器の大きさとは何か?決定的に人格に差をつけるシンプルなポイント

こんにちは!Jimmyです。

器の大きな人間と小さな人間、

どちらになりたいかと聞かれれば、誰もが大きな人間と答えると思います。

では、器の大きな人間とはどんな人なのでしょうか。

逃げない、ブレない、怒らないなどのキーワードが浮かぶかもしれませんが、意外と個別具体的に考えると曖昧であることに気づくと思います。

それでも、器の大きさは、人格を形成する上で大変重要であり、特にリーダー層になるほど必要であると言えます。

今回は、本当の器の大きさとは何か、そしてそれを手に入れるためにするべきことについて紹介していきます。

器の大きさは見えない、測れない、そして客観的なもの

器の大きさは、目に見えるわけでもなく、共通の尺度で測ることもできません。

他人が見てどう判断するかという客観的な概念でしかありません。

つまり、自分で評価するものでも認識するものでもないということです。

 

だからこそ曖昧であり、多様な解釈が生まれます。

寛容、優しい、度胸がある、動じない、大らかなど、もしかしたら実際の当人とはかけ離れた印象になることもあるかと思います。

多くの場合、自分が敬遠しがちなこと、自分ではとてもできないことを率先してやってくれるなど、自分に便益をもたらしてくれた際に、器の大きい人間だと感じることになるでしょう。

 

人にどう思われるかを追求することが器の大きさに繋がるわけではありませんが、

まずは器の大きさとは客観的なものであること、

だからこそ曖昧でとらえどころがないということを認識する必要があります。

 

器の大きさとは許容できるマイナス感情の量

器の大きさ

客観的な概念であることを認識した上で、次は自分に落とし込むための考え方を示します。

器の大きな人間になろうとするために必要な定義づけです。

 

温和な性格や大らかな性格とは一線を画する

客観的な見方として、よくあげられるのが、どんな時でも大らかである、優しいという評価です。

しかし、性格として温和で争いごとを好まない人、もともと穏やかな性格の人を器の大きな人と認識するものでしょうか。

場合によっては、意見のない人、意思の弱い人であることも珍しくありません。

温和な性格というのは器の大きさと直接関係するものではないと考えるべきでしょう。

 

鈍感とも違う

同じように、何事にも動じない、鈍感力を兼ね備えた人もいます。

確かに動じないのですが、いい加減な人、所謂テキトーな人も多く含まれていることを見逃してはいけません。

共感力に乏しい人もいるでしょう。

そのような人は、他者から信頼されません。

器の大きさとは直接関係するものではないと考えるべきです。

 

怒り、不安、恐怖を認識した上で許容できること!

客観的である器の大きさを、一つの尺度に落とし込むとしたら、

怒り、不安、恐怖といったマイナスの感情を認識した上で、それをどれだけ許容できるか、というふうに考えればよいでしょう。

これらのマイナスの感情が一時的に高まると、人はイライラしたり、攻撃的になったり、情緒不安定になったり、普段物事を上手にこなすためにできていたことができなくなります。

こういった感情を受け入れながらも崩れない人が、器の大きい人と呼ぶべき人です。

 

器の大きさは、普段はあまり気になるものではないことがほとんどです。

日常生活を送る、通常任された仕事をする限りにおいては、そこまで人間の器の大きさがクローズアップされることはありません。

表面的なやりとりだけで、ほとんどのことは対応可能と言えます。

 

ですから、組織の一部として仕事をしているだけなら、決定的な問題にはならないかもしれません。

器の大きさがクローズアップされるケースは、その人がリーダーになった時、もしくは多くの人を巻き込んで物事を進めていくような時、そして普段とは異なる事態が発生した時です。

 

こんな場面で確かめるべき他人の器の大きさ

困難な状況、追い込まれた状況でよくわかるのが器の大きさです。

具体的に、職場でもそれ以外でも、他人の器の大きさを見ることができるポイントについて以下に示します。

 

