- 2020年12月19日
- 2021年11月22日
納得!国際秩序はいかに作られたか?全体像を捉えるためのおすすめ本
歴史認識や、世界各地で起きている民族問題、人権問題。これらを局所的に見れば、理解が難しいばかりでなく、誤った認識を持つ危険もあります。必要な視点は、今の国際秩序がいかにして作られたかという全体像です。これを持つことで、歴史認識のみならず、未来の思考についても大いに役立ちます。
歴史認識や、世界各地で起きている民族問題、人権問題。これらを局所的に見れば、理解が難しいばかりでなく、誤った認識を持つ危険もあります。必要な視点は、今の国際秩序がいかにして作られたかという全体像です。これを持つことで、歴史認識のみならず、未来の思考についても大いに役立ちます。
人間の脳は、複数のことを同時に処理するには向いていません。最近では、仕事の効率化の観点からシングルタスクの重要性、一つのことに集中することの効果が叫ばれています。このことは仕事だけではなく、実は日常生活のあらゆることにも通用します。ここが最重要であり見落としがちなポイントです。
変化の速い複雑な世の中のためか、ルールの類が非常に多くなっています。そうなるとルールを守ることがすべてになってしまう人も出てきます。それは避けたい状況です。ルールを守るよりも大切なこと、そして人の真価はルール以外のところで何ができたかで決まるということをお伝えします。
人生、自分探しの旅ですと言ったら、今の時代笑われるかバカにさせるかもしれません。そんな夢追い人ではなく現実を見ろと言われるかもしれません。しかし、自分探しの旅をしなかった人は、示されたレールの上を歩くだけで自分の人生を生きるための武器がありません。その圧倒的脅威に気づくべきでしょう。
ダイバーシティ(多様性)を推進するメリットは多く存在しますが、知っておくべきデメリットとして、不公平感が増すこと、そして向くべき方向性を統一させるのが難しくなるという点は覚えておくべきです。その前提で、ダイバーシティを追い風にしてステップアップするための考え方を紹介します。
会社で自分を見失う人は若手社員だけではありません。役職も権威もあるような人でも簡単に自分を見失います。ただ平時は組織の権威に隠れて表面化しないだけで、ひとたび困難な状況が発生すれば頼れるものが何もなくなります。そんな悲惨な状況にならないために持つべき考え方を紹介します。
ついイライラをぶつけてしまう、身勝手に振る舞ってしまう、このような行動は、家族に対して、もしくは組織の部下後輩に対して多く起こり得ます。つまり相手を選別して振る舞っている時点で制御可能なものと言えます。イライラを抑えるために気づくべきシンプルな注意点を示します。
いつかは成功したいと考えている人に伝えたいことです。先を見通す力などは、いつまでたっても完全なものになりません。成功者から伝授された稼げるビジネス手法に飛びついたとしても、すぐに行き詰まるでしょう。過去の成功者を見ても、何の脈略もないところから成功している人は多くありません。
生きづらい世の中と言われる現代ですが、大きな原因の一つに道徳観の衰退があげられます。見せかけの道徳を道具のように使う人が増えた背景には、カントの指摘する仮言命法にもとづいて行動することが関係しています。カントの考え方にヒントを得ながら、現代を生きる私たちが取り入れるべき視点、できることを考えます。
必死に伝えているのになぜか相手に響かないということはありませんか?面接や、上司に対して、知人に辛さをわかってほしいときなど誰かにわかってほしいということは誰にでもあります。そんなとき、相手に響かない言葉を使っていないか、注意すべきポイントを3つ解説します。
本場の資本主義が日本を席巻すると言われて久しいですが、思ったよりも欧米流の冷徹な合理主義が浸透していない日本です。おそらくこれからもこの点は変わらないだろうと思われます。日本の中に根付いている関係性重視の社会には、合理主義にはない重大な価値も含まれています。
