- 2021年6月24日
- 2021年11月23日
居場所がないくらいの感覚で問題ない理由
よく居場所がないという声を聞きます。今の複雑な社会においては、居場所は一つにとどまることはなく、常に変化することが多いと言えます。完璧な居場所、全てを受け入れられる居場所を探すよりは、自分のやるべきこと、使命の先に自然と居場所は現れるという考え方が有効です。
よく居場所がないという声を聞きます。今の複雑な社会においては、居場所は一つにとどまることはなく、常に変化することが多いと言えます。完璧な居場所、全てを受け入れられる居場所を探すよりは、自分のやるべきこと、使命の先に自然と居場所は現れるという考え方が有効です。
資本主義への懐疑的な見方が強まるにつれ、マルクスの資本論が再度注目されるようになりました。ただ、資本論は難解です。多くの解説書がありますが、『武器としての「資本論」』は非常にわかりやすくおすすめです。主にどういう視点が得られるのかについて解説します。
歴史上の偉人は、それぞれ繋がっています。偉人の考え方が、次の偉人を生み出すようになっています。過去の学びは、時代を経て残された、より普遍的な考え方です。これを学び、考え実践する人が、新たな時代を築き、成功者となるのではないでしょうか。そうであれば、自身も歴史の関係図に加えるべきです。
「人間は考える葦である」、「クレオパトラの鼻」など、数々の名文句が記されているパスカルの『パンセ』。今回は、パンセのなかの重要なテーマの一つである「気晴らし」について考えます。人間の本質について考えさせられます。
人を育てる方法や、自分が成長するためのマインドセット、モチベーション管理、リーダーシップなど様々な方法が叫ばれています。その中でも人がもっとも成長できるキーワードは「右肩上がりの組織」です。経済成長が難しい中、いかに別の軸で右肩上がりを実現できるか、視野の転換が必要です。
他人に嘘をつく場合、必要な嘘もあるかもしれません。自覚していれば問題ないケースも多いでしょう。一方、自分に嘘をつく場合、自覚すらなくなっていく危険があります。自分につく嘘が最もよくない理由を示します。気づかぬうちに、自分を見失っている人は少なくないと思います。
昔から当たり前に言われている、恩を受けたことを忘れない、恩返しするという概念ですが、資本主義の世の中で、実践が難しくなっています。人から思わぬ恩を受けた時に、負い目を感じる、怖さを感じるということもあるほどです。今必要な恩送りという概念とともに、必要な考え方を示します。
頑固と信念の違いは何でしょうか。両者とも、強いブレない意志をもっていることに変わりはありません。そしてどちらが間違っているというものでもありません。大きな違いは、目的意識をどれだけ見据えているかです。頑固な人の場合は、目的を遂行するための手段に価値を置く傾向があるのではないでしょうか。
世界に誇る日本人といった類の調査を見ていて思い出すのが、内村鑑三の『代表的日本人』です。世界に誇るべき日本人の精神を示したものです。130年ほど建っても人間の本質的な部分は変わらないはずです。今の時代においても、今一度日本人が持つべき「徳」について振り返る必要がありそうです。
自分に満足できないということは、向上心を保つ意味でも重要です。しかし、それで幸福感を感じられないのであれば大きな問題です。幸せは将来にだけあると考えることは、危険な考え方です。今目の前にある幸せに注目するべき理由を解説します。
サラリーマンを辞め、起業したことで、趣味も遊びもやめてみましたが、意外と長く続くものです。お酒を飲まなくても、たばこを吸わなくても、趣味に没頭しなくても、毎日、前向きに事業に向き合うことができます。そのポイントは、不本意なことをしないことに尽きます。大事な感覚を紹介します。
監視社会の問題と一言で言っても、様々な監視のパターンがあります。カメラ、顔認証、データ、個人情報など、監視の対象は多くあります。それぞれについて、問題、メリット、デメリットを検討します。本当に監視されるべき人に監視の目がいき届くかという視点が大切です。
