こんにちは!Jimmyです。
仕事をしたくない、辞めたいと思いながら、長い間我慢しながら続けている人に向けて、
今すぐ辞めるべき理由を解説します。
「そもそも辞めるべきだけど、辞められないから困っている」という人のために、
後半では人生を変えるためのヒントとなる様々な考え方や勇気づけの方法も紹介します。
私自身が経験して、身にしみて感じたこと、そして考え抜いてきたことをもとに書いています。
一人でも多くの人が、幸福感をもった自分の人生を生きるための参考になれば幸いです。
こんな仕事したくない、辞めたいと思いながら動けなかった私
12年のサラリーマン生活で感じたこと
私は、新卒で大手銀行に就職し、12年弱銀行員を経験しました。
入社して5、6年が経った頃には確信していました。
自分はこの仕事を続けるべきではないということを。
理由はたくさんありますが、端的にまとめると結局以下の2点に行き着きます。
✅自分の核となる価値観と全く相容れない組織であった。
✅この会社にいて、こうなりたいと思える人がいなかった。
このまま銀行にいても、自分が満足するような人生を送ることはできないことは、長年考え続けて出た結論だったのですが、どうにも動けませんでした。
もちろん自分自身の不甲斐なさは認めます。
状況としては、給料も悪い水準ではないこと、結婚してローンもできたこと、自分の核となる専門的なスキルがないことがネックになっていました。
そして何より、自分が信念をもってやりたいと思えることが見つからなかったことで、きっぱり辞める決断ができませんでした。
加えて、短くない労働時間に、日本企業の文化である接待、ゴルフイベント、出張者対応、お付き合いなども重なり、
目の前のことだけに追われて思考停止状態になることもしばしばでした。
何が言いたいかというと、
動けないまま、本当にあっという間に3年、5年の月日が流れたということです。
詳しくは後ほど書いていきますが、その間にやるべきであったこともできず、失いかけたものは非常に大きかったと思います。
知らず知らずのうちに、自分の人生が間違った方向に向かっていました。
”知らず知らずのうちに”、というのが怖いところで、注意すべきポイントです。
なぜ、わざわざ「失いかけた」と書いたかというと、ギリギリのところで踏み止まり、辞めることができたからです。
もし、そのまま続けていたら、自己実現どころか、自己喪失、自己崩壊していたと思います。
なんとか辞める決断ができた理由は、まさに苦しくても諦めずに考え続けてきたからなのですが、その詳細は、後半で紹介します。
退職、起業後の心境の変化
退職してからは、何の計画もなかったため、すぐに起業計画にとりかかりました。
収入もなくなるわけですから、相当な不安やプレッシャーが押し寄せてくることを予想していました。
しかし、実際のところは、全くゼロとは言いませんが、覚悟していたようなどうしようもない不安に苛まれることはありませんでした。
それどころか、今まで気づかなかった、もしくは忘れていた大切なことが、どんどん自分のもとにやってきたのです。
正直、その感覚に唖然としました。
- 当たり前のことに対する感謝
- 将来に対する希望と情熱
- 自分の考えをはっきり伝えること
- 思いやり
- 遊び心
- 視野を広く持つこと
などなど、今まで持っていなかったもの、できていなかったことを思い知らされました。
体験して思うのは、その感覚を失っている、まさに渦中にいる人は、なかなか自分で気づくことができないということです。
そこで、期せずして渦中で悩み続けた自分の経験を踏まえて、気づくためのヒントや考え方をブログの記事にできればと思ったのです。
仕事したくない状態の末路は自己喪失・自己崩壊
仕事したくない、辞めたいと長い間悩みながら、動けずに我慢している人は、気づかないうちに時間が流れてしまうことに注意が必要です。
最終的に行き着く先は、自己実現ではありません。
待っているのは自己喪失と自己崩壊です。
なぜなら、動くために、自分の人生を歩むために大切なことを、
自分でも気づかないうちに失ってしまうからです。
だからこそ、早く辞める決断をして動かなければなりません。
注目すべき事実は、このような状態になってしまう人が後を絶たないということです。
自分の軸を失くして、会社にしがみつくこと、目の前の安定を守ることにしか意識がいかなくなった人を思い浮かべれば、
周りにも少なからずいるのではないでしょうか。
本当にしたくない仕事、辞めたい仕事を我慢して続けていると失ってしまうもの、
それは、時間、気力・情熱、感動です。
具体的に以下に示します。
時間すなわち将来の可能性を失う
一番わかりやすいのは「時間」です。
やりたくないことをしている状態では絶対に主体的、創造的にはなれません。
つまり能力を発揮する機会も伸ばす機会もかなり制限されます。
仕事の話で言えば、これから将来のために、どんどんスキルや人格を高めていかなければならないのに、足踏み状態になってしまいます。
これは時間を無駄にしていることに他なりません。
学生の頃に、受験勉強を人よりも努力して、有名大学に入った人。
さらに努力し、有名企業に入った人でも、社会人になって時間を有効に使えなければどうなるでしょうか。
3年、5年も経てば、それまでのリードなどあっという間になくなり、逆に社会人になってから努力した人との差は広がり続けます。
仕事のスキルに関する時間だけではありません。
友人との時間、家族との時間も奪ってしまうことになります。
仕事を理由にすれば、家の行事があったとしても、家族は仕事が忙しいからと快く応援してくれるでしょう。
そんな想いを受けながら、家族の集まりに参加できず、やりたくもない仕事をしている自分を情けなく感じたのを思い出します。