自分は周りと感覚が違う、異質の人間ではないかと気になったり、HSPの特徴にぴったり当てはまると感じて救われた気分になっていたりしませんか?周りと同じことを求めて安心するより、違いこそ強みの源泉であることを認識することが、これからの時代に必要な考え方です。
自己肯定感を上げるためには、自分の誇れるちょっとした出来事をストーリーとして物語として語れるようになることです。これがはじめの一歩。有名人はこれでかなり自己肯定感を高めているのではと思います。具体的なストーリーの作り方、サンプルを含めて紹介します。
もっと知られているべき、なのにおそらく30代である私以前の世代にはあまり知られていない土光敏夫さん。知っておくべきリーダーであり、近代の経営者、財界人の中で最も尊敬される人物の一人です。今の時代にも活かすことができる土光敏夫さんの言葉やエピソードも交えて紹介します。
貧すれば鈍する、衣食足りて礼節を知るという言葉があります。実際私も経験してそのとおりであると思いますが、一方で、貧せずして鈍する人がいるのも事実です。挑戦しないまま思考停止状態になっていたり、表面的な礼節、人格しかないというケースです。こちらの危険性についてももっと考えるべきでしょう。
情報弱者、情弱という言葉でバカにされることが多くなっている通り、情報を効率的に取得して考えることは大事なことですが、損得勘定だけの判断軸で情報を選んでいるだけでは人格弱者へ一直線です。持つべき土台がない上に、情報のフローを浴びたところで正しい判断などはできません。注意喚起をします。
自分に自信がない、持てないという人が多いですが、その理由は、ほんの小さな差が大変な差のように見せる世の中であること、そして社会的地位や所得水準を基準に考えてしまいがちな傾向があげられます。実態の差はそこまで大きなものではなく、成功の可否を分けるのはいつの時代も信念や熱意であることを今一度示します。
分断社会とよく言われますが、分断とは、憎悪感情を引き起こすことで、本来協力すべき関係の近い相手と敵対関係を築くように仕向けられることです。分断はするものではなくさせられるものです。多くの場合、根本的な問題、協力して立ち向かうべき別の大きな相手、問題が存在するはずです。
仏教の考え方に従えば、人は輪廻転生により生まれ変わるはず。なのに法要やお盆やらで長い間先祖を供養するのはどういうことでしょうか。様々な宗教観や慣習が組み合わさり、論理的には矛盾を抱えることもありますが、人間の精神的な効果にそって考えてみるとどれも必要であることがわかります。
爽やかな人は人から長く応援され最終的に成功や幸福な人生を手に入れる可能性が高まります。爽やかな人格は、損得勘定や義務感、スキルとはかけ離れた人格であり、それとは別に考える必要があります。爽やかな人、すなわち誠実で前向きで裏表のない人が絶滅危惧種であるからこそ目指すべき人格と言えるでしょう。
自分を受け入れることが大事と言われますが、結局何をどうすればよいのか、順番に解説します。根拠もないまま、自分は特別な存在であると思ったままでは何もできずに終わります。まずはダメな自分を認識して、今のスペックと考え方を知ること。その先にやるべきことが待っています。
自己暗示の効果はたびたび耳にすると思いますが、今回は私が経験した決定的な自己暗示効果を紹介します。その上で、誰でも簡単に実践できる、効果的な自己暗示のやり方、タイミング、暗示すべき内容について解説します。まずは効果を信じることが大切です。
言いたいことが言えない、思ったことを言えない背景には、自分のできないことは言うべきではないという空気があります。原則は、言いたいことは堂々と言えばいい!主張すればよいのです。最低限おさえる注意点と、堂々と言うべき理由と必要性を解説します。
自分らしさとは何かを考えなくなる人が、続出しています。学生時代までは自分らしさを追求しても、社会に出た途端に組織人の顔になる人。それは賢い選択のようで壊滅的に間違っています。社会に出たときが、ようやく自分らしさを表現できるスタート地点であり勝負の始まりです。
