一人の時間に考えること【忙しくても寂しくても必ず確保するべき理由】 

こんにちは!Jimmyです。

一人でいる時間が長いと、不安になる、気が滅入る、人恋しくなることもあるかもしれません。

仕事でも趣味でも、誰かと一緒にいると、アイデアや発想を得ることができることも確かです。

 

しかし、今回は敢えて、一人の時間を作って考えるべきこと、

そして、一人の時間を作るべき人がいかに多いか、理由とともに説明します。

ご自身の現状と照らし合わせてチェックしてみてください。

時間をとってでも一人で考えること

時間をとって、自分と向き合い、考えることは誰にでも必要なことです。

そんなことは言われなくてもわかっている、都度休みの日や、時間ができた時に振り返っているという人がほとんどかもしれません。

それでも、敢えて時間をとって考えるべき当たり前のことを最初に示します。

多くの人が、実際に考える時間が足りていないからです。

 

自分の行動と目標を振り返る

大小問わず、何かしらの目的意識があって、日々生活を送っているはずです。

その目的と照らし合わせて、今日の自分の行動、最近の自分の行動、ここ数年の自分の行動を振り返ります。

考えるべき点は主に二点です。

 

目的意識の都度確認

まず、自分の目的意識、目標の確認です。

「何に向かっているんだっけ?」という方向確認は必須です。

それだけブレやすい環境が広がっているからです。

 

目標と実際の行動との比較・反省

目標に向かって行動できたかを反省します。

今日したこと、この1ヶ月でしてきたこと、この数年間でしてきたことが自分の目標に合っているのか。

迷わず答えられる人もいると思いますが、そのような人は意外と少数派です。

目先にある、雑多な問題ばかりにとらわれていたという人もいるでしょう。

「無難に、何もなければそれでOK」として、最近数年間を過ごしてきた人もいるかもしれません。

自分の中だけの話です、正直に振り返ってみることが大切です。

 

ギャップや違和感に気づく

落ち着いて正直に振り返ってみると、ギャップや違和感の存在に気づくことがあります。

今自分がしていることと、今までなりたかった自分像との間にギャップが生じることもあるでしょう。

目標よりも、目先の瞬間的な楽しみや、楽な方向へ行くことばかりを考えていたということもよくあります。

 

果たして、この方向をこのまま進んでよいのか?

自分の目指すべき姿はどのようなものだったか?

ここで改めて考えてみる必要があります。

 

これまで見据えてきた目的意識と差があった場合、どちらが本当の自分の意志なのか?

そういったことも、じっくり考えてみる必要があるでしょう。

 

方向修正し、決意を強固にする

日々自分の考えや目指すべき方向をアップデートしていく必要があります。

結局どうしていきたいのか、自分は何者で、何に向かっているのか、自分にとって正しい道とは何か。

 

このようなことを自問自答しながら、微修正を加えていくことになると思います。

都度、決意を新たにして、強い意志を常に持っておくべきでしょう。

そうでなければ、止まってしまう、楽な方向へと流されてしまう可能性が高くなります。

現在の世の中、楽な方向へと誘う環境には事欠きません。

複雑な現代社会だからこそ!一人で考える理由

一人の時間

私たちが生きる社会は、大変複雑です。

知らないことばかりですが、それにも関わらず、選択肢は無限に広がっています。

可能性のある世の中ではありますが、迷う可能性も昔とは比べ物にならないほど高いと言えるでしょう。

そのような世の中だからこそ、一人になって考えるべき理由を以下に示します。

 

情報も刺激も多い世界

世の中、情報が溢れています。

ネットを見ても、普段働いていても、自分の知らない情報が入ってきます。

 

昔であれば、得られる情報源も限られており、しかも得るべき情報の範囲も限られていました。

守備範囲は狭くても問題がなかったため、その中で考えていればよかったのです。

 

しかし、現在では、組織の役割も複雑化しており、さらに生き方も多様化しています。

尚且つ、その変化のスピードもますます速くなっています。

当然、情報を取捨選択する力が重要になります。

 