元気を出す方法としては意外ですが、他人の役に立つこと、与えることで、エネルギーは生まれるものです。セミナーで、人に熱心に教えている講師が一番幸福感を感じ、エネルギーを得ているものです。余裕がないときでも、真摯に他者の相談に乗ることで、自分自身もすっきりするものです。
日本社会にも浸透しているPDCAやOODAといった改善手法ですが、これらの手法だけでは心もとない時代となりました。情報に接した時に、一番始めに通るのが、自分の中の正しさ、信念、考え方という軸です。ここで情報をどう認識するかが決まります。ここがしっかりしていないと、PDCAの手法など意味をなしません。
職場で要注意人物とすべきは、一見では、よいことも言い、悪い人には見えないものの、上手に搾取してくる策士タイプです。気づかぬうちに搾取され、疲弊していた、追い込まれていたということになりかねません。策士タイプを見抜くには、その人の利己心の強さを観察することです。
成長するために何かを学ぶこと、挑戦すること、変化を促進しようとすることがあります。最も重要なのは、その内容よりも、事前に行うマインドセットです。これが学ぶ準備、変わる準備です。成長を効率的にもたらすために必要な準備と、根本に持つべき正しさについて解説します。
正解のない複雑な世の中だからこそ、コーチングを受ける価値が高まっています。オンラインで受講する機会も増えていくことでしょう。今コーチングが必要な理由と、同じようなサービスが多くある中で、何を基準に選ぶべきなのか、注意点と見るべき点についても解説します。
組織として動くこと、人脈を作っていくことは、目標に向かい、成し遂げる上で重要なことです。一方でそれらにより、がんじがらめの人間関係が作られていくことには注意が必要です。しがらみが増えるほど、確実に言動の幅も自由も狭まります。しがらみを増やしすぎない意識と、自分の信念を持つことが大切です。
今の世の中、上手に立ち回れる人、稼ぐ能力を持った人が、どの組織でも重宝されている似通った現実があります。そのため、それができない人にとっては厳しい環境になりかねません。そこで、内村鑑三の「後世への最大遺物」をヒントに、思想を発信するということの有効性について示していきます。
価値観の大転換を迎える必要に迫られた戦後、日本人に大きな影響を与えたのが坂口安吾の「堕落論」でした。70年以上の時を経て、今の社会も大きな価値観の転換期にあると言えます。今必要な個人がとことん考えることに通じる思想が堕落論にはあるように思います。現代社会にあてはめ考えます。
アイデンティティ喪失の危機にあると、人は暴力的になると言われます。現代は、かつてないほど、アイデンティティを認識することが難しい時代であると言えます。だからこそ物理的にも言葉としても暴力的な傾向が増してきているのでしょう。進むべき方向は、地域社会のコミュニティ強化ではないかと思います。
資本主義が進展し、成長の余地も少なくなっています。弊害が多くなっている社会に在り、仕事にやりがいを感じられない人が大変多いのが現状です。資本主義は、万人を幸せにするためのシステムではないことが明らかになりつつあります。分業化、資本家による意思決定の独占、やりがいの搾取という問題に焦点を当てて考えます。
自己投資の重要性を認識している人は多いと思います。中でも、健康(見た目)、そしてお金を稼ぐための自己投資が多いようです。今回はそれに加えて、自己確立のための自己投資の重要性を紹介します。自分の中に蓄積された知見、経験、考え方の枠組みは、変わることがない、裏切ることのない最高の資産です。
自分の成長を望まない人はいません。ただ、何をもって成長とするかと言えば、人や状況により様々です。共通して言えることは、成長は幸福感に繋がるべきであるということでしょう。しかし、実際には幸福感に繋がらない成長も少なくありません。自分が求める成長を個人として見直す必要があるように思います。