権威主義が蔓延しています。関わる人や情報の量が多いので判断軸として致し方ないのですが、今は権威主義のインフレ状態にあると言えます。誰もが権利を求めているため、実績、肩書き、受賞歴が実態以上に誇張されている現状があります。行き過ぎた権威主義の弊害を示します。
どんな人間になりたいか?これを考えると、安易に「デキる社員風」のイメージを描きやすい傾向にありますが、それは回避しましょう。中身がありません。結局、デキるビジネスパーソンとして注目を集めている人は、そんな姿を目指してきたわけでもなく自分の正義に基づいて行動した結果の負けないスキルであり信念なのです。
感情をコントロールする方法は、古今東西至るところで議論され提唱されてきました。私自身、失敗しながら実践を繰り返す中で、真に有効で役に立ったと思える考え方を中心に、状況に応じた感情のコントロール方法を紹介します。特に対象とするべきは、「怒り」と「不安」これに尽きます。
企業の不正、不祥事があれば、基本的には倒産に直結するような一大事のはずです。しかし、大規模な集団不正が何度も行われ、罰金を払って、なお隆々としている巨大金融機関の存在があります。大きすぎて潰せない問題以上に、私たち個人として、巨大企業の不正に対する目線を強化するべきだと思います。
渋沢栄一の著書が、脚光を浴びるようになっていますが、論語と算盤については、今の日本人に強烈なメッセージを送っている本であると言えるでしょう。道徳的な素地、人格の修養ができていない日本人が、このまま衰退に向かわないために必要な考え方、警告を本書から抜粋し、まとめて示します。
生き方がわからない時代には、強い指針が必要です。幸福感のある充実した人生を送るために持つべき指針は、道徳と経済を両立させることです。ただ、資本主義社会に道徳をどのようにとらえたらよいのか、少し整理が必要です。私たちを取り巻く4つの秩序をもとに、指針となる考え方を示します。
情報操作が人の判断や、アイデンティティまで変えてしまう事例が出てきています。フェイクニュースや偏ったメディア情報にとどまらず、AIを駆使したマインドハッキングも進化しています。そんな時代に個人としてやるべきことを示します。最終的には信念を強く持って生きること以外に対策はありません。
強烈な自己を持って自分の人生を貫いている人に、つまらない人間はいません。過去現在、自分の人生を生きて名を残してきた人は例外なく強烈な自己を持っています。だからこそ多くの人が惹かれる、尊敬する存在なのです。つまらない人間の特徴とともに、やるべきことを示します。
今の日本は、不寛容が蔓延するような息苦しさがあります。それは人との距離に大きな原因があります。距離を感じる社会を打開するためには、地域に根ざしたよりコンパクトな企業の取り組みが不可欠です。データ時代、巨大企業が幅をきかせる今の時代だからこそ必要な考え方の一つになるのではと思います。
新たな挑戦をする、環境を変えようと考えるとき、マイナス思考から入って、他者からの否定的な反応を想像したりしていないでしょうか。目を向けるべき人間関係はそこにはありません。マイナス思考を脱却するには、自分を応援してくれる人、挑戦することでもたらされる新たな出会いに思いをはせるべきです。
中庸という言葉があります。偏りがないこと、中正などと言いますが、簡単に実践できるようなものではありません。中庸とは、基本に陰陽の考え方があり、時と状況に適した振る舞いや考えができることこそが本質であると思います。どっちつかずの立場をとることをよしとしているのではありません。
アウトプットすることに大変意味があります。多くは、思考力、表現力、理解力向上などの効果が謳われますが、実はもっとシンプルに、勘違いや間違いにすぐに気づくことができるという効果があります。人間誰でも勘違いをします。アウトプットを習慣にすることで、恥ずかしい間違いも減っていくことが期待できます。
アメリカでの事件をきっかけに人種差別問題が再度注目されています。日本人の感覚として、今後外国人を含めた多様な人と関わっていく上で、考えさせられるものがあります。日本人には人種差別意識は薄いかもしれませんが、無知による恐怖が大きく、結果的に差別に繋がる可能性があります。
