毎日充実!ささやかな幸せの見つけ方

”幸せ”とは何ですか?

こんにちは!Jimmyです。

山あり谷ありの人生、毎日を前向きに生きていますか?

仕事やプライベートにおいて、将来こんな風になりたい、こんな暮らしをしたいという理想は誰もが持っていることでしょう。

 

将来は素敵な車を買いたい。

若いうちに大金を稼いで悠々自適な生活を送りたい。

今所属している会社で役員になりたい。

両親に家をプレゼントしたい。

簡単ではない目標を達成し、理想の幸せを実現するためには、懸命に努力する必要があります。

忍耐力

日本人は、我慢を美徳とする文化があります。

今のうちに苦しい思いをすることが、将来のために必要であるとする考え方をよく聞きます。

実際私自身、そのような考え方のもと、幼少期から長い間過ごしてきました。

 

苦労をすることは、大きな目標を達成するために必要なプロセスである場合が多いことは確かです。

 

しかし、歯を食いしばって先を見ることと、現在の幸せを犠牲にすることは違います。

先の幸せばかりに目を向けていると、目の前にあることの重要性を認識することが少なくなります

今を犠牲にするという感覚に近かったことを思い出します。

 

それに気づいてからは、身近でささやかな幸せを見つけることを、毎日のように意識するようになりました。

目の前のささやかな幸せがいかに大切で、それをどのように探せばよいのか、私の経験をもとに紹介します。

余裕のかけらもないサラリーマン時代

私はサラリーマン時代、多くのささやかな幸せを見逃してきました。

ささやかな幸せを探すのが、とても下手な人間だったのです。

今振り返ると、それが大きな問題でした。

 

当時私は、仕事に行くことは、苦行であると思っていました。

平日の楽しみは、特にありませんでした。

将来の大きな目標は、あるにはあったのですが、それだけでは身が持ちません。

 

よく言われる話ですが、近くにいくつも、小さな目標を設定する必要があります。

では一番近い目標(幸せ)をどこに設定していたのか。

それは休暇でした。

毎日カレンダーを見て、休暇までの日数を数える日々でした。

ささやかな幸せ

「あと15営業日を乗り切れば、バリ島に行ける!」といった感じです。

一日中携帯をオフにして、人気のないビーチでお酒を飲みながら寝そべることだけを思い描いていました。

その時の私の唯一の幸せは、それだったのです。

 

休暇の1ヶ月以上前から、毎日カウントダウンをしていたのをよく覚えています。

しかし、これでは平日の幸福感は感じられません。

精神的にも、余裕がある状態とは言えませんでした。

 

更に大問題なのが、バリ島に着いてからです。

妻との旅行ですから、妻の希望もあります。

人混みから逃れるためにやってきたバリで、また人が多いところに行くのは面倒です。

 

しかし妻は、雑誌に載っている夕日の見えるおしゃれなレストランに行くことを楽しみにしていました。

当然、雑誌で注目されるようなレストランは混んでいます。

行列に並んで待っているときは、せっかくバリまで来ているのにという思いがこみ上げ、疲れを感じました

 

極端に思われるかもしれませんが、ささやかな幸せを考えることのなかった人はこうなってしまうものです。

どのような時でも、我慢という感覚が先に立ち、苦痛と隣り合わせでした。

日々、幸福感からは遠ざかり、苦行と休息(逃避)を繰り返すようなイメージです。

ささやかな幸せを感じる習慣が必要な理由

残念ながら、ささやかな幸せは、習慣を変えるまで、気づくことができませんでした。

その一方、習慣にすることができれば、自分の意識を少し変えるだけで、ささやかな幸せは簡単に手に入ります。

ひとときの気分転換や幸福感が、その日に他人に接する時の態度や話し方、感情に影響されます。

 

習慣にしておかないと、気分の優れない日が多くなります。

気づかないうちに、周囲にも悪い影響を及ぼすこともあるでしょう。

年齢を重ねるほどに、よく考えなければなりません。

 

あまり想像することはないかもしれませんが、悲惨なのは老後だと思います。

以前、それについて、私は妻から心配されていました。

 

私の場合、起業をして成功することを大きな目標として設定し、学生の頃から考えていました。

それ以外に、今の趣味はゴルフくらいです。

 

仮に事業がうまくいったとしても、どこかで引退は必ず迎えます

趣味のゴルフも、いつまでできるかはわかりません。

 

以前サラリーマン時代に、親しくさせていただき、よくゴルフをご一緒した方がいます。

当時60歳を迎える年でしたが、大変お上手で、「まだまだお前なんかには負ける気がしない」と言われていました。

ところが60歳を超え、体調を崩されたあたりから、ゴルフができなくなる時期が続きました。

復帰はされたのですが、「ゴルフできるのもあと数年かなあ」といつになく弱気な口調で仰っていたのをよく覚えています。

仕事も引退し、趣味も出来なくなったら、自分はどうなるのか、考えると恐ろしさがこみ上げてきました。

毎日充実

現に、仕事一筋で働いてきた人で、寂しそうな老後を過ごされている人が多いことに気づきます。

人ごとではないと感じるようになりました。

社会的に居場所も無くなり、楽しみもなく、挙句キレる老人になるか、無気力な老人になるのではないかと思ったのです。

 