哲学を学ぶ意味ときっかけを解説します。今の世の中ほど哲学が必要な時代はないと言えます。正解のない大変化の時代に、人生の選択肢に迷う人は増えることが予想されます。その中で、判断する、思考する武器となるのが哲学です。学ぶきっかけとしておすすめの書籍とともに紹介します。
読めと言われているから、周りが読んでいるからという理由で、日本経済新聞だけを毎日ぼんやりと眺めて読んだ気になっていないでしょうか。新聞の読み方として重要なのは、思考と行動に繋げることです。読む記事の数は少なくしてでも、一つの記事に対する自分の見解を明確に出すことを意識します。
1兆ドルコーチ、ビル・キャンベル氏の教えについて、今回は人間関係構築に的を絞り、重要な考え方を抽出して考えます。本当の信頼関係とは、本当の関心とは、そして大切にするべき人の厳選という考え方を示します。いずれも心理的安全を構築する上で欠かせない要素となります。
自分の強みを見つけようとするとき、多くの人が自分の成功体験や、得意なことを思い浮かべます。しかしその多くはありきたりで強みとは言えないものばかりです。ポイントは、「思考」と「実践」を繰り返してこそ本当の強みはもたらされるということです。弱みや悩み、コンプレックスにこそ強みの源泉があります。
目的を見据えて、効率的に最短距離の努力をすることに価値が置かれているような世の中ですが、どのような努力であっても、無駄なものはなく、裏切ることはありません。正解のない時代に、無理に方向性と方法を決めつけて行動を狭めるようなことは逆にデメリットが大きいと言えるでしょう。
家族に誇れる仕事ができているか、定期的に振り返って考えるべきです。現実社会では、思うようにならないことが多いですが、今できなくても、将来は必ず誇れる仕事をするという意識が必要です。幸福感を感じることが難しくなった複雑な世の中だからこそ大事にすべき考え方です。
調子に乗るなとよく言われるように、いい気になって軽率な判断をしてしまうと、物事は良い方向には向かいません。ただ、時流を捉えて大きく飛躍するようなときは、調子に乗ることも必要です。発想力や推進力といったエネルギーは普段の通常時の比ではありません。正しく調子に乗るための指針を解説します。
落ち込んだ時には「考える」ことが必要です。これこそ自分を強化するまたとないチャンスでもあります。そのための方法を紹介します。長いスパンで捉えること、家族を考えること、昔を考えること、座右の書を読み返すこと、そして歩いて考えることが効果的です。
自分の言葉で話すことが重要であると言われますが、具体的にどうすれば自分の言葉になるのかについて解説します。自分の経験、思考、目的意識を通して、受け取った情報やストーリーを捉え直すことができれば、言葉に力が宿るようになります。陥ってはならない事例も示します。
長い間同じ環境にいると視野は狭くなるもので、大企業を辞めて改めて気づくこともありました。捉え方は人それぞれですが、実際に離れてみてわかったこと、辞める前の人にとって参考になりそうなことを中心に紹介します。薄々気づいていることもあるかもしれませんが、より現実的に感じられるはずです。
受取フォームは項末にあります 信念の書を受け取る↓ 変化の歪みで苦しむ人が大量発生 激動の時代、正解のない時代と言われる今日、 ずばりこのような悩みを抱えていないでしょうか? 仕事に行くことがただただ辛い 将来に希望を持てない やりたいことが何なのかわからない 情熱を持って自分の意見を述べることができない 今のままで本当によいのか迷いながら生きている 何のために生きているのかわからな […]
景気も上向かない昨今、社会人になったばかりの人にとって、仕事を覚えて、組織のやり方に慣れて、一日も早く活躍することが望まれます。そんな中で先輩上司を手本にすることが多いのですが、間違った手本も大変多いのが現状です。入社3年目までに気づくべき大事な視点を紹介します。
忙しく、人間関係も複雑な社会です。ちょっとしたイライラや不安で考え込むことも少なくありません。そんなときに、いち早くマイナス感情から抜け出すために、すぐに取り出したい武器として、深呼吸、笑顔、パワーワードがあります。これらを習慣にするべき理由を解説します。