気力・情熱を失う
やりたくない仕事、辞めたいのに辞められない仕事を続けていると、気力や情熱も湧かなくなっていきます。
次第にそうなっていくのが怖いところです。
当時は、おかしいと感じたこと、何とか変えよう、意見を言ってみようと思えたようなことでも、何とも思わなくなります。
上司から、不当なことを言われても、それに反論する気も起きなくなります。
成長のための思考が停止してしまっている状態です。
さらに、家に帰ってから、自己啓発や、家族との語らいの場を持とうとする元気もなくなります。
何かをするのも面倒に思えてきます。
気力と情熱を失ってしまえば、自信もなくなります。
前向きではなくなります、不寛容になります、余裕がなくなります。
自分の価値観に従って情熱を燃やすことができなくなり、代わりにどこからともなく虚しさや焦りが込み上げてきます。
そして、現実逃避するようになります。
結果どうなるか、
自己正当化のために、他者を攻撃、批判したり、世の中や他人のせいにしたり、長いものに巻かれたり。
正義感と倫理規範すら失ってしまいます。
そうです、誰もが入社した頃に、一番なりたくないと思っていた、
かわいそうで、かっこ悪い人、そのものになってしまうのです。
✔️気力と情熱を失うことは、成長のドライバーを失うこと。
✔️残された道は、現実逃避と自己正当化。
感動(感性)を失う
感動を失う、ピンとこない人もいるかもしれませんが、私自身、これは会社を辞めた後で痛感した紛れもない事実です。
長い間、辞めたいと思いながら続けていると、感動すら失ってしまうのです。
人間の防衛反応も関係しているのだと思います。
感情を制御して、落ち着かせようと無意識のうちに脳が働きかけ、感動を奪ってしまうのだと勝手に理解しています。
何を見ても美しい、素晴らしいと感じなくなってしまいます。
眼に映るものが、どれもくだらないことのように思えてきます。
ドラマや映画で感動して涙を流すということもできなくなります。
周りの人が、少しのことで笑ったり、喜んだりしていることについていけなくなります。
そして、当たり前のことに感謝するという大切なことができなくなります。
心底そんな気分にはなれないのです。
人とコミュニケーションを上手にして、協働していくことにも支障をきたします。
共感することが人間関係を築く上での基本ですから、同僚、部下、上司関わらず良好な人間関係を築くのが難しくなります。
幸福感など持てるはずがありません。
言わずもがな、人としては大変悲しい状態です。
私自身、会社を辞めてしばらくして、忘れていた大事な感情が蘇ってきました。
素直に、「いいね!」と思えること、当たり前のことに対する感謝が自然とできるようになり、
映画を見て感涙することも何年ぶりかに経験しました。
何より、笑顔が増えたことでプラスの感情が戻ったことを実感しています。
当たり前のようなことすらできなくなっていたことに気づいたのでした。
✔️感動は共感・共鳴の源泉。
✔️人間として当たり前の感情が劣化してしまっては人間関係も悪化させる。
仕事したくない状態を変える選択肢は2つしかない
長い間、仕事を辞めたい、こんな仕事はしたくないと悩みながら続けている人にとって、
そんな状況から脱出するためにできることは2つしかありません。
✅自分の人生を歩むことを諦めて現状に適応する。
✅環境を変える、つまり辞める。
これ以外にありません。
そうであれば、後者を選ばないわけにはいきません。
諦めて現状を受け入れることは、人生を他者に委ねること
諦めて、やりたくない仕事を続けることを受け入れるという選択です。
つまり、先ほど挙げた人生で大切なものを失うことを受け入れるということです。
自分の軸を持って堂々と生きていくことを諦め、周りの価値観に合わせるように生きていくことになります。
そこには、明確な信念も倫理規範もありません。
仕事を辞めたい、したくない、こんなことをしている場合ではない、何とかしなければ、という葛藤からは逃れることができます。
これまで書いてきたことを踏まえれば、これを選択する人はまずいないはずです。
今の環境を変える、結局これしかない!
残された選択は、環境を変えるという道だけです。
ここで、こんなことを考える人もいるかもしれません。
この世の中100%ということはありません。
確かにそんな可能性もあるかもしれませんが、そんなごくわずかな可能性に賭ける意味はありません。
苦しい思いをしながら長い時間、こんな仕事したくない、辞めたいと思ってきたということは、これまでの人生で考えてきたことの総括として自分に合っていないと判断しているわけです。
人の土台となる価値観は20代前半までに完成すると言われています。
希望的観測に任せず、自分の今持っている正直な思いを信じて動いてみるべきではないでしょうか。
気分転換や休むといった方法は問題先送り
したくない仕事、辞めたい会社のことを考えずに、趣味や音楽で気分転換することや、まとまった休みを取ることなどを対処法として挙げられることがありますが、根本的には何も解決しません。
ただの問題先送りです。
逃げずに考えるべきでしょう。
結論を出すためのヒント、決断するための勇気付けの方法、考え方について以下に記載しますので、気になるところからご覧になってください。
あなたを勇気づけ、変わるためのヒントを紹介
ここからは、したくない仕事、辞めたい仕事を我慢して続けている人が、辞める決断をするために役立つ考え方を紹介します。
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以上、幸福感のある自分の人生を生きる人が一人でも増えることを願っています!
ここまで読んでいただきありがとうございました!