【お金の使い方】20代の実体験を振り返って失敗したと思うこと

お金の使い方は失敗から学ぶ方が効率的

こんにちは!Jimmyです。

お金の使い方についてどんな考え方を持っていますか?

 

世の中には、色々なお金の使い方があります。

趣味にほとんどのお金を費やす人、自己投資を最優先に考えている人、美味しいものや旅行にお金を使う人、とにかく将来のために貯める人、などなど人によって様々です。

 

お金の管理に関する指南書や、節約術、FXや株式投資のハウツー本まで、たくさんの書籍も発行されています。

お金の使い方に対して、多くの人が関心を持っていることがわかります。

 

成功者にならって行動を改めることも重要ですが、失敗談を聞くことも意外と説得力があるものです。

 

上手なお金の使い方は、人によって答えは様々です。

貯蓄を良しとする考え方もあれば、どんどん自己投資した方が良いとする考え方もあります。

それぞれの収入の状況やライフスタイルによって異なります。

 

一方、ダメなお金の使い方は、ほとんどの人に共通していることが多いように思うのです。

 

よって、まずはじめに、私の失敗した経験をもとに、よくないお金の使い方を書こうと思います。

私が20代を振り返って、よくなかったお金の習慣、使い方について自分の失敗談を紹介します。

 

今の自分にプラスになっているのか、それだけの金額を費やす価値があったのかを考えます。

その後、今自分が思う、最も価値のあるお金の使い方を少し書いておこうと思います。

今思う、失敗したお金の使い方

私が、新卒で銀行に就職し、退職するまでの約12年間で、こんなところでお金を使わなければよかったと実感することを紹介します。

 

ストレス発散や、教養の一部、人生経験という意味で、どれもごくたまには良いと思いますが、多く使ってよかったと思うことはありません。

 

何より、お金とともに多くの時間も費やすことになります。

得られた効果は、かけたお金と時間に見合わないのです。

極力、自分の心をコントロールして少なくするべきことだと思います。

 

①お酒・飲み会

お酒にとても強いとは言えない体質ですが、多い時は毎日、少ない時でも週に2〜3回はお酒の席がありました。

付き合いで行くこともありましたが、基本的にお酒を飲むのが好きなので、1杯、2杯で終わることはありません。

 

普通に定食を食べていれば、外食であってもそれほど大きな支出にはなりませんが、お酒を飲み始めると、どんどん費用がかさみます。

サラリーマン時代で独身の頃は、自由に使えるお金に余裕があるため、支出もそれほど気にしませんでした。

しかし、振り返ってみると、明らかに頻度が高すぎました。

 

そして、毎回同じようなメンバーが集うお酒の席で、ためになる話や、行ってよかったと思うことは、ほぼありませんでした。

むしろ、記憶にも残りません。

楽しみや人間関係も踏まえて、多くても週に1回程度に抑えるべきだったと思います。

 

10年間ほどで、飲む必要の無かったお酒に、少なくとも数百万円費やしていた計算です。

膨大な時間を奪われるということの方が重要かもしれません。

時は金なりです。

 

お酒を飲んでいる時間はもちろん、酔っ払えば、帰ってからの時間も完全に無駄になります。

深酒をすれば翌日にも影響します。

金曜の夜に羽目を外して、土曜日ほぼ1日を棒に振るという経験は数え切れないほどしました。

 

将来的な健康にもよくないことも、念の為付け加えておきます。

お酒に使い過ぎて、良いことは何もありません。

 

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②夜のネオン街

成功して一気にお金持ちになった実業家が、色に溺れるという話もよく聞きます。(男女問わず。)

 

そういう意味では、若い頃から少し場慣れしておくことは有効だと思います。

しかし、頻繁に行っていると、あっという間に大きな金額を消費することになります。

ストレス発散や趣味としては、高すぎる出費であると言えます。

 

のめり込み過ぎても、良いことはありません。

こんな世界もあるんだなと、知っておく程度にすることをおすすめします。

 

③ギャンブル

ギャンブルには向いている人と、向いていない人がはっきり分かれると思います。

向いている人など、本当にごく一部の人だけです。

桜井章一さん(麻雀で20年間無敗を誇る。通称雀鬼)のような人にはなれません。

 

肝の座り方が、常人ではない人だけが携わればよいと思います。

 

度胸や、直感、考え方など様々な要因があるように思いますが、今振り返ってみて、私はギャンブルには全く不向きな性格だということがわかります。

そんな人が、競馬をやってもパチンコをやっても、外国のカジノに行っても収支がプラスになることはありません。

 

④英語教材

英語は、話せた方がよいに決まっています。

英語教材を購入したり、英語塾に通ったりしている人はたくさんいると思います。

 

私も、数十万円を費やして、英語の教材と授業のセットを購入したり、毎週英語教室に通ったりしたこともありましたが、成長は非常に限られました。

 

語学を身につける1番の方法は、現地に行って必要に迫られることです。

仕事でどうしても必要、または彼氏彼女と話すために必要という状況に置かれれば、驚くほど伸びます。

 

何年やっても英語が全然ダメで、語学センスが無いことを自覚している私でも、中国語はある程度話せるようになりました。

現地で必要に迫られたからです。

 

目指すレベルにもよりますが、日常会話と多少のビジネスシーンで使える外国語を身につけるには、教材を買ったり、教室に通ったりするだけでは、何年経っても難しいというのが実感です。

 

もちろんそうではない人もいるとは思いますが、流暢に話せる人は、皆現地での生活や仕事の経験がある人ばかりだという事実に注目すべきです。

英語教材を買ったなら、英語で話さざるを得ない機会に身を置くこととセットで考えるべきです。

 

⑤株式投資・FX

私は銀行に所属していたため、実際に株の取引は経験したことはありません。(禁じられていました。)

しかし、仕事を通して、いわゆる相場モノの怖さを知ることができました。

 

基本的に、十分な元手や情報が無い人は、株や為替などの相場モノに手を出すべきではないと思います。

資産を運用することの重要性を叫ぶ声もありますが(実際銀行でも同じようなことを言っていましたが)、かなり危険なものであることを認識するべきです。

 

プロでも、負けることがある世界です。

少し知っているというだけでは、いつか必ず負ける時が来ると思います。

 

予期せぬ相場の急変に対応できず損をしてしまう人が多くいます。

有事に対応するためには、それだけ多くの元手が必要です。

 

リーマンショックを通じて損をしたのは、元手や情報が少ない一般投資家であり、富のある人をより富める人へと押し上げた結果は無視できません。

 

実際に、多くの中小企業が、運用商品やデリバティブ商品などを購入し、相場の予期せぬ急変により損を出しています。

また、相場ものに手を出していると、相場のことが頭から離れません。

 

私の場合、仕事上、顧客との金融商品の約定を控えているときなどは、相場を相当気にする日々が続きました。

何度も相場をチェックして、状況を確認してしまうのです。

 

自分の資金を動かしているのであれば、なおさらでしょう。

他のやるべきことが疎かになってしまうというデメリットがあることもおすすめできない理由です。

お小遣い稼ぎや、副収入を目的に、お金を相場ものに使うことはやめた方が得策だと考えます。

 

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自分への投資をする前に気をつけること

より価値のあるお金の使い方をするということは、やはり自分への投資をすることであると思います。

しかし、とにかく自分への投資ということで、闇雲にお金を使っていては何の意味もありません。

 

何でもかんでも自己投資!は間違い

世の中には自己投資という言葉で、お金を使わせようとする誘惑がたくさんあります。

一流の衣服を身につけることも、一流の食べ物を食べることも、資格を取ることも自己投資です。

全てが無駄になるというわけではありませんが、お金と時間が有限である以上、効率の良い自己投資を考えるべきです。

AIビジネスをやろうとする人が、高級スーツやエステにお金を使っても、高い効果は期待できません。

具体的な目的もなく、将来の保険のつもりで取る資格もお勧めしません。

 

なりたい自分を明確に持つ

どこに向かおうとしているのか、自分がどんな人間になるためにお金を使うのかをしっかり考えてから使うべきです。

人脈を広げるためにお金を使うのであれば、参加するセミナーや会合にどういった目的で行くのか、何を得ようとしているのかを考えてから参加しなければ、時間とお金の無駄になります。

参加することで、何かを成し遂げた気になってしまいがちなので注意が必要です。

ただ英語が話せたらかっこいいとか、TOEICの点数をあげなさいと言われてやるのと、海外で仕事をする具体的な計画を持って取り組むのとでは、学び方にも歴然とした差が出ます。

 

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お金の使い方以前に大切なのは健康な精神状態

最後に、健康な精神状態でいることの重要性に触れたいと思います。

私の経験上、精神状態が健康でない場合、お金の使い方は荒れてきます。

 

せっかく、たくさんの給料をもらっていて、使えるお金がある程度あっても、有効なお金の使い方を選択できなければ意味がありません。

私の場合、次のような弊害を経験しました。

  • 自己投資をする気力が無くなって、必要なお金を使わなくなった。
  • ストレス発散を目的としたお金の使い方が増えた。(お酒、リゾート地、ゴルフへの逃亡)
  • 同じ交友関係の中だけでお金を使う。

 

正しいお金の使い方をするためには、自分の精神状態を常にコントロールする必要があります。

そのために、まずは自分がいる環境において、目標に向かって走るのに、弊害になるものをいかに少なくするかを考えることが重要です。

 

集中できない環境にいるのであれば、環境を変えることも考える必要があるかもしれません。

正しい考え方をもってして、初めてお金は有効に作用するものだと思います。

 

私の若い頃と同じようなお金の使い方をしている人も少なくないと思います。

一度自分のお金の使い方と、これから自分がなすべきことを考えてみる必要があるかもしれません。

 

以上、ここまで読んでいただいてありがとうございました。

 

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