正しいことを貫くことは、資本主義社会では簡単ではありません。お金がないと生活もできない前提の上に、自己責任論の風潮も強まっています。会社に入っても、個人の正しさよりも会社の方針が強くあります。ただ、そんな中でも、今こそ自分の正しさを貫くことが必要な時期になりました。それについて解説します。
他者との違いを武器に、一目置かれる存在となれば評価を集めるでしょう。ただ、多くは尊敬や評価も集める一方、毒や恐怖などのイメージももたらします。まさに、一目置かれる人は、変なやつ、厄介な人とも紙一重です。変なやつになることを恐れていては一目置かれる人にはなれません。
努力が正当に評価されていない、自分だけが努力しているのに報われないと言って、やる気を無くしていませんか?考え方を変えるべきです。世の中を動かす物事のほとんどは、気づかれない、見えない努力によって支えられています。一流の成功者も見えない努力を是とします。
その分野で一流になるための時間は1万時間。必死でやれば3年です。やりたくないことを続けていると、驚くほど得られるものはありません。やりたくないことをやめることで得られる時間、精神エネルギー、そして正しい考え方と習慣。これらを総動員して自分の本当にやるべきことに振り向けるべきです。
問いを立てる力は、正解のない時代、変化の激しい時代には不可欠な要素です。従来型の考え方では、変化の波に飲まれて自分を見失う危険があります。幸福感の源泉である、自分の確固たる信念を持つにも、ビジネスをするにも、発想力を豊かにするにも、問を立てる力がスタート地点になります。
バチが当たるという概念を信じている人ほど、楽しむという行為にブレーキをかけることが少なくありません。本来楽しむこととバチが当たるような悪いこととは全く関係がないばかりか、楽しむことは周りに対しても完全にプラスです。過渡期の時代こそ、前向きに、楽しむ意識が望まれます。
守破離という言葉は、物事の成長段階を見事に表していて、さらに、自己実現、満足感のためのステップとも重なります。守破離のサイクルを回すことは幸福感にとっても重要です。そんな守破離を実行する上での問題点や時間の観念を、具体例を示しながら開設していきます。
どうせ自分なんて・・という言葉を発していないでしょうか。口癖のようになっていれば、その後にすかさず、一つの問を持ってきます。どうせダメなら、好きにやってみればよいではないか!ということです。考えてみると、実は「どうせ・・」と言うほど卑下するような状況ではないことに気づくことも多いものです。
ずっと楽しみにしていたはずの長期休暇や盆暮れ正月などの大型連休。リラックスして休みたい、楽しみたいはずなのに、いざその瞬間になると、先に事や別のことが気になってしまい楽しめない、そんな経験をなくすために、時間を区切って計画することの有効性を示します。
物足りない気持ちになるということは、自分の可能性にチャレンジしていないことが原因の一つにあります。恐怖や不安を煽る現代社会の風潮に加え、やりたいことがない、自分の可能性もよくわからないという人も増えている昨今、物足りない人生を脱却するポイントは、小さなチャレンジを積み重ねることです。
経営やビジネスシーンでもよく使われる不易流行という考え方。変えるものと変えないものを見極めようという話ではなく、一歩踏み込んで本当に重要な意味を考えます。そこで見えてくるのは、陰陽思想に根ざした重要な時流の見方と、判断基準です。自分の人生を生きるために役立つ考え方です。
実践的で端的でわかりやすい。そして多くの維新の志士達に影響を与えた言志四録を紹介します。儒教の系統で佐藤一斎により書かれた語録ですが、意外と知られていないかもしれません。リーダーだけでなく、人が生きていくなかで必要な考え方が詰まった優れた自己啓発本です。
日本の減点主義の弊害が指摘されています。アメリカ流の加点主義が必要だとする意見が多いですが、デメリットもしっかり認識する必要があります。両者は表裏一体であり、偏ってはダメ、バランスが大事です。組織としての減点主義、個人としての加点主義という考え方を紹介します。