相手を思いやるということは、今の時代簡単ではありません。複雑化した組織では人間関係が希薄化し、利用できるかどうか道具のように考える傾向があります。反対に、家族などになると、エンパシーによる感情移入が激しく、客観性のある判断ができなくなる危険があります。ちょうど良い共感力を身につけることが必要です。
自分は自由であることを疑わないまま、自由と自己を放棄し、大きな権威に隷属している人、機械のように画一的な人格を余儀なくされてしまう人が後を絶ちません。そんな人生で幸せになるはずはありません。自分と向き合うことなしに幸福はない大変な時代を生き抜く考え方を示します。
四書五経とは何か、それぞれに記されていることをまとめます。また、明治まで多くの人にとって必修科目であった四書五経が現在では古いものとして学ばれなくなっています。その結果、現代社会には大きな弊害が生じています。今四書五経を学ぶ意義についても解説します。
一人の時間は少ない方がよいという意見も多いようですが、今回は敢えて最優先に時間をとって一人の時間を作ること、そしてそこで繰り返し考えるべきことを解説します。確かに人と会って学ぶことは大事、ギブをしまくることも大事、でもそれができる前提には自分と向き合い続けるという絶対条件があります。
今を楽しむということができない人が多い現代、苦しそうに生きている人が目立ちます。目標に向かう過程にある状態でも、今を楽しむことは可能です。苦労と苦痛は違います。誤った認識を捨てて、自発的な今を楽しむことに集中できる考え方について解説します。
孔子の論語から、和して同ぜずという言葉をとりあげます。複雑化した今の世の中に必須な考え方です。むやみに同調する人が多いのは、自分でも気づかずに同調している人が多いという原因があります。本当に自分の心底からの意見なのか、そして意見を持たないことの言い訳に頼っていないかチェックしてみてください。
経済成長も低迷し、厳しい時代にあって、企業倫理を取り巻く問題が深刻になっています。コンプライアンスは叫ばれるものの、土台となる個人の道徳観念が欠如しているように思います。法律とルールさえ守っていればあとは利益追求するのみとなっている日本企業の危険性を考察します。
大企業病の非効率性はよく指摘されることですが、本当の弊害は、人間として当たり前の道徳心や正義感が失われることです。一番大事なことがごっそり抜け落ちる危険性があります。巨大な組織で細分化された業務をしていると、権威に無意識に従い、良心の働きが鈍り、責任転嫁や思考停止に走る事例をあげて解説します。
パラダイムシフトは世代交代でしか達成されません。50年、100年単位で変わっていく考え方こそがパラダイムシフトです。そんなスパンでの変化を考えると見えてくる、現在進行形の変化について解説します。ポイントは他人の価値観にしがみつく忖度文化から自分発進の文化への転換です。
日本人に根付いている忖度文化。機能していたからこそ文化レベルになってしまったのですが、もはや世界からバカにされる悪習です。官僚組織や大企業組織で外国人からどう思われていてどんな弊害が出ているのか、忖度文化を脱却するために一度考える必要があるのではないでしょうか。
会社で人格否定発言をするような上司・先輩が少なくないようです。ほとんどの場合動じる必要もないのですが、仕事のミスと関連づけて言われるため、間に受けてしまう人が多いと言えます。そこで知っておくべき考え方と、身につけるべき自分の中の正しさについて解説します。
自分の勤めている会社には嫌な奴ばかりだと感じている人は少なくありません。マックスヴェーバーの支配に関する三類型(人が服従する動機)を参考に、人が支配に従う理由、そして、なぜ会社にいる人は嫌な奴ばかりなのかを解説します。ポイントは、規則やルールといった合法性に頼り過ぎた支配体制です。
最近、上から目線という言葉をよく聞くようになりました。本来の意味から逸脱して、幅広く使われるようになった結果、萎縮する人が増えています。会社の電話すら緊張するのはなぜでしょうか。話すことすらうまくできないのは異常です。上から目線であることを気にしすぎると弊害が大きくなります。