それとあわせて、自分の考え方や目的意識、方向性もアップデートする必要があります。

自分の生き方をアップデートするにあたり、関係しそうな情報量は膨大です。

しかも、アップデートの頻度も高くなければならないというのが、現在の私たちが置かれている状況です。

 

正解を押し付けられる世界

膨大な情報と変化の激しい世の中で、自分の軸をしっかり持つことは簡単ではありません。

組織に属していれば、一人一人の役割も細分化していることでしょう。

一人で把握、管理できないことが当たり前だと思います。

どうしても歯車としての役割にしかならないケースが多いのです。

 

それに加えて、一昔前の横並びの考え方を、組織が押し付けてくることも多々あります。

「当社の社員であれば・・・」

「サラリーマンとして・・」

といった発言で押さえつけられる経験は多くの人がしているはずです。

 

忙しい、情報量も多い、そして歯車として動かなければならない。

こういった条件下では、押し付け型の考えに飲み込まれる可能性が高くなります。

だからこそ、頻繁に、時間をとってでも一人で考える必要があるのです。

 

誰かの正解にしがみつく世界

処理し切れないほどの情報があり、細分化された組織にいると、誰かの正解にしがみつきたいという思いも出てくるでしょう。

そのほうが楽だからです。

さらに、そのほうが、周りと調和するようで適切に思えるからです。

 

不安な状態になると、大多数の人と同じことをすることに安心を覚えるものです。

こうして、自分を喪失していく人が後を絶たないのですが、それを食い止めるには、自分一人で考えるしかありません。

 

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自分の型がわからないままピースは埋まらない

一人の時間

誰かの役に立つなら自分を知ることから

自分一人では把握できない生きた情報もあるでしょう。

多くの人と関わる時間を作ることも大事です。

とにかく関わっているうちに、誰かの役に立つという考えもあるでしょう。

一人でいる時間よりも、誰かといたほうが生産的であるということですが、果たしてそうでしょうか。

 

情報が溢れていること、生き方、価値観が多様化していることは先ほど述べた通りです。

そうであれば、まずしなければならないことは、自分自身のことを知った上で、目的意識を強く持つことです。

そうでなければ、不必要なアドバイスに従い、間違った方向へと流される可能性が出てきます。

 

むやみに人と会って、アドバイスを求めたり、業界の情報を聞いたり、その人の考え方を聞いたりしても、

自分の目的意識がはっきりしていなければ、響くものも響きません。

もしくは、勘違いして響いてしまうという弊害すらあります。

結局、どうすればよいのか右往左往することになるか、動けなくなるのです。

 

「人の役に立ちたい、自分の軸はわからないけど、とにかく人と会って役に立つんだ!」という考え方もあるでしょう。

しかし、自分で自分のことを把握していない状況では、自分を最も活かせる場所もわかりません。

自分のピースの形もわからないのに、それにぴったり合いそうな他人のピースを探せるはずもないのです。

毎日色々な人に会いまくっているすごい人たち

忙しくしている成功者の中には、日々多くの人に会いながら成長を続けている人もいます。

その上、いつも情報をアップデートし、自分の軸もブレていない人。

そのような人を見ると、多くの人に接していることが有効なことに思えてくるかもしれません。

実際に、一人でいるよりも多くの人と会うことを勧めている人もいます。

しかし、その姿は、すぐに真似するべきものではありません。

以下にその理由を示します。

 

与えるものと明確な軸がないと続かない

まず、多くの成功者と呼ばれる人には、与えるものが多くあります。

それだけの膨大な経験をし、思考をしてきたからこそできることです。

よく、成功するためにはギブアンドテイクではダメ、ギブをしてギブをして、さらにギブをしなければダメだと言われます。

 

とことん相手のためにするからこそ、返ってくるものがあるということです。

その通りだと思いますが、果たしてどれだけ効果のあるギブができるでしょうか。

また、それを続けるには何が必要でしょうか。

 

