断も時には必要ではないでしょうか。

以下に、前向きな一歩を踏み出すために、プラスになる考え方を記事にしていますのでそちらも参考にしてみてください。

 

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

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