ささやかな幸せを見つける習慣が数十年もなければ、周囲がいくら誘って仕向けようとも、見つけることは難しいでしょう。

ほんの数年前の話ですが、これを機に、ささやかな幸せを大事にすることを考えるようになりました。

苦行を我慢することが成功の近道ではない

多くの偉人や成功者たちが、並々ならない努力を積み重ね、成功を掴みとったということは誰もが知っていることです。

しかし、それらの成功者は、成功するまでは苦難しかなかったかというとそうでもありません。

 

人一倍の努力や苦難も経験しているのですが、息抜きや気分転換、モチベーションコントロールを上手に実施できている人が多いように思います。

 

京セラの創業者稲盛和夫さんは、京セラを一から作り上げた稀代の名経営者です。

人の何倍もの努力をされてきました。

フルマラソンを全力疾走するというような表現で、自身の働き方を表現されています。

 

毎日、どれだけストイックに過ごされてきたことかと想像していましたが、著書では、当時を振り返り、うまく楽しみを見つけて、息抜きをしていたエピソードが紹介されていました。

 

全く同じ時間に同じことをやるにしても、幸せを見つけられるか、見つけられずに苦労のみと感じるか。

それはまさに、その人の考え方次第であるということに、ようやく気がつきました。

ささやかな幸せ

ささやかな幸せはこんなにある お手本は身近な人

 

ささやかな幸せ

ささやかな幸せ探しが、超がつくほど下手だった私にとって、周りの人の多くが良いお手本になりました。

 

当時は、つまらないことに一喜一憂していると思って見ていましたが、それこそが人生を豊かにする近道なのだと今では思います。

 

まずは、大人になって凝り固まった自分をほぐす作業が必要です。

先ほど述べた、引退後の男性に多い寂しい老人は、プライドや固定観念に縛られているため、新しいことや、関心のないことを頑なに拒否します。

 

そのため、地域社会に溶け込んだり、新たなコミュニティに参加したりすることにも消極的になります。

その気持ちはとてもよく理解できます。

 

一方、楽しみを見つけ出し、意気揚々と外に出かけていく人がいるのも事実です。

そのような人は、退職後も色々な趣味や習い事、知人との交流を楽しんでいます。

表情も豊かで、些細なことでも、みんなで大笑いしています。

 

弱音を吐くことはありますが、ささやかな幸せを感じるポイントをたくさん持っています。

 

そこで、私もそれを真似するようにしました。

 

ささやかな幸せを感じることで、本当に気分がさわやかになります。

一瞬であってもそれが大事であると思います。

1日を前向きに過ごすエネルギーになります。

 

  • ご飯が美味しくできたとき
  • 忙しい1日を終えて、夫婦で一息ついているとき
  • 休日に散歩をするとき
  • そこで美しい花を見つけたとき
  • 天気がよく清々しい風が吹いたとき
  • いつもよりお得な買い物ができたとき
  • 友人が連絡をくれたとき

 

当たり前のことを、幸せだと感じることがポイントです。

最初は若干の違和感を覚えることもありますが、毎日繰り返していればささやかな幸せを感じることが習慣になります。

 

ちなみに、今の仕事が好きでなければ、「仕事があるから幸せ」であると思うことは難しいかもしれません。

これは、私も何度も試みましたが、サラリーマン時代はできませんでした。

 

まずは、日常生活の小さなことから、ささやかな幸せを感じ、それに感謝することから始めるとよいでしょう。

気持ちが前向きになれば、考える視野も広がり、意欲も湧きます。

四六時中そのような気持ちにならなくても、一瞬でも効果はあると思います。

仕事も含めて、本当の幸せのために、どう生きていくべきかを考えられるようになります。

最後に

サラリーマンを辞めた後、起業に向けて歩み始めましたが、大企業の手厚い待遇は無くなり、生活は不安定になりました。

自慢にもなりませんが、そんな中でも毎日ささやかな楽しみを見つけることができたおかげで、充実した毎日を過ごすことができています。

 

日常で遭遇する、ささやかな幸せを感じるポイントはたくさんあり、それを感じるかは自分次第です。

自分で選択できることであれば、選択しない手はありません。

 

今まで長い間、「労働の対価」、「苦しいことを我慢した自分への気休め」、或いは「当然のこと」として捉えてきたことを、ささやかな「幸せ」と捉えることができれば、人生はずっと明るくなります。

当たり前のように知っている人もいますが、私のように30歳を超えて気づく人もいるかもしれません。

 

ささやかな幸せを感じる機会が少なかった人は、この機会に意識を少しだけ変えてみることを試してみてはいかがでしょうか。

日々前向きに、幸福感を持って過ごされることを祈っています。

 

以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

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