それを考えると、どうしても軸となる強い意志が必要です。

ギブをしまくるというのは、言うのは簡単ですが、実行することはとんでもなく難しいことです。

信念レベルの強さがなければ、できないのではないかと思います。

 

相手から返ってくるかもわからない、いつになるかもわからない、さらにその相手が正しいのかもわからなければ不安にもなるでしょう。

そして何より、自分のしていることが正しい、自分はこうしていくべきだという軸がなければまず不可能です。

ギブすれば成功できると、人から言われたからやってみるというレベルでは到底できません。

 

それができるだけの意志や、自分の中の信念があることが不可欠です。

人からアドバイスされて感動したことはあっても、自分でとことん考えて腹に落とし込まなければ強い意志にはなりません。

人に会うこと、ギブをし続けることをアドバイスする人は、ほとんどが、その前提を当たり前のようにクリアしている人です。

 

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自分が情報の中心にいないと続かない

ギブをし続け、成功している人たちの多くは、自分自身が情報の中心にいることが多いと思います。

必要な情報を持った人が、向こうから会いにやってきてくれる状態を作っています。

そのため、人と会うにしても効率がよいのです。

 

限られた時間の中で、よりよい出会いと情報に支えられ、日々アップデートすることができているのでしょう。

人とたくさん会っていながら、自分の時間も持てるという人が多いように思います。

このような状態になれたということは、あくまで結果の話です。

それを狙っていくためには、自分が発信源となるもの、誰にも負けない熱意のあるものがなければ始まりません。

 

一発屋と呼ばれる人たちは続かない

芸能人の中には、一発屋と呼ばれる人たちがいます。

ある一つの芸風や特徴が注目され、一気にスターダムにのし上がる光景は、毎年のように見ることができます。

しかし、これらの人たちは1年もしないうちに、注目されなくなることが多いと思います。

なぜでしょうか。

 

売れている期間、ほぼ休みなくテレビに出続けている人が多いようです。

よく、数ヶ月連続休みなし、睡眠時間二時間など、過酷なスケジュールを耳にします。

誰かと会っている時間がほとんどであることがわかりますが、この間、ほとんど自分を振り返ることができません。

そのため、結局自分はどうなりたいのか、何をしていきたいのか、強みや軸になるものがわからなくなってしまうのでしょう。

 

急に、ある一つの芸だけが注目されたために、自分の軸を見直し、アップデートすることができなかったのだと思います。

 

当然、一発ギャグや、人目を引く格好などは時間が経てば飽きられます。

「次に何か新しいことを・・」と模索しますが、そもそもゆっくり考える時間もありません。

結果的に、軸がブレブレで、明らかに困惑している姿を見ることになるのです。

 

一発屋ではない人はどうかというと、長い時間かけて、自分の進むべき方向(芸能人で言えばキャラクターでしょうか)がはっきりとしている人が多いと思います。

周りの人を助けることも、うまく生かすこともできます。

だから重宝されます。

そして、相乗効果も期待される存在となります。

 

先ほどのパズルのピースの話で言えば、自分の形をはっきり認識した上で、ぴったりはまりそうなピースを探して結びつける(相乗効果、協力、役に立つ)ことができるわけです。

一発屋のままでは、一人のピースだけで、しかもどのような形をしているかもわからないまま戦っているようなものです。

まとめ

不安になって、寂しくなって、何か得られるだろうと思って、とにかく人と会ってみるという人は少なくありません。

 

人と会うことで得られるものも多いのですが、それよりもまず確保しなければならないのが、一人の時間に考えることです。

これまで自分が目標としてきたことと、実際に自分がとってきた言動。

これらを振り返り、自分の生き方や方向性をじっくり考えることです。

 

コロナ問題で、期せずして、一人で考える時間は作りやすくなったのではないかと思います。

人の役に立つためにも、その上で人にギブできるためにも、さらに自分の人生を成功へとつなげていくためにも、自分という人間を考えて知ること、すなわち自分のピースの形を知ることが不可欠です。

 

それができてから、存分に人と会い、ギブをして、人に影響を与える人間になっていけばよいのではないでしょうか。

 

以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

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