上司からの指示にどう反応するかを見ればわかる

先ほど示した通り、意思の弱い人、いい加減な人を除いて考える必要がありますが、他人の器の大きさが最もわかりやすいのは職場です。

特に、上司からの指示にどのように反応するかを見ていればすぐにわかります。

課長であれば部長以上、部長であれば役員以上と、トップでもない限りは必ず職場には上司がいます。

 

どんな組織においても、毎日のように多くの指示が飛び交うわけですから、間違った指示や、強い圧力、叱責が来ることも時にはあるでしょう。

そんな時には、プレッシャー、リスク、ストレスが大きくなり、不安、恐怖、怒りのマイナス感情が生まれやすくなります。

 

機嫌が悪くなって部下にきつくあたる人、

とにかく慌てて指示されたことを忠実にこなそうとして上司以外が見えなくなる人、

責任を自分の部下に押し付けて我関せずといった人などは、

マイナスの感情を自分の器に収められない典型的な姿です。

 

不安、恐怖、怒りが大きくなっても、それを受け止められる人、

つまり自分のコントロール下において対処できる人が、器の大きな人です。

 

マイナスの感情をコントロールできれば、間違った指示の是正を求めたり、無理に部下を巻き込むことをしなかったり、優先順位を落としたりすることもできるでしょう。

それができる人が上司にいれば、部下は無駄な作業で生産性を落とし疲弊することは間違いなく減るでしょう。

 

不安、恐怖、怒りに支配されている人は、見れば誰でもすぐにわかります。

絶対的な権限を持った上司からの、たまにあるおかしな指示に対してどう反応しているかは大きなポイントです。

 

予想外の展開でどう反応するかを見ればわかる

トップの場合、もしくは職場以外でも同じように、怒り、不安、恐怖に駆り立てられるような場面が想像できれば、そこでどう反応するかを見れば、その人の器の大きさはわかります。

 

堂々としている人でなくても、不安を感じながら、恐怖を感じながら、必死にそれに引きずられないように対処しようとしている人はマイナス感情に支配されてはいません。

逆に、堂々と、困難な局面で逃げの選択を正当化しているような人は、器の大きい人とは言えません。

 

この人は、今どれだけ怒り、不安、恐怖と戦うような局面にいるのか、そしてそれにどう対応しているのか。

この視点で見ることで、器の大きさを認識することができます。

 

自分が器の大きな人間になるために

器の大きさ

社会的地位やスキルとは別に考えること

器の大きさは、社会的な地位、会社における役職、身につけた専門スキルとは別物であると考えるべきでしょう。

経験を積んで、地位が上がれば自然と器も大きくなるものではありません。

 

本来、会社であれば役職が上がるほど、プレッシャーや苦労も多くなるはずですが、そうではないケースも散見されます。

器の小さいまま役職だけが上がってしまったため、マイナスの感情を受け入れて冷静な対応をすることができないのです。

 

スキルや経験とともに役職が上がるのが普通の組織ですので、得てしてこのような器の小さなリーダー層が多く存在しているというのが現実です。

 

正しい目的意識と覚悟

スキルや経験で、器は大きくなるものではないという前提に立てば、器を大きくするためには、正しい目的意識と覚悟を持つこと以外にありません。

「正しい」考えとは、曖昧な言葉に聞こえるかもしれませんが、私たちが昔から教えられてきた正しさそのものです。

必ずしも会社のルールや慣習に則っていることとは限りません。

もっと本源的なものです。

 

私が言っても説得力に欠けますので、一部稲盛和夫さんの言葉をお借りすると、こうなります。

真面目で、正直で、謙虚で、努力家である。

利己的ではなく、「足る」を知り、感謝の心を持っている。善意に満ち、思いやりがあって優しい。

(考え方・稲盛和夫著)

 

世の中には、知略や能力に長けた人は多くいます。

しかし、正しい目的意識を持っていなければ、器は大きくなりません。

 

先ほどの、上司からのプレッシャーや叱責などを受けた例で考えれば、目的意識を自分の昇進と立場の安泰に置いていては、それをどれほど強く意識し覚悟していても、器が大きくなることなどはあり得ません。

同じく、あまりリスクや細かいことは気にせず、堂々と振る舞うことに注力したとしても、無責任か鈍感力が上がるだけです。

 

正しい考え方に基づいた目的意識と、それを貫く覚悟を持つこと、そうすることで、

プレッシャーを感じながらも、それを受け入れ、冷静に考え、目的に従った判断ができるようになります。

その一連の言動を見た周りの人は、自然と器の大きさを感じるということです。

 

あわせて読みたい

正しい考え方をして周囲への思いやりに溢れた人になると、もう一つの落とし穴が待っています。共感力の留意点について以下の記事も参考にしてみてください。

相手を思いやることの難しさ【ちょうど良い共感力の加減とは?】

 

器の大きさがもたらす恩恵とは?

リーダーとしての信頼

器の大きさがもたらす恩恵は、想像以上のものがあると言えます。

部下を持つような立場に立てば、自分一人でできることなどはたかが知れています。

いかに周りを動かすかが重要になります。

 

私自身、部下であった立場として印象に残っている出来事があります。

若手会社員時代、私は情報管理に関する、あるルール違反をしてしまいました。

業務遂行に夢中になっていて知らなかったと言えばそれまでですが、情報管理が重視されている現在の世の中では見逃せないルール違反でした。

 

監視部署からの指摘でわかり、結果的には問題は発生しなかったのですが、

手続き上の話をすれば、当然事態報告や始末書のようなものを書き、人事調書上でも記載されるようなことのはずです。

 

当時の拠点の拠点長からは、散々叱られましたが、最後に野太い声でこう言われました。

「俺はこの件で、なんの報告もしない。お前はこれからも思いっきり営業しろ、ただし、同じことは絶対するなよ。」

 

普通の上司なら、「面倒なことをしてくれた」と迷惑そうに所定の手続きを探して、始末書などを書かせていたでしょう。

違反ですので、悪いのは私、それが決められた手順です。

でもわざわざリスクをとって、そうはしなかったわけです。

 

おかげ様で、私はその後、ストレートで昇進をすることができたのですが、この時の拠点長の言動には器の大きさを感じずにはいられませんでした。

当然、そのような人に対しては、信頼と忠誠心というものを持つに決まっています。

器の大きな人には、人が喜んでついてきて、その人のために動くようになるということを、自ら実感した経験でした。

 

幸福な人生

器の大きさはすなわち、正しい目的意識と覚悟を持つことであることは、先ほど述べた通りです。

そうなると、判断の軸ややるべきこと、進むべき方向性が明確になるため、結果的に自分が描いた幸福な人生を手にすることができる可能性が高くなります。

器が小さい人は、マイナスの感情に支配され、正しい判断ができず、最終的に自分を見失うということにもなりかねません。

器の大きさは、自分の人生を歩き、幸福な人生を手にするためにも必要な要素です。

 

先見性・発想力

器の大きい人は、マイナスの感情に支配されることなく、上手に自分をコントロールできるため、困難な局面でも冷静に物事を判断できます。

そうなると、適切にリスクを取ったり、挑戦したりすることがより簡単にできるようになります。

結果的に、それが発想力や先見性を導き、成功を収める可能性が大きくなります。

成功者は、リスクを取ることができた人であることはよく知られていますが、器の大きな人も大変多いのも事実です。

 

まとめ

器の大きさは、あくまで客観的な視点で見られるものです。

人が他人を見たとき、どんな時に、器が大きいと感じるか、それを考えると、

不安、恐怖、怒りに代表されるマイナスの感情をどれだけ許容できるかという見方ができます。

困難な局面、つまりマイナスの感情に支配されやすい状況下でどんな言動をするかでわかることが多いでしょう。

大きな器を持っている人は、正しい目的意識と覚悟を持っているため、マイナスの感情を受け入れても、支配されることはありません。

そのような人は、特にリーダーとして大いに飛躍することが期待できるとともに、幸福感のある自分の人生を手にする可能性も高いと言えます。

生まれ持った性格に関係なく、器の大きさを身につけることは可能です。

日々、正しい目的意識を持ち、覚悟を強くしていくことで、困難な局面でもマイナスの感情に支配されない自分を作ることができるのではないかと思います。